「人を動かす」
著者:D・カーネギー
訳者:山口 博
出版社:創元社
邦訳500万部突破の歴史的ベストセラー。
人づきあいの根本原則を実例豊かに説き起こし、時代を超えて読み継がれる、あらゆる自己啓発書の原点となったデール・カーネギー不朽の名著、「人を動かす」をご紹介します。
人間関係の原則を理解し潜在意識を活用する
この本は、人間関係の原則を理解すると、潜在意識を活用して、あなたが願望を叶え、幸せと成功を手にすることができます。
人を動かす秘訣は、この世に、ただ一つしかない。すなわち、自ら動きたくなる気持ちを起こさせること――これが、秘訣だ。
出典: 「人を動かす」
入学、卒業、就職、結婚、転勤、人生の節々に読んで欲しい一冊です。
人が生きていく上で必要な人間関係の原則を、家庭生活からビジネス、友人関係まで、長年にわたり集めた実話と、実践で磨き上げた事例を交え説得力豊かに紹介しています。
人に好かれて、人の心を突き動かすための行動と自己変革を促す感動の書です。
1936年の初版刊行以来、時代に合わなくなった部分を改良するなど、折々に改訂が施されています。
潜在意識と人間関係
うまくいく人生とはどういったものでしょうか?
潜在意識を活用して、望んだとおりのことばかりが起きるための早道は人を動かす三原則を学ぶことです。
本書を読んで、相手の立場になって物ごとを見きわめるということさえ会得すれば、本書はあなたの生涯にとって画期的な割をはたすことになるだろう。
出典: 「人を動かす」
人を動かすことと潜在意識と、どのような関係があるのかと、思う人が多いのではないでしょうか。
願ってばかりだけでは、成功は得ることは難しいのです。
- 運のせいにしていませんか?
- 誰か人のせいにしていませんか?
- 時間がないせいにしていませんか?
自分一人でがんばろうとしていませんか?
そんなことをしていては、いつまでたってもうまくはいきません。
精神的、経済的に結びつく人と、調和のとれた良い協力体制を築いていますか?
あなたにないものを、有り余るほど持っている人がいるのです。
助言や相談、援助を惜しまない友人を持つことの大切で、価値があることです。
潜在意識に願っていることを実現するためには、良い人間関係を築くために、「人を動かす」ことを学ぶのです。
喜んで協力させ、潜在意識を実現する
喜んで協力させる原則が役に立つのは、政治家や外交官に限らず、ビジネス、友人関係、子どもとの関係、夫婦関係など、人生を変える必要が生じた場合、喜んで協力させる法則があります。
誠実であること。守れない約束はするな。自分の利益は忘れ、相手の利益だけを考えることです。
相手の真の望みは何か、あなたに協力すればどんな利益があるのか、人にものを頼む場合は、相手利益にもなると気づくように話せなど、まずは相手のことを考えることからです。
潜在意識に、まずは相手のことを考えることを落とし込むと、喜んで協力してくれる成功確率が上がります。
成功確率が上がると、あなた夢や目標が実現する可能性も上がります。
まとめ
名著「人を動かす」ともう少し早く出会えていれば、、、私の人生は変わっていたのでしょうか?
生きていく上で、人間関係の難しさを感じた場面は毎日のように感じております。
他人と過去は変えられないと申しますが、未来を変えることはできるのです。
潜在意識と人を動かす原則を応用して、私が望む未来を引き寄せたいと思っています。
最後に、私が好きな1節をご紹介します。
「人を動かす」という素晴らしい本に出合えて感謝します。
感謝の言葉をふりまきながら
日々を過ごす。
これが友を作り、
人を動かす妙諦である。
出典: 「人を動かす」
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