こんにちは!あなたは、自分の潜在意識にある思い込みが、あなたの目の前にある現実を作っているということをご存知でしょうか?
私は、最初「自分の潜在意識にある思い込みが、自分の現実を作っている」ということを信じられませんでした。
ところが、潜在意識について学んでいくうちに、自分の中にある思い込みが変わり、現実も変わっていったのです。
今回は、あなたの潜在意識を、自分の夢や願望が実現できるようになる思い込みに変えていくにはどのようにしたらいいか、お伝えいたします。
潜在意識にある思い込みは、どのようにして作られるのでしょうか?
いつの間にか自分の潜在意識に生まれる思い込みは、一体どのようにして作られていくのでしょうか?
生まれたばかりの赤ちゃんの潜在意識には、何の思い込みもありません。欲しいもの、嫌なこと、自分の欲求は素直に伝えます。自分の欲求が叶わないなんて、思ってはいません。
ところが、成長するにつれて「これはダメ」「あれは無理」「できっこない」等、の思い込みが潜在意識に刷り込まれていきます。
それは、親や先生…周りの人に言われたことであったり、自身の経験で刷り込まれていくのです。
たとえば、テストの点数が100点中50点だったとします。
その時に「なんでこんな点数しか取れないの?ダメな子ね」と言われたとしたら、自分の潜在意識には「自分はダメな子だ」が刷り込まれます。
また、「50点取れたのね。顔晴ったね。次も顔晴ろうね」と言われたとしたら、自分の潜在意識には「自分は顔晴れる子だ」が刷り込まれます。
→自分に自信が持てなくて、本来の実力を発揮できません。潜在意識を使えば改善できますか?
潜在意識に思い込みが刷り込まれることで、どのような影響が出るのでしょうか?
良い思い込み・悪い思い込みどちらにしても、あなたの潜在意識に刷り込まれることで、あなたの感情や思考・行動に影響を及ぼします。
たとえば、毎日のように「自分はダメな子」だと刷り込まれていた人は、セルフイメージが低くなり、何か挑戦しようと思っても「どうせ、自分はダメな子だから、できるわけがない」と挑戦することを止めてしまいます。
逆に、毎日のように「自分はできるんだ!」と刷り込まれていた人は、セルフイメージが高くなり、ちょっと困難なことがやってきても「自分にはできる!」とどんどん果敢に挑戦していくことができます。
私の場合、長年「お姉ちゃんだから我慢しなくちゃ」「私は変な子だから、目立っちゃいけない」等思い込んでいたため、セルフイメージは地を這うくらい低くなっていました。
・やりたいことがあっても、我慢しなくちゃいけない。
・お姉ちゃんだから、いい子でないといけない。
・いい子でない私には価値がない。
結果、必要以上に人の目を気にして、いつもビクビクオドオドし、やりたいことがあっても我慢し続けていました。そして、心身共に病んでいきました。
ところが、ある時…それらは全て自分の思い込みである…そして、その潜在意識に深く刷り込まれた思い込みが、今の自分の現実を作り上げていることに気が付いたのです!
自分の中にある思い込みを変えることで、今の現実を変えることができるなら…そこで、自分の中にどのような思い込みがあるかを確認し、ひとつひとつ良い思い込みへ書き換えていったのです。
その結果、絶望しかなかった人生が大きく変わりました!
→私の潜在意識にあった思い込みを変えたことで、親子関係の見方が変わりました。
どうしたら、自分の潜在意識に刷り込まれた思い込みを確認することができますか?
実は、あなたが「事実」だと思っていることの大半は、「思い込み」です。ここで、あなたが「事実」だと思っていることが「思い込み」であることに気付く方法をご紹介いたします。
まず、ノートを1冊用意してください。
1. ノートにあなたが事実だと思っていることを、思いつくままに書き出します
2. その横、もしくは下に、なぜそのように思っているかを書き出します
3. 一旦、ノートに書き出したものを、ひとつひとつ客観的に見てみます
4. それは本当に「事実」か「思い込み」か?を書き出します
信頼できる人に、書き出したノートを見てもらうのもいいでしょう。
私の場合は、仲間とシェアしあったところ、すべて思い込みを自分の潜在意識に刷り込んでいたことがわかりました。
自分が勝手に悪い思い込みをして、潜在意識に刷り込んでいた結果…現実も悪い思い込み通りのものとなっていたのです。
以前読んだ、神田昌典さんの『非常識な成功法則』に書かれていたエピソードでも、こんな話が紹介されています。
神田昌典さんは、ある企業に勤めていた時に会社の業績が傾いたそうです。
その際にリストラの噂が流れ「もし、リストラされるとしたら、新人の自分だろう」と思っていたそうです。
その結果、どうなったと思いますか?
その後、神田昌典さんは、本当にリストラされてしまったのです…。
そのくらい、潜在意識に刷り込まれた思い込みは、あなたの人生にも影響を及ぼすものなのです。
自分の潜在意識に刷り込まれた悪い思い込みは、このようにして変えられます!
先ほどご紹介した方法で、自分の潜在意識に刷り込まれた思い込みに気付けたと思います。
ただ、気付いただけでは現状は変わりません。ここから、あなたの潜在意識にある悪い思い込みをいい思い込みに変えていくことで、現実が変化していきます。
では、実際にどのように悪い思い込みをいい思い込みへ変えていくのか?を紹介させていただきます。
・アファメーション(深層自己説得)
・パーミッション(自分に許可を出す)
自分の潜在意識にどのような思い込みがあるかは、自分が日頃使っている言葉に現れます。そのため、自分が使っている言葉を変えていくことも有効です。具体的な方法は、以下の記事で紹介させていただいてますので、参考にしてください。
→潜在意識に刷り込まれている言葉を変えたら、人生が思い通りに変化していきました!
先ほどご紹介した神田昌典さんの話で、神田昌典さん自身も自分の潜在意識にあるものが現実化していると知り、それならば…と、自分が望む結果を紙に書き出しました。
その結果…神田昌典さんは、自分が望む年収を得ることができるようになったのです!
もし、神田昌典さんの話を詳しく知りたい方は、以下の記事で紹介させていただいてますので、参考にしてください。
→神田昌典さんの書籍「非常識な成功法則」感想 潜在意識おすすめ本
まとめ
いかがでしたでしょうか?自分の潜在意識にある思い込みが、あなたの現実を作り上げているということがよくわかったかと思います。
潜在意識はあなたの思い込みがいい・悪いを判断できないため、そのまま現実化しているのです。
もしかしたら、あなたは「親や環境のせいで、悪い思い込みが潜在意識に刷り込まれたんだ」と思ってしまうかもしれません。ですが、親は悪気があってあなたに悪い思い込みをするようなことを言ったわけではないのです。
親もまた、自分の経験や環境などで潜在意識に刷り込まれた思い込みによって、「これでは子どもが困ることになる」等判断して、伝えていたのです。だから、過去を責めないでいただきたいのです。
でも、その思い込みは自分自身で今からでも変えることができます!
ご紹介した方法を知るだけでは、結果は変わりません。こつこつひとつずつ思い込みを変えていくことで、これから先のあなたの現実を変えていくことができるのです。
あなたの思い込みが書き換わり、あなたが心から望む人生を生きられるようになることを応援しております。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!