自分の潜在意識と仲良くなることで、自分自身をコントロールする!

こんにちは! あなたは、自分自身を思うようにコントロールできていますか?

たとえば、このようなことで悩んでいませんか?

  • 一時の感情でつい怒ってしまい、その場の雰囲気を悪くしてしまった…
  • 誘惑に負けてしまい、ついつい食べ過ぎてしまい、罪悪感に襲われる…
  • 先延ばしにする癖があり、その結果不本意な結果に終わってしまった…

上記のような悩みを解決するには、実はあなたの潜在意識がその鍵を握っています。

今回は、あなたの潜在意識と仲良くなり、自分自身をうまくコントロールする方法をご紹介いたします。

なぜ、自分をコントロールするために自分の潜在意識と仲良くなる必要があるのでしょうか?

自分自身をうまくコントロールするためには、自分の潜在意識と仲良くなる必要があります。

では、なぜ自分の潜在意識と仲良くなる必要があるのでしょうか?

それは、潜在意識と顕在意識との力関係に理由があります。

もしかしたら、あなたもどこかで図を見たことがあるかもしれませんが、人間の意識の領域の中で、顕在意識が3%の領域に対して、潜在意識は97%を占めていると言われています。

氷山にたとえると、海面から姿を現しているのが顕在意識で、海面に沈んでいる部分が潜在意識となります。

そのくらい、潜在意識は大きな力を持っています。

そのため、3%の顕在意識で「今日はみんなに元気よく笑顔で挨拶しよう!」と思っていても、97%の潜在意識が「…でも先輩たち怖いから、声かけるのやだな…」と思っていたら、力関係上、顕在意識で無理やり行動を変えるのが難しいのです。

つまり、行動などの習慣を変えて、自分をうまくコントロールできるようになるためには、自分の潜在意識から変えていく必要があるのです。

→感情をコントロールする方法【「言葉のパターン」で潜在意識に働きかける】

潜在意識をうまくコントロールすることは、すぐにできるようになるのでしょうか?

実は、自分の潜在意識をすぐに自在にコントロールできるようになることは、できません。

なぜなら、自分の潜在意識に刷り込まれている行動や思考のパターンは、習慣化されてしまっているからです。

潜在意識に刷り込まれている習慣を変えるためには、一度顕在意識で習慣を変えて、新しい習慣を潜在意識に定着させることが必要です。

それには、最低90日はかかると思っていた方がよろしいかと思います。

なぜなら、長年潜在意識に刷り込まれ続けた習慣は、なかなか変えることが難しいからです。

ですが、習慣が書き換わるまでの間でも、怒りなどの感情をコントロールすることは可能です。

あなたの潜在意識にあるものが変わる時に、人間関係も変わります

いい恋愛ができるコツは、潜在意識と部屋を掃除することです!

自分の潜在意識にある怒りの感情をコントロールする方法とは?

たとえば、ついすぐかっとなってしまうということであれば、『怒り』の特徴を把握していれば、特徴を利用して対応することができます。

『怒り』は、実は長時間継続しません。

あなたの周りに、瞬間湯沸かし器みたいに怒る人がいませんか?

でも、その人は本当に同じことで怒り続けていますか?

実は、一つの『怒り』は長く継続しないのです。

怒り続けている人は、次々と『怒り』のもととなる燃料を自ら探しに行き、怒りの感情を燃やし続けているのです。

もし、自分の中に『怒り』の感情が芽生えたと感じた時は、相手に怒りの感情をぶつける前に、心の中で数をカウントしてください。

なぜなら、アンガーマネジメントの本などでも紹介されていますが、『怒り』は6秒で消えると言われているからです。

もう一つの対処方法は『相手への期待を手放すこと』です。

なぜなら、『怒り』という感情な二次感情です。

実際にあった話ですが、私が残業して帰宅した時に、先に帰宅していた夫が、洗濯物の籠がいっぱいになっているにも関わらず、洗濯機を回していませんでした。

他の家事も手付かず…疲れも溜まっていたため、つい夫に「なんで、できる家事をやらないの?」と怒ってしまいました。

私の潜在意識の中に『洗濯物がいっぱいになっているのだから、洗濯機くらい回してくれるだろう』と、夫に対して期待があったわけです。

それが裏切られたと感じたから、怒りの感情が現れたのです。

夫からしたら『別に今日じゃなくてもいいだろう。

一緒にできるときに手伝おう』と思っていたため、なんで自分が怒られなくてはいけないのか?となるわけです。

なぜなら、私は夫に「仕事で帰りが遅くなるから、洗濯機を回しておいてね」とお願いしていたわけではないからです。

この話を後日友人に話したところ「家事は自分でやるものだと思ったら腹も立たないし、やってもらったら「ありがとう!」って感謝できるよ」と言われました。

確かにそうだ…と自分の考え方のクセを変えてみたところ、怒りの感情のコントロールができるようになったのです。

上記の方法でコントロールしつつ、感情のコントロールのトレーニングを始めたところ、怒りをはじめとした感情のコントロールができるようになりました。

→潜在意識を活用して苦手な人との人間関係を円滑にする方法

潜在意識をうまくコントロールして、誘惑に負ける癖を直すにはどうしたらいいでしょうか?

誘惑や先延ばしの癖に悩まされている人は、少なくないと思います。

やらなきゃいけないことがあるのに、つい他のことをしてしまう…そんなことはありませんか?

これも、ちょっとした工夫で解決することができます。

誘惑…たとえばダイエット中なのに間食をしてしまう、なんてことがありませんか?

これは、自分の潜在意識にある「食べたい!」という思いを、顕在意識で無理やり抑えつけようとするため、反発しているのです。

その場合は、全部取り上げるのではなく、代替案を出してすり替えるのです。

100(間食をする)を0(間食しない)にするのではなく、A(ケーキを食べる)をB(カロリー控えめのものにする、量や回数を減らすなど)に変えるということです。

全て取り上げると喪失感が生まれますが、代替案にすり替えることで、「間食する」と言う行動自体は取り上げていないため、喪失感は生まれにくいのです。

実際に、私の母は間食が好きだったのですが、病気でカロリー制限をしなければならなくなりました。

その時に、食べることが楽しみだった母は、ひどく落ち込んでいました。

ところが、管理栄養士からの栄養指導を受けたところ、

「そこまで、ガチガチにする必要はないですよ。例えば、ちょっとおやつを食べたら、その分他の食事で調整すればいいですよ。1日や1週間のトータルで見て調整できていれば大丈夫ですよ」

と言われたそうです。

その結果、適度におやつも楽しみ、血液検査の数値もうまくコントロールできているとのことでした。

食べ過ぎるということもなくなっているようです。

→音楽を味方につけて、自分の潜在意識から感情をコントロールする!

潜在意識をうまくコントロールして、先延ばし癖を直すにはどのようにしたらいいでしょうか?

また、自分の潜在意識をうまくコントロールして、先延ばし癖を直す方法については、2つの対処方法があります。

1つめは、期限(ゴール)を決めて、逆算して今自分がゴールを達成するためにすべきことを決めることです。

学生時代、夏休みの宿題が出た時に、あなたはどうしていたでしょうか?恐らく、始業式や提出期限に間に合うように、自分で予定を組んで取り組んでいたのではないでしょうか?それと同じです。

どこまで終わらせたかを目視で確認できるようにすると、よりモチベーションが上がり、やり続けることができます。

2つめは、自分が先延ばしにしていることについて、やり遂げることでどのような価値を得られるか?を考えることです。

久家さんがセミナー中によく話されるたとえで、7億円の宝くじの話がありますので、紹介させていただきます。

【7億円の宝くじ】

今、あなたの手元に今日が引き換え期限の7億円の宝くじがあります。ここからの質問に答えてみてください。

今日が引き換え期限で、明日になったら宝くじはただの紙切れになってしまいます。ところが、外は台風です。あなたは引き換えに行きますか?

あなたは、7億円の宝くじを引き換えるために、台風の中出かけることにしました。ところが、車で送ってもらおうとしましたが、家族に断られてしまいました。家族は危ないからと、あなたが外出するのを止めようとしています。今日引き換えれば7億円、明日になったら0円です。あなたは引き換えに行きますか?

あなたは7億円の宝くじを引き換えるために、台風の中自分で車を運転して出かけることにしました。

ところが、あと100mというところで、車がエンストしてしまいました。

銀行が閉まる15時まで、時間は残り僅かです!今日引き換えれば7億円、明日になったら0円です。あなたは引き換えに行きますか?

ここまでは、だいたい受講生全員が「引き換えに行く」と答えます。

あなたはどうでしょうか?質問は続きます。

あなたは、車を降りて徒歩で残り100mを進むことにしました。

ところが、台風の強風で転倒!あなたは足をくじいてしまいました…。

銀行まではあと50mです。

今日引き換えれば7億円、明日になったら0円です。

あなたは引き換えに行きますか?

あなたは、足を引きずりつつも、残り50mを歩き続けることにしました。

ところが、再度転倒し、今度はもう片方の足もくじいてしまいました…。

銀行まではあと25mです。

今日引き換えれば7億円、明日になったら0円です。

あなたは引き換えに行きますか?

あなたは、両足捻挫をしてしまって歩くことができなくなってしまいました!

それでも、同じ質問をすると、ほぼ全員が「引き換えに行く」と答えます。

あなただったらどうしますか?

それでは、最後の質問です。

あなたは、あと少しで銀行に着くからと、這って銀行まで行くことにしました。

もうすぐ銀行に到着し、7億円があなたの手に入ります!

台風の中、必死で這って銀行まで向かうあなた。

髪も服もびしょ濡れです…。その時、あなたはどんな気持ちでしょうか?

そして、もし7億円ではなく、これが300円だったら引き換えに行きますか?

この質問でわかることは2つあります。

  • 本当にそのゴール(得たい結果・7億円を得ること)に価値があると感じていれば、行動する
  • 自分が、そのゴール(得たい結果・7億円を得ること)に対して本当に欲しいと思っているのであれば、苦労(台風・足をひねって歩けなくなるなど)が苦労と思わなくなるため、自ら行動したくなる

自分の感情のコントロールの方法については、以下の記事も参考にしてください。

潜在意識に刷り込まれている言葉を変えたら、人生が思い通りに変化していきました!

今度こそダイエットを成功させたいのですが、潜在意識を使えばできますか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

自分の潜在意識と仲良くなって、感情をうまくコントロールする方法をご紹介いたしました。

恐らく、今回ご紹介した『怒りの感情のコントロール』『誘惑とうまく付き合う』『先延ばし癖』については、多くの人が解決したい!と思っていることかと思います。

ですが、この記事で対処方法を学んでも、実際に自分自身と照らし合わせ、実践しないことには、何も変わらないままです。

特に『怒りの感情のコントロール』については、ほんの一時の怒りの感情に振り回されることで、人生を棒に振りかねないのです。

感情のコントロールができなかったばかりに、仕事や友人を失ったら…悲しいと思います。

あなたの悩みが解決し、本当に望む人生を生きられるようになることを応援しています。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

→潜在意識を活用したら、上司に感謝できるようになりました!

     
  

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