今日は『イメージの質が人生の質』というテーマです。
物事は心に基づき作り出される
皆さんは自分が思っていることが現実化するとか、引き寄せの法則とか聞いたことがありますか?
有史以来、成功している経営者の間でも宗教家でも哲学者でも、繰り返し繰り返し同じことが言われているのです。
人間が言葉を話したり文章を書くような文明が始まったのは、約3000年前と言われています。
そのような中、2500年前インドの王子様が街を歩いていて、
- 生きることに苦しんでいる人
- お金のことで将来不安だと悩んでいる人
- 親の病気で苦しんでいる人
- 体が痛くて苦しんでいる人
- 死を恐れている人
生老病死で苦しんでいる人たちが多くいることに気づいて、その人たちの役に立てないかと思いました。
ゴータマ・シッダールタ、お釈迦様です。
彼は皆さんの苦しみを軽くしたいと思い、一生懸命難行苦行をしました。
ですが、彼は難行苦行した結果、死にそうになってしまったのです。
その時に、優しい女の子のスジャータの乳粥で助けられて命を取りとめました。
そして、1人で沙羅双樹の木の下で瞑想をして、心の中に入っていきました。
静かに自分と対話して、『すべての物事は心に基づき作り出される』と気づくわけです。
難行苦行では悟れませんでした。
2500年前は、牛が荷馬車を引いていました。
人間でいうと牛が心の中の思いであり、荷馬車が現実になっていくということです。
それだけではありません。
彼は仏教の開祖になって多くの人たちを苦しみから救っていきます。
それはインドから中国にいって日本にも伝わってくるわけです。
私は2019年にインドへ行き、ニューデリーとかオールドデリートを回ってきました。
驚いたのは、インドの人たちに誰を尊敬しているか聞くと、ガンジーと答えるのです。
世界最大の民主主義国家を作ったと言われるガンジーのことを、ほとんどの人が尊敬しています。
宗教の話になると仏教の話は出てきません。
インドの人たちはヒンズー教とかイスラム教の方が多いですし、ヒンズーがほとんどです。
なぜ世界的にも日本でもこれだけ広まった仏教が、インドでは広まっていないのだろうと思うのです。
仏教の寺院へ行くと、大仏はすべて首がはねられています。
日本人の私としては、あってはいけないことです。
誰がこのようなことをするのか聞くと、戦争であとから入ってきたイスラム教徒か、イスラム帝国を作った人だそうです。
そうやって人が信じているものをつぶしていくわけです。
イスラムが悪いと言っているわけではありませんが、人間という生き物を知っておいた方がいいのです。
私は宗教をやっているわけではありませんし、私が正しいわけではないので、信じなくていいです。
自分の心と対話する
仏教にはいろいろな教えがあって、私は学んでいるわけではないからよくわかりません。
しかし、『物事は心に基づき作り出される』というときに、一番大切なのは、自分の考える時間はあるかということです。
私は自分の心と対話する時間を必ず持ちます。
朝は5時半ぐらいに起きてしまいます。
心の中の声を聞く癖をつけているのです。
そして、私はなぜこの仕事をやっているのだろうとか、何が一番人生で幸せなのかと考えます。
そうすると、静かなので自分の心の声が聞こえてくるのです。
私は50代でリストラされたサラリーマンでした。
50代になって周りを見回したら、それまで一緒に働いていた会社員や経営者の方が、
- まだお金のことに不安を持っていたり
- いつも家族とか大切な人との人間関係に悩んでいたり
- いつも体が痛いと悩んでいるとか
そのような人が多いなと気づいていたのです。
皆さん、家族のため、会社のため、お客さんのために一生懸命働いているのです。
しかし、まだ不安を抱えている。
これは2500年前のお釈迦様の時代と変わらないのだなと。
どうしたら人間が、より豊かな富と幸せと健康と強運を持って生きられるのかなぁ?と思ったときに、私は、やはり「原則に生きるのが一番早い」と思いました。
一番大切なのは、自分が自分の人生でどのように生きたいのかを決めることです。
それを私は自分と対話して、紙に書いています。
来年のこの時期にはこうなるって決めているのです。
ゴールを明確にして言葉にする
自分の中でゴールを明確にしています。
健康エネルギーであれば、私は毎朝起きたときに言う言葉があります。
「豊かだな。幸せだな。健康だな。運がいいな。」
「やってやれないことはない。やらずにできるわけがない」
どこにいても言います。
今月は前半ずっと伊勢志摩を回り、伊勢神宮にお礼を言ってきました。
私は会社を二つ経営していますが、そこの目標をずっと右肩上がりで達成しているからです。
そして、2023年の12月までに、体重を71キロ以下にすると書きました。
私は2年前は14キロ太っていて、85キロあったのです。
2Lのペットボトルが7本ついていたのと同じです。
なぜかというとZoomで家で仕事をしていて、食べるのが好きでラーメンとかパスタとかを食べて、運動をしなかったからです。
するとセミナー中に話すのが苦しくなったのです。
そのときに私は気づきました。
このまま仕事をやって人様の役に立つのも、お金を稼ぐのもいいのですが、このままなら命が危ないのではないかと思ったのです。
ですから、そのあと健康ファーストと紙に書きました。
それぐらい仕事に集中していたのです。
私は自分がどうなりたいかというイメージをするのは、得意な人間ではありませんでした。
目を閉じても経験したことがないことはイメージが浮かばないのです。
だから言葉で書く癖をつけたのです。
豊かだな幸せな健康だなとか、体重71キロ体脂肪22%以下とか。
血圧は上が107以下、下が71以下と紙に書きました。
先日歯医者で血圧を測ったら、緊張していたようで150だったのです。
普通150って危険なので、すぐに血圧計を買いました。
すべて私はこのように言葉にする癖をつけたのです。
なぜかというとイメージが下手だからです。
すべては思いから始まる
お釈迦様が言っていることは、実はお釈迦様だけではなくて、あらゆる宗教や哲学でも同じことが繰り返し言われてきたのです。
2500年前お釈迦さまは、生きるのが苦しいとか、お金がなくて困っている人がいることに気づきました。
そのような人たちを笑顔にしたい!と思う人が、優しい人なのではないかと思います。
結局彼が悟ったのは瞑想です。
難行苦行のあと1人で静かに自分の心の声を聞くときに悟ったのです。
そのあと、紀元前2000年前にイエスキリストが、
「求めよさらば与えられん」
「叩けよさらば開かれん」
と言っていました。
私はキリスト教徒でもありません。
しかし、2019年はずっとイタリアを回っていました。
なぜかというとZoom集客®の学校をやっていると、イタリアにいようがインドにいようがパソコン1台で仕事ができてしまうからです。
インドを回ったあとミラノ、フィレンツェ、ローマ、ベネチアをすべて回ってきました。
次は香港とか中国をすべて回ったのです。
私は旅が好きなのです。
旅は勉強になるし、いろいろな出会いがあります。
旅をしていると、皆同じことを言っています。
インドにタージマハルがあります。
タージマハルはイスラム教徒が侵攻してインドを支配したとき、5代目の王様が奥さんのために作った墓です。
奥さんは亡くなるとき、旦那である王様に三つ約束して欲しいと言いました。
- 一つ目は自分の娘を大切に育ててほしい
- 二つ目は他の人と結婚しないでほしい
- 三つ目は私を忘れないで欲しい
それで作ったのがタージマハルなのです。
タージマハルは大理石で非常に綺麗です。
ただ、ムガール帝国の5代目は集めた税金を使い過ぎて破産するのです。
すべては思いから始まっています。
奥さんが亡くなるときの、旦那への思い。
次に私はミラノのドゥオモ教会に行きました。
私はタージマハルよりもミラノの教会の方がすごいと感じました。
同じ大理石でも銅像のすべてが1個1個掘ってあって、600年ぐらいかけて作っているのです。
インドはタージマハルを作って一国の王様が破産したのです。
しかし、ドゥオモ教会は潰れていません。
なぜこれだけの協会を作っても破産しないのだろうと思います。
誰がお金を払っているかという話です。
ドゥオモ教会は信者の寄付で作られています。
カトリックの信者は10億人います。
中国人が今13億人とか14億人で、共産党員が8000万人です。
10億円人が1人毎年1万円払ったらいくらになるのか?
→ 10兆円です。
なぜ宗教にお金をそれほど払うのか。
それは自分が幸せになりたいという気持ちと、助けられたお礼です。
私は日本人なので神社を巡ります。
先日も伊勢神宮に行ってきましたが、必ずありがとうございますとお礼をしてきます。
Zoom集客®の学校をやりながら、毎月日本全国を旅していますので、私はそのときにお礼に行くのです。
幸せを感じる成功
『イメージの質が人生の質』
とは、どういうことなのかという話ですが、原則として聞いていただくといいと思います。
2500年前お釈迦様は、
「物事は自分の心に基づき作り出される。」
牛が荷馬車を引くように人生の現実を作っていくと言いました。
次にイエスキリストは
「求めよさらば与えられん」
と言いました。
あなたは求めていますか?と。
あなたは毎月いくらの収入が欲しいですか?
人と比較しないで書いてみてください。
それよりも大切なのは、そのお金が入ったときに仕事やお金、人間関係、パートナーシップでどのようないいことがあるか?
それを書いて欲しいのです。
目的の方が大切です。
目標を達成しても、幸せを感じない成功は成功ではありません。
私は旅行が好きで、いろいろなところへ行きます。
大好きなパートナーと行くときに、私が仕事で遅れて出発に間に合わず喧嘩になったら、温泉に行って美味しいご飯を食べても楽しくありません。
なぜいつもけんかしてしまうのだろう、、
どんなに美しい大自然の中にいても、喧嘩している人がいますが、私はもったいないなと思います。
旅行に行くとき、目的を明確にして行くとします。
いつも仕事をやっているし、たまにはねぎらいながら一緒に大自然を楽しもうとか、美味しいもの食べようよとか。
そのように目的が明確なら私が仕事で遅れても、
「いつも頑張ってくれてありがとう。今日行かなくてもいいし、遅れてもゆっくり羽田空港で美味しいものを食べてから行こうか」
となります。
目的が明確な人は幸せなのです。
温泉という目標を達成しても、目的が不明確な人は幸せではありません。
私たちの人生は時間でできている
まずゴールのイメージをやはり明確にしておくことです。
私たちの人生で、お金も仕事も大切ですが、パートナーシップ、家族や人間関係なども大切です。
そして私は精神性が一番大切だと思っています。
だから、そこを明確にしてイメージをします。
引き寄せの法則と言いますが、イメージしているだけでは足りないのです。
まず書いてみてください。
私は次のようなことをすべて書きます。
10月末に一つの会社の決算が終わったので、今年はどこに旅行に行こうかとかすべて書くわけです。
来年の10月、私はどのように生きているかと書いています。
人間はいつも時間を感情で感じています。
もしあなたが、朝起きたときから夜寝るまで、
- 今月は売上が上がるのかな
- 足が痛いな
そのような気持ちで生きていて、いつもメンタル的にやられていたら、その人生は地獄です。
時間イコール感情なのです。
私たちの人生は時間でできているのです。
いつも「豊かだな、幸せだな、健康だな、運がいいな」と感じながら、朝7時から夜12時まで生きられたら、そこは天国です。
私はある時、そのような生き方をするようになりました。
私は50代までサラリーマンでリストラされました。
給料が3分の1になって、後輩が上司になって、やりたい仕事からも外されて、ストレス太りで85キロになって。
会社が悪いわけではなくて、私が自分を節制できなかったのです。
そのとき一つだけ良かったのは、今のようにゴールを決めたことです。
本当はどのような仕事がやりたいのか紙に書いたのです。
人から喜ばれて、自分の知識と経験で役に立つ仕事がしたいと思ったのです。
私は集客とセールスを30年近くやってきて、それまでも人に喜んでもらっていました。
だからそのような仕事をゼロからもう一度やろうと思ったのです。
初めに2,000円のセミナーから始めました。
今は大変豊かにならせていただいています。
ゴールを明確にしたのが一番良かったのです。
自分の心に、ゴールを刷り込む
『物事は心に基づき作り出された』
これは宗教ではありません。
ハーバード大学の教授で、20世紀最大の心理学者と言われたウィリアムジェームズはこう言っています。
「人間は自分の心構えを変えることで人生を変えられる。」
哲学者のデカルトは、
「われ思うゆえにわれあり。」
と言いました。
皆言っていることは同じなのです。
曹洞宗の開祖である道元禅師が、私は大好きです。
正法眼蔵随聞記のモデルとなった人です。
彼が言っていることで、私はまさにそうだなと思っていることがひとつあります。
「人間は切に思うことは必ずとぐるなり、切に思う心深ければ方便も 出で来るようあるべし。」
人間は切に思うことがあれば、それは必ずやり遂げることができると言っているのです。
永平寺の曹洞宗という禅です。
私は宗教をやっていませんが、私が朝やる行動とほとんど変わらないと思います。
私は成功者ではありません。
私はただの成長者で、毎日成長しているだけなのです。
しかし毎日とても楽しいのです。
それは宗教ではありません。
『切に思うことは必ずとぐるなり』
毎朝自分の心に、このようなゴールを刷り込むということです。
意識ではなく、刷り込むのです。
そうすると、必ずそれをやり遂げることができるようになる。
私は上場企業のオーナーたちと仕事をしてきました。
一代で創業して何千億円の企業を作った人たちです。
そのような人たちは、グループごとに仲がいいのです。
思いを現実化する
あなたがどのように今悩んでいようが関係ありません。
学歴があろうがなかろうが、お金があろうがなかろうが関係ないのです。
あなたが人生で
「もっと豊かに、もっと幸せに、もっと健康に、もっと強運に。」
「毎日豊かだな、幸せだな、健康だな、運がいいな。」
「やってやれないことはない。やらずにできるわけがない。」
という気持ちで生きたければ、きちんとやっていたら叶います。
私はそれを知っているのです。
だからうちの会社名は『日本現地化戦略研究所』という、思いを現実化する会社なのです。
そこが得意だからやっているのです。
今度はあなたの番です。
仕事でもお金でも人間関係でも健康面でも、あなたが人生でこうなりたいということを一つ書いてみてください。
皆さんがどうなりたいかというのを紙に書くといいのです。
なぜかというと、言葉はイメージなのです。
たとえば
これから私が言うことをイメージしないでください。
ピンクの象がサングラスをかけて耳をバタバタしているところ。
イメージしないでくださいと言われると、なんとなくイメージしてしまいます。
大体イメージしてしまうのです。
冬、雪がしんしんと降ってきて真っ白になります。
そこで真っ赤な顔したお猿さんが温泉に浸かっているところをイメージしないでください。
イメージするでしょう。
私たちの人間の脳というのは、無意識に繰り返しイメージしていると行動します。
意志の力よりイメージは強いのです。
皆意思の力で自分を思い通りにセルフコントロールしようとしているのです。
意思の力では駄目です、難しいです。
イメージなのです。
毎朝私が言葉を言うのは、言葉がイメージだからです。
人間はイメージしたあとに行動するのです。
今日あなたはお昼ご飯に何を食べますか?
街に出て、このお店のランチがおいしそうだなと思ったらそこに入るではありませんか。
お店をイメージしてから入るわけです。
イメージしていないよというけれども、言葉はイメージなのです。
焼肉の香りがしてきたら、焼肉屋の看板を見てイメージして入ります。
だからこのイメージを、どれだけ自分に刷り込めるかということが非常に重要なのです。
自分がどうなりたいかというのを刷り込む
私が話しているのはすべて原則なのです。
人間の体って繰り返し繰り返し言われると、嘘でも本当になってしまう。
メディアで繰り返し繰り返し言われると、それが本当になってしまうのです。
今日本は日本とかアメリカのニュースが多いです。
皆さんはどう思うかわからないけれど、ロシアの戦争は別に悪くないと言っている国もあるのです。
その国の中で悪くないという情報を繰り返し言われると、そうなのだと思ってしまうのです。
洗脳と言う人もいます。
NATO側とかアメリカ側にも、ロシア側にもつかないという人もいるのです。
それが今3分の1、3分の1、3分の1と言われています。
日本人から見たら信じられません。
私たちは戦争を起こした方が悪いのではないのかと思うのです。
しかしどこの情報を取るか、すべてを見ているか、それによって変わってくるのです。
だからその繰り返し繰り返しを、まずあなたから始めることなのです。
私たちにできるのはまず自分を変えることです。
自分がどうなりたいかというのを潜在意識に刷り込んでいくのです。
書籍『思考は現実化する』
前の会社で、世界で7000万部売れた本があります。
夢を叶えるといった本では世界の大元になった本です。
アンドリューカーネギーという実業家が成功した理由をまとめさせた本で、『Think and Grow Rich』と言います。
彼が自動車屋の卵や政治家の卵、石油屋の卵、発明家の卵などが、どのような考え方をしてどのような行動して成功したのか、どのようなときに失敗したのかを20年間かけてまとめさせたら17個の原則がありました。
1個目が目的の明確化です。
それで20年後成功した人、
- 石油王になったジョンDロックフェラー
- ウィルバーライト(ライト兄弟のお兄さん)
- ウッドウィルソン大統領
- ハワードタフト
- ヘンリーフォード
など、大金持ちになった人たちがやっていた17個の原則をまとめたのが、『思考は現実化する』というナポレオンヒルという人の本です。
この『思考は現実化する』というタイトルをつけた人は、私の前の会社のオーナーで、私の師匠です。
『Think and Grow Rich』を直訳すると、日本語では「頭を使って豊かになれ」です。
それをなぜ『思考は現実化する』と訳したのか。
これは非常に重要です。
彼は一代で事業を築き、日本全国の長者番付の10位に入ったお金持ちです。
田園調布のスペイン風の大豪邸に住んでいます。
私はその会社の営業部長などの役員をやり、営業の責任者だったのです。
そこの会社ごと私も売られましたが、会長に感謝しかありません。
なぜかというと、彼は私に営業を学べる機会を提供してくれたからです。
だから今私はこのように豊かにさせてもらっているのです。
世界的に有名なアンソニーロビンズというコーチがいます。
彼は修行時代はジムローンという不動産王の下で修行していました。
彼はジムローンから、
「『Think and Grow Rich』を読んだかね?」
と聞かれました。
アンソニーロビンスは、
「もちろん読みました」
「1回です」
と言いました。
ジムローンは
「僕は10回以上読んで億万長者になった。」
「君は1回しか読んでいないから貧乏なのだ」
と言ったそうです。
この本は1回読んでもおそらくわかりません。
アンドリューカーネギーは世界一の大富豪ですが、スコットランド移民の子で子どもの頃から貧しかったのです。
学歴も自信も人脈もなくて、アメリカのピッツバーグに移住しました。
彼のお父さんは織物工場の職人の親方だったのですが、技術革新で仕事がなくなりました。
今と同じです。
Zoomなどが入ってきて、リアルで集客だけしている人が厳しくなり、オンラインで集客している人にすべてお客さんを持っていかれるわけです。
いつの時代も、技術革新を敵にすると勉強していない人たちは皆やられてしまいます。
これは時代が証明しているのです。
アンドリューカーネギーは貧しいとき、いつもやってきたことを『願望実現6カ条』といって、この本に書いています。
それをエジソンや、ヘンリーフォード、ロックフェラー、ハワードタフトなどが無名時代に教えていたということも書いてあるのです。
ウッドロウ・ウィルソン大統領は、このアンドリューカーネギーの教えが一番苦しいときに役に立った。
フィリピンの初代大統領ケソン・イ・モリーナもアンドリューカーネギーの教えを学んでいた。
マハトマ・ガンジーもこれを読んでインドに広げたのです。
この本に書いてあります。
世界で7000万部売れています。
私はあなたにこの本を読んでほしいとか、ナポレオンヒルを売りたいなんて思っている訳ではありません。
原則を知っておいてほしいのです。
願望実現6カ条
イメージしたら結果が出るというのに、なぜスピリチュアルのいい人たちが貧乏になっているのか。
簡単です。
私はスピリチュアルが大好きです。
しかしゴールだけ刷り込んだとしても、代償とかプロセスが明確ではないのです。
アンドリューカーネギーの本にはこう書いてあります。
願望実現6カ条1個目、まずあなたの最終ゴールを明確にする。
2つ目、代償を明確にする。
代償、ここが皆わかっていないのです。
代償のない利益はありません。
何か欲しい欲しいと言って1500万円入ってきたけれど、親が亡くなった遺産だった。
それは親を失っていませんか?
そのような代償ではなくて、人に喜ばれるという代償であれば、ありがとうと喜ばれてお金が入ってきます。
仕事であれば相手が求めていることを理解して、それを相手が正当に手に入れられる人になる役に立てばありがとうと言われます。
信頼されます。
その上でお金をもらった方がよくないですか?
自分の大切なものを失ってそれがお金に変わるよりも、相手に喜んでもらいながらお金が入った方が嬉しいでしょう。
私はこの本を読んだとき、そう考えたのです。
私は学歴もなかったし、お金も自信も人脈もありませんでした。
皆に四重苦と馬鹿にされていましたから。
私はこの本を10回ぐらい読みました。
願望実現6カ条の3番目、最終期限を決める。
4番目、ゴールとプロセスを明確にして紙に書く。
5番目、逆算式ゴール設定をしたら、準備ができていなくても、細かいところからすぐに始める。
一番大切なのは6番目。
朝晩、自分のゴールとプロセスをできるだけ大きな声で読み上げます。
なぜかというと、大きな声で読み上げないと信念へと変わらないからです。
ここでいう信念とは、ある思考が行動を支配した状態です。
自分を洗脳するというよりも、深層自己説得でアファメーションです。
ほとんどの人が結果が出たのかどうかわからない。
それをアンソニーロビンズは10回読んでインカテーションへ高めたのです。
インカンテーションについて、
「感情が変わらないアファメーションは意味がない」
と、この本に書いてあります。
「自分ができる」
という感情に変わらないようなアファメーションは、まったく意味がないのです。
アンソニーロリンズは次のように言っています。
「I AM THE VOICE
今私は私の声である。
従うのではなくリードするのだ。
疑うのではなく信じるのだ。
破壊させるのではなく築き上げるのだ。
私は善の力である。
卓越したリーダーだ。
不可能を可能にする。
新しい基準を掲げる。
今すぐ立ち上がる。
ステップアップしている、ステップアップしている、ステップアップしている。
やり遂げているのだ。」
これは私が勝手に訳したものです。
そのようなことをずっと言わせたり、彼と一緒に公園を歩いたりするのです。
自分で自分を洗脳するやり方です。
ただこのやり方を日本人がやると、普通の人は燃え尽きてしまいます。
だから私は瞑想みたいに、
「豊かだな、幸せだな、健康だな、運がいいな」
と、違う感じで感情を入れていっているのです。
すべてのものには知恵の系譜という源流があります。
流れがあるのです。
その業界で世界一になる人とか、実業家のアンドリューカーネギーのように世界一の大金持ちになった人や、お釈迦様、皆言っていることが共通しています。
そのような人たちが言うことには原則がある、ということを覚えておいてほしいのです。
いつの時代も同じです。
私がペンを手から離すと落ちます。
これは重力という原則です。
誰がやっても落ちる。
習近平がやっても落ちるし、トランプがやっても落ちるし、バイデンがやっても落ちるし、アンドリューカーネギーがやっても落ちるのです。
その原則を本当に学びたいのであれば、原則を理解するために自分で実践する必要がある、ということだけ覚えておいてください。
まとめ
今日はイメージしたものが現実化するというお話をしました。
『イメージの質が人生の質』とはどのようなことか。
自分で自分のイメージを作らないと、人にイメージを刷り込まれてしまいます。
だから私は朝起きたときにまずどのような気持ちで生きたいか、
「豊かだな、幸せだな、健康だな、運がいいな。」
と感じてから1日を始めています。
そしてゴールとプロセスを自分に刷り込んでいます。
最後に私の知り合いの経営者の話をします。
彼はお金がなくて会社を立ち上げたとき貧乏で、事務所も借りられませんでした。
彼は間借りした事務所で、模造紙に
『800億円マザーズ上場』
と書いて毎朝読み上げていました。
すると、事務所を貸している会社の社長とか事務員が、「お前頭おかしい」と言われたそうです。
でも彼は、10年やそこらで3000億円ぐらいの企業になってそれを売却して、大金持ちになったのです。
信じなくていいです。
しかし、あなたが本当に豊かで幸せで健康で強運に生きたいのなら、ノウハウを学んで話している人ではなくて、うまくいっている人から素直に現場で一緒に経験してみたらどうかと私は思います。
私はそのようなやり方でやってきたおかげで、今こうやって豊かにさせていただいています。
私はただ運がいいだけです。
私が良かっただけではなくて、先輩が良かったのです。
ということで『イメージの質が人生の質』というお話をしました。
脳力開発のステップは全てで8ステップあります。
興味がある方は、是非全てのステップを見てみて下さいね。
→脳力開発8ステップ③意思逆転の法則 潜在意識3つの落とし穴
→脳力開発8ステップ⑤潜在意識で引き寄せる『波動の法則』とは
→脳力開発8ステップ⑥潜在意識を使い、セルフイメージを高める