こんにちは!あなたは、普段どのような言葉を使っていますか?
愚痴や人の悪口を口にしていないですか?
- なんかついてない…
- 悪いことばかり起きる…
そう感じているのであれば、 それは、 あなたが発している言葉が。潜在意識に刷り込まれているからかもしれません。
使う言葉が潜在意識に影響を及ぼしているとは…
- それはどういうことでしょうか?
- それなら、どうしたらいいのでしょうか?
ご紹介させていただきます。
自分が使う言葉が、潜在意識にどのような影響を及ぼしているのでしょうか?
よく耳にする潜在意識という言葉。言葉自体は耳にしていても、どのような役割なのかをご存知ない方もいらっしゃるかと思います。
【潜在意識の役割】
たとえば、朝起きて今日着る服を選ぶのは、自分で意識して行っているかと思います。これが、顕在意識です。
その後、上着から着替えますか?右腕・左腕どちらから先に腕を通しますか?恐らく、毎日同じ順番で服を着ているかと思います。
その服を着る時に「よし、右腕通すぞ!」と考えて着ていないと思います。無意識に行っていること、それが潜在意識です。
呼吸は意識して行うこともありますが、普段は考えずに行っています。外に出て歩くときも、右足出して…左足出して…と考えずにできていますよね?
また、心臓を自分の意思の力でで止めようとしても、心臓を止めることができません。心臓が止まってしまったら、大変ですよね?
そのような、日ごろの習慣から生命にかかわる部分までをつかさどっているもの…それが、潜在意識の役割です。
【潜在意識の特徴】
潜在意識には、以下のような特徴があります。
◆顕在意識と潜在意識との力関係は、1対80000
氷山をイメージするとわかりやすいですが、顕在意識は氷山の一角、潜在意識は水面下で見えない部分にも広がっています。潜在意識の影響力の大きさがわかりやすいかと思います。
- 潜在意識は否定語を認識しない
潜在意識は、否定語を認識しません。そのため、例えば「太りたくない」だと、太る+ないなので、「太る」が潜在意識に刷り込まれます。そのため、潜在意識に刷り込むのであれば、「スリムになりました!」「健康的に痩せました!」等言い換える必要があります。 - 潜在意識は主語を認識しない
潜在意識は、主語を認識しません。そのため、例えば「あいつムカツク」と上司の悪口を言ったり、「仕事疲れる」と愚痴を言った場合、どちらも自分のものとするため、自分の潜在意識に「ムカツク」「疲れた」と刷り込まれてしまうのです。
行動するとき、「こうしよう」「ああしよう」と無意識のうちに自分と会話をします。言葉でイメージしてから行動をするのです。つまり、あなたが発した言葉が行動を決定してるのです。
潜在意識を活用した成功者がうまくいっている理由は、言葉に気を付けているからです!
世間でいう「成功者」の本を読んだり、講演会やセミナーに参加しますと、成功者があることに気を付けていることに気が付きます。
それが「言葉」です。
ある雪の日、成功者が外出しようとしました。その際に、おつきの方が「雪で滑りますから、転ばないように気を付けてくださいね」と声をかけたそうです。
その時、成功者は「僕は、君に言われるまで、雪で滑って転ぶなんて思っていなかったよ!そういうことを言わないでくれ!」とおっしゃったそうです。潜在意識に「雪で滑って転ぶ」という言葉が、それで刷り込まれてしまったのです。
だから、親切で言った言葉でも影響を及ぼすので、ちょっとした一言でも日ごろ使う言葉に気を付けないといけない、そういうお話でした。
日本一の大商人と言われている斎藤一人さんも、「天国言葉」「地獄言葉」といって、このような言葉を使いましょう。 このような言葉は使わないようにしましょう、とお弟子さんや代理店の方、読者の方たちにも伝えています。
ひとつ、ここで実験をしたいと思います。
- これから、酸っぱいレモンのことをイメージしないでください。
- 黄色くて酸っぱいレモンのことをイメージしないでください。
酸っぱいレモンをイメージしませんでしたか? 恐らく、酸っぱいレモンをイメージしてしまったかと思います。 もしかしたら、酸っぱいレモンをイメージしたことで、酸っぱい味を思い出したり、唾液が出てきた人もいるかもしれません。
この実験で、どれだけ言葉が自分の思考や行動にも影響を及ぼしているかがわかるかと思います。
どのような言葉を使えば、自分が思う通りに潜在意識を使えるようになりますか?
まずは、簡単な言葉ですと斎藤一人さんの「天国言葉」を使い、「地獄言葉」を使わないようにするのがおすすめです。
【天国言葉】
- 愛してます
- ついてる
- うれしい
- たのしい
- しあわせ
- ありがとう
- 感謝します
- ゆるします
いずれの言葉も、自分だけでなく、周りの人も幸せになる言葉です。
他にも、自分に力を与える言葉も天国言葉という扱いになるかと思います。
【地獄言葉】
- ついてない
- 不平不満
- 愚痴・泣き言
- 悪口・文句
- 心配事
- ゆるせない
いずれの言葉も、自分だけでなく、周りの人も嫌な気持ちになる言葉です。
他にも、自分から力を奪う言葉も地獄言葉という扱いになるかと思います。
自分や周りを見渡してみていただきたいのですが、いつも元気でにこにこしている人の周りは、どのような人が集まっていますか?
逆に、いつも愚痴や会社や仲間の悪口を言っている人の周りはどうでしょう?
自分が発する言葉が、同じような人を引き寄せます。そして、自分の言葉だけではなく、周りが発している言葉が、あなたの潜在意識に刷り込まれていきます。
つまり、毎日愚痴・悪口を発していると、愚痴・悪口の言葉のシャワーを、自分の潜在意識に浴び続けている状態です。潜在意識が自分の思考や行動に影響を及ぼすのであれば、それは決していい状態にならないということは、想像がつきます。
また、多くの方が自分がどのような言葉を発しているか、理解していない状態です。実際に口にしていなくても、考えていることが愚痴や悪口等、否定的だったりします。
そのため、マイナス言葉矯正ギプスで、自分から力を奪う言葉を矯正します。
【マイナス言葉矯正ギプス】
用意するもの:自分にマイナス言葉を発していると認識させる合図ができるもの。
- 指を鳴らせるのであれば、特に道具は不要
- 指を鳴らせないというのであれば、輪ゴム
輪ゴム等を身につけることが難しければ、マイナス言葉を発したときにするしぐさ等決めておく。
ステップ1 自分が発している言葉がマイナス言葉だと気が付いたら、自分に認識させるために合図を送る
ステップ2 自分が発したマイナス言葉を打ち消す。「今のなし!」「キャンセル!」「ありがとう」等
ステップ3 先ほど打ち消したマイナス言葉をプラスの言葉に言い換える
ステップ4 自分が実践しつつ、同じように悩んでいる人にも伝える
なぜなら、他の人に教えることが、一番学んだことが自分自身に身に付く方法だからです。
そのほかにも身に着けていただきたい習慣は、相手に否定的なことを言うときは、ただ批判するのではなく、「こういう点がもったいないよね。こうするともっとよくなるよ」と代替案まで言うようにしましょう。
そうすると、「もっとよくなる」が語尾に来るので、相手に力を与える言葉になります。
可視化できないと、自分がマイナス言葉を発しているかどうかの確認が難しいということであれば、短い文でもいいので日記をつけてみるといいでしょう。
もし、その文章にマイナス言葉が書かれていたら、二重線で消して、プラスの言葉に書き換えてください。
『ザ・シークレット』でも自分がついてないと思っている人に、今日あったことを書かせたところ、マイナス言葉だらけだったため、それが今のあなたの人生を作っている!と指摘し、言葉を直させたところ、いいことばかりが起きるようになった事例が紹介されています。
それほど、日ごろ使っている言葉は、潜在意識に強く影響し、思考や行動、人生にも影響を及ぼすものなのです!
→「ザ・シークレット」の本を読んで、潜在意識・引き寄せの法則を活用したい方へ
→【『ザ・シークレット』ロンダ・バーン著の感想】山川紘矢+亜希子・佐野美代子訳、潜在意識の活用法
まとめ
いかがでしたでしょうか?日ごろ何気なく口にしている言葉が、どれだけ自分の潜在意識…自分の人生に影響を及ぼしているか、おわかりいただけたと思います。
習慣化されていることを矯正するには、時間がかかります。諸説ありますが、習慣を変えるために最低でも90日かかると思ってください。
それだけ時間がかかるのであれば、今すぐ始めた方がいいということがわかるかと思います。マイナス言葉のシャワーを浴び続けた期間が長ければ長いほど、矯正するには時間が必要です。
その代わり、しっかり潜在意識に浸透して、新たな習慣が形成されれば、簡単に戻ることはありません。だから、諦めずにまずは90日取り組んでみてください。取り組んでいるうちに、少しずつ何かが変わっていることに気が付くはずです。
たとえば
- 気分が落ち込むことが少なくなった
- 朝気分よく目覚めることができるようになった
- 付き合う人たちが変わった
- 前向きに考えられるようになった
- ついてると感じることが増えてきた
- 感謝できるようになった
ほかにもあるかもしれません。
私の場合ですが、自分を信じられるようになり、異業種の仕事に飛び込む勇気を持てるようになったり、付き合う人が変わり、会うと元気が湧いてくる人たちばかりになったという変化がありました。
ぜひ、自分だけではなく、周りの人も幸せにする言葉の習慣を身に着けて、あなたが望む人生が送れるようになりましょう!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!