こんにちは!
あなたの生活に音楽は欠かせないものになっているかと思います。
たとえば、街中に流れているBGMで季節の移り変わりを感じたり、懐かしい曲を聴いた時に、昔の記憶が蘇ったり…
テレビCMが耳について、いつの間にかそのものを購入していたり…
それは、あなたの潜在意識に、その音楽と記憶が結びついているからです。
今回は、その日常に溢れている音楽で、自分の潜在意識を活用し、感情のコントロールがうまくできるようになる方法を紹介させていただきます。
音楽があなたの感情に影響するのは、音楽があなたの潜在意識に結びついているからです!
あなたは、子どもの頃に聞いた音楽を聴くと懐かしく感じたり、たとえば「蛍の光」を聞くと「あ、閉店の時間か…急がなきゃ」と思ったり、紅白歌合戦のエンディングを連想して「今年ももう終わりか…」と寂しい気分になったりしませんか?
それは、あなたの潜在意識の中で、音楽とその音楽にまつわる記憶が結びついているからです。そして、音楽を耳にしたときに、その音楽にまつわる記憶が引っ張り出され、感情が蘇るからです。
たとえば、失恋した時に聞いた音楽を聞きたくなくなる…、友達と楽しい時間を過ごした時に聞いた音楽を聞くとわくわくした気持ちになる…。
潜在意識と感情・思考・行動は人生の構成要素上で連動しています。そのため、潜在意識にこの音楽=楽しいと刷り込まれている状態であれば、楽しい感情が出てきます。逆に、潜在意識にこの音楽=悲しいと刷り込まれていれば、悲しい感情が出てきます。
感情・思考・行動と潜在意識は連動しています。
感情のコントロールをできるようになるコツは、あなたの潜在意識をうまくコントロールすることにあります。
その特徴を利用すれば、音楽であなたの感情のコントロールを行うことが可能なのです。
→感情をコントロールする方法【「言葉のパターン」で潜在意識に働きかける】
→スピリチュアル?イライラする人の原因は、潜在意識があるものでいっぱいだからです!
私が音楽で潜在意識をコントロールし、感情のコントロールをした方法とは…
私は大の音楽好きで、いつも音楽とともにある生活を送ってきました。お年玉を溜めてポータブルプレイヤーを購入し、出かける時もいつも音楽を聞いていました。
社会人になり、毎日激務で大変な日々を送っていました。
ですが、接客業だったため、職場内で辛いことがあっても、相手の前では常に笑顔でいる必要がありました。
そこで、私は音楽を利用して、感情のコントロールを行っていたのです。
実際に行っていたことは、以下の通りです。
職場は戦場であるという認識を持っていたため、朝の通勤時は、自分の心を奮い立たせる音楽をチョイスして繰り返し聞く。
帰りの通勤時には、心がボロボロになっていたので、自分の心を穏やかにする音楽をチョイスして繰り返し聞く。
休みの日は、開放感溢れる音楽を聞き、気持ちだけは晴れやかな状態に持っていく。
当時いた職場は、常に戦いを挑むような気持ちでいなければ、一日を乗り越えることができないくらい、精神的に追い詰められるところでした。
音楽を聞くことで、自分の潜在意識に合図を送り、感情のコントロールを行っていたのです。
どんな音楽を選ぶかは、あなたの好みなどもありますので、いろいろ聞いてみて「なりたい気分に持っていける音楽」を探してみてはいかがでしょうか?
たとえば、「MVのイメージと自分の心境がマッチするもの」だと、音楽を聞いた時に、その映像も蘇るので、視覚からもイメージがくることで、より感情に響きます。映画やテレビ等で使われているものも同様です。
→あなたの潜在意識にあるものが変わる時に、人間関係も変わります
音楽の力であなたの潜在意識に条件反射を作る!行動も変えることができます。
また、音楽はあなたの潜在意識に浸透させることで、行動もコントロールすることができます。
あなたは、こんな経験をしたことはないでしょうか?
・運動会でよく流れる「天国と地獄」を聞いて、思わず走り出したくなる。焦って行動してしまう。
・街中で流れる音楽を聞いて、「あ、もうそろそろ帰る時間だ」と帰り支度を始める。
行動心理を利用して、CMなどで同じフレーズを繰り返し聞いていると、たとえば「タンスに」と言われたら「ゴン!」、「ファイトー」と言われたら「一発!」と刷り込まれ、ついつい買ってしまう…それと同じです。
一度あなたの潜在意識に深く刷り込まれたものは、なかなか抜けません。私は、今は余程のことがなければテレビを見ない習慣となっていますが、子どもの頃によく見たものは、未だに沁みついており、ついつい口ずさんだり、買ってしまうことがあります。
そのため、たとえば掃除をついさぼってしまうのであれば、子どもの頃に掃除の時間に流れていた音楽を流してみると、掃除をしなきゃと思って行動する…ということにも使えるわけです。
毎日決まった時間に勉強しようと決めたら、その時間に合図の音楽が流れるようにする。
あなたの潜在意識に習慣として刷り込まれると、「あ、勉強しなきゃ」と、意識を向けて行動を働きかけることができます。(そのあとに、実際にあなたが勉強するかはあなた次第です)
→あなたの潜在意識にある、過去の人間関係に対しての傷が、感謝や気付きに変わる時
まとめ
いかがでしたでしょうか?改めて、音楽があなたの潜在意識に働きかける力の強さが実感できたのではないでしょうか?
その特性をうまく活かすことができれば、音楽であなたの潜在意識や感情のコントロールを行い、思うような行動に結びつけることが可能なのです。
音楽は「音を楽しむ」と書きます。音を楽しむように、あなたの毎日の生活、そしてあなたの人生が楽しめるように、うまく使いこなし、人生を彩るパートナーのひとつになればいいと思います。
自分のテーマソングを見つけて、イメージし続けるのもおすすめです。その音楽が流れた時に、周りの人に「あなたにぴったりな音楽だね」と言われるようになれば、しめたものです。なぜなら、その音楽のイメージが、あなたを通して染み出るくらいに浸透しているということになりますから。
ぜひ、あなたがなりたい自分のイメージにぴったりの音楽を見つけてみてください。そして、何度も繰り返して聞き、その時になりたい自分のイメージを五感で感じられるくらい鮮明にイメージできるようになってください。
私は上記で書いたような、音楽がなければ生きていくのが辛い時期がありました。今は辛い時期から見事に脱出し、毎日を楽しんでいますが、今でも音楽は私の生活に寄り添って、より楽しいものにするエッセンスのひとつとなっています。
あなたの毎日が、より活き活きと楽しいものになるよう、心から応援しています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。