宮沢賢治の注文の多い料理店から学ぶ「感謝の気持ち」

宮沢賢治が愛してやまなかった岩手県に来ています。

宮沢賢治の代表作の1つに、「注文の多い料理店」という短編童話があります。

今回は、「注文の多い料理店」から宮沢賢治が「私たちに何を伝えたかったか」について考えていこうと思います。

文の多い料理店 (新潮文庫)

宮沢賢治(著)

感謝する姿勢と生き方について言及した「注文の多い料理店」

ご存知の方も多いかと思いますが、まずは宮沢賢治の「注文の多い料理店」の内容を簡単にご説明いたします。

二人の欲深い猟師が山奥で道に迷って、空腹でたまらなくなっていた時に、眼の前にレストランを見つけたのです。

中に入って1つ目のドアを入ると、「猟銃を置いてください」と書いてありました。

次のドアを開けると、「金属類のものをはずしてください」と書いてあったのです。

その次のドアを開けると、「上着を脱いでください」と書いてあります。

次は、「体に油を塗って、塩を振りかけてください」と書いてありました。

お店の注文通りにして、最後のドアを開けると、そこには大きな猛獣がいて、二人を食べようとしていました。

そこでハッと目が覚めた二人の猟師は、ガイドに導かれて村に戻ることができました。

けれども、顔はとても老けてしまって、元には戻らなかったという話です。

 

この小説「注文の多い料理店」は、自分さえ良ければいい。

動物たちの命を奪っても、感謝もしない。

このような欲深い人生を送っていると、物語に登場する二人の猟師のようになってしまうということを示唆しているのでしょう。

豊かさの中で忘れてはいけないもの「感謝の気持ち」

もちろん、たくさんお金を稼ぐことが、悪いのではありません。

しかし、「みんなで一緒に幸せで豊かになろう」「社会の役に立つなど自分のことだけでなく、相手のことも考えるようなお金の使い道を考えること」を、宮沢賢治はこの小説で教えてくれているように思います。

感謝の気持ちや、やってもらうのが「当たり前」ではなく「有難いことだ」と思うことなど、豊かさの中で忘れてはいけないものがあります。

ビジネスが上手くいくためには「まず相手が求めていることを理解して、それを手に入れられる人になるために全力で尽くすこと」です。

そこには、感謝や愛があるのです。

皆さんは、いつも感謝して生きていますか。

     
  

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