自殺統計からお金の流れをイメージする

今回のテーマは、自殺統計からお金の流れをイメージするです。

1997年から、日本の男性の自殺率が急激に上がりました。

1990年日本経済のバブルが崩壊

1990年は何の年かというと、右肩上がりで来た日本経済のバブルが崩壊しました。

戦争が終わり、1945年から1990年まで、「日本は奇跡的な復興を遂げた」と言われました。

私たちの親やお祖父さんや先輩たちが頑張ってくれていました。

親や周りの人達からは「良い大学に行き、一流の企業に入ったら安定」と言われ年功序列の時代です。

平和で、ずっと右肩上がりは、良い時代だったのでしょう。

ところが1990年、日経平均株価が39000円を超えたところで、大暴落します。

タイムラグがあり、影響が出たのは7年後です。

1997年に山一證券、4大証券の1つが潰れ、倒産しました。

良い大学を出て、一流企業に入っていて、生活が安定していると信じていたものが裏切られる時、人間は弱くて、ボロボロ崩れてしまいます。

北海道拓殖銀行が潰れたのも、1997年です。

警視庁が発表している日本の自殺者の推移を見ますと、1978年から概ね20000人と25000人の間だったのが、1997年から男性の自殺率が急激に上がりました。

女性の自殺も少し増えていますが、女性の方が強いと思います。

男性も、女性から生まれて育てられます。

女性は強くて素晴らしいと、認めたほうがいいですね。

何が言いたいかというと、これまで信じてきた、年功序列と思っていた収入が、環境の変化でなくなったわけです。

2021年、今回のコロナで、今までのビジネスが無くなったという人や、変えざるを得なくなった人たちがいます。

変えざるを得なくなった人もいると思いますが、ご安心ください。変化に対応していけば、必ずさらに良くなります。

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