成功脳の作り方 脳科学×心理学×ビジネス

 

成功脳・成功する人と失敗する人の違い

人間は産まれるときは一緒ですが、2通りの人に分かれます。

  • 自分の夢を叶えて幸せに生きている人
  • 富と幸せと健康、三拍子揃っている人

逆に

  • 生きていても全く意味がない、と自殺を考えるような人
  • 人のことを嫉妬して生きるような人

その違いはなんだと思いますか?

うまくいっている人によると「成功する人と失敗する人の違いは、考え方の違い」だそうです。

著名な人々はそれぞれ次のように言っています。

私自身も23年間で75000人のコンサルやセミナーを行う中で色々な話を聞いてきたのでそのとおりだとわかります。

私のお客様で成功脳を作り成功した人はたくさんいますが、共通点はたったひとつ「色々なことがあっても肯定的に捉える人」です。

脳科学における無意識とは

「肯定的に捉える」と言っても何でも前向きに捉えたらいい、という薄っぺらな話ではありません。

成功する人には、意識的にではなく無意識レベルで条件的にどんなことがあってもプラスに捉える習慣ができているのです。

私たちの行動や判断というのは、100のうち95までは無意識だということがハーバード大学の研究でわかっています。

無意識というのは習慣でできるということです。

脳科学で説明すると脳は意識と無意識に分かれて三層構造になっています。

  • 脳幹
  • 大脳辺緑系
  • 大脳新皮質

脳幹は生命を維持する器官で呼吸などを無意識に行なっているところです。

大脳辺緑系は無意識に湧いてくる感情を司っています。

この2つが無意識の領域です。

大脳新皮質では意識して会話を組み立てたり計算したりできます。

例えば車をぶつけられたとき、「ありがとう」なんて思わないですよね。

無意識の感情でムッとして、「ふざけるな」と思うのが普通です。

しかし成功する人はどんなことがあっても無意識にプラスに反応できるのです。

ビジネスは訓練で肯定的に

脳が反応するとき、「条件反射」と「無条件反射」があります。

多くの人は嫌なことがあったら条件反射でムッとします。

しかしこれは訓練することで変えることができるのです。

例えば人から殴られそうなとき、条件反射で目をつぶりますよね。

しかしボクサーは目を閉じずにピンポン玉を顔にぶつける訓練をして、試合中も目を開けていられるよう条件反射を変えるのだそうです。

このように条件反射を無条件反射にできるようになると、ビジネスもどんどん豊かになっていきます。

日本一の納税者となった斎藤一人さんも、意識しているわけではなく無意識で肯定的に反応しているのです。

無意識レベルになるとどのようなことが起こるのかというと、ものすごく運が良くなります。

右に行っても左に行っても正解という状態です。

成功している人はよく「運がいい」と言っています。

考え方が無意識レベルの条件反射で肯定的になっているからです。

私もカウンセリングをしてきた中で、悲観的な考えを持った人には「肯定的にものを捉える訓練」をしてきました。

私は1997年から無料でカウンセリングをしていますが、無料ということもあり中には自殺を考えている人もたくさんいました。

1990年代はバブル崩壊後長く不況が続いていた時代です。

1997年には山一證券や北海道拓殖銀行といった大企業が潰れ始めました。

それまではいい大学に入って大企業に入ると一生豊かに暮らせると期待されていましたが、人間は期待していたことが裏切られるととても弱いものなのです。

私は彼らにカウンセリングをしてきましたが、その後自殺をしてしまったという人は聞いていません。

今コロナで不安になっている人もたくさんいると思います。

でも大丈夫です。

あなたの考え方を肯定的に反応できるようにしていくと、どんどん運が良くなってきます。

脳科学と心理学で言葉から変える

私も最初から何でも肯定的に捉えられていたわけではありません。

全くの逆で、すぐ不安になって落ち込んでいました。

私は以前勤務していた会社で営業本部長をしていました。

あるとき会社が売却され、新しい社長と意見がぶつかり降格されてしまいます。

しかし私はそのおかげで、50歳からインターネット集客を学び始めました。

私はリストラされて時間ができたのがよかったのです。

パソコン操作もよくできなかった私ですが、お金を払って20代30代の若者から学びました。

4年間ぐらい必死に彼らの真似をしていたら、運よく1万人のお客様を集客できました。

リストラされた後に学んだことを、人に教えて稼げるようになったのです。

しかも1か月に5日から10日旅行に行けるようにまでなりました。

会社でリストラされるなどうまくいかないことがあると、中には自殺を考える人もいるでしょう。

私も初めは「ふざけるな」と思いました。

それは人の心理学としては当然です。

でもそのとき、自分が感情のコントロールができないことに気がついたのです 。

そして感情が人生を支配していることにも気がつきました。

投資家の竹田和平さんは、1日に「ありがとう」という言葉を3000回言っていたそうです。

斎藤一人さんは「ついてる」と1日1000回言ったらいいよ、と教えてくれました。

言葉から自分をコントロールする、言葉から変えるということです。

最初はなぜ言葉を変えたらいいか?わかりませんでしたが、やってみようと思いました。

条件反射で無意識にプラスに考えられるように変わろうと思ったのです。

私を降格した〇〇社長に 「ありがとう」と自宅で繰り返すことを、無意識になるまで100日間続けることにしました。

感情を司る大脳辺縁系や脳幹は、意識して変えられないということがわかっています。

ですから脳科学を使いパターンで変えることにしたのです。

そうして2か月過ぎた頃、自分はなぜ感謝できなかったのだろうという気づきがありました。

これまで自分の一人の力でやってきたという勘違いがあったのだ、一緒に仕事をしてくれるスタッフやお客様、会社の素晴らしいプログラムがあったおかげだったのだ、と。

そして社長に感謝の意を伝えたところ、その後付き合う人がどんどん変わってきました。

有名な人から仕事の話をいただいたり、講演の話をいただいたりして、その後独立できました。

リストラされたおかげで勉強を始め、4年で数十億の資産を作らせていただき気づくことがあります。

成功している人が言っていることは本当だったのだと。

「成功する人と失敗する人の違いは考え方の違い」ということです。

そしてその考え方は無意識のレベルなのです。

まとめ

脳科学では脳の生命と感情を司る部分「脳幹」と「大脳辺縁系」は意識してコントロールできません。

嫌なことがあれば落ち込みますし不安になるのは普通です。

しかし「自分の収入、健康、家族を守る」そう思ったら条件反射的にプラスに捉えるようにしないといけません。

ポイントは意識して無意識を動かす癖をつけるということです。

無意識の脳を動かす方法、それはイメージです。

私たちはイメージを繰り返して行動を始めます。

成功脳をつくり成功している人は昔から「ゴールをイメージしなさい」と言います。

繰り返しイメージするために一番簡単な方法は言葉です。

そして無意識、潜在意識を変えるのは「繰り返し」と「衝撃」です。

言葉を繰り返しているうちに、脳が勝手に「ありがとう」の理由をこじつけでも考えてくれるようになります。

私は営業で断られたときも「ありがとう」と言うことを癖付けしていました。

すると断られたときにも脳が勝手に「ありがとう」の意味づけをしてくれるようになりました。

  • タイミングが今ではないことがわかってよかった
  • お客様のことをもっと理解しなければいけないことがわかってよかった
  • もっと役に立つ商品を作ろうと思えてよかった

どんなことがあっても肯定的に捉えられる脳になるために、

  • 「ついてる、ついてる、ついてる」
  • 「ありがとう、ありがとう、ありがとう」

と、言葉から変えるのです。

脳科学✖️心理学✖️ビジネスです。

信じられないと思いますがやってみてください。

     
  

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