『十二番目の天使』
著者:オグ マンディーノ(Og Mandino)
訳:坂本 貢一
出版社: 求龍堂
15年ほど前に知人の女性が感動したと話していた本です。
読書前に本の帯やレビューを見ると「感動して泣いた」という話が多く書かれています。
しかし、私は「そんな訳ないだろう」と半信半疑で読み始めることに。
「十二番目の天使」で、諦めないことの大切さを学ぶことができます
後半、はっと氣がつくと読みながら号泣してしまうことに。
読書している途中で涙を流すのは記憶している限り生まれて初めて経験で自分でもビックリです。
テレビドラマや映画では涙したことはあります。ですが、「なぜ活字の本で涙したのだろうか?」と思い返してみることに。
合わせて本書は、単なる感動物語ではなく、著者が本書を通じて読者へ伝えたいことは何かも考えてみました。
ふっと心に浮かぶのは、毎日、毎日を大切に生きること。
さらには、諦めないことの重要さです。
本書は、自己啓発・人生哲学のややハードルの高そうな本でありますが、生き生きとした人間味溢れる感情豊かな物語として、それを私たちへよりリアルに伝えてくれています。
自己暗示・アファメーションの大切さを認識できます
加えて、一流スポーツ選手や経営者など成功者と言われる人たちが習慣にしている自己暗示・アファメーションの大切さを再認識させてくれる1冊です。
私は普段、人に本を薦めることは、あまりないのですが、この十二番目の天使はぜひ大切な人にプレゼントして読んでもらいたいと心から思わせてくれた1冊です。
本書は、フォトリーディングで読みましたが、結果的には、ほぼ精読に近い速度でじっくりと読みました。
おそらく、潜在意識が、じっくりと読むように無意識に判断したのかもしれません。
そのほうが本書の魅力、意義を味わえるのではと判断したのでしょうか。
「十二番目の天使」は、私の潜在意識が与えてくれた本かもしれません
個人的な話ですが、この3週間ほど精神的に落ちていました。原因はいろいろあるのでしょう。
私もある程度は理解しています。
しかし、分かっていてももがくだけで、簡単には抜け出せないものです。
そんな苦しんでいるタイミングに偶然書店で手にした十二番目の天使は神さま、この言葉が宗教的だったら無意識下の意思からの贈り物だったのかもしれません。
実はこの本を購入はしたものの、「物語調の自己啓発本は読みづらい」という先入観があったため後回しになって、いわゆる「積読状態」になっていました。しかし、来るべきタイミングで神さま(宇宙の意志?)が与えてくれたのかもしれませんね。
十二番目の天使は、沈んで凹んでいた氣持ちを涙とともに流してくれてモチベーションを回復してくれました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「人って強いな。人って素晴らしいな。生きるってすごいな」
今、私が抱えている悩みが小さく感じ、「よし、新しい行動をしてみよう」と思わせてくれるそんな感想を持っている本です。
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