今日のテーマは「潜在意識の三つの落とし穴の一つ、意思逆転の法則」です。
潜在意識とは
潜在意識は、無意識と同義語です。
潜在意識の対義語は、顕在意識です。
顕在意識とは、意識して行動していることです。
私達は意識している部分と無意識の部分があるのです。
例えば、今日はセミナー会場に行って何か勉強しようと思うときは、「勉強しよう」と「セミナー会場に行こう」と意識します。
しかし、靴を履くときに右から履くか左から履くかは、足に怪我をしていない限り、考えない場合がほとんどです。
左右のどちらの足を先に出すか考えないまま、普通に無意識に歩いています。
「私たちは、5%の意識と95%の無意識で判断して行動をしている」とハーバード大学で言われています。
例えば、あなたがやりたいと思っていること
- 収入を上げたい
- もっと自由に旅行へ行きたい
- 安心できるだけの時間とお金が欲しい
- パートナーとの人間関係が、本当に豊かで幸せで楽しいものにしたい
と思うのであれば、無意識に成功パターンを組み込む必要があります。
成功装置を放置しておくと、無意識は失敗装置になってしまいます。
潜在意識には過去に失敗した経験が詰まっていますから、自分には「無理」「できない」と思ってしまうのです。
例えば、過去の経験に
- お客さまに断わられて自信をなくした
- キャンセルされてしまった
- 裁判で訴えるとか弁護士を介入させると言われた
- お金を返して欲しいと言われた
このような経験をしてしまうと、自分は駄目人間だと思って自信をなくします。
そうすると、自分はダメ人間だと思い込み、もう二度と提案をしたくなくなり、仕事を辞めたくなります。
それは、潜在意識は過去の記憶を忘れていないからです。
その意識を遡りますと、子供の頃の記憶にあります。
子供の頃に、お母さんに
- あなたはいつも最後までできない
- 片付けができない
と、言われ続けると、大人になってからも最後ができない人になります。
例えば、プレゼンテーショの後に「申し込みます」と言われても
- 入金がされない
- キャンセルになってしまう
などのことが起きてしまいます。
それは、自己イメージで、自分の無意識に対して潜在意識が、「自分は最後がうまくいかない」と暗示をかけてしまっているからです。
幾度となく繰り返し言われ続けた言葉は暗示になり、潜在意識に刷り込まれて同じことを繰り返そうとします。
これが95%の無意識になります。
同じところで失敗するのは思い込みか
この潜在意識が自動成功装置になればいいのですが、うまくいかないと、自動失敗装置になるわけです。
だからこそ、ビジネスにメンタルが必要になるのです。
皆さんがいつも失敗するところはどこですか?
例えば、みなさんは、100万円と目標を立てても、いつも0とか10万の結果であれば、自分は駄目だと思われますね。
苦手なことや嫌なことを先送りする癖があったりしませんか?
それは自分が苦手だという思い込みが、潜在意識、無意識に入っているということです。
あなたが同じところで失敗をするのは、「事実ですか?単なる思い込みですか?」
例えば、「100万円を売上げたい」と顕在意識で考えます。
でも実際には15万円とかゼロが3回くらい続くと、潜在意識は“俺は嘘つきだ”が当たり前になります。
そうすると、やりたいことがあっても心の奥底で、ブレーキを踏むようになります。
心の中に100人の人がいて綱引きをしていて、そのうちの5人は100万円売上を上げたいと綱を引きます。
ところが、95人は「いや、お前は嘘つきだから100万円は無理だ」と言い反対側に綱を引き込みます。
5人と95人では、絶対に95人の引く力が強いですね。
これが潜在意識の力なのです。
どんなに頭で100万円を願っても、お腹の底で“絶対無理だ!”と思っているのです。
これを自己イメージと言いますが、自分をどのように思っているかは、全て言葉に現れます。
ですから、『言葉』はとても大切なのです。
セルフイメージが言葉に表れる
昔、ビジネスメンタルの学校を受講されていた30代の女性漫画家が、「私は生涯結婚できない」と言っていました。
彼女は、七五三で白い着物姿をお母さんから「あなた白豚みたい」と言われて、自分は豚だと思い込んで結婚できなかったそうです。
私が彼女に、白ブタだから結婚できないというのは思い込みですか、それとも事実ですか。と質問しました。
彼女は、それは『事実です』と答えました。
彼女の中では事実なのですが、実は客観的に見ると思い込みなのです。
「結婚したいと思っても無理だ」と思うブレーキを踏んでいるのは、過去の思い込みなのです。
他にも例を見てみましょう。
マックス桐島さんという、ハリウッドで日本人初の映画のプロデューサーになられた有名な方がおられます。
一緒にセミナーをさせていただいたことがあり、たくさんのことを教わりました。
もう本当に楽しいことだらけでした。
マックスさんは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジョニー・デップさんが無名だった時代に、一緒にオーディションを受けたことがあるそうです。
ハリウッドは人選が厳しくて、なかなか役をもらえないそうです。
ジョニー・デップさんは、“待て”という一言のセリフであっても、オーディションの会場に来てからも、一生懸命練習をされていたそうです。
その時に、マックスさんが彼に、「何故、オーディションの会場に来てまで一生懸命に練習するのか」と尋ねたそうです。
ジョニー・デップさんは、「人生にリハーサルはないのだ。全て本番なのだ」と言ったそうです。
要するに、真剣に仕事に取り組まれている方にメンタルブロックはなく、突き抜けているのです。
その後、ジョニー・デップさんは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」で大ヒットするわけですね。
マックスさんに話を戻すと、
マックスさんが、お金のなかった時、世界的に有名な、ある映画監督の下で修行していた頃の話です。
マックスさんは、自分が企画した映画製作に、スポンサーから出資を受ける為のプレゼンテーションをしましたが、断られました。
彼は監督に断られたことを報告し、「僕ではまだ若すぎて、まだ早いようです。」と伝えました。
監督は、
「Why not you?(なぜ、君では駄目なの?)」
「Why not now?(何故、今じゃ駄目なの)」
と言われました。
マックスさんは、初めは何を言われているのか分からなかったそうです。
つまり、自分が心の中でブレーキをかけているのが、言葉に全て表われているということです。
「あなたのセルフイメージが全て言葉に表れている」「制限をかけている」と指摘されました。
「若すぎる」という言葉は止めること、「まだ早い」と言っているうちは、いつまでたってもできないということです。
頭ではやりたくても心の底でものすごくブレーキを踏んでいるのです。
潜在意識の綱引きが、「君にはまだ早い」「君にはできない」「君ではない」と、とても強く作用しているのです。
100万円売上げたくても、「できるわけないよ」と言っているから、「できない発想」をして、「できない行動」をしているだけです。
セルフイメージの2つのレベル
では、これから、良い話と悪い話をします。
セルフイメージを深掘りすると2つのレベルがあります。
- 自己尊重レベル(自尊心レベル)
- 脳力レベル(大脳の脳力レベル)
この二つの意識(セルフイメージ)を上げないといつまでたっても『意思逆転の法則』に従ってしまうことになります。
あなたの人生をさらに深堀していき、セルフイメージを上げるにはどうするのかを話していきます。
それは「勝ち癖」をつけるだけです。
自分を引っ張ってしまう二つのセルフイメージ
- 自尊心が低い
自己尊重しないで相手を尊重する
自分にはできない、自分には無理と思い込む - 自分には価値がない
子供の頃とても嫌な思いをして、それを大きくなっても引きずっている
『意思逆転の法則』を変えるには、自尊心レベルと脳力レベルにある、『原因』を知ることです。
例えば、ヨシコさんがハナコさんをスキーに誘うストーリーで話します。
~~~~~~~~~~
ヨシコさん:12月になったら3泊4日で北海道のニセコへスキーに行かない?雪がとても綺麗で外国の人が来ていてすごく素敵よ。
ハナコさん:子供がいるから、3泊4日も行けないわ。
ヨシコさん:あなたのお子さんはもう高校生だから、自分でやるから大丈夫でしょ。
ハナコさん:主人の世話もあるし犬の散歩もあるし、子供の学費があるから私はお金を使えないの。
~~~~~~~~~~
と、自尊心レベルの低い人はこのような発言をします。
これをセルフイメージの観点から言いますと
- 家族がいるのに犬の面倒をみなければならないのは、あなたは犬以下ですか。
- お金を使えないというのは、お金を使う価値が自分にはないということですか。
となります。
ハナコさんの過去を遡りますと、幼少期にご両親はしっかりした大人になって欲しくてけじめを教えました。
- 大切なお金だから無駄遣いしては駄目
- お人形はお金がないから我慢しなさい
- お金がないから大人になって自分で買いなさい
- 音学大学はお金がかかるから専門学校へ行きなさい
- ピアノを専攻するのは仕事にならない
- 旅行はお金ないから自分で働いてからいきなさい
いつも「お金がないから無理」「お金がないから買えない」「お金がないから自分で買いなさい」とご両親が常に口癖にしていました。
そうすると、その子はそれを無意識に潜在意識に刷り込まれてしまいます。
潜在意識は、繰り返しと感情から成り立つ
潜在意識は、間隔をおいた繰り返しと感情から成り立ちます。
そしてアルファ波というリラックスして集中しているときに潜在意識は書き換えられるのです。
子供の頃の脳波は、アルファ波7Hzから13Hzでリラックスしている脳波です。
私が今話している脳波はベータ波で、生活しているとき考えている人の脳波です。
ベータ波の時は、マイナス暗示もプラス暗示も入りません。
潜在意識に入りやすく催眠にかかりやすい状態は、
- 朝起きてボーッとしているとき
- トイレに入ってリラックスしているとき
- 乗り物に乗って揺れているとき
江戸時代から「馬上枕上厠上」と言われ、自由な環境の時に、潜在意識は洗脳されやすいと言われます。
潜在意識を活用するのには三つポイントがあります。
- 間隔を置いた繰り返し
- リラックスして集中する(トランス状態)
- 感情とともに入れていく
これらによって、自分のセルフイメージができます。
「お金がないから駄目」と繰り返し言われ続けた結果、「お金がない」と言われた瞬間に思考を止める癖がつきます。
例えば、ハナコさんが子供をいい学校に行かせたいと夢を抱いても、お金がないから駄目だと諦めてしまいます。
行動しないまま無意識にブレーキを踏みます。
それは、繰り返された「お金がないから駄目」の言葉が因果は巡ると言いまして、子供に遺伝します。
これがセルフイメージの因果の伝説のようなもので、思い込みを作られているだけなのです。
親はしつけのために、間隔をおいて繰り返しているだけで悪気はありません。
過去の思い込みの奴隷になっているだけなのです。
一生奴隷の人生でいたいですか?
親の言葉で、一生過去のつらい思い出の奴隷でいたいですか?
奴隷を断ち切って自由に生きていくことが、私たちには大事なことです。
自尊心レベルが低い人は、「自分には価値がない」「お金の方が大切だ」と思います。
子供の方が大切と思う気持ちは分かりますが、あなた自身も大切です。
あなたが幸せでなければ子供は悲しみます。
旦那さんを大切に思うように、あなた自身も大切です。
お金は大切だけれど、生きている間にお金を使わないでどうしますか。
50歳を過ぎている人は老後に備えるよりも、今が老後なのですからこれから使う計画を立てて使ったほうがいいです。
自己責任ですから、使っても使わなくてもいいです。
これは、アパホテルの社長と奥様の会話ですが、
奥様:「老後のためにお金取っておく。」
社長:「今が老後だからお金は使いなさい。」
みなさま忘れているようですが、私たちはいつか死にます。
今のうちにやりたいことを一生懸命やって生きる方がいいですよね。
自分には「お金を使う価値がない!」といつまで思い続けますか。
50代60代の人は、今まで一生懸命家族のため、会社のために働いてきました。
私もそうですが、自分のために、たまにお金を使って何が悪いのでしょうか。
自分が一生懸命、人に喜んでいただいて得たお金だと思えればいいのですが、自尊心が低くなっているとそうは思えないのです。
自尊心が低い人
では先ほどのストーリーから、自尊心が低い人の断り方をみましょう。
~~~~~~~~~~
ヨシコさん:ニセコは綺麗だから、生きている間に一度はキラキラのダイヤモンドダストを見ると人生が変わるかも。
ハナコさん:いや駄目、ごめんなさい。私、お金ないの。
ヨシコさん:でも1年に1回ぐらい、自分のためにお金使ったら。
旦那や子供やワンちゃんや家族のために頑張っているのだから。
ハナコさん:でも、お金は使えないの。
~~~~~~~~~~
実際に、自尊心が低い人はこのような断り方をしていると思います。
では、この「自尊心が低い状態」をどのように改善していくか、お伝えしますね。
【自尊心が低い人の自尊心を上げる方法】
- 私には価値がある
- 私はそれにふさわしい人間
口癖にしてご褒美の癖をつけるのです。
私もそうですが、ゴールを達成したら、自分が好きなお店に行って飲食をします。
かつて私は、自己イメージが高かったわけではなく、自己イメージが低かったからわかるのです。
私は何かやるごとに自分にご褒美をあげます。
例えば30日で売上げを100万円上げるところを、私は28日で終わらせる癖をつけました。
営業会社では、月末までに100万円の売上げを達成しなければいけないのですが、50万円30万円とかゼロだと先輩から追い込まれます。
未達成の場合、電話にかじりつき、飛び込み営業をやりますが、達成できないと自分は駄目人間だと思い辞めてしまいます。
私は、30日あると思うから駄目なのだと気づいて、28日で達成しようと意識を変えて、先輩に追い込まれる前に自分で自分を追い込もうと思いました。
初めは分かりませんでしたが、やり方をつかんでからは、28日までに100万円以、上げられるようになりました。
先輩に今月大丈夫かと聞かれると、「大丈夫です。」と言ってドトールコーヒーでお茶をしていました。
その後、ご褒美に美味しいイタリアンとかワインなどを頂いていました。
「勝ち癖」をつける
「勝ち癖」がついてくると、自己イメージが上がってきます。
それを毎月すると自信がついてきます。
- 私はこれをやるのにふさわしい人間
- 私は価値がある
と自分に思い込み作っていくのです。
自尊心が低い人は1個でもいいので、まずは2週間やり続けてみて、それを1年2年続けます。
例えば今月11月15日までに、毎朝やることを書いて必ずやります。
- 部屋を掃除する
- ベッドを直す
- 靴を揃える
- 晴れている日は、自分が使った物を洗濯する
こんなことなのです。
自分がやっていることを自分が見ているからです。
私は、いろいろなセミナーをしますが、何十億何百億何兆円稼いでいる人が、自殺を考えたり、鬱になっているのを見てきました。
そして、お金で幸せになれるわけではないということに気付きました。
お金はないよりあった方がいいですが、お金と幸せの両方が必要だと思ったのです。
幸せと富と健康の三拍子揃って運がいいことが必要だなと思ったのです。
オリンピックの金メダリストはその道の成功者ですが、同じようにお金や恋愛にも成功するかというのは別の競技なのです。
水泳と学校の勉強ぐらい違うのです。
オリンピックの金メダリストでも女性関係は駄目な人もいるし、世界チャンピオンでもお金が駄目な人はいます。
それが悪いわけでもなく、一つできたら全てできるということでもなく、何かできる人は 何かができなくても当たり前なのです。
なぜなら、時間もお金も意識もそのことだけに集中しているからです。
自分との約束を守る
どのように自己イメージを高めるか、それは自分との約束を守ることだけです。
自分に負け癖がついている人は、まず目標を下げてください。
100万円の目標を30万円に下げて、その代わり絶対そこに向かっていくと決めてください。
30万円を目標にするのではなく、1日にやるべきことを書きます。
例えば、
- 1日に3回プレゼンテーションを必ずする
- お客さまがいなければ1日3回紹介サイトに投稿する
- 毎日クリエイティブや広告内容を変える
今、自分にできることを書き出します。
イエローハットの影山会長(「トイレ掃除で日本を美しくする会」の会長)から教えていただきました。
日本は富士山もあり元々美しい国ですが、人も心も家も土地も手入れをしなければ雑草で本当に荒れてしまいます。
ですから、人が見ていても見ていなくても、私はそれを自分でやります。
そうすると、私は「自分はいいやつだな。結構いいことやっているな」と思うのです。
私は自分のことが大好きで、自分にOKなのです。
- 人に文句を言われても正々堂々と天に向かって恥ずかしくない生き方をしている
- うまくいかないときもあるけれど一生懸命よくやっている
- 今日も幸せだね、豊かだねって、自分を愛して毎日を楽しみ、人を愛して人に親切にできるといいよね
と思っていますから、自尊心は上がるのです。
私は自分が大好きなので、不思議と人から好かれるのです。
白ブタだと思って自分が嫌いな人は、自分で人を遠ざけてしまい誘われても行かなくなります。
自尊心レベルが低い人でも、「習慣」で3ヶ月100日もあれば簡単に自分の性格を変えられます。
ただ絶対に「自分との約束を守る」ことです。
紙に書いてトイレ掃除を2週間やると決めたらトイレ掃除を“気持ちいい自分”をイメージして、2週間続ける癖をつけます。
また2週間同じことでもいいから書いて達成します。
そしてよくやった自分に好きなものとか、好きなことしてご褒美をあげます。
達成したらご褒美をあげる「習慣」をつけて、自分の潜在意識をトレーニングするのです。
そのように続けていると、今度はすごいことが起こるようになります。
例えば、紙に目標を3 0万円と書いて、2週間を1年間続けると、仕事以外から30万円の収入を得るようなことが起きます。
お金を拾ったり、新しいアイディアが湧いたり、一瞬で30万円の収入を得られる仕事が立ち上がったりします。
これはやってみないことには分からないです。
「勝ち癖」がついてくると、人間の潜在意識は本当にすごいです。
「習慣」を真面目に続けていると、普段気づかないことに気付くようになるのです。
信じなくていいからやってみてください。人間の脳力はすごいです。
「勝ち癖」がつくと、当たり前に欲しいものが思った以上に手に入って来るようになります。
【脳力レベルが低い人が発する言葉】
- これができないからやめておく
- これができないから先延ばしする
実は脳力があるのだけど、脳力に蓋をしてしまって先送りします。
これが普通の人間です。
過去に私もありまして、人前で英語を話して先生に怒られて笑われる経験をしたことがありますが、トラウマになったりします。
では、ハナコさんとヨシコさんの会話から説いていきます。
ハナコさんは、脳力レベルが低いから自分の脳力を信じていないのです。
~~~~~~~~~~
ハナコさん:ニセコは行きたいのだけど、私は運動音痴だしスキーは怖いから今回はいいわ。
ヨシコさん:スキーはインストラクターを1〜2日つけたら大丈夫よ。
ハナコさん:いや、でも怖いわ。
ヨシコさん:大丈夫よ、私も子供も1日でできたし、お金も1万円くらいよ。
ハナコさん:どうしようかな、でも転んで骨折しない?
ヨシコさん:今はすぐにスキー板が外れて骨折しにくいから大丈夫だし、下のなだらかなところですればいいよ。
ハナコさん:やってみようかしら。
~~~~~~~~~~
このように、脳力レベルが低い人は、案外簡単に動きやすいです。
どちらが悪いとかいいとかではないですし、本人にも問題ありません。
人生は楽しいゲーム、数字はゲーム
ゴールを達成することは大事ですが、その前に楽しむことです。
人生は楽しいゲーム、数字はゲームだと捉えるのです。
今回ゴールに達して「おめでとう。良かったね。乾杯!」とお祝いします。
達成しなければ、リカバリー、再発防止、次回はどうすれば達成できるか、みんなでアイディアを出し合います。
グループであれば、数字が得意な人もいますから、信頼と調和で同じ目的を持ってやり遂げる同盟を結び、心と心を一つにします。
“3人寄れば文殊の知恵”というように、マスターマインドが現れ、問題と課題はクリアできるのです。
クリアできたらそれをマニュアル化して、一般化、標準化して皆さんに伝えていきます。
そうすることで、新記録を毎年更新できるわけです。
ゲームですからそれが楽しいのです。
結構簡単にできるようになりますから、数字を楽しんでください。
まとめ
今日は、意識逆転の法則とは何かについて話しました。
「習慣」を1年続けていると、潜在意識がすごいなと思えます。
そして、紙に書いたことを必ずやり続けると自分の脳にインプットされて勝ち癖がつくようになります。
紙に書いたものを達成するのが当たり前になり、達成しないと気持ち悪い気分になってきます。
これが自尊心レベルの上げ方です。
脳力レベルの上げ方は、
- 過去にトラウマで“嫌い”と思うことがあれば、それをうまくできてい る人と一緒にやること。
- 数字が苦手であれば数字を丁寧に大切に愛して楽しむこと。
私達の人生は、生きている間にお金も人も物も大切にしたものしか残らないのです。
私は、無いものは自分にとって必要ないのだと思っていますから、あるものを大切にします。
数字をあげたければ、数字を大切にすることです。
脳力開発のステップは全てで8ステップあります。
興味がある方は、是非全てのステップを見てみて下さいね。
→脳力開発8ステップ③意思逆転の法則 潜在意識3つの落とし穴
→脳力開発8ステップ⑤潜在意識で引き寄せる『波動の法則』とは
→脳力開発8ステップ⑥潜在意識を使い、セルフイメージを高める