こんにちは!あなたは、こんな経験をしたことがありませんか?
嫌なことがあって『学校に行きたくない…』と思っていたら、本当に体調を崩してしまった。
ちょっと熱っぽいかも?と思ったけれど『そんなの気のせい!』と思っていたら、いつの間にか元気になっていた。
必ずしも、すべての原因がそうである!とは申しませんが、あなたの心…潜在意識にあるもので病気になったり、よくなったりということがあります。
今回は、潜在意識を活用して病気を克服した事例と、逆に病気になってしまった事例をご紹介します。
※病気の原因は人それぞれですので、自己判断せず、受診・休養を取る等適切な治療は必ず行ってくださいね。
潜在意識にある一言が、本当に病気を連れてきてしまいました…
これは、実際の私自身の事例です。
現在は完治しましたが、1年半ほど前に円形脱毛症を発症し、ほぼ全ての髪の毛が抜けてしまいました。
当時、私は多忙な部署で仕事をしていました。月の半分は残業をしていたと思います。
段々、仕事の量が増え、いっぱいいっぱいになっていた私は『はげそうなくらい忙しいよ…』と思っていました。
自分の時間が思うようにとれず、ストレスも溜まっていたと思います。いつの間にか、10円玉くらいの脱毛が起きていることに気付き、診察を受けました。
そんなある日、別の疾患で入院。やたら枕元に抜け落ちる髪が多いなと感じました。
退院してからも、抜ける髪の量は増える一方。10円玉はあっという間にメダル大より大きくなり…そのままでは外出できない状態に。
数カ月後には、ほぼすべての髪の毛が抜け落ちてしまいました。
体調も崩し気味で、休みがちになりました。強制的に休養をとるしかない状態となったのです。
今思うと、潜在意識にあった『はげちゃいそうなくらい忙しい…』が、『外出できない(体を休ませる)ようにしたい』となった結果ではないか?と思います。
そして、恐らく『もうこの仕事を辞めたい』もあったのだと思います。
なぜなら、退職後に一気に髪がどんどん生えてきて、医療用ウィッグも帽子も不要になるくらい、ふさふさになったからです。
なお、髪が大量に抜けたことで、血液検査を受けたところ、脱毛の引き金となった別の疾患が発見されました。
その結果、自分の身体を酷使せず、自分の身体や心の声に耳を傾けるようになりました。おかげさまで、今は元気に過ごしています。
私の場合ですが『もっと自分を大切にしなさい』という、潜在意識からのメッセージだったと思っています。
→潜在意識に心から望む願望を刷り込み続けていても 叶わないのは、タイムラグがあるからです!
アファメーションで完治した?こんな事例もあったそうです。
初めにお伝えしますが、病気の原因が必ずしも潜在意識にあるということではありません。
また、潜在意識を活用したら必ず病気が治る、ということではありません。ただ、心の在り方は参考になるかと思います。
その点をご了承ください。
私の師匠である久家邦彦さんが、まだホテルのバーテンダーだった頃のお話です。
当時、カクテルを作るために、毎日大量のライムを絞っていました。
その果皮についていた農薬が原因かはわかりませんが、手に湿疹ができてしまいました。
病院へ受診し、薬を塗るもよくならず…。
最初は『湿疹がよくなる!』とイメージしていたそうですが、変わりません…。
その時に『湿疹がよくなる!』ではなく『手が綺麗にすべすべになりました!』とアファメーションの言葉を変えました。
もちろん、それだけではなく、生活習慣を変え、病院を変え…手がよくなるために、今できることはすべてやったそうです。
その結果、久家邦彦さんは綺麗な手を取り戻したのです。
アファメーションを行うときの大事なポイントは、今その状態である、というイメージが出ないようにすることです。
たとえば、ダイエットしたい人が『太ってない身体になりました』とアファメーションしたとしたら、潜在意識は否定語を認識しないため、『太った』+『ない』→『太っている』を受け取ってしまいます。
アファメーションの文言自体に『今は自分にとって望ましくない状態である』という認識をさせてしまうものを使わないようにする必要があるのです。
どうしても、娘の幸せを見届けたかった父は…
最後にもうひとつ事例を紹介します。これは、私の実父の話です。
実父は、私が結婚した1年後に亡くなりました。ガンでした。
ずっと元気だった実父は、病に倒れるまでは病気一つしない人でした。
そんな父の気がかりは、長女である私が結婚しないことでした。
両親に紹介済みの長年お付き合いしている相手はいたものの、結婚に踏み切れずにいました。
そんなある日、自宅で倒れ緊急入院。
いつ、心臓が止まってもおかしくない状態でした。
その時に、末期のガンであることが判明、余命半年と宣告を受けました。
幸い、治療のおかげで一命を取り留めましたが、既に手術ができないような状態になっていました。
父には、ガンの告知はしたようですが、余命のことは伝えなかったようです。
父が気がかりだった、娘の結婚。
父を安心させようと、当時の相手と話し合い、結婚することになりました。
父は、そこから顔晴りました。
体力をつけ、娘の結婚式に出席できるように、歩く練習もしました。
『娘とヴァージンロードを一緒に歩く』という目標があったからです。
私の前では、喜んだそぶりを見せなかったのに、担当の看護師さんには、満面の笑みで「娘の結婚が決まったんです」と嬉しそうにしていたというのです。
その結果、無事に結婚式に出席、ふたりでヴァージンロードを歩くという目標が達成できました。
その後も、娘がうまくやっていけるのか心配だったのか、余命宣告された期間を超えて生き抜きました。
私が結婚式を挙げてちょうど一年後、私との最後の時間をゆっくり過ごせるタイミングを見計らったかのように、天に帰っていきました。
退院時に、主治医からの説明があったのですが「ここまで顔晴れたのは、家族の絆が強かったからだと思います。
あの状態なら、最初に搬送されたときに命を落としていてもおかしくなかった」とのことでした。
倒れた日の余命宣告から2年半経過していました。
そして、その年は父が見たがっていた桜が、例年より遅く咲いた年でもありました。
よほど、娘のことが気がかりだったのだな、と、今でも母と笑って話しています。
もしかしたら、子どもの頃に優しく接することができなかったのを後悔していたのかもしれません。
潜在意識にあった強い思いが、父の生命力を引き出していたのではないか?と思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?潜在意識が病気を引き起こしているとは言い切れませんが、そういったこともある、というのはご理解いただけたでしょうか?
実際に重い病気を克服したという話も耳にしますが、共通している点は『できることはすべてやった』ということです。
情報を集め、取捨選択し、今できる限りのことをしたうえで、自分は元気になると、自身の潜在意識に、元気に過ごしている自分のイメージを刷り込んでいたのです。言葉…潜在意識には、そのくらい強い力があるのです。
自分の潜在意識を、自分の心から望む夢や願望を叶えるために使うには、あなたが発する言葉が重要なのです。
自分が心から望む未来をイメージできる言葉を使う、望まない現実をイメージさせる言葉を使わない、その2点に気を付けるだけでも、これからの人生が大きく変わっていくことでしょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!