今日のテーマは、借金4000万円から大逆転!オンラインビジネスの秘訣です。
1年間で売上が大体2億円、営業利益が65%で1億3000万円。
そして2年半ぐらいで売上3億2000万円。
65%営業利益で、2億円ぐらいが営業利益ということです。
今日は、田中社長にインタビューしました。
スクール経営
田中社長
田中社長は、普段どのようなお仕事をされていますか?
働き方を変えたいとか起業したいと思っている女性を対象にした、集客とセールスに特化した起業のスクールをやっています。
『Zoom集客®の学校』に入る前は、どのようなことが一番の悩みでしたか?
田中社長:昔はWebの集客マーケティングを勉強したことがなくて、独学でやっていました。
Googleのリスティング広告をやっていたのですが、全く成果が出なくて、Facebook広告に切り替えても成果が出ませんでした。
広告のやり方がまずいから売上が上がっていないのではないか、このままだと広告費をどんどん使ってお金がなくなるというタイミングで『Zoom集客®の学校』を見つけました。
久家:いつも売上を報告していただいています。
2年半で売上が3億2000万円、入金額が大体2億7000万円。
入金率84%という数字も、素晴らしいです。
普通は50%とか、中にはひどいと30%なんて会社もあるのです。
広告費とか人件費は大体65%ぐらいありますよね。
だから3億円の売上で2億円が営業利益という怪物です。
会計士とか税理士もひっくり返っていると思います。
去年が10期目で、2021年11月〜2022年10月の1年間の売上が2億円、で、入金額1億8000万円、営業利益が1億3000万円。
もちろん、そこまでの経緯があると思います。
『Zoom集客®の学校』では、結果を出す人には4つの成長の段階があります。
- 30万円50万円の売上を1ヶ月から3ヶ月で上げていく「実際マスターコース」
- 毎月100万以上売上げていく「対話型リスト集客コース」
- 自動化して毎月200万円300万円以上に売上げていく「広告コース」
- ビジネスオーナー養成講座の最上位コースの「フェニックス」
田中社長はどこから入りましたか?
田中社長:広告コースから入りました。
でもやったことは、7チャレという基本からです。
基本に立ち返ったというのがよかったです。
久家:一番基本の7チャレという7日で売れる仕組みを作るところを実践して、その後『Zoom集客®の学校』のZoomオンラインセールスチームという、プロの人たちとロールプレイングとか実際のセールスの機会を提供する仕組みの中に入ってきましたよね。
学びながらお金を稼げるという仕組みの中で、プロの中で一緒にどっぷり仕事をやってもらいました。
「フェニックス」という、自動化・組織化のビジネスオーナー養成講座に入ってよかったことは、どのようなことですか?
一番良かったことは、組織化を勉強できたことです。
組織化について、「フェニックス」に入る前はどのようなことを悩んでいましたか?
田中社長:「組織化なんて、もう絶対にやりたくない」と思っていました。
久家:でも毎月200万円とか売上が上がってくると、必ずどのような業界でも1人ビジネスは非常に忙しくなりますよね。
赤字だろうが黒字だろうが、自分で集客もセールスもサポートもやるではないですか。
かなり生きた心地がしなくなってくると思うのです。
田中社長:おっしゃる通りで1300万円ぐらいの売上を自分1人で出したときに、朝から晩までずっと働きっぱなしでした。
自由になりたくて起業したのに、全く自由ではないし勉強する時間も新しい事業をやる時間もなく、なんか詰まった感じがあったというのが悩みでした。
久家:そこで思いっきって最上位コースの「フェニックス」に申し込まれたときは、背水の陣どころか借金があったわけですよね。
田中社長:そうですね。『Zoom集客®の学校』に入って、上り調子になる前の段階でした。
何とか変えたいと思って、追加で受けたいですと言って受けました。
久家:スパンと決断してすぐに入れられて、その後ものすごい結果を出されました。
福岡のセミナーに来た後に、コスト削減をして黒字化されたのがすごいなと思います。
先月の売上はいくらぐらい上がっていますか?
田中社長:先月は3800万円でした。
久家:おめでとうございます。1ヶ月で3800万円、素晴らしいです。
「フェニックス」入る前は200万円とか400万円だったのが、10倍になったわけですよね。
フェニックスに入って自動化・組織化をやって売上が10倍になって、今は時間の余裕はありますか?
田中社長:あります。
久家:例えば旅行や出張などに行ったり、子供との時間・家族の時間は取れるようになりましたか?
田中社長:時間の余裕ができるようになりました。
- ずっと別れて住んでいたのですが、家族と一緒に住めるようになり
- 毎日子供の送り迎えもできるようになって
- 旅行も大体2ヶ月に1回ぐらい行けるようになって
- 最近だと新しい事業にお金や時間を使ったり
- 勉強もできるようになりました
久家:2年半前と全く変わりましたよね。
その秘訣を教えて欲しいです。
働き方を変えたい女性を対象にしているということですが、田中社長は志が高くて、その人たちに新しい働き方で豊かになって欲しいという思いがあると思います。
子供を保育園に預けている営業職のお母さんで、いつもお迎えが一番遅いからもっと早く迎えに来てほしいと子供から言われて、田中社長のところで学び始めた人がいるのですよね。
私はそれを聞いたとき、田中社長はいい仕事をやっているなと思ったのです。
なぜ働き方を変えたい女性の役に立ちたいと思ったのですか?
田中社長:元々は男性がメインだったのですが、絞るわけではなく起業したい会社員の方に広く広告を打っていたのです。
最初は男性が多かったのですが、ちらほら女性が出てくるようになってきました。
でもどちらかというと、お客さんになりにくかったのでママさんはお断りでした。
だから申し込みアンケートで子持ちというのがわかった瞬間に、もうセミナーいっぱいなのでと断っていたのです。
久家:真逆ではないですか。
田中社長:そうなのです。
しかしたまたま申し込みがポポンと2連チャンで重なったので、試しにやってみるかと思って2名を対象に最初のセミナーをやりました。
そのときの彼女たちは、非常に強い悩みとか痛みを抱えていました。
でもサービスを提供するつもりはなかったので、本気でなかったらやめてくださいというのを非常に厳しく言ったのです。
それでもハードルを越えてきて、受講したいですとなったのです。
そこからママさんの求めているものは、こういうことなのだというのを理解し始めました。
そしてママさんたち向けにメッセージを発信し始めたら、すごい反応がありました。
話を聞けば聞くほど、男が感じている痛みよりも強いのです。
特に子供を産む前は自由に生活できていたけれど、子供を産んだ後は男性は自由にやるけれど、女性はかなり縛られてしまうのです。
そのような状況を手助けしたいなと僕自身の心境も変わっていったのです。
久家:コンセプトというのは売れる考え方を・売れる企画のことですが、一番大切な対象は誰で、どのような悩みを解決するかというのを、初めは起業したい会社員の男性に向けていたわけですね。
最初の女性たちにサービスを提供して、その人たちは結果を出して喜んでくれたのですか?
田中社長:そうですね。
なぜその女性たちは、田中社長のサービスを受けたいと思ったのですか?
田中社長:僕自身が大事にしていることと、彼女たちが大事にしていることや経験などが結構近かったのかなと思ったのです。
例えば、その2人も元営業職でした。
僕自身も完全歩合制の営業出身だったので、「その営業スキルを生かして起業するのは、このようにやっていくのだよ」みたいな話が刺さったことです。
また、男性がいいと思う価値観と、女性がいいと思う価値観は全く違います。
男性はオラオラもっと稼ぐぞみたいな感じなのですが、女性はお金よりも時間の方が大事だったりするのです。
僕もどちらかというと、そちらに近いのです。
「プライベートの時間がないのに、仕事なんてしてたまるか」みたいな感じです。
結果論ですが、そういう自分自身の持っている感性が比較的女性に近いのだなと、今となって思います。
久家:つまり大事にしている価値観が近いから、それが相手に伝わっているわけですね。
田中社長:そうですね。
広告からLINE、そしてセミナーの中でも「おっしゃ稼ぐぞ」みたいな話は一切言っていません。
久家:『Zoom集客®の学校』は日本一Zoomを使って収入を得ている人たちが多いので実績ばかり出していますが、真逆ですね。
だから、いくら稼げたとか、ほとんど出さないわけですね。
田中社長:出しません。いくら失敗したかをたくさん出しています。
例えばどのような失敗があったのですか?
田中社長:人は資産だと思って、人件費を結構使ってきました。
『Zoom集客®の学校』に入る前の7年間で、人件費を1億5000万円ぐらい使いました。
久家:給料払ってきたわけですよね。
1億5000万円のお金を使ってどうなりましたか?
田中社長:その人たちは全員辞めてしまいました。
だから、投資ではなくて消費だったなという感じです。
辞められると困るので立場が逆転してゴマをすって、頑張ったご褒美にみんなで200万円の海外旅行をプレゼントしたりしました。
ラスベガスとかに連れていきました。
久家:すごいですね。
それでスタッフにゴマをすったらどうなりましたか?
田中社長:偉そうになるというか、威張り始めました。
彼らがいないと自分の収入がないみたいな感じで、僕自身もその営業マンたちに依存をしていたのです。
海外旅行から帰ってきた後に辞められて、ふざけんなと思いました。
だけど、これが現実なんだなと、粛々と受け止めていました。
久家:経営している人なら、多分わかる人がたくさんいると思います。
お金を払っている人の気持ちは、そうですよね。
ここまでやっていて逆に辞めるとか、礼儀知らずのひどいことをやられたり。
謀反を起こすとかお客さんを持ってくとか、逆の事をやられることもありますよね。
法律違反ですが、そういうことで泣いている社長たちがたくさんいるのです。
そのような失敗談をたくさん話していくわけですね。
- 本当はやりたいことやろうと思って起業したのに、朝から晩まで仕事してもう全く楽しくないとか
- お金持ちどころか貧乏になったとか
- 家族の時間も取れない
このようなことはやり方を知らない社長とかが、経験することだと思うのです。
営業をやっている女性とかママさんたちが、そこに共感してそうならないために田中社長のサポートを受けに入ってくるのですね。
まず自分の失敗したストーリーを赤裸々に素直に出せるというのも、すごいと思います。
本当のことを話しているではないですか。
「フェニックス」のビジネスオーナー養成講座で組織化のやり方を学ぶ
久家:1年半ぐらい前の福岡のセミナーで
「年間の売上が2000万円超えて社長1人でやっていたら苦しいよ、組織化をしないと生きている心地がしないよ、地獄になるよ」
と話したのを覚えていますよね?
田中社長:覚えています。
久家:私が言ったことは本当ですよね?
田中社長:本当ですね。
久家:田中社長はもう段階2を超えて段階3にいたので、すでに自動化はご自身でやっていました。
うちがやっている自動化を昇華させて、さらにより良くしたのが田中社長だと思っています。
「だけど組織化もやった方がいいよ」と言ったら、「過去の経験からやりたくない」とおっしゃっていたと思います。
要するに人件費に1億5000万円も使って、200万円の旅費まで払ったけれど辞められた。
だからやりたくないということだったのですね。
田中社長:人材は資産ではなく消費だと思っていました。
久家:資産というのはお金を生むものという意味で、消費というのは使うものだから仕方がないぐらいの意味でいたのですね。
田中社長:そうですね。ずっと残り続けるものが、資産だと思っていたからです。
久家:私も二つの会社を基本的に1人ビジネスでやっていて、120人のフリーランスを組織化したのです。
その組織化のやり方を「フェニックス」のビジネスオーナー養成講座でお伝えしました。
怖かったと思うのですが、やってみてどうでしたか?
この1年で何人ぐらいのスタッフができましたか?
田中社長:今、多分80人ぐらいいます。
久家:すごいですね。もうそこまできたのですね。
人材は資産ではないと思ってトラウマがあったところから、今は80人に仕事をやってもらって、どうなりましたか?
田中社長:集客やセールスに関しては、僕はもう一切タッチしていません。
久家:自分で集客やセールスをやらないで、自動的にスタッフがやってくれて、売上が1ヶ月に3800万円ですか?
このままいったら、利益だけで3億円ぐらいいくのではないですか?
「フェニックス」で学んでそのような状態になって、時間とか場所はどうなりましたか?
田中社長:長期で1週間ぐらい沖縄に旅行したり、年間4回ぐらいは沖縄に行ったりしています。
引っ越ししたくても引っ越すお金がなかったのですが、売上がきちんと上がってきたことによっていいところに住めるようになり、非常に良かったです。
久家:色々と言う方もいますが、いいところに住んでみたら絶対に便利なのですよね。
そのように組織化によって、自分の時間ややりがいができて、今は80人のスタッフがいる。
以前はごますりではないのですが、スタッフに気を使っていたとのことですが、私もやったことあるので気持ちはわかるのです。
でも旅行に連れていったりしても、それで「ありがとう」と感謝する人が多いかと言ったら、まるっきり逆なのですよね。
お金を出しても、感謝する人は100人に3人ぐらいしかいないのです。
人間は不思議で、当たり前になってしまうのです。
今はスタッフとの関係は、どうなりましたか?
スタッフに気を遣っていますか?
それとも向こうから進んで、いいスタッフが働いてくれていますか?
田中社長:とてもいい人たちばかりです。
僕が何もやっていないのに、主体性を持ってどうやったら売上を上げられるのかを自分たちで考えて動けるなんて信じられなかったのです。
前まではやれと言わないとやらなかったし、僕が気を抜いているとどんどん売上が下がっていく感じだったのです。
だからずっと監視するみたいな感じでした。
今はそういうことが一切ないので、非常にいいです。
久家:普通はまず人材採用の広告費だけで、中途採用でも1人50万円かかるのです。
だから80人雇うと給料の他に4000万円以上かかります。
その4000万円の採用広告費はかかりましたか?
田中社長:かかっていません。
久家:フリーランスを組織化するのは、みんなできそうでできません。
田中社長は「フェニックス」で一緒にやっている仲間の中でも非常に優秀で、1年半のすごいスピードで組み上げたと思います。
成果が出る人の考え方へマインドを変えてV字回復
久家:一番転機になったことや決断した事、良かったことは何ですか?
田中社長:本気で「お客さんの人生を変えるのだ」という覚悟を決めたことです。
自分自身を楽するために組織化すると、また組織崩壊するなと思ったのです。
だから対象の女性たちが働きやすいような環境を全力で用意して、彼女たちの人生が良くなっていくために、そこにいることがすごくいいという状態を作ることができたのが、よかったかなと思っています。
久家:素晴らしいですね。
本気でお客様の人生を変える、女性たちが働きやすい場所を作ると決めたことが良かった。
田中社長:それまでは口では頑張るぞと言っていたものの、心の奥底の覚悟レベルでいうと足りなかった気がしたのです。
でも7ヶ月連続で赤字でやばいとなったときに、それを深く心に刻んだことがよかったです。
久家:田中社長は、1年半前の福岡での「フェニックス」の懇親会で私の目の前に座って質問していいですか?と言いました。
そして、こういう状況であと2ヶ月で倒産だと。
だから本気でやるのなら、明日セミナーに来てくださいと言いました。
そこで、恥ずかしいかもしれないけれど、入金に対して使うお金をコスト削減しなければいけないと伝えました。
社長の共通点というのは、プライドが高くて見栄っ張りです。
だから、みんなの前でこれとこれとこれを、今払えないと言ってコスト削減してくださいと言いました。
そうしたら田中社長は、その場でメールをして弁護士費用とかコスト削減を始めて、年間で大体84万円を削減しました。
社長たちと借りていた30万円のオフィスを、今きつくて払えないから1回抜けさせてくれとか、普通は男として絶対に言いづらいではありませんか。
田中社長:恥ずかしいですね。
久家:だけど、そこを決断しましたよね。
でも、家族のことだけは勘弁してください。生活費は削れません。
奥さんが怖いからと言っていたと思います。
今は、奥さんとの関係はいいですか?
田中社長:仲がいいです。
久家:よかったです。
田中社長は、決断して1年間でV字回復というか大逆転しました。
今コロナとかで借金や国の融資などを受けて、それを返さなければいけない時期が迫っている社長とか、借金でもう人生終わったと思っている同じような状況の人がいると思うのです。
そういう人たちに何かアドバイスはありますか?
田中社長:経験もありますし、去年1年間でお客さんを見ていて、やはりマインドが非常に重要だなと思いました。
7ヶ月連続で赤字になったときからV字回復になった瞬間は、別に特に僕の集客スキルやセールススキルが格段に伸びたわけではないのです。
一番変わったのは、マインドです。
いわゆる成功者ではないですが、「成果を出し続けられる人はこのように考えるのですよ」と、セミナーで久家さんがおっしゃっていたマインドです。
例えば、「うまくいかない人は見栄とプライドが邪魔するのですよ」というのを、なるほどと思って素直に受け入れて、成果が出る人の考え方をシャワーのように浴びていったのです。
そうしたら、元々持っていたスキルとかが噛み合わさってガーンといったなという印象です。
久家:勉強になります。
マインドが変わったわけですね。
スキルがいきなり1ヶ月で変わるというわけではなくて、見栄を張るとかプライドを捨てて、全て素直にものすごい勢いで実践しましたよね。
ビジネスオーナー養成講座の「フェニックス」だけではなくて、『Zoom集客®の学校』の他のコースでも一番お伝えしている原則というのは、相手が求めていることをとにかく深く理解して、それを相手が正当に手に入れられる人になる役に立ち、ありがとうと喜ばれる仕事をすることです。
そして永続的により豊かに幸せに健康に強運になっていくという仕組みとか、一生涯困らないビジネススキルを学んで成果を出せる人になってもらうためにやっているのです。
広告の成果の秘訣はお客さまの言葉をそのまま使うこと
久家:田中社長は広告の成果も高いですが、はじめはセミナー集客に1人当たりいくらぐらいでしたか?
田中社長:多分4万円〜5万円ぐらいだったと思います。
久家:それが今はいくらぐらいで取れていますか?
田中社長:1万1,000円ぐらいです。
久家:4倍ぐらいになっているわけですね。
なぜそんなにコツコツと下げてこられたのか。
もちろん答えはお客さんということで、データを元に改善を重ねていくスピードと仕組みがあると思うのですが、どのようなところが一番よかったですか?
田中社長:とにかく自分の頭で考えずに、お客さんが話していたことやアンケートで書いてくれたものをそのまま使うことをやると、どんどんそれがたまっていきます。
話せば話すほど、お客さん(ママ)の言っているセリフが蓄積されているので、それを書いていったり動画で話すと、どんどん反応が良くなっていった感じです。
久家:答えをズバリ言っていますが、今回はお客さんがママさんだからその言葉をそのまま使って、文章を書いたり(コピーライティング)動画(YouTubeとか)に上げていくということなのですね。
先人の書籍から学ぶ
久家:田中社長は志が高いなと思うもう一つが、経営者としてこの本を読んだらいいよと言うと、きちんと読むではないですか。
そのような本を読んで、考えが変わったとか何か触発されることはありますか?
田中社長:たびたびあります。
最近で言うと、ニトリの会長の先生の言葉で目標を立てるなら2倍3倍ではなくて100倍の目標を立てろというのがあって、僕の場合そんな目標の立て方をしたことがありませんでした。
会社を大きくしようみたいなのは、それまでなかったのです。
でも最近ご紹介いただいたイーロン・マスクさんの本も、いかに人類に貢献するかみたいなことを言っています。
自分自身の個人の豊かさというのはもう手に入ることがわかったので、人生を一度きりだし生きているのなら、いかに社会に貢献するかというパワーに今満ち溢れている感じです。
久家:田中社長は、私が伝えたかったことがわかっています。
田中社長はそれだけ誠実な魂があるし、君ならできると思っているのでそういう本を紹介しているのです。
しかも、天才だからポイントを掴むのが早いですね。
そこが言いたかったのです。
もっと人の役に立てます。
売上を伸ばすのも大切だけれど、もっと大切なのは目の前の人に貢献することです。
素晴らしいです。
ビジネスオーナー養成講座「フェニックス」
久家:別に宣伝するつもりもないのですが、『Zoom集客®の学校』の最上位コースは、ビジネスオーナー養成講座です。
田中社長みたいに主に1人でビジネスをやっている人が、どうやったら最短で年収1000万円からその上の3000万1億10億100億とかの資産を作れるか。
マスターマインドという信頼と調和で仲間と一緒にやっているのです。
そして富と幸せと健康と強運をより継続的に増やしていこうと思っています。
『Zoom集客®の学校』とか「まる現」のスクールに入っている人にしか募集はしていません。
「フェニックス」はどのような人におすすめですか?
田中社長:売上は上がるけれど、その先の社長とかオーナーとか全く別世界のステージが見たいなと思う人です。
僕が入ったときも全く売上が上がっていなかったのですが、まわりの当たり前の基準値が毎月1000万円上がっていますという人たちばかりでした。
それが気後れするわけではなくて、これが当たり前なのだなとあげてもらった感じがするのです。
それが非常に良かったなと思います。
ですから、そのようなことを求めている人におすすめです。
ゴールを達成するためには5ステップ現実化戦略で考える
久家:田中社長の方から何かお聞きになりたいことはありますか?
田中社長:売上2億円を200億円にどんどん増やしていこうと思ったときに、200億円から逆算してやっていくのか、それともその2億円からまず10億円を目指してやっていくのか、道筋の確認をしたいです。
久家:結論は、私の言葉では5ステップ現実化戦略です。
答えは200億円から逆算します。
田中社長はいつもやっているからわかると思うのですが、5ステップ現実化戦略というのは何かというと、
- 1つ目が目的、なぜやるか
- 2つ目がゴール
- 3つ目が戦略、どうやって戦いを略するか
- 4つ目が戦術、具体的に何をやるか
- 5つ目が超高速でPDCAを回す、計画実践測定改善をやる
ということなのです。
前の会社のオーナーは、100億円と言って120億円の会社を作って日本の長者番付10位に入ったのです。
同じときに同じ師匠から学んでいたもう1人の研修会社の社長がいます。
その社長は10億円になったらいいと言って、今20億円ぐらいの会社をやっています。
何が違うかというと志が違うのです。
やはり初めから100億円やると言っていた人は、100億円の会社をやっています。
もちろん10億円と言って、今20億円の会社をやっているのも大したものだと思います。
ニトリの本でもあったと思うのですが、ゴールから逆算するときに、今は小さいことは言わずに大きなプロセスがわからないようなゴールでいいのです。
だけど期限だけ設けてやっていくのです。
期限は無理なく無駄なくやるようにしていった方がいいのですが、1年とか短い期間で100億円、200億円やろうと思うと混乱してしまいます。
今の組織が崩れてしまう。
全く違うアイディアになってしまうのです。
ゴールから逆算すると与件が変わる
久家:だけど10年で200億円やるのは、難しくはないと思うのです。
なぜかと言うと、10年経つと200億円をやると決めてやっている人には、与件が変わるのです。
与件とは、与えられている条件のことです。
どういう意味かというと、200億円やると言ったときに、今は2億円で営業利益1億3000万円しかない、スタッフも80人しかいないとか色々思うと思うのです。
だけど、それは時代が変わってくるのです。
多くの人はなぜ200億円できないと思ってしまうかというと、
- お金がないから
- 学歴がないから
- 時間がないから
- 子供が小さいから
- 障害者を抱えているから
とみんな言うのです。
これを与件と言うのです。
その人が人生で与えられた与件です。
私もあります。
私も学歴もないお金もない自信もない何もない。
それが与件なのです。
与件は変わります。
私が与えられている与件がどのように変わったか言いましょう。
私は6年前に『Zoom集客®の学校』をやろうと思ったのです。
私は営業職で電話営業の会社にいたから、オンラインで売れる仕組みというのはわかるのです。
しかし電話営業を私が伝えようと思っても、買う人は大手の企業ぐらいです。
電話営業で100万円の教材を月に1,000本売っていた方法は、大手の企業ならお客さんになる可能性があります。
だけど、個人には売れなかったのです。
でも『Zoom集客®の学校』は、もう1万人以上が学んでいます。
もちろん売上とか利益も説明会ではお話していますが、皆さんびっくりするぐらい上がります。
どのように、与えられた与件が変わったのでしょう。
例えば私が100億円やると言ったら、与えられた与件はZoomが登場したのです。
電話営業のスキルを伝えようと思ったときに、6〜7年前に小松さんがZoomでセミナーをやっていたのです。
それでZoomに電話営業のノウハウを入れてやってみたら、それまで1対1だったのが1対10人とかでできるので、どんどん売上が上がっていきました。
私はゴールを変えていません。
10億円やると思ったら10億円に必要なアイディアしか気づけないのです。
200億円やると言ったら200億円に必要なアイディアに気づけるわけです。
田中社長:志が高くない場合はZoomが登場しているという出来事をスルーしていたかもしれない。
志が高かったから、世の中の変化に気づけたりアイディアが出てきて、実際にそれが達成できるようになるということなのですね。
久家:そうです。
目的があるのなら、切に思っていたら必ずやり遂げることができる
久家:2つの言葉を覚えておいてもらっていいですか。
ちなみに宗教はやっていませんし、税金も支払っています。
1つは私の座右の銘なのですが、曹洞宗の開祖『道元禅師正法眼蔵随聞記』のモデルになった人の言葉です。
「切に思うことは必ず遂ぐるなり。切に思う心深ければ、必ず方便も出で来るようあるべし」
どういうことかというと、田中社長が絶対に200億円をやるのだと。
でも大切なのは200億円やることよりも目的です。
何のためにその200億円をやるのか。
イーロン・マスクの本を読んでもらったのもそうです。
目的があるのなら、切に思っていたら必ずやり遂げることができるという意味なのです。
切に思う心が深くなって潜在意識とか脳の中に到達していったら、必ず方便も出で来るようあるべし。
アイディアに気づけるようになると言っているのです。
昔、お金がなかった禅のお坊さんとかが、永平寺とかそういったところのお寺をなぜ建てられたのか。
切に思ったら、必ずアイディアが出てくるのです。
これが非常に重要なのです。
全ての成功はアイディアから始まるのです。
なぜアイディアに気づけるかというと、切に思うことは必ず遂ぐるなり。
切に思う心深ければ、必ず方便も出で来るようあるべし。
だから私は、田中社長は絶対にママさんたちの働き方を変えて、その人たちに本当に豊かになってほしいと本気でコミットして覚悟を決めたから、そのようなアイディアに気づけたと思います。
その結果が、
- 数字として1年間で2億円の売上で1億3000万円の営業利益で出ている
- 自分の体も大切できるようになって、家族も関係が良くなって、7日間の沖縄旅行に2ヶ月に一度行けるようになった
そういうことです。
何か気づいたことや良かったことはありますか?
田中社長:200億円を目指す目的はずっと変わらないのですが、全く道筋がわからないので、ちょうど2億円を10億円に上げる方法みたいな本を買って読んでいたのです。
久家:そのような本はたくさん読むといいです。
田中社長:まさに思考を変えることによってアイディアが出てくるというのは、この1年間でとても痛感しました。
200億円いくなどと言って、それを目的にしていれば、きっとまたアイディアが出てくるのだなという大きな気づきをいただきました。
久家:私は田中社長が大好きだし、この日本という国が大好きです。
日本の国の最大の問題は少子高齢化です。
出生数が80万人を割り込み、岸田首相が対策を打つと言っています。
東京でも毎月5,000円ずつ配るそうです。
少子高齢化によって日本の財政は、ずっと赤字なのです。
円安から円高になったりインフレになったら、普通の庶民の暮らしは30年間給料が上がっていないのです。
年収が430万円から変わらない。
女性たちはやることが多くて一番苦しんでいます。
私は少子高齢化を解決した国があるのを知っています。
ロシアです。
戦争しているから好きか嫌いかは、別に置いておいてくださいね。
どうやって解決したのか簡単に言うと、日本で今の3000万円ぐらいを子供を3人以上産んだお母さんに渡すのです。
子供を3人以上産むと、子供が増えるではないですか。
それは学費と住居費以外に使ってはいけないというルールなのです。
なぜそれをやったかというと、1990年アメリカと当時はソ連(ロシア)が東西冷戦でソ連(ロシア)が崩壊した後にみんな貧乏になったのです。
デフォルトみたいに経済破綻しました。
そうすると子供を産まなくなってしまって、今の日本より少子化が厳しかったのです。
みんな貧乏で女性が子供を産める環境ではないのです。
このままではロシアは危ないということで、その時に国は税金を3000万円くらい配りました。
実際には3000万円ではありませんが、地方に家が買えるぐらいの金額で今の家の感覚で言うと、日本の3000万円くらいかなということです。
私はそれを日本でもやってほしいなと思っています。
私は日本という国の最大の財産は日本人だと思っています。
日本人は思いやりがあって、子供のため会社のため家族のために、みんな一生懸命働いているのです。
そういう人たちを笑顔にしたいではないですか。
たまたま田中社長も私も、オンラインのZoomとか与件が変わったおかげで会社に行かなくていいではないですか。
オフィスを借りる必要もないし、事務所代もかからない、通勤時間もなくなり、働く時間が半分になりました。
もちろん年収も私達は5倍以上になっているということは、生産性10倍になった話を『Zoom集客®の学校』とか田中社長のスクールで伝えられるわけです。
個人が国を超えて会社を超えて豊かになって、自分の大切なもの(命とか健康とか財産)を守ればいいと思うのです。
税金を払うことによって、そのように使われていって欲しいなと私は思っています。
私は別に右翼ではありません。
日本が大好きなので、普通の大衆の1人として私は思うのです。
だから、それでママさんたちが元気になったら嬉しいなと思っています。
私はだから頑張れるというか、それがエネルギーなのです。
私の中で、年収1300万円の人を2031年までに1000万人作ろうというゲームをやっているのです。
オンラインビジネス革命で人を幸せにする。
私はこの目標があるからやるのです。
これがなかったら、多分どこかで遊んでいます。
田中社長にイーロン・マスクの本を読んでもらったのは、人はイーロン・マスクのことを色々言うけれど、彼の思っている思考が現実化しているのです。
思いが原因で人生は結果。
彼がやっていることって、本を読んでいると引き込まれませんか?
だから200億円より大切なのは、なぜやるか。
なぜやるかに集中していったら、田中社長は絶対にうまくいきます。
田中社長は絶対にできるから、だから本を紹介したのです。
応援しています。
田中社長、今日来てみてよかったことを一言教えてもらってもいいですか?
田中社長:とてもやる気が出てきました。
なぜやるのか数字も大事なのですが、どうしてやっていくのかどうやって世に貢献していくのかを考えて、色々なアイディアを出していきたいと思います。
久家:自分を愛して毎日楽しんでいる方が人を愛して優しく親切にできる。
それができる方だから人類に貢献できると思うのです。
田中社長はその土台がしっかりしているので、私はそこを尊敬しています。
これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。