こんにちは!あなたは、知らず知らずのうちに自分の潜在意識の中に「ねばならない」が居座っていませんか?
様々な「ねばならない」が、あなたの思考や行動を制限していませんか?
今回は、あなたの潜在意識にある「ねばならない」を手放す方法について、ご紹介させていただきます。
なぜあなたの潜在意識に、手放すべき「ねばならない」が存在するのでしょうか?
もし、あなたが本当に自分の思い通りの人生を生きられるようになっていないと感じていたとしたら、それは、あなたの潜在意識に「ねばならない」が存在しているからです。
「ねばならない」が少ない人もいれば、たくさんの「ねばならない」を抱え込んでいる人もいます。
では、なぜあなたの潜在意識に、手放すべき「ねばならない」が存在するのでしょうか?
生まれたての赤ちゃんの潜在意識はまっさらなため、そこには「ねばならない」は存在しません。
ところが、成長していくにつれて「ねばならない」が潜在意識に刷り込まれていきます。
あなたは、潜在意識に刷り込まれた「ねばならない」の正体をご存知でしょうか?
この「ねばならない」の正体は「思い込み」です。「思い込み」は、環境や経験などで形成されています。
たとえば、親の言うことを聞かなければならない…これも思い込みのひとつです。
あなたは、親から「好き嫌いはしてはいけない」と言われて、苦手なピーマンを我慢して食べていた、なんてことはありませんか?
でも、私は「好き嫌いはしてはいけない」と言う親自身が、実はピーマンが嫌いで、残していたことに気付いた時に、「大人はいいの!」という、理不尽なことを言われたことがあります。
それでも「親が言うことは全て正しい」という思い込みがあった場合、「親の言うことは全て正しいから、言う通りにしなければならない」となるのです。ここで「ねばならない」が生まれてしまうのです。
もうひとつ事例を挙げますと、中学生の時に、肩より長い髪は結ばなければいけない、という校則がありました。
ですが、結び方については、特に決まりがありませんでした。
それなのに、周りの人と異なる結び方をしていたところ、「何目立とうとしているの?」「むかつく」等陰口を言われました。
当時、目立たない地味な子だったため、みんなと違う髪形をしているということが目障りだったようなのです。
ここで注目していただきたいのは、校則自体には「肩より長い髪は結ばなければならない」とありますが、この結び方はダメ、といった但し書きは一切ありません。
つまり、「地味な人は、おさげにしなければならない」という一部の人の思い込みを刷り込まれ、大多数がその「ねばならない」に縛られていたということなのです。
→あなたの潜在意識にあるものが変わる時に、人間関係も変わります
あなたの潜在意識には、どのような手放すべき「ねばならない」が存在しているかご存知でしょうか?
先ほどご紹介したように、あなたの潜在意識には、今までの環境や経験などによって刷り込まれた「ねばならない」が存在しています。
では、あなたの潜在意識には、実際にどのような手放すべき「ねばならない」が存在しているかはご存知でしょうか?
自分の潜在意識の中にある「ねばならない」を確認するには、一度紙に書き出して客観視する必要があります。
ここでひとつのワークを紹介いたします。
一冊のノートを用意し、真ん中に1本縦線を引いてください。
左側に「私は〇〇である」を思いつくだけ書き出してみてください。
そして、その右に「だから△△しなければならない」と思いつくだけ書いてください。
たとえば、以下のように書きます。
左側「私は長女である」
右側「だからしっかりしないといけない」「我慢しなければならない」となります。
この右側に書き出した内容は、本当にそうでなければならないのでしょうか?
客観的に「事実か思い込みか?」を判断してみてください。上の例の場合は、どちらも思い込みです。
その思い込みは、不要なものなので手放す必要があるということが見えてくると思います。
では、あなたがノートの右側に書き出した思い込みを手放すために、「〇〇でいい」と書き直してみましょう。
上の例の場合は「必要以上にしっかりしなくてもいい」「もっと周りに頼ってもいい」「我慢しなくてもいい」「甘えてもいい」といった感じです。
上の例は、実は私の中に実際に存在していた思い込みです。その思い込みが手放していいものだとわかった時、私は人に甘えられるようになったのです。
必要以上に片意地を張らずに生きていけるようになり、いつもピリピリしていた心が軽くなりました。
あなたの潜在意識から「ねばならない」を手放す方法を紹介いたします。
ここまでの内容で、あなたの潜在意識の中にある手放すべき「ねばならない」が確認できたかと思います。
あなたが、本当に望む人生を生きられるようになるために、行動の妨げになっている「ねばならない」という思い込みを手放すために、どのようにすればいいか、ご紹介いたします。
潜在意識を書き換えるにはアファメーション(深層自己説得)が一般的ですが、実は強い「ねばならない」を持っている場合、潜在意識が大きな抵抗を起こします。
なぜなら、あなたの潜在意識には長年「ねばならない」が刷り込まれ続けていたため、無理やり変えようとすると反発するからです。
そのため、この場合はパーミッション(許可を出す)から入ると、抵抗感が和らぎます。
潜在意識から抵抗感がなくなってきたところで、アファメーションに切り替えることで、より効果を増します。
パーミッションは、心身共にリラックスしている状態で行います。
たとえば、お風呂で浴槽に浸かっている状態や、寝る前に行うのがいいでしょう。
朝起きて軽く身体を動かす習慣があるのであれば、その時でもいいと思います。あなたにとって心地よく感じられる時がベストです。
リラックスしている状態の時、脳波はα波の状態になっています。この状態が一番潜在意識と繋がりやすい状態なのです。
その時に、力を抜いて「もっと他の人に甘えてもいいんだよ」「我慢しなくていいんだよ」「仲間に頼っていいんだよ」等、自分に許可を出す言葉を呟きます。
最初は、少し抵抗感があるかもしれません。それは潜在意識が自分を守るために変化することを避けるからです。
ですが、自分に変化することへの許可を出し続けていると、自然に変化を受け入れられるようになるのです。
→あなたの潜在意識にある、過去の人間関係に対しての傷が、感謝や気付きに変わる時
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自分の望む人生を生きられるようになるためには、自分の潜在意識の中に刷り込まれた「ねばならない」を手放す必要があるということが、ご理解いただけたかと思います。
斎藤一人さんのお弟子さんのひとりである、宮本真由美さんの書籍かブログにも「ねばねば星人」を卒業しよう!といった内容が紹介されていたのを読んだことがあります。
つまり、成功の秘訣は、思い込みから作られた「ねばならない」を上手に手放すこと、なのです。
ですが、どうして自分の潜在意識の中に「ねばならない」という思い込みが生まれたのか、どうしたら手放すことができるのか?を理解しても、行動しなければ変わりません。
ご紹介したワークや、「ねばならない」を手放す方法は、難しいものではありません。
もし、あなたが行動できず「ねばならない」に囚われている状態ということであれば、是非時間を作って実践してみてください。
あなたが、心から望む人生を生きられるようになることを、心から応援しております。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!