今日のテーマは、ご自分の成果だけでなく受講生に売上と成果を上げてもらうために何をすればよいか。
さらに、心とお金にゆとりが持てる時間管理術について。
これは、ビジネスをやっている方共通の課題ではないでしょうか。
渡部香織さんと考えていきたいと思います。
元学校の先生からオンラインビジネスで売上418万円!
久家:香織さんは普段どのようなお仕事をされているのですか?
香織さん:今はスピリチュアルカウンセラーやセラピストの方を中心に、40代、50代の方でオンラインで起業したい方、ゼロから始める方、さらに、オンラインで起業するにあたって必要なパソコンスキルがあるので、パソコンが苦手な方に向けてパソコンスキルも一緒に教えています。
久家:『Zoom集客®の学校』に入ったのは何年前ぐらいですか?
香織さん:去年の4月に入りました。
まだ1年と少しです。
久家:Zoom集客®の学校に入って、売上は合計でいくら上がりましたか?
香織さん:合計で、418万円上がりました。
久家:すごいですね、おめでとうございます。
以前は学校の先生をやられていたそうですね。
学校の先生から、自分で集客してオンラインで400万円以上の売上を上げてあげているのはすごいことですね。
教えることは元々プロフェッショナルだと思いますが、売上を上げる、集客するという面で、 『Zoom集客®の学校』に入って一番役に立ったことはどのようなことですか?
香織さん:オンラインビジネスについてはまったくやったことがなかったので、『Zoom集客®の学校』に入らせていただいて、一緒に実践しながら身につけていく環境がありがたかったです。
また講座だけではなく、行動サポートの先生たちも一緒に、自分にとってのやり方をきちんと考えて実践できるようなサポートをしていただいたおかげで、一つひとつできるようになったことです。
久家:一緒に身につけるのが役に立つというのは、集客やセールス、どのようなときに感じますか?
香織さん:自分が行動できるように、Facebookのデカ文字投稿のやり方や、投稿後の反応を見てフィードバックをいただいたり、ロールプレイングをやりました。
クロージングもまったくやったことがなかったので、ロールプレイングをやらせていただくことで、それに向けて準備を自分でしないといけないし、実際にお客様にやる前に相手をしていただいて、フィードバックいただいて、さらに改善していくことを丁寧にやっていただいたことが、今に繋がっていると思っています。
久家:集客のいろいろなスクールや本、YouTubeなどで集客の知識だけ学んでも、やるのは自分、あとはあなたがやってくださいねということがあります。
Facebook集客で反応がないときに、このやり方は駄目だとやめたり、心が折れてしまったりすることがあると思います。
集客ができなかったとき、順調にいかないこともはじめは多かったと思います。
そのようなときに、どのようなアドバイスがあったのですか?
香織さん:具体的に自分の伝えたいことが伝わるように行動できるように考えるきっかけをいただいたり、他の成功している方のアイデアをいただきました。
自分だけで思いつかないところを、具体的に「このような例があったよ」と教えていただいたり見せていただいたりすることで、ひらめきがあったり、助けていただいたりして、自分の場合はどうしたらいいのかを落とし込めたと思います。
久家:1人でやっているだけでは出てこなかったことも、『3人寄れば文殊の知恵』みたいなことですね。
皆でアイデアを出すことで、そこから自分でひらめきを得てやっていたら集客ができる。
Facebook集客だけではなくて紹介サイトや他の媒体も試してみたり、一緒にやっている人から学べることは多いですか?
香織さん:素敵な先輩たちが、やってみてうまくいった方法を惜しみなく教えてくださいました。
そうすることで、1人ではまったくわからなかったことがどうすればいいのか、具体的な行動が見えてくるし、また実践することで、この方法ってすごいなと自分でも実感しました。
先輩たちや先生たちがいてくださる環境で、実際に自分がどうやればいいかわかる状態にさせていただいているのが本当にありがたいです。
久家:香織さんが学校の先生から、自分でオンラインで売上を上げ、収入を得て仕事をしている理由を聞いたことがあります。
ご家族皆さんへの愛から始まっているというのはわかっています。一番驚愕なのは、学校の先生とクロージング、つまりセールスという、全く対照的な、180度違う仕事で香織さんが成果を出していることです。
学校の先生は物を売るのは案外難しかったりします。
先生が悪いわけではないのですよ。
販売、売り上げを上げた後に契約を結んでサポートしていく。
やることが違うという意味です。
セールスをやっている人が物を教えるというのも、難しいことです。
トップセールスがそれを後輩に教えるかというと、教えない人はたくさんいます。
自分のやっていることを、普通は教えないのです。
営業会社に入ったら、普通は自分でやりなさいと言われます。
売上がなかったら、
「何やってるの、合わないみたいだね。」
「この仕事が合わないのであれば、他へ行った方がいいよ」
と簡単に言われてしまう世界なのです。
そんな種類の違うビジネスで学校の先生だった香織さんが売上を伸ばしているのが素晴らしいですね。
クロージングのロールプレイングをやったというのがおもしろいなと思います。
まだお客様が来る前に、『Zoom集客®の学校』の行動サポートの先輩がお客様役をやるから、
「お金がないからどうしたらいいですか」と言われたら答えるような練習をやったことですね。
今すでに1年少しで、400万円上がっているのはすごいと思います。
ロールプレイングで売上をあげる場面を想像する
久家:お客様に実際に会う前にロールプレイングをやったことで、どのような良さがあるのですか?
1人で練習をやらないで、いきなり本番でセミナー説明会をやったり、クロージング、契約を閉じることをやっていたら、どのような問題があったと思いますか?
もちろん、ロールプレイングをやっていても問題が起こると思います。
それを乗り越えて今ここまで来ているのだと思います。
香織さんはロールプレイングをやって、それをやってくれる先輩がいたことでどのようないいことがありましたか?
香織さん:実際に相手になってくださる先輩がいたことで、イメージだけではない反応を返していただいたり、自分では予想できていなかった物事を事前に体験させていただくことで、このような場合はこうしたらいいのでは、と考えるきっかけをいただきました。
それに向けて練習や準備ができたことが売上を上げる、成果を出す上で、本当に効果が大きかったです。
久家:普通の集客を、YouTubeなどで1人で学んでいると知識は学べるけれど経験ができないのですね。
やり始めるときは集客できないとか、断られるときの方が多いのです。
そこで皆やめてしまうからお金と時間を無駄にしてしまう人がほとんどなのです。
『Zoom集客®の学校』でロールプレイングをやっていく中で、香織さんの文章を読ませていただいたり報告を聞いていて、興味深いなと思ったことがあります。
それは他の集客塾にすでに行ってきた人は、私の講座は受けないだろうと諦めないことです。
色々な勉強をしている人の悩みを理解していったら、実は他の集客塾で課題を出されても、パソコンが苦手で課題が書けない。
そんなパターンに出会いますよね。
でもそのときに、他の集客塾でもう学んでいるから、と言われたら私のところで学ぶことはないなと普通は思います。
だって他に投資しているわけですから。
そういう人でも香織さんのところで学んでいる人はいますか?
香織さん:います。
久家:それはなぜですか?
普通であればそこで諦めて、「頑張ってくださいね」と終わってしまう人が8割だと思うのですが、なぜ香織さんのところでは、他で学んでいる人がさらに学ぶのですか?
香織さん:お客様のお話を聞いたときに、学んでいるけれど、結局課題が出せていなくて全体の中から遅れてしまっているという状況のお客様がいて、原因が結局パソコンだったのです。
そしてパソコンだけではなく、先ほど久家先生からお話いただいたように、教えていただいても知識だけではできないということです。
自分の場合はどうやるのかわからないというので、そこを一緒にやって売上を上げましょうという感じで、今一緒に受講生になっていただいています。
久家:知識を教えても集客できないのですが、「そこはあなた頑張ってください」と他で言われてしまう人に、他でやっていることとまったく違って、
「一緒にやろうね。」
「できないパソコンをやるんだよ」と言って、
「私はこうやって売上を上げているんだよ」
「ビジネスではパソコンをオンラインでこのように使ったらいいんだよ。」
とポイントだけ教えたら、成果を出すことはそれほど難しくないのですね。
でもはじめは正直他で学んでいる人は、自分のところは学ばないと感じませんでしたか?
香織さん:他で学んでいるので、と何回も断られたこともあるのですが、その中でできていない、困っていらっしゃるというのも見ていました。
そこの部分は自分が実際に『Zoom集客®の学校』に入って、先生や先輩たちにサポートしていただいたおかげで自分でできるようになるまでしてもらえました。
その経験によりは絶対サポートできると思ったので、習っていらっしゃる方でもご提案したところがあります。
久家:普通の学校の先生だったら、他の学校へ行っているからと言われたら、そのようなことは頑張っていないで普通は終わりです。
けれども、その人が他の学校で悩んでいることがあるのをきちんと理解して、なぜ他の学校に行っているのに香織さんの授業を受けに来たのか、香織さんのセミナーを受けに来たのかと、そこで聞いたらいいのです。
「他で行っているのになぜ来たのですか?」と言ったら、
「パソコンができないから課題が進まない。」
「知識は動画で教えてもらったけれど、まったく売上が上がらず成果が出ない。」
つまり自分はどうやっていいかわからない。
ノウハウは教わるけれど、そこの先生に聞くとあとは自分でやってと言われてしまう。
「わかりました。私も一緒にやって出来たので、一緒にやりましょう。」と。
そこで「興味はありますか?」と聞いて、今一緒にやっているのですね。
今の話だけで本になると思います。
普通の学校の先生は、先生と生徒の立場、教える人と教えられる人の立場でプライドがあります。
断られて、さらに「でもなぜうちに来たのですか?」と聞いてあげることはほとんどないと思います。
さらに相手の悩み課題を聞いて、
「それはつらかったですね」と相手に共感して、
「それなら、このようなことをやったらいいのではないのですか」
「私はこうやって結果が出たのです」
と、提案まで行く人はほとんどいないと思います。
学校の先生が悪いわけではなくて職業が違うという意味です。
でもそこで学んでいるお客様は、香織さんが一緒にやってあげたら、絶対喜んでもらえませんか?
香織さん:喜んでもらえます。
久家:お聞きしたいのは、今度はその方々が、香織さんの受講生になった後です。
香織さんのご質問は受講生たちが、自分から成果を出せる人になるにはどうすればいいか、ですね。
香織さんがスピリチュアルカウンセラーに起業を教えているのであれば、スピリチュアルカウンセラーの人が、自分で集客できて売上を上げられる人になってほしいという思いがあるわけですね。
相手が成果を出せる人になるために依存してしまうというか、香織さんが、今度は一緒にやってあげると言ったら、
「何でもやってほしい、これもやって欲しいあれもやってほしい。」
「あなたの教え方が悪いからこのようなことになったんだ。」と。
そうではないわけです。
30年やっていてわかるのですが、初めは断られることの方が多いのです。
先生がいい悪いではなくて、そこは誰でも経験するのです。
ほとんどの人は、断られたら自分が下手なんだ、自分は駄目人間なんだと思って辞めていってしまう。
心が折れてしまうのです。
でもそれを香織さんが一緒にやろうねと言うと、中には10人のうち1人か2人は、
「一緒にやってくれると言ったのに、あなたの教え方が悪いのです。」
と他責と言って責任転嫁してくる人、依存してくる人がいると思います。
もちろん香織さんが代わりにやってあげたら、一時的に売上が30万円50万円100万円上がるかもしれないけれど、香織さんがいなくなったら売上が上がりません。
そこで、どうしたら依存しないで、他責にしないか。
香織さんが思っているように起業というのは、香織さんの受講生が相手に喜ばれて、ありがとうと喜ばれながら生涯稼げる、幸せになってもらう本物の実力をつけることです。
香織さんの受講生さんが他責や依存の傾向を示した時、どのようなことが課題だったと思いますか?
依存する人が現れてしまったとき。
逆に他責にして、あなたが悪いという人がなぜその時現れたかわかりますか?
これはパターンなのです。
数学の世界の用語でフラクタルという考え方があります。
営業でもなんでもそうなのですが、私たちの人生というのはある一つのパターン、1か所のパターンを抽出すると人の人生がわかると言われています。
無意識に同じパターン、つまり100のうち95まで習慣を繰り返しているのです。
だから今みたいな、香織さんが相手に依存させる教え方をさせてしまい、その問題を乗り越えていないと、必ず2か月3か月4か月もずっと悩み続けるのです。あなたが悪いんだ、あなたの教え方が悪いんだという人ばかり入ってきたらどうですか?
仕事は二度と嫌ですよね。
でも久しぶりにお話したのですが、すっきりお話していて、乗り越えられたのだろうなと思いました。
受講生が成果を上げられず、他責にしてきた時、何が課題だったと思いますか?
香織さん:私が本当の意味でお役に立つためには、相手の方が自分でできるようにならないといけない。
それなのに、自分が手を出しすぎてしまったというか、相手の方にきちんとやっていただかないといけないところを、自分がやってしまったところが課題でした。
久家:皆さんは自分が商品サービスを提供したら、それをお買い上げいただいたお客様に、豊かになってほしい、望んでいる成果を手にしてほしいと思います。
これは人なら誰でも同じです。
思わずその人のために良かれと思って、どんどん手伝いすぎてサポートして何から何までやっていたら、途中で相手が
「あなたの教え方が悪いから結果が出ない」と
逆に他責にしだして依存しだして文句を言って
「辞めたい」となってしまった。
それは依存させてしまっているのです。
それをどうしたらいいか。
ちょうど三辺さんはいい経験をされています。
三辺さんが契約した方が、
「連絡が遅い。」
という話になったという話をお聞きしました。
私は解約した方がいいと思います。
でもその前に一つだけ伝えたいことは、その人のことを考えて、その人も本気で集客やセールスで結果を出したいのであれば、入る前にきちんと条件、お話を聞いていますか?
「他責にしない、依存しない、やり遂げるまで改善を重ねない人はお断りします。」と。
三辺さん:しっかり『Zoom集客®の学校』で学んでいるのでお伝えしたのですが、伝え方が足りませんでした。
相手が腑に落ちるまで伝えていなかったと思っています。
久家:三辺さんは自分がどんどん成長していくのでいいですが、相手のためにもそれは本当は言わないと駄目です。
そういう人がいたら、「連絡が遅かったことは申し訳ございません。」と謝るのはいいのです。
「ただ、入る前に他責にしない依存しない、やり遂げるまで改善重ねると言ったことを覚えていますか。」と。
「連絡が遅い時も、もちろん人間ですからいろいろあります。しかし、だから自分ができないとなってしまうのであれば、今回はやめた方がいいですね。」
「本当にあなたが結果を出したいのであれば、他責にしないことができますか?」
と、私なら必ず聞きます。
「そうではなければ、ここでやめた方がいいですね。」
と、こちらからお断りします。
なぜそこまで言うかわかりますか。
この『なぜ』という質問が一番重要なのです。
香織さんは乗り越えているのです。
なぜそこまできちんと伝える必要があるのでしょうか。
香織さん:その方の理想の未来を自分で手に入れられるためには、その方がやらないといけないので、きちんと自分で決めて自分でやるという覚悟が必要ですし、やっていただかないと手に入らないからです。
久家:その通りです。
香織さんは完全に乗り越えています。
三辺さんに必要なのはここです。
相手が自分で売上を上げたい、集客をしたくて入ってきたのであれば、相手のことを思い、
「三つの条件をやらない人は、結果が出ないから入らないでください。」
と最初に言っているわけです。
「あなたの時間とお金を無駄にしたくないからです。」
「そういう人はうちもお断りします。」と。
「一つ目は他責にしない、二つ目は依存しない、三つ目はやり遂げるまで改善を重ねることをしない人は入らないでください。」
その理由は今香織さんが言った通り、相手が理想の未来、毎月自分の力で、30万円50万円100万円をオンラインで稼ぎたい、
それは1%他責にした時点で終わりだと私は知っているのです。
営業の世界や、経営の世界もそうです。
皆さんが物を売っているのは営業ではないかもしれないのですが、違う用語で言うとセールス、営業と同じ概念カテゴリーなのです。
相手が悪い、お金がないからこの人はできないと思った時点で思考を閉じてしまうし、思考を止めてしまう。
だから相手の可能性を閉じてしまうのです。
本気の人だけ、受講生になればよい
しかし相手が来て、香織さんや三辺さんの起業を学びたいということは何か理想を持っているのです。
色々な集客塾に行っても結果が出なかったけれど、収入を上げたいとか、悩みがあるのです。
夢や希望があるので、そこをまずきちんと理解してあげて、
「なるほど。それが手に入ったらどのようないいことがあるのですか?」
「借金が返せます」
「子どもの学費で制限をかけないであげられます」
「それはやってあげたいですね」と共感して、
「そのための課題は何ですか?」
「集客ができないのです」
「売上が上がらないのです」
「借金が返せないのです」
「それはつらいですね」
「それをここで解決しないで、この後3か月、1年経ったらどのような恐れがあるのですか?」
「破綻します」
「問題は放っておいたら良くはならないので、それを本気で解決したいですか?」
と、きちんと聞かなければなりません。
もう一度ここへ戻らないと。
それが『なぜ』、ということなのです。
なぜ借金があるのにセミナーに来ているのですか。
借金を返したいから来たのは、わかるのではないですか。
今まで色々な塾に行ってうまくいかなかったから、最後に一縷の望みで来ているわけです。
「そうであれば私もあなたの夢を叶えてほしいから、本気でやりますけれど、それは本気で解決したいですか?」
と私は聞きます。
「本気です。このままいったら借金返せないから破綻するからです」
「他の塾では結果が出なかった」
そこを聞くのです。
「解決できるものをそのままにしているのは不本意なことですね」
「破たんするのは絶対避けたいわけですね」
もう一度「はい」
と聞きます。
「それを解決できるものがあったら、やってみたいのですね」
「はい」
「私たちも本気ではない人には教えないことにしているのです」
「お話しないことにしているのです」と必ず言います。
自分が本気じゃなかったら、結果が出ないからです。
他責に1%でもしたら結果は出ません。
自分は集客をやろうと思ったけれど、教え方が悪いとか、日本のコロナが明けてきたからとか、そのようなことは関係ありません。
今日は曇りだ雨だなど、関係ありません。
環境が悪いから自分ができないという人は、環境の奴隷ではないですか。
「あなたは環境を自分で作りたいから来たのではないのですか。そうであれば、他責に1%でもしないことです」
「100%自己責任でやろうと思う人以外は、うちはお断りしています」
「大丈夫ですか?」と聞きます。
受講生に成果を出したいのであれば、「依存しない」ルールを守らせること
そして、二つ目は依存しないことです。
「集客やセールスって誰かがやってくれるわけではなくて、誰かに頼んでしまうと危ないですよ」と教えてあげなければいけません。
自分の生命線、売上を他の人に任せてしまうと、結局その人がやらなくなればあなたの売上はすべて落ちてしまうのです。
脅しているわけではなくて、私は30年間見てきたことをお話しています。
自分でやっていないから、分からないのですね。
だからサポートの人がいなくなると売上が上がらない。
本当の意味で独立したいのであれば、依存しないで自分の足できちんとできるようになる必要があるのです。
集客は知識は2割、経験が8割です。
Facebook集客、紹介サイト集客、ライブ集客、いろいろあります。
もちろん新しいものを学ぶのはいいけれど、自分でやろうと思ったら断られることの方が最初は多いです。
うまくいかなかったとき、1人ぼっちでもできますか?
心が折れませんか?
キャンセルが来たらどう思いますか?
周りの人から悪口を言われたらどうなりますか?
1人で対処できますか?
できると思うのであれば、もちろん1人でやったらいいと思います。
ただ、そういう落とし穴があるというのは知っておいた方がいいです。
無駄な時間とお金を使うからです。
私が言っていることは本当です。
営業をしていたら 断られることの方が多いことはわかります。
やり方を知らない人ははじめは断られることの方が多いので、そこで心が折れてしまうのです。
だからきちんと自分の足で立つために、依存しない、他責にしない、やり遂げるまで改善を重ねたらやり遂げられるので、稼げるに決まっています。
クロージングの時に
「大丈夫ですか、この条件を守れますか?」と言ってから話すことが本気の人を見分ける方法です。
受講生に対して、主導権を自分が持つ
一番大切なのは、主導権を100%持たなければいけないことです。
なぜ主導権は相手ではなくて自分が持たなければいけないのでしょうか。
お客様には立派な経営者もたくさん来ますが、集客塾で習ったのに、できない経営者は多いです。
- あなたが教える二人三脚の起業、
- あなたが一緒に仕事でロールプレイングをやってあげる、
- パソコンを教えてあげる、
それを一緒にやってできるようにするときに、なぜあなたが主導権を持たなければいけないか。
香織さんはお分かりですね?
香織さん:お客様の理想の未来を手に入れるために、サポートできるのは私なので、きちんと私が握ってお客様の成果を出すサポートをするためです。
久家:相手に本当に理想の未来を手に入れられる人になってもらうために、相手が理想の未来を正当に代償を払って手に入れられる人になってもらうのです。
代償のない利益はないと私は思っています。
営業でも何でも相手が求めていることをきちんと理解して、それを相手が手に入れられる人になる役に立つから、「ありがとう」と喜ばれて、「あなたにお願いします」と売上が上がっているだけなのです。
先に代償を払うのは当たり前です。
お金をいただくというのも当たり前。
この世の中に代償のない利益はないですから。
そこに前提があるのですが、相手が理想の未来を手に入れられるようになる人になるために、香織さんはオンラインで起業して、今400万円を得ているわけです。
しかも今は笑っていますが、その間は平坦な道ではなく、色々なことがあったわけではないですか。
それを乗り越えて手にしているから、少なくともZoomを使った集客やオンライン起業をまだやっていない相手、このやり方で400万円まだ稼いでいない相手と香織さんであれば、どちらの方が価値があるやり方、具体的なやり方がわかっていますか?
香織さんの方がわかっているのです。
相手が香織さんみたいに、人に喜ばれて理想の未来を手に入れられるスピリチュアルカウンセラーになる、収入を得られるようになるのは、課題を乗り越えた後です。
やってきたら必ずわかると思います。
自分で課題を乗り越えないと、残念ながらそれは手に入りません。
小学校一年生の男の子が泳げるようになりたいと言って、
「ではお父さんが教えてあげるね」と、
「平泳ぎは手をこうするんだよ、足はこうするんだよ」
と知識を陸の上で教える。
そのようなことをやっても泳げるようにならないし、そのような馬鹿な教え方をする親はいないと思います。
お父さんとプールへ行き、最初は浅いところで一緒に泳ぐと思います。
「ここは大丈夫だよ」と手足を支えて、「顔をつけてごらん」とやりますよね。
手を離して1m泳げて 、次は3m5m15mと泳げたら、
「今度25m行ってごらん、何かあったら支えるから」と、
水の中に入って一緒に泳ぐから泳げるようになるのです。
集客塾のセールスもまるっきり同じです。
営業のプロだって、いいからやっとけと言ってできる人は初めから天才です。
普通の人は断られたら心も折れるし、そちらの方が当たり前です。
でも、香織さんはそれを乗り越えてきて実際に400万円をあげているわけです。
知っている人が知らない人に物を教えるときは、ティーチングと言います。
コーチングやコンサルティングとはまったく違うのです。
まず知らない人に物を教えるときは、こちらがきちんと主導権を持って伝えないといけません。
わからない人に「どうしたい、どうなりたい?」と聞いている人がたまにいるのですが、
「売上を100万円上げたい」
「ではどうしたらいいのですか」と、
「Facebook投稿をやりたい」とか、
「これはやりたくない」と、
できない人に話を聞いたって時間の無駄なのです。
だからできないのです。
できる人が教えてあげないと時間の無駄なのです。
できない子は、
「どうしたい?」
「水が怖いから見ていたい」では、その子は泳げるようにはなりません。
泳げるようになるためには教えてあげないといけません。
「一緒に水に入るんだよ」
「水は怖くないんだよ」と。
それを教えてあげられる人がほとんどいなかったのです。
でも香織さんは教えてあげるだけではなく、大きな愛があるのです。
私は知っています。
彼女は魂が強くて、本当にすごいなと思います。
香織さんが経験してきたことは、皆さんであれば心が折れてしまう人もいるのではないかというような内容で、香織さんは頑張っている良くやっているといつも思っていましたが、自分の力で乗り越えて今ニコニコしている。
よかった、完全に乗り越えています。
すごいと思います。
依存しない、他責にしない、やり遂げるまで改善を重ねるというのをしっかり守って、受講生さんに成果を出してもらえるようになりましたね。
久家:『Zoom集客®の学校』に入らなかったら、香織さんは今頃どのような不安や恐れがあったと思いますか?
香織さん:このような環境がなければ、売上ができていないし、やめてしまったと思います。
今みたいに仕事ができていないと思います。
久家:もちろん香織さんはよくやったのですが、私は色々な悩みや課題をこの前お聞きしたので、本当にすごいなと思っています。
久家:『Zoom集客®の学校』は、どのような人におすすめですか?
香織さん:自分がゼロからだったので、ゼロから何からやったらいいかわからない、でも叶えたいこと、きちんと自分の目標や夢があって、それをきちんと実践できる、改善できる方は必ず成果が出るので、ゼロからでもぜひ入ってほしいです。
知識だけではなくて一緒に経験を8割積んでいくことで、人にありがとうと喜ばれて収入を得る経験を一緒に積める『Zoom集客®の学校』のような場所は、他にはないと思っています。
久家:学校の先生がオンラインだけで400万円売上を上げるのは、すごいことなのです。
まったく違う仕事なので。
私はこれは本になると思っています。
だって悩んでいる学校の先生が多いのです。
私のところにたくさんご相談に来るからわかるのです。
職種が違う、水泳と陸上ぐらい種目が違うのです。
香織さんはご自身でも、受講生さんも売上を上げることができて、オンラインビジネスが成功の軌道になっていると思います。
時間と心に余裕をもって、なおかつ売上を上げるためには
この時期に、香織さんが心と時間のゆとりをもって、仕事したいと思ったのはなぜでしょうか。
香織さん:やはり自分が時間や心のゆとりがあることで、講座をやるにしてもパフォーマンスが上がるというか、自分がきちんとそういう状態を整えていることで、自分も周りも変わってくると思っています。
久家先生や、コーチたちを見ていても、自分をきちんと整えて、周りの方に生き生きしている姿を見せていて、そこが大事だと思っているのです。
色々と忙しくなってきてしまったのですが、自分も整って家族も子どもも、そして受講生さん達もと思ったときに、そこをうまくやれるようになりたいと思いました。
久家:しっかりと取り組んでオンラインビジネスをやっている方の言葉ですね。
私も同じように感じたときがあって、50代でリストラされた後、仕事を自分でやろうと思ったときは早く結果を出したかったのです。
でもやることが多すぎて、自分でコンセプトを考えて集客もセールスもやって、講座をやってお客様の成果、コンサルスキルをどんどんやっていたら、ありがたいことにお客様は増えてきたけれど、自分の時間がまったくなくなっていきました。
会社を二つ経営して、10個のスクールを経営しながら30社の集客代行をやって、と色々なことをやってきたのですが、でも今は余裕があり、月の15日から10日ぐらいは旅行へずっと行っています。
今なぜそのようなことができるかというと、まずオンラインで仕事をやっているということもあるのですが、一番重要なことだけ言います。
20対80の法則を聞いたことがありますか?
イタリアのパレードという経済学者が発見したのですが、イタリア全土の国民の富の8割、大部分の富を2割の富裕層が持っていた。
逆に8割の大勢の国民が、2割だけの富を分け合っていた。
このような形で富というのはそのままにしておくと、民主主義、自由主義というのですが、一部の人たちが自分でサービスを改善していくとどんどん豊かになります。
これはすべてのことに当てはまって、営業会社であれば、100人で月に10億売上を上げるとしたら、20人が8億、8割の売上を上げてしまうのです。
つまり自然の法則なのですが、なぜ自然の法則かというと、働き蟻を見ていると、砂糖や荷物を運んでいるのは2割なのです。
8割はついていっているだけです。
では、一生懸命働く2割の蟻を取り除いてしまうと行列はどうなるか。
その中から2割がまた働きだします。
つまり自然の法則なのです。
この20対80をどのように応用したかというと、時間のゆとりを持つために、何に集中すべきかを決めました。
あるとき先輩から聞かれたんです。
「久家君が1日でやっている仕事の中で、8割の成果を生む2割は何?」と言われました。
つまり1日の仕事で、集客やセールス、家族のことなどたくさんあるとしたら、何に集中すると8割の成果を生むか、考えたわけです。
私は若いうち、20代30代はお金、つまり仕事に集中しました。
仕事でもセールスだったので、お客様と話す数、プレゼンテーションの数や商談の数、今でいうと説明会や個別相談の数に集中して、どんどん昇進したのです。
成果を上げたければ、ゴールとプロセスを明確にする
香織さんは何に集中したらいいと思いますか?
1日で結果を出すために何に集中すると一番効率がいいか、ということです。
香織さん:売上です。
久家:売上を上げるために何に集中したらいいですか?
香織さん:直結するのは商談の数かなとは思いますが、最初はやはりコンセプトなのかなと思います。
久家:コンセプトも商談の数も大切です。
普通の営業は商談の数と言います。
営業の中にトップセールスを上げる人がいます。
10億円の売上を上げるときに、20人で8億あげているのに、20人の中のさらに20対80、4対96と言っているのですが、化け物みたいなのがいるのです。
トップセールスは年収で2000万円、1億、3億って稼ぐような人がいるのです。
経営者になると3億、10億稼ぐ人がいます。
私はその人たちが集中しているのは何かと考えました。
私が今集中しているのは、商談の数はもちろんあります。
コンセプトもあります。
しかし、私がやっていることを言ってしまうのが一番早いと思いますが、大切なのは精神性です。
私は、まず朝起きて二つのことをやります。
一つはゴールとプロセスを明確にすることです。
5ステップ現実化戦略と言っているのですが、なぜこの仕事をやっているかというのが一つ目です。
1人でも心を軽くして笑顔にしたい。
香織さんのように個人で仕事を始めた女性の方やまた男性の方、経営者が最短でより豊かで幸せで、人に喜ばれて収入を得られる人になってほしいという思いを明確にします。
簡単にいうと、働く時間は半分で年収3倍の人たちをオンラインでどんどん増やしていこうとしています。
毎月100万円円を週3日労働で稼げる人、年間1200万円稼ぐ人を今増やしていっているのです。
そのためにやっているのです 。
私は二つの会社を無借金で経営しています。
30社以上の集客代行をずっとやってきました。
そこにはそれぞれゴール、目標売上があるのです。
そのために3番目は戦略を必ず書きます。
どうやって戦いを略すか、戦わずして勝つ、競争しないで試合する。
そのプロセスを明確に紙に書いています。
さらに戦術です。
具体的に今日何をやるかを書いて、それを超高速PDCAと言って実戦測定改善をしているだけなのです。
私はそれを毎朝やらないことはありません。
ゴールとプロセスを紙に書くか、言葉で言うかしています。
ピンとこないかもしれませんが、ある知り合いの社長の話です。
その社長はビジネスを自分で始めたとき、会社の壁に『売上100億マザーズ上場』と紙に書いて、「毎朝マザーズ上場、売上100億やった」と言ってから仕事を始めた。
するとそこにいた事務員の女の子は、
「朝から何を馬鹿げたことを言っているのですか」と言うらしいのです。
その会社が今どうなったかというと、売上800億である会社に買収されました。
実際に目標以上になっているのです。
それは精神論や根性論で、経営者の会などでよく叫んでいることでしょうと思うかもしれませんが違います。
人間は朝、今日も1日元気で頑張るぞと、そこに行くんだと、ゴールだけではなくてプロセスまでイメージしていくと、アイデアがどんどん出てきて、24時間1日起きている時間も寝ている時間もゴールを刷り込んでいくと、必要なアイデアに8万倍気づけるようになるのです。
香織さんはさきほど、「人のアイディアを聞いていたら、いいコンセプトに気がついた」と言いましたね。
3人寄れば文殊の知恵みたいなもので、私たちはマスターマインドと言っています。
それが重要なのです。
すべての成功はアイデアから始まるのです。
もちろんそのために代償というか、相手が求めていることを理解してそれを相手や周りの人、国や政府もそうだし、天から見ても、三方よし七方よし、前方よしといいますが、皆がより良くなることを、できる人になる役に立っているというのがあるのです。
自分の感情次第で、売上や成果は変化する
もう一つは、感情です。
自分の感情が人生をコントロールしていることに気づくことです。
感情を放っておくと、やがてあなたは感情に流され支配され、感情に人生をコントロールされてしまうのです。
人間が感情の奴隷になってしまうのです。
しかし、自分が感情の本質に気づくと、よい面があります。
感情を人生にどのように影響させていくか、感情をコントロールできて自分を思い通りに動かせるようになると、富も幸せも健康も強運もすべて入ってきてしまうのです。
私はそこに気づいてしまったのです。
だから、二つに集中しているのです。
まとめます。
私はなぜこのように余裕があって豊かにさせていただけるようになったかというと、50代まで365日ずっと働いてきました、だけれど今気がついてしまっただけなのです。
日本一の個人投資家で100社以上の株主の竹田和平さん、名古屋に純金博物館を持ち金を一番持っている人です。
納税額1位なった斎藤一人さん、個人で上場企業を一代で築いた人。
そのような色々な人に会いに行くと、その人たちはみんな私よりもものすごく豊かなのに時間の余裕があるのです。
いつもニコニコしていて、上場企業のオーナーは夏に虎屋のかき氷を食べに自分で車を運転して連れてってくれたり、和平さんは「寿司を食べに行こう」と言って、80代でベンツを運転して連れていってくれたり、この人たちはなぜこのようにお金もあって余裕もあって、ゆとりがあるのだろうと思ったのです。
すると集中点がまったく違うと、私は気がついてしまったのです。
一つは、私はゴールとプロセスに集中します。
私の座右の銘の一つは、正法眼蔵随聞記を書いた曹洞宗の開祖の道元禅師という方の言葉です。
「 切に思うことは必ずとぐるなり。切に思う心ふかければ必ず方便も出で来る様あるべし」
私は、宗教はやっていません。
私はビジネスでやっているだけで、彼は禅の世界の人です。
しかし、大切にするべき精神性という点では共通点が大いにあります。
どういうことかというと、人間が腹の底から切に思っていることは、必ずやり遂げられるよ、ということ。
切に思う心が深ければ必ず方便、つまりそれをやり遂げるアイデア、道が見えてくるよということなのです。
世の中には代償の法則があるので、そこだけに集中したら危険です。
そのために相手が求めていることを理解してそれを相手が手に入れられる人になる役に立ち、喜ばれながら収入を得るという、
そこに一つ集中していたら、どんどん豊かになってしまうのです。
これは本当に原則なのです。
私は宗教もやっていないしきちんと税金も払っています。
もう一つは感情のコントロールに集中しています。
香織さんが必要であればお答えしますので、またいらっしゃってください。
香織さん:前回、相手の方が悩んでいることを理解して正当に手に入れられる人になる、役に立つと、久家先生から直接アドバイスをいただいたことで、このようなことなのだと腑に落ちました。
今までやっていたつもりだったのが、実際に教えていただいたことで、本当の意味を学ばせていただいきました。
私の受講生さんにも、売上を上げて成果を出すために必要な原則は、
『相手が求めていることを理解してそれを相手が手に入れられる人になる役に立ち、喜ばれながら収入を得る』
これを伝えていきたいです。
ありがとうございました。