行動できない人はいない10億円の宝くじの話

本来、私たちは、決して行動力がないわけではありません。

例えば、10億円の宝くじがあなたに当たったとします。

今日が交換の締め切り日です。

銀行に電話をかけたら、期限の今日中なら10億円が口座に振り込まれるとのこと。

でも外は、でかけられないほどのひどい台風です。

家から車で10分ほどの所に銀行があるとしたら、あなた取り替えに行きますか?

それとも行かないですか?

ほとんどの方は、取り替えに行くと答えます。

行動できない人はいない10億円の宝くじの話

例えば、10億円の宝くじがあなたに当たったとします。

今日が交換の締め切り日です。

銀行に電話をかけたら、期限の今日中なら10億円が口座に振り込まれるとのこと。

でも外は、でかけられないほどのひどい台風です。

家から車で10分ほどの所に銀行があるとしたら、あなた取り替えに行きますか?

それとも行かないですか?

10億円になるなら・・・。

明日になったら0円になる。

今日取り替えて10億円になるなら、行きます。

車で向かったら銀行が20m先に見えて、あと20メートルの目と鼻の先で木が倒れてきて進めなくなりました。

危険な台風です、車が進めないので諦めて帰ろうと思ったら0円です。

あと20メートル、車を降りて台風の中濡れてもいいと思い、走り、行けば10億円です。

ほとんどは車を降りて行くといいますが、歩いたらつまずいて片足を捻挫しました。

その後転んで両足とも捻挫してしまっても、あと10mか5mだったら行きますか?

ほとんどの人は、「這ってでも行きます」と言います。

あなたはどうしますか?

次の質問は、もしあなたではなくて、他の人が台風の中、銀行に向かって10mを這って進んでいたら、その人は行動力があると思いますか?

とてもバイタリティがある人だと思います。

10億円の宝くじを取り替えるまでやり遂げるのは、価値を理解しているからです。

やる気がないのでもないのです。

自信がないわけでもないし、継続できないわけでもないのです。

ないのはやる気ではない、行動力でもないと、私は気がついてしまったのです。

ないのは、2つだけです。

一つは、自分の中にある、人生で10億円ほど価値があるものを持っていることに気づいていないか、自分自身の人生に価値があるということを忘れてしまっているのです。

もう一つは、10億円ほど価値のあるゴールが明確になって、具体的に手に入る方法、宝くじを銀行に届けたら10億円になります。

ところが、具体的な方法がわからないので、2つ目は行動しないのです。

途中で諦めているだけなので、継続しないのです。

なぜなら、たとえばこれが10億円じゃなくて、300円しか当たってなかったら、這ってでも行きますか?

300円では行かないのに、なぜ10億円なら行くのですか。

10億円には価値があって、大切な人たちを幸せにできると思っているからです。

私たちの人生も同じです。

本当に価値があるものが明確になって、本当に手に入れる具体的な方法があれば、問題を問題と思わないで行動するわけです。

その時に、例えばあなたのパートナーとか取引先の上司や社長から、今日は行かないで、ウチで研修をやってくださいと言われたら10億円を取り替えに行かないですか?

まず10億円を取りに行き、パートナーには後でご馳走すればよくありませんか。

あなたがパートナーに、今日は10億円の価値があり、明日になったら0円だけど、今日は行かないでと言われたら、行きますか?行かないですか?

ほとんどの人が行くと思います。

本来私たちは、決して行動力がないわけではありません。

     
  

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