私たちが「お金のメンタルブロック」と思っているものの正体は「信念」です。
ここで言う信念とは「ある思考が行動を支配した状態」のことをいいます。
例えば多くの人が持っている「お金がないとやりたいことができない」という思考です。
子供の頃に、
- 友達と同じような洋服が欲しい
- 友達と旅行に行きたい
- 希望する大学に行きたい
このような希望を持っても「お金がないからだめ」と言われたことはありませんか。
すると「 お金がないからだめ、できない」ということが習慣として取り込まれ、思考を止めてしまう癖がついてしまいます。
決して環境が悪かったわけでも、親や自分が悪かったわけでもないのですが、無意識に思考が止まってしまうのです。
これは「無意識」に反応してしまう状態です。
お金がなかったら「もうだめだ」と無意識に反応するのです。
2つの自己イメージ
多くの人が思い込みの自己イメージを持っています。
「100のうち95までは自分はこのような人間だ」と思い込んでいるのです。
自己イメージには2つの状態があります。
- 自尊心レベルが低い状態
- 脳力レベルが低い状態
1.自尊心レベルが低い状態
自尊心レベルが低い人は「自分には価値がない、自分に自信がない人」のことです。
例えば「お金がないからだめ」という思い込みで、無意識に自尊心が低くなってしまう。
一生お金の奴隷で「お金がないから無理」と思考を止めたままでもいいのでしょうか。
そうではなく、思考を伸ばしたらいいのです。
思考を伸ばすには、まずは自分で決めることです。
例えば「何月何日に旅行に行く」と決めたら、どうやったら行けるか考えます。
多くの人は決めないままなので、
- いつか時間ができたら
- いつかお金ができたら
そのように考えているうちに体が動かなくなってしまいます。
自分で決めなければ、これまでの習慣を変えられません。
人間は習慣の奴隷なので、思考を伸ばさなければ同じことをやり続けるだけです。
2.脳力レベルが低い状態
脳力レベルが低い人は「自分にはできないと思ってしまう人」です。
例えば毎月100万円の売り上げが欲しいと思っても、初めは誰でもできません。
自転車に最初から乗れないのと同じです。
転んで練習して無意識で乗れるようになる。
1回転んで辞めていたら、自転車には乗れません。
売り上げが上がるのも、同じことです。
できる人に習い、繰り返し練習して習慣にしてしまうのです。
改善を続けていたら、無意識にできるようになります。
まとめ
お金のメンタルブロックが外れて、無意識で行動できるようになります。
そして人から喜ばれて売り上げが上がり、働く時間が半分になったらいいですよね。
人間には3通りあります。
- 思考を止めている人
- 思考を伸ばして広げることができる人
- マイナスの信念を消せる人
マイナスの信念を消せる人であれば、成功できるでしょう。
しかし人から喜ばれて収入を得られなければ、本当の成功ではありません。
本当の成功、幸せを感じる成功のためには、「本当に人から喜ばれて収入をあげている人」から学ぶことが重要です。
- 一生思い込みの奴隷になるか
- お金を自分のため、人のために使える人間になるか
どちらを選ぶかは自分しだいです。
自己イメージは 「信念が行動を支配している状態」からできています。
自尊心レベルが低い人は「お金がないから、 時間がないからできない」、とお金や時間の奴隷になってしまっています。
どこかで決めないと変われません。
脳力レベルが低い人は、できる人から代償を払って学ぶことが大切です。
車の運転を教習所で習うように、ビジネスはビジネスの現場で実践を重ねて学びましょう。
やり方だけを教えてくれる情報だけの企業では意味がありません。
一緒に練習してくれる、そして最後は自分の足で立てるようにサポートしてくれる環境で学ぶ。
100万円の収入を得る方法も、車や自転車に乗れるようになることと全く同じなのです。