【潜在意識おすすめ本】注文の多い料理店

もうひとつ宮沢賢治の小説に「注文の多い料理店」というのがあります。

二人の欲深い猟師が山奥で道に迷って、空腹でたまらなくなっていた時に、眼の前にレストランを見つけたのです。

中に入って1つ目のドアを入ると、「猟銃を置いてください」と書いてありました。

次のドアを開けると、「金属類のものをはずしてください」と書いてあったのです。

その次のドアを開けると、「上着を脱いでください」と書いてあります。

次は、「体に油を塗って、塩を振りかけてください」と書いてありました。

お店の注文通りにして、最後のドアを開けると、そこには大きな猛獣がいて、二人を食べようとしていました。

そこでハッと目が覚めた二人の猟師は、ガイドに導かれて村に戻ることができました。

けれども、顔はとても老けてしまって、元には戻らなかったという話です。

この小説は、自分さえ良ければいい。

動物たちの命を奪っても、感謝もしない。

このような欲深い人生を送っていると、この二人の猟師のようになってしまうということを示唆しているのでしょう。

たくさんお金を稼ぐことが、悪いのではありません。

しかし、みんなで一緒に幸せで豊かになろう、社会の役に立つなど自分のことだけでなく、相手のことも考えるようなお金の使い道を考えることを、宮沢賢治はこの小説で教えてくれているように思います。

感謝の気持ちや当たり前ではなく有難いと思うことなど、豊かさの中で忘れてはいけないものがあります。

ビジネスが上手くいくためには「まず相手が求めていることを理解してそれを手に入れられる人になるために全力で尽くすこと」です。

そこには、感謝や愛があるのです。

     
  

SNSでもご購読できます。