今日のテーマは脳力開発です。
代償の法則ということで、ビジネス潜在意識についてお話して参りたいと思います。
ゴールを明確にする
自分の欲しいものとか夢、ビジネスを考えたときに、やはり売上とか利益が大切になってくるわけです。
そしてビジネスでお金が入ってこないとお金が支払えません。
生活できないからビジネスをやめることになってしまいます。
だからまずはゴールを明確にするわけです。
毎月あなたはいくらの売上が欲しいですか?
毎月30万円の人も50万円の人も100万円の人もいると思います。
売上が上がったときに、ビジネスの場合は何がいいことが起きるか
目的を明確にする必要があります。
オンラインの仕事は自宅でできるので、セミナー会場費とか事務所代とか、そのようなお金がほとんどかかりません。
交通費とか時間もかからないから最高です。
だから利益率が高い。
自分の知識と経験で、
- コーチングの資格を持っている
- 営業マネージャーなら営業を教えられる
このようにいろいろなことができます。
- 主婦の方が子育てを教えられる
- 恋愛で悩んでうまくいった人が恋愛カウンセラーになる
- 離婚で苦労した人が離婚のセッションができる
健康もたくさんあります。
- 体が痛かったのが痛くなくなった
- ダイエットできた食べて痩せるダイエット
そのような足元にある自分の経験や知識、知恵をオンラインで教えて収入を得られます。
情報販売で、ただ情報だけ伝えるというのは今いくらでもあります。
情報を受け取る時代ではなくて情報を選ぶ時代になっているのです。
そこで本当に相手が求めていることをきちんと理解して、それを相手が正当に手に入れられる人になる役に立てば、ありがとうと喜ばれて収入を得られるのです。
感情をコントロールする
今日は代償の法則というテーマです。
ステップ1では必ずゴールとか夢、反対に悩みや痛みを解決したいとか、どちらかがあります。
人間は毎日何もなく、幸せで健康で生涯生きられたらいいけれど、そうもいきません。
生きていたら、大学に行きたいな、もっと旅行に行きたいなと思ったり、子どもが生まれたら幸せになって欲しいと思ったりします。
今言っているのはすべてゴールです。
また逆に、朝起きたら膝が痛いとか、事故を起こしている方もいます。
私みたいにリストラされることもあります。
ゴールとか夢、反対に課題を解決したい、この二つなのです。
一つは夢とか願望ゴールです。
あなたがたとえばさらに収入を上げたい、100万円毎月稼ぎたいとか思う、それは夢・願望です。
もう一つは、人間は課題を解決したいのです。
悩みとか問題と表現する人もいるのですが、私は課題だと思っています。
これからお話していくビジネスでメンタルを学ぶと、自分の感情をコントロールできるようになります。
あまり悩まなくなるわけです。
もちろん日々感情をコントロールしています。
するとそれが習慣になりますので、悩む時間が本当にないのです。
条件反射でできるようになってきます。
普通の人は問題があったときに
- 苦しいな
- 憎しみ
- 不安
このように悩んでいるところにずっといるわけです。
フラットな状態から上が、豊かだな幸せだなとプラスの状態だとします。
プラスの感情は気持ちがいいものです。
しかし多くの人は何か問題があって、リストラとかになると将来どうなるのだろうとか、不安だとかあいつが悪いのだとか、憎しみとかマイナスのところにいるわけです。
心を明るくする習慣
感情がマイナスに落ちているときとプラスになるときがあります。
多くの人は自分の感情というのをスクリーニングしていない、認識していないからずっと下を歩いているわけです。
嫌な人だなとか、会社に行きたくないなという人がいるのですが、私はそのようなことがありません。
なぜかというと、落ちたとしてもすぐ自分で上げるからです。
暗くなったら電気を点けるように、心を明るくする習慣をつけているからです。
どうやってやるのかというと、
「ありがとうありがとうありがとう」
「なぜかこれがすべてうまくいきました」
「これぐらいで済んで本当に良かった」
「ついているついている」
とか自分に言い聞かせて、そのあと
「よしきた時間差で願いが叶った」
「10倍返し100倍1000倍返し」
と言います。
今私が話しているのはすべて代償なのです。
多くの人はそのようなことはやりません。
問題があったら落ち込んで、ずっと真っ暗闇の1日を過ごすのです。
何かあるたびに思い出して、それに心がとらわれています。
でも私は、自分の思考を消すことができるようになることが一番大切だと思います。
マイナスの感情を自分の心の中から消すと、現象が変わるし現実が変わる。
私は宗教家ではないから信じなくてもいいです。
しかし、私はそこに気がついただけなのです。
マイナスパターンをプラスのパターンに転換して強化する
まずステップ1で浄化します。
次にマイナスを認識してマイナスのパターンをプラスに転換して、プラスのパターンを構築してプラスを強化する。
これをビジネスメンタルの学校で教えているのです。
だから毎日楽しいし豊かで幸せです。
これができるようになったら
- 富も
- 幸せも
- 健康も
- 運も
夢なんて次々と叶うのです。
想いが原因人生は結果というのは、すべて思っていればなるとは言いません。
ここで多くの人が勘違いしています。
最初にやることは二つあります。
二つのことを認識するのです。
一つ目は、あなたが今の状況でいくらの売上を毎月上げたいか。
これはプラスです。
しかし、悩みが深いのは課題のほうです。
世の中の人というのは
- こうなりたい
- これが嫌だ
どちらかなのです。
自分を変えたいか、自分を高めたいか、人間はどちらかなのです。
なぜかというと幸せに生きたいからです。
まず毎月売上100万円上げたいと書いた人はそれが3か月なら300万円、12か月で1200万円です。
決して人と比較しては駄目です。
自分でビジネスをやり始めたら最初が違います。
今までやっていて、初めからお客さんがいる人がいるのです。
親が会社をやっていてお金持ちだったとか、そのような人もいます。
私たちみたいな普通の会社員で、ゼロから始める人もいるのです。
どんなに羨ましくても、比較していたら自分の成長になりません。
ではどうしたら成長するか、どうしたらあっという間に結果が出るか。
比較するのは、昨日の自分より今日1%成長したらそれだけで十分です。
だから代償の法則で1個成長したら十分です。
私はそうやってきました。
50代でリストラされたあと、1個学ぼうとしました。
50代でもちろん急ぎたかったけれど、まず1個ずつやろうと。
人と比較しても仕方がないと。
自分より若くて何百億円、何千億円稼いでいる人もいます。
でも私は生まれも境遇も考え方も違うし、私は一生懸命自分なりに会社員として会社の仕事をやってきたし、家族のことをやってきました。
正直それしかできませんでした。
リストラされても、それはそれで楽しかったのです。
だから今度は毎日1%成長しようと決めたのです。
そうすると365日で1%足す1%足すと重ねていくと365%成長します。
つまり3.65倍になるのです。
日本人の平均年収の400万円だった人は、毎日1%成長して3.65倍になったら1年で1200万円になります。
会社員の給料はなかなか3倍になりません。
会社員は昇給しても年間10万円とかではないですか。
しかし自分でビジネスを何か始めたら、毎日1万円稼ぐことだってできます。
アイディア一つでいくらでもできます。
すべての成功はアイディアで始まります。
だから毎日1%成長するという代償を決めたのです。
今日より1個、1年たったら365%成長しようと思ったのです。
年収がいくらになるかイメージしてください。
100万円だった人は360万円になるし、400万円だった人が1200万円になったら嬉しくないですか。
年収が増えたら今度はどうするか、2年目もすかさずまた毎日1%成長するのです。
2年目も1%ずつ成長していけば、また3.65倍になるし、1200万円の3.65倍は4000万円になります。
普通の会社員が2年で4000万円になったら嬉しくないですか。
私は自分の数字のグラフを取っているからわかるのです。
会社の利益が3倍3倍3倍と伸びているのです。
なぜかというと、私は3倍3倍3倍にすると決めたからです。
しかしここに一番の落とし穴があります。
代償の法則
私は占いとかスピリチュアルが大好きです。
提供している人も大好きです。
みんな心が綺麗で女性も男性も美しい人が多いです。
しかし、一つだけこうしたらいいのではないかなと、もったいないなと思うことが代償の法則です。
みんな、言うことは同じ心理に従って話します。
『引き寄せの法則』、要するに自分が思っていたらそれが引き寄せられるということです。
シークレットという映画で、自転車が欲しいなと子どもがイメージすると、おじさんが自転車を届けてくれます。
あれを見ていて、思っているだけでなると思うスピリチュアルな人は、貧乏になる人が多いのです。
お金を失ってしまう人が多いということです。
スピリチュアルが悪いのではありません。
しかし、スピリチュアルとかメンタルや心理学を学んでいる人がなぜ貧乏になる人が多いか知っていますか?
代償の法則をやらないからです。
自転車欲しいなと思ってイメージして、紙を貼って写真を貼るのはいいことです。
しかしそれを貼る理由はそれを見ていて、そうなったらいいな、かっこいい自転車に乗れたらいいなと思っていたらアイディアが出てくるからです。
子どもならお父さんにお願いしてみようとか、おねだりしてみようとか、お手伝いするからとか、算数の成績100点取るからとか、いろいろやってみるのです。
これが代償の法則なのです。
写真を貼っているだけで、おじさんが自転車をボンと持ってくることはありません。
クリスマスに前もって自転車が欲しいと言っていたから、おじさんが持ってきたのです。
この世の中は何にも言わずには落ちてこないのです。
引き寄せの法則が悪いと言っているのではありません。
思いは現実化する
私はいろいろな本を読むのですが、真理で言っていることは2500年前から変わりません。
- 事業で成功している人たちも
- 偉大な宗教家で、人々の心を癒した人とか
- 哲学者とか
みんな同じことを繰り返し何度も言っています。
思いは現実になる、すべては思いから始まるということを言っているのです。
これは信じなくていいです。
ここを信じてしまうからお金を失って貧乏になるのです。
だからみんな宗教を嫌うのです。
潜在意識とか自己啓発を学んでいる多くの人たちは、こういうことをみな言うわけです。
しかし『思考は現実化する』、その一言では足りないのです。
『求めよさらば与えられん』といっても、何もやらなかったらそうなりません。
求めると同時に何か代償を払いなさいということです。
私は逆に代償は先払いだと思います。
私は50代でリストラされたあと、若い人たちからネット集客を学んだのです。
私は50代ですから、私より30歳ぐらい若い20代30代の人から学びました。
それは塾代300万円とか100万円とか1000万円とか、先にお金を払うのです。
毎年払っていますから、合計で1億円なんて超えていると思います。
でも経営者が勉強し続けるなんて当たり前なのです。
経営者ではなくても、勉強し続けなかったらどんどん落ちていくのは当たり前ですから。
だって時代が変わっていく中で、勉強しないでどうするのですか。
私は第1世代のとき、営業を飛び込みでやっていました。
知らない家でピンポンを鳴らして、
「うるさい」
「帰れ」
とか言われ、塩をかけられたこともあります。
バーター取引で名刺交換して、紹介するから紹介してよと言われて100万円ぐらいしか売上が上がらなかったり、そのようなことばかりやっていました。
リアルでZoomがなかったのです。
しかしそのあと、同じ教材を一番売っている会社の営業部隊の朝礼に出させてもらったら、みな私みたいに外回りしていないのです。
カルチャーショックです。
その人達のところにドボンと入ってみたら、電話で100万円の教材を1か月に10本、1000万円も売っていたのです。
私は18か月、飛び込み営業をやっていて売上がゼロでした。
電話で売っている人のほうが10倍売上が上がるのです。
そのやり方は一緒にやらなければ、見ているだけではわかりません。
入ってみると、私も売上がすぐに400万円、700万円、1000万円を超えて毎月1000万円を下ることがなくなりました。
それはそうです。
同じことをやっているのですから。
代償を払って朝礼に行って、お金を払って電話営業のやり方を学んだのです。
もともとお金を426万円を払ってそこの教材を買って、代理店になっていました。
だからそこの会社の朝礼に出させてもらえたのです。
代償を先に払う
代償のない利益なんかありません。
お父さん、お母さんは代償を払わないで子どもに教えてくれます。
ビジネスは代償を払わないと教えてもらえない。
それぐらいのこと当たり前です。
代償を払う相手もよく考えないと、きちんと教えてくれる人でなければ損をしてしまい意味がありません。
私は次に、お金を払って海外の人からSkypeでコンサルを受けてコピーライティングを学びました。
すると受講生や関係者の方が、
「Zoomって便利だよ」
「Zoomでセミナーをやって売上が上がったよ」
と教えてくれました。
だから私はZoomをお金を払って学んだのです。
それでうちは集客をやろうと思ってやったら、毎月の売上が上がるようになったのです。
それはZoom集客という技術革新を学ぶ代償を払ったからです。
代償は先払いなのです。
思っているだけでは、売上は上がりません。
営業や経営をやっていたらわかります。
部屋で紙に『1億円入ってきたらいいな』と書いても、お金は入ってこないと思います。
私は何にもやらないでお金を得られることはないし、豊かさ幸せ健康なども得られないと思います。
『思考は現実化する』ということを、 思っていたら現実化すると思う人は、薄っぺらな一番上しか見ていません。
もっと深いのです。
『成功と失敗が紙一重』というのも同じです。
上辺だけしか見ていない人は結局貧乏になっています。
あなたの人生は心に思い描いた通りになる、その通りです。
知らないよりは知っていたほうがいいです。
思いから始まるということで、思っているだけでは駄目です。
相手に喜ばれないと、欲しいものは手に入らないのではありませんか。
相手が求めていることを理解して、それを相手が正当に手に入れられる人になる役に立つとか。
2000年前イエスキリストが
「求めよさらば与えられん」
「門を叩け、さらば開かれん」
と言いました。
求めてきちんと門を叩くから、
「お父さん自転車欲しいよ」
と言っているから自転車を買ってくれる人が現れるかもしれない。
現れなかったら代償として自分でアルバイトするなど、次の方法をやればいいのです。
私の高校時代は、日通で引越しの運送を1日やると5,000円くれました。
高校生で引越しの手伝いをするだけで5,000円もらえて嬉しかったです。
しかし引越しを手伝わないで5,000円もらえるわけがないではありませんか。
落ちてくるわけがないのです。
「物事は心にもとづき、つくり出される」
お釈迦様の言葉です。
どういう意味かというと、アルバイトで5,000円欲しいのならきちんと5,000円くれるところに行って仕事をしなさいということです。
もちろん他に頭を使って稼ぐ方法もあるでしょう。
ハーバード大学の20世紀最大の心理学者といわれたひとりのウィリアムジェームズは、
「人間は心構えを変えることで人生を変えることができる」
と言いました。
ですから、考え方から始まるのは確かです。
プラスアルファの代償
今日のテーマは
『代償の法則』
思っているだけでは絶対に駄目です。
なぜ代償の法則を話すかというと、今より
- もっと豊かに
- もっと幸せに
- もっと健康に
- もっと運良く
生きたいと思いませんか?
そう思ったら代償が必要だということなのです。
思考が現実化すると、上辺だけ学んでいる人は危ないです。
あなたの人生は心から思い描いた通りになると、上辺だけ学んでいると確かにそうです。
しかし、これでは精神論根性論で終わってしまうのです。
思いと結果の間に因果関係がないからです。
つまり代償を払っていないということです。
だからほとんどの場合、曖昧に終わるでしょう。
私は伊勢神宮とかが大好きなので、お礼に行くのです。
「豊かで幸せで健康で。いつもありがとうございます。」
そのあと何もしていないかというと、行く電車の途中だって勉強したり、人の役に立つことをやろうと思っているのです。
何もやらないでお礼だけ言っていても、神様は相手にしてくれないと思います。
「いつも俺に何か頼みに来るけれど、お前は何もやっていないではないか」
「お礼に来る前にきちんと仕事しろ」
と神さまに言われると思います。
世の中そのようにできていないよ、と教えてくれるのです。
当たり前のことしか言っていません。
ではどうしたら豊かになるか。
プラスアルファの代償を先に払うことなのです。
私はお金もなかったし、学歴もなかったし自信もなかったし人脈もなかった。
挙句の果てには彼女にも振られたのです。
そのように何にもなかった人間が何を代償として払ったか。
私は人の話を聞くことしかできませんでした。
相手が求めていること、人の話を聞いて、悩んでいることがあったらそれを解決するのに全力で役に立つ。
相手が求めていることがあったら、それを手に入れられる人になる役に立つ。
たとえば相手が正当に売上を上げたいというのであれば、毎月100万円ならこうやったら売上が上がると教えると役に立つ。
なぜ教えられたかというと、初めは自分が学んでいた教材の中身を教えただけです。
しかしそれをやりながら売上を現場で一緒に上げていくと、自分も売上が上がるようになりました。
マスターマインド
1人ではなくて2人でやっていると信頼と調和が生まれて、
「売上が上がったおめでとう」
とお互い言っていると、心と心が一つになりました。
今度は毎月100万円上げようと思ったら、こうやったらいいとアイディアが出てくるのです。
そうやって改善を重ねることで、課題や問題を乗り越えて
「毎月100万円上がるようになったね」
「年収1000万円超えてお互い良かったね」
と。
みんなで旅行に行ったり美味しいものを食べたりお酒を飲んだりして、最高に楽しいのです。
そうやって売上を上げてきただけです。
これはマスターマインドといいます。
マスターマインドとは、信頼と調和で心を一つにして同じ目的を持つと、第3の心、3人寄れば文殊の知恵が生まれ、課題や問題をどんどんクリアするアイディアが出てくるのです。
1人では出てこなかったアイディアが出てくるのです。
そのアイディアで問題を解決したらリカバリー再発防止をすべてチャットとか文章に書いて、マニュアル化して一般化標準化します。
それをスタッフたちみんなに教えてから、新記録を次の月更新して、また同じようにマスターマインド新記録を繰り返し更新して、増収増益をずっと繰り返しているわけです。
二つ会社をやっていますが、ずっとそうやっているのです。
別に難しいことはやっていません。
1人でやっているわけでもないですし、仲間とかスタッフとかは非常にいい人ばかりです。
一緒にやっているビジネスパートナーも30社ぐらいの集客代行やってきた人たちも、私が受けている仕事ってみんないい人しかいません。
なぜかというと、こちらで選んでいるからと言ったら怒られてしまうのですが、嫌な人といちいちつき合わなくていいからです。
自分の人生も相手の人生も限られているわけですから。
代償の法則ということです。
相手の求めていることを理解して、役に立つ
プラスアルファというのは何かというと、相手が求めていることをまず理解します。
相手が悩んでいることです。
そしてそれを相手が解決するとか、欲しいものを手に入れられる人になる役に立つためにプラスアルファ、役に立つことです。
私はその人が求めていることがあったら、その人にとって日本一世界一質の高いコンテンツや商品やサービスや人間関係を築くと決めているのです。
できるかできないかではありません。
そうしようと思っているということです。
たとえば東京から伊勢神宮に行くとき、今回は名古屋に一泊しようかなと思っています。
そのあと伊勢神宮にお参りして伊勢志摩を回ってこようかなと思っています。
私は真珠の養殖のメカニズムが大好きです。
これも代償の法則ですが、真珠を作るとき、貝に丸い真珠の芯になるものを埋め込みます。
埋め込むと真珠が移動するから吐き出します。
貝の中に物が入っていると、すべて吐き出してしまうので真珠になりません。
そこで、母貝仕立てといって、貝をリラックスさせる方法があります。
そうすると芯を埋め込めるので、綺麗な丸い真珠ができます。
これが代償の法則なのです。
御木本幸吉という人が母貝仕立てという特許を持っています。
たとえば思考を現実化したいとか、さらに夢を叶えたいとかお金持ちになりたいとか健康になりたい、生涯幸せに生きたいと思うでしょう。
今収入がゼロの人が毎月100万円稼いでいると自分に言い聞かせても、心はそれを受け入れないのです。
これは心理学者が書いた絵ですが、上の赤い部分が意識している部分で、緑が無意識なのです。
赤い部分でどんなに意識しても、人間は意識して行動して判断する部分が5%なのです。
無意識の習慣で95%判断し行動するのです。
だから、どんなにいつも売上ゼロの人が
「100万円だ、100万円だ」
と言って無意識にすり込もうと思っても、
「いつもゼロではないか」
と、負けぐせがついている人は自分のことが信じられません。
だから自信がないのです。
どうせ今月も駄目だ、また駄目だった。
結局僕は駄目なんだ、俺は駄目なんだ私は駄目なんだ。
無意識が反発するのです。
要するにゴールを真珠の貝に入れる芯だとしたら、入れようと思っても吐き出してしまうのです。
自己催眠で潜在意識に刷り込む
ではどうやったらゴールを自分の潜在意識にすり込めるか。
貝が母貝 仕立てでその活動を低くする、人間でいうと脳波をβからαにする。
夢や願望は、リラックスして集中した状態で自分に自己暗示をかけていくというのが昔から基本なのです。
催眠は1890年のオスカー・ホクトという人が研究していたのですが、そのあと日本では催眠ブームが来ます。
1930年にドイツのヨハネス・ハインリッヒ・シュルツ博士と成瀬 悟策が自己催眠という本を日本に出しました。
自律訓練法といいます。
リラックスして催眠状態に入っている人の体というのは六つの特徴があるのです。
- 手が温かい、足が温かい
- 手足が重たい
- 体の芯から暖かい
- 額が涼しい
- 呼吸がリラックスしている
- 心臓がリラックスして鼓動している
一番大切なのは、心が非常に落ち着いている状態が催眠にかかりやすいことです。
なぜかというと、母貝仕立てと同じで、リラックスして集中しているからです。
普段の活動からリラックスしている状態だと、人間の潜在意識は新しいものを受けいれるのです。
人間の大脳は、脳科学的に言うとアルファ支配という7Hzか13Hzだと受け入れやすいのです。
なぜ私がそれほど詳しいかというと、そのような機械を売っていたからです。
前の会社の社長が1代で120億円企業を作って長者番付に載り、田園調布の大豪邸に住んでいました。
彼に
「どうやったのですか?」
と聞いたところ、母貝仕立てを教えてくれたのです。
私が考えたのではありません。
彼が考えたのです。
SSPSV2システム(サクセスサイエンスオブパールシステム)というシステムを作っていたのです。
それは御木本幸吉氏の母貝仕立てから学んだということなので、今回伊勢志摩を旅してこようと思っています。
人間には代償が必要なのです。
代償というのは何かというとプラスアルファなのです。
今みたいなのがプラスアルファです。
多くの人はアファメーションだけやって、今月100万円稼ぐとか紙に書いています。
一つ目は自分に対して本当にそれを自分ができる人間だと刷り込むために、リラックスして集中することが必要です。
α波を測る機械は、持ってなくてもいいです。
催眠をヒプノセラピーといいますが、催眠をかけられるのは怖いですよね。
だから自己催眠なのです。
自分で自分に催眠をかけないと、他者催眠だと洗脳されて人に操られてしまいます。
人に誘導してもらっている人は、その人がいなくなったら大丈夫でしょうか?
それでお金を取られたりしていませんか?
だから多くの人は危ないのです。
なぜそのようなことになるのかというと、原理原則で人間の脳というのは、普段のβ波のレベルで活動しているレベルでは新しいものは受け入れられないからです。
「自分はどうせ100万円と言ってもゼロなんだ」
「自分は駄目なんだ」
と思っているのです。
リラックスしている時に潜在意識に入る
ではどういうときに受け入れられるかというと、それは江戸時代から『馬上枕上厠上』だとわかっています。
馬の上、つまり車に乗っているときや、電車に乗っているときです。
電車のゴトンゴトンという音、馬で言うとパカパカという足音ですが、その中でリラックスして潜在意識に入る人が多いのです。
一番多いのは枕の上です。
朝起きたときと寝る前にイメージするといいとか、アファメーションするといいとか聞いたことがあると思います。
もう一つはトイレです。
トイレというのはリラックスするところです。
大体寝る前とか朝起きたときは、リラックスしてα波になっています。
ですから、それがメディテーション瞑想ということです。
お釈迦様が2500年前に沙羅双樹の木の下で悟りを開いたとき、難行苦行で悟りを開いたのではありません。
難行苦行のあとです。
座っていて自分の心をリラックスして見つめていたときに心が聞こえるようになったわけです。
同じことをやっているだけです。
だから難しくありません。
スティーブジョブズがメディテーションを好きだというのも同じことです。
リラックスして集中する、これプラスアルファなのです。
毎朝自分のゴールを言う。
ある社長は事務所を借りられず、間借りをしていました。
その人が勝手に人の事務所で模造紙を貼り、
「マザーズ上場800億円」
と毎朝叫ぶのです。
その会社の事務員は
「あの人は頭がおかしい」
と言っていました。
その人はどうなったかというと、今数千億円の会社を作ってリクルートに売却し、資産を作っています。
これがプラスアルファなのです。
信じなくてもいいけれど、彼に言わせたら人間の脳というのはゴールをすり込んで潜在意識に入れていたら、24時間そのことを考えるようになるのです。
そして必要なアイディアに気づけるようになるのです。
しかしそのようなことをやっていても、人の役に立たなかったらお金にならないですし、豊かにはなりません。
習慣、パターンを変える
二つ目、ビジネスは相手が求めていることを理解して、それを相手が正当に手に入れられる人になる役に立つことをやることです。
私は独立したとき、人脈もお金も学歴も自信も、何もありませんでした。
しかし、ひとつだけできたのは人の話を聞くことです。
「どうしたのですか? つらかったですね。」
「奥さんが包丁を置いて出て行ったのです。 お金もすべて持って行きました。これは私に死ねということです。」
「それはつらかったですね。 でも、マイナスの言葉を言っていてもマイナスになるので、それをプラスに転換していきましょう。」
と自殺を考えている人のセッションをやっていたのです。
私は数多くやってきたから、いろいろなセッションができます。
2人でマイナスの言葉を言うのをやめようと、輪ゴムをつけました。
マイナス言葉を言ったら、
「大丈夫、大丈夫、大丈夫。」
と自分を励ましてプラスの言葉に転換して、それを100日やったらその人が元気になって、また仕事を始めて今豊かになっていたりするわけです。
そのようなものなのです。
だから習慣、パターンを変えていったのです。
何もなくてもいいです。
今あなたに学歴があろうがなかろうが関係ありません。
過去にどのような大きな失敗をしていても大丈夫です。
今お金があってもなくても、まったく関係ありません。
あなたが本当に人生でこうなりたいという夢と願望を明確にして、そのために代償を払う。
きちんとリラックスした状態で、自分にそうなるのだと刷り込む。
そして刷り込むだけで何もやらなかったらお金は返ってきません。
あなたが豊かになりたかったら、あなたが悩みを解決したかったら、あなた以上に悩んでいる人とかあなた以上に夢を持っている人たちを探して、その人たちの役に立ってくださいという話です。
その人たちの悩みを解決する役に全力で立ってみてください。
何にもなくたっていいのです。
立ち上がってその人に届けることです。
そうやっていたら人生は実力が与えられるのです。
精神論や根性論にしか聞こえないかもしれませんが、やらないと力がつきません。
人の役に立つとか人の悩みを聞いて解決するのを一緒にやるとか。
ありがたいことに、それをやっていたらたまたま豊かになったのです。
だから、あなたが今どのような状態だろうと関係ありません。
きちんと、ゴールとか夢を決めたらそれを2番目に毎日習慣で自分に刷り込むのです。
ゴールをやり遂げるまで改善を重ねる。
それをやるとアイディアが出てくるのです。
アイディアというのは誰の役に立とうとか、どのようなことを提供しようかと、相手の悩みを聞いてそれを改善する役に立ってみてください。
まとめ
今日は代償の法則についてお話しました。
何かを得ようと思ったら先にプラスαの代償を支払うことです。
お釈迦様は
「物事は心に基づき作り出される」
という話を2500年前にしています。
もう一つ言っているのは因果の法則です。
良いことをすれば良いことが起こる。
悪いことをすれば悪いことが起こる。
だから相手が嫌がることはやらないことだ、というのを教えてくれました。
因果の法則というのは代償の法則のことです。
経営の神様である松下幸之助さんは次のように言っています。
「お風呂に入って水をかき集めてください。すると水がすべて出て行きます。お金が欲しい欲しいと言ってばかりいる人が貧乏になるのはこのような理論です。自分が集めたいことばかりをやって人のために何も役に立たなければ、今持っているものもすべて出て行ってしまいます。」
逆に風呂で水を向こうに押しやってみてください。
水がどんどん入ってくるのです。
代償は先払いなのです。
それだけの話です。
それを夢と希望を持ってやり続けていただければと思います。
脳力開発のステップは全てで8ステップあります。
興味がある方は、是非全てのステップを見てみて下さいね。
→脳力開発8ステップ③意思逆転の法則 潜在意識3つの落とし穴
→脳力開発8ステップ⑤潜在意識で引き寄せる『波動の法則』とは
→脳力開発8ステップ⑥潜在意識を使い、セルフイメージを高める