介護でイライラして、つい怒鳴ってしまう感情をコントロールする

今日のテーマは、介護でついイライラしてしまうときの感情の整理法です。

秋田先生、よろしくお願いします。

秋田先生は、普段どのようなことをしていますか?

現在、3つのビジネスをしています。

リアルで整体院をやっています。

もう一つは、オンラインによるヘルスコーチです。

6ヶ月コースなどの講座で、健康になるためのコーチングをしています。

また、久家先生の『Zoom集客®の学校』で勉強させていただいたZoom集客®を使って、主に仲間内が多いのですがヘルスコーチの人たちがオンラインで稼げるための集客法を教えております。

「Zoom集客®の学校」に入って、オンラインで売上はどのくらい上がっていますか?

135万円くらいです。

オンラインで売上が上がって一番良かったことはどのようなことですか?

一番よかったことは、私のヘルスコーチの講座に入っていただいた方が元気になられて、さらに私のように集客の勉強をしてオンラインでサイドビジネスを始めたいという方が出てきたことです。

実際に、バリバリ含めてやっている女性がいます。

この方が入ってきたときは、とても暗い感じで本当に憂鬱そうでした。

それが今は、とても目がキラキラして明るくなり、前向きに私以上にガンガン仕事をしている感じです。

そういう人を見ると、本当に良かったなと思います。

クライアントさんが皆さん元気になって成果を出して、結果バリバリ仕事をやっていただけることが本当に嬉しいです。

『Zoom集客®の学校』で学んで、一番よかったこと・印象に残っていることはどのようなことですか?

一番のポイントは相手のことをよく考えることです。

独りよがりにならないことです。

自分がいいと思っていることを押し付けるのではなく、相手が本当に望んでいるのは何かをしっかり把握しないといけないことです。

それが、学んで一番よかったなと思います。

相手が本当に望んでいることをきちんと理解すること。それがなぜ良かったのですか?

こちらがきちんと理解するから、その人自身も本当に求めたいゴールに気づきます。

ヘルスコーチの講座に来る人は、病気がちであったり、感情的にマイナスの人が多いのです。

だから、「どうなりたいのですか?」と聞くと、マイナスがゼロに近づけばいいという感じなのです。

しかし、私は その先の『Zoom集客®の学校』で学んだゴールを目指すためにやっています。

良くなったら、本当はやりたいことは何なのかを一緒に考えていくことで、その人がイキイキしていきます。

そのゴールとのギャップを埋めるのが商品になるので、そのゴールを迎えるために商品パッケージの中身をカスタマイズしています。

その人の望む成果が出るような形でやった結果、皆さんに喜んでもらえることは非常に素晴らしいなと思いました。

もし『Zoom集客®の学校』で学んでいなかったら、どのような恐れや不安がありましたか?

未だに集客が上手くいかずに、もしかしたら私に合わないと思って辞めていたかもしれません。

変な言い方ですが、救える人がいたのにも関わらず、自分から放棄してしまったかもしれないというのが恐れです。

久家:私は50代後半ですが、秋田先生も同じぐらいですか?

秋田先生:久家先生より上で、61歳になります。

61歳でオンラインを始めるというのは、抵抗はなかったのですか?

私は、整体を始める前は、普通にサラリーマンをやっていました。

IT系の会社で、海外の人とオンラインで電話会議などを普通にやっていたので、PCも含めて違和感は全くありませんでした。

しかも、私は新しい物が好きなのです。

整体院とオンラインでヘルスコーチ、二つの柱を走らせるのは効率は良いのですか?

お互いに相乗効果があります。

オンラインで講座をやった方が、整体を受けに来てくれたりします。

私は東京の世田谷なのですが、一番遠い方で栃木の宇都宮から月に1回来てくれる方までいるのです。

久家:オンラインのZoomで出会った方ですか?

秋田先生:紹介サイトの「睡眠がうまく取れない方の講座」を受けてくれた方です。

オンラインで講座をやっていたら、「先生の整体を受けてみたいのですがいいですか?」という話になりました。

人と人との繋がりで信頼関係ができると、とてもいいなと思いました。

秋田先生から見て、『Zoom集客®の学校』はどのような人が一番おすすめですか?

年齢に関係なく、特に退職された方が年金だけで不安で、副業を含めて何か挑戦したいという人たちを応援したいです。

『Zoom集客®の学校』へ来ていただければ、例えばSNSで疲れないような講座もあります。

パソコンがわからない人も、全てフォローアップしてくれる素晴らしい講座だと思います。

第2の人生を楽しく歩むために、ぜひ活用していただければと思っています。

介護でイライラしてしまう時の感情のコントロール

今日は、介護でどうしてもイライラしてしまうときあるので、感情のコントロールについて、秋田さんから質問です。

介護されているのは、お母様ですか?お父様ですか?

母です。

一番お聞きになりたいことはどのようなことですか?

身内だからこそ、できないことに対して、それができた過去を知っています。

言ったことに対して守ってもらえないことで、親が子どもにイライラするのと同じように、今度は子どもが親にイライラしてしまっている自分が嫌です。

やはり母に子育てをしてもらった恩があるので、しっかりやりたいと思うのです。

でも自分の中の感情で、ついイライラしている自分がいます。

これが、一番嫌な感覚です。

もう少し母に対して、『優しくきちんと対応できたらいいな』という気持ちがあります。

思い出してほしいのですが、育ててくれた恩とか、一番嬉しかったことはどのようなことですか?

保育園に行っていた頃、道から飛び出して走ってきた車にはね飛ばされたところを、母にうまくキャッチしてもらったことがあります。

東京オリンピックがあった年のことです。甲州街道を三輪車でチャカチャカ走っていて、お巡りさんが全てをストップしてしまい、母が慌てて迎えに来たということがあったりしました。

そういったことを含めて迷惑をかけたので、母には色々お世話になって感謝しています。

イライラしたり、感情的になってしまった時のことを思い出してほしいのですが、それはどのようなシチュエーションですか?

例えば、「この食事はお昼、これは夕食用だから、夕食用のときにはヘルパーさんが来て調理してくれるから食べないで取っておいてね」と言ってあったのが、気がつくと両方ともなくなっていて、ヘルパーさんから「食べるものがないのですが」という電話がかかってきたりします。

「あれほど言ったのに」と少しイラッとしたりします。

認知症も少し出てきているので、言ったことに対してすぐ忘れてしまったり、そういったところが自分の中でわかってはいるのだけど、イラッとしてしまうのです。

それで、少し声を荒げてしまう自分がいるのが、なんか嫌だなという気がします。

久家:わかりました。

今日一番お聞きになりたいことは、介護している中で、恩があるお母さんに対してたまにイラッとして声を荒げてしまう、そんな自分が嫌だなと思うので、感情をコントロールする方法を知りたいのですね。

感情の整理法

感情の整理法というのがあります。

まず感情を整理するというのをやっていきたいので、少しお聞きしていきます。

この食事は食べないでと言っていたのに、ヘルパーさんに食べるものがないと言われて、帰ってお母さんに声を荒げるときに感じる感情は四つのうちどれですか?

  • 一つ目、寂しさ
  • 二つ目、怒り
  • 三つ目、不安
  • 四つ目、悲しさ

秋田さん:悲しいという感じです。

久家:今までの人生で、秋田さんが61歳まで生きてきて一番悲しかったのがマイナス100だとします。

お母さんに対するその悲しさは100のうち、何%ぐらい感じますか?

秋田さん:マイナス70くらいです。

久家:つらいですね。

本当はお母さんにどうあってほしいですか?

もう少し自分で色々やれることはやって、手を動かして欲しいです。

以前は手芸とかできていたので、そういったことを含めてやれるようになって、楽しく過ごしているという感情が出てくると非常に嬉しいなと思います。

今は、寝て起きて食べて寝てという感じで、どちらかというと受動的になってしまっている状態です。

何か生きがいを見つけられないかなと思います。

お母さんと接するとき、本当は自分はどうありたいですか?

母が元気になって、完全に歩けないとしても、母と行けるうちに旅行に行ったり、温泉に行ったりしたい気持ちがあります。

久家:秋田さんのお母さんの年齢は、90歳近く85歳くらいという認識で合っていますか?

秋田さん:85歳です。

久家:もし旅行に行けたら、昔のお母さんなら絶対喜んでくれますよね?

秋田さん:そうですね。昔は父を含めて家族でよく旅行に行っていました。

嫁と結婚したときも、子どもが小さいときも、一緒に旅行に行っていました。

旅行に行けば少し外の空気を吸って、気分が晴れてくれるかなという思いはあります。

久家:今、ここまでの質問は感情を整理するために、当事者で聞いていました。

私達は物を見るときに意識ではなくて、無意識に二つの見方をしていると言われているのです。

一つは当事者で見ます。

当事者だと何か嫌なことがあって、期待したことから外されてしまうと怒りが出てきたり、「なんでだよ」と悲しさや寂しさや不安が出てきたりするのです。

だけど、客観的に知らない人だと、冷静に見えたりします。

例えばウクライナとロシアの戦争で、自分が当事者でウクライナにいて、どんどんドローンとかロケットが飛んできたら怖いですよね。

だけど日本に行ったら、まだ戦争になっていない。

もちろんなってはいけないのですが、日本では感情的に客観的に見られます。

早く停戦して平和になってほしいなと、もちろん普通に思うことだと思うのです。

利権とかがなく、非当事者なら冷静に見られますよね。

もう一つ私達が無意識に見る意識というのは、非当事者意識です。

これをやってみると、感情が切り離されるのです。

嫌なことがあって当事者で見ていると、感情がブレるのです。

「嫌だなとか、不安だなとか、怒ったり」

当事者で全てのものを見ていると、感情がジェットコースターになって、上がったり下がったりします。

子どもがそうです。

  • 嬉しいと喜んだり
  • 何かあるとすぐムスっとしたり
  • 泣いたり
  • 嫉妬したり

子どもはそのまま出すのです。

全て当事者意識で見ています。

大人になるということは、客観的にものが見られるようになって、他の人のことがわかるようになってくるのです。

ただ大人になったから、全員が客観的にものを見られるわけでもありません。

感情が入ってくるからです。

例えば秋田さんと私が2人で、銀座のマリオンという映画館で映画を見ているとします。

大きな映画館で、周りは誰もいない。

大きなスクリーンを見ていたら、秋田さんの知らない人が出てきます。

子ども時代に車でバーンと跳ねられたときに、お母さんがポンと受け止めてくれて助かった。

すごいお母さんだなと思って、その子どもはとてもお母さんに恩を感じています。

それから三輪車で走っていたら警察に止められて、お母さんが助けに来てくれて、とてもお母さんに恩を感じています。

結婚した後もお母さんを旅行に連れていって、本当に喜んでもらっています。

その人は、整体とか人に喜んでもらう仕事をやっていたり、集客を学んで、ヘルスコーチをオンラインで育てたりしています。

ただ、あるときそのお母さんが歳を召されて、80歳を超えたときに、「お母さん、これ食べないでね」と言っていたものを食べてしまったり、それだけではなくて、昔のお母さんではなくなってしまった。

昔は手芸とか楽しんでいたのも、今は家で寝て起きて食べるぐらい。

しかも、少し認知症が入ってきているような感じがある。

それを見ていると、イラッとする。

悲しさを70%ぐらい心の中で感じて、「お母さん」と声を荒げてしまう。

その人が知らない人なら、客観的にはどう見えますか?

知らない人なら客観的に見られるので、もし本当に母親に恩があるなら、なぜそのような言い方するのだと、もう少し言い方あるだろうなと思ってしまいます。

久家:私ももう60歳ですが、父が先に58歳で癌で亡くなった後、母は82歳まで元気に生きました。

だけど、私も母に声を荒げたときが何度もあるのです。

お金を借りたり全て使ってしまったり、いい人なので何か言われると何でも買ってしまってどんどん使ってしまうのです。

電話があったら、「お母さん駄目でしょ」と言ったりしていました。

それからうちの母は物を捨てられないのです。

今、天国で笑っていますけど。

傘を50本ぐらい集めていました。

しかも100円ショップのビニール傘です。

「お母さんこれ捨てるね」と言って捨てると、「捨てないでよ」と怒るのです。

私は意味がわからないのですが、彼女たちの時代はものがなかったから、「だって、もったいないでしょ」と言うのです。

私の家のすぐ近くに実家があって、荒川区と足立区だったので、いつも行っていました。

母は家を片付けられないので、「お母さん、片付けてよ」と言っても、「絶対、触らないで」と言うのです。

それで、「片付けてよ、火とかついたら危ないでしょ」と声を荒げるときが何度もありました。

だから、とてもわかるのです。

イラッと、してしまうのです。

ずっとそんなことが続いて、何度捨てても、どこからか持ってきて、紙を散らかしたりしていました。

それで、もうこれは仕方がないのかなと、私の仕事なのかなと思いました。

私は親から見て、それほどいい子どもではなかったと思います。

学歴があるわけでもないですし、どちらかというとやんちゃだったと思うので、親にとても迷惑をかけたのは知っているのです。

そのときに、どうしたら自分の感情をコントロールできるかなと私も思いました。

自分の母に怒鳴りたくありませんでした。

なぜお金を借りたりするのかなと思いました。

父は会社員だったので、母は普通のサラリーマンの奥さんでした。

父が先に亡くなっているので一人暮らしで、近くでしたから毎週のように行ってサイゼリヤとかでご飯食べたりすると喜ぶのです。

話し相手がいないから、バーって話すのです。

そういうときは仲良しなのですが、言ったことは一切聞いてくれませんでした。

やはり私は子どもだから、言っても聞いてくれないのかなと思いました。

またお金を借りてきたり、80代に貸す人がいるのが不思議なのですが、貸す方も貸す方です。

だから、あるときこのままやっていても、全く変わらないなと思いました。

ずっとそのような感じで、仕事をやっている中でリストラされたときとか、自分の感情のコントロールをどうやったらできるかなと思ったのです。

営業の仕事だったので、毎月目標を達成するというのが仕事でした。

営業の本部長の役員だったので、会社の数字の責任者でした。

ですから、突き進むというのは、癖になっているから得意でした。

突き進むときに、自分の心を鉄のようにして、感情を殺してブレなくしていたのです。

それが責任だと思っていました。

が数字を落としてしまうと、450人ぐらいの社員に迷惑をかけてしまうのです。

例えば、2億円の広告費を使って、毎月10億円の売上を上げて、そこから給料を払うわけです。

売上を落としてしまうと、責任者なのでリストラになったり、みんなが嫌な思いをするだろうなという意識でした。

幸せをあまり感じませんでした。

今思えばやっていて、良かったと思います。

ただ、感情を殺していたのです。

母に対しても、多分そういう冷たい扱いになっていたのだなと思います。

機械みたいになってしまっていたのでしょう。

どうやったら自分の感情を元通りに、幸せだな豊かだなと感じられるかなと考えました。

そのときに、日本一の個人投資家の竹田和平さんなどに会いに行くと、みんなニコニコしていて、お金を持っているだけではなくて時間もあっていつも豊かで楽しそうなのです。

「久家くん、今度お寿司を食べ行こう」

「とらやの羊羹を食べに行こう」

と言って、連れていってくれました。

豊かな人たちは、みんなニコニコして余裕があるのです。

なぜ私は彼らよりも、時間もお金もないのに余裕もないのだろうと、いつも思っていました。

同じ人間なのに何が違うのだろう。

それであるとき、自分の心のマイナスを全て浄化しようと思ったのです。

ホオポノポノというクリアリングの本があります。

アメリカのヒューレン博士という人が、ハワイの刑務所の人たちのカウンセリングをやるという話です。

直接一対一で話さずに、自分の心の中から悲しみとか怒りとかを消すクリアリング、日本語で浄化するという本を読む機会があったのです。

目標やゴールとプロセスを自分の潜在意識に刷り込んで、やり遂げることは得意です。

でも自分の心のマイナスを心から消すというのは、考えたことがありませんでした。

怒りとか不安とか悲しみとか、私はどちらかというと見ないようにするというか、見ないで突進して結果を出すというのを癖付けしていたのです。

そうすると、機械みたいに売上を上げるマシーンです。

幸せも、感じられなくなってしまうのです。

だから、そのときに誰が一番つらかったかというと、もちろんお母さんもつらかったと思うのですが、怒鳴ってしまう自分が嫌なのです。

ホオボノボノで心を浄化する

ホオポノポノというのは、四つの言葉を繰り返し唱えるだけです。

一つ目が、嫌な気持ちにさせてごめんなさい。

自分に対してです。

一番嫌な気持ちにしていたのは、自分だと気づいたのです。

  • 嫌な気持ちにさせてごめんなさい
  • 嫌な気持ちに気づかず許してください
  • 嫌な気持ちに気づかせてくれてありがとうございます
  • 全てを受け入れ愛しています

本当は嫌なんだ。

自分はそれを押し殺して、みんなのためにと、そこの売上を上げるのは自分の使命みたいにやっている。

お母さんに対しても、強くしか接しられなくなってしまった。

もちろん、大好きな母でした。

それが仕事だと思っていたけれど、どこかで自分を押し殺してやっていました。

だから、その言葉をずっと自分に唱えるようにしたのです。

私が言ったら、言ってもらってもいいですか?

秋田先生が自分に言います。

もちろん自己暗示なので、信じなくていいです。

ただ唱えるだけです。

自分に対して言ってあげてほしいです。

  • 嫌な気持ちにさせてごめんなさい
  • 嫌な気持ちに気づかず許してください
  • 嫌な気持ちに気づかせてくれてありがとうございます
  • 全てを受け入れ愛しています

この言葉を言った後に、四つの言葉を言います。

自分に対して4回言うだけで、私はもう感情が消えてしまいます。

  • ごめんなさい
  • 許してください
  • ありがとうございます
  • 愛しています

私はこれを1日4回言うようになって、感情が穏やかに戻るようになりました。

浄化・転換・委ねるとノートに書いておいてください。

ステップ1が浄化で、この後は自分で転換・委ねるというのを三つ作っていきました。

浄化しても、放っておくと次の感情がまた出てきてしまうのです。

母がまたゴミを集めてきたりするからです。

私が見たらゴミに見えるのです。

難しい感情をプラスに転換するとき「ありがとう」

だから今度は「ありがとう」を相手に対して言います。

「お母さん、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう」

相手に直接ではありません。

自分1人で言うのです。

秋田さん、お母さんをイメージして、

「お母さん、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう」

と5回ありがとうを言ってもらってもいいですか?

私は「お母さん」と言った後、55回「ありがとう」と言いました。

そうしないと今のお母さんを見ていると、私は嫌なところしか見えなくなっていたからです。

いつもゴミ屋敷みたいにされて、自分はいつも掃除する人間なので嫌だったのです。

だけど「ありがとう」と言っていると、やはり母親に感謝があるのに気付きます。

子供の頃、やんちゃで悪いこともしました。

だけど「あんたできる子だよ」と母は信じてくれたのです。

その言葉を大人になっても忘れません。

「ありがとう」と言っていると、お母さんがしてくれた嬉しかったことなどを思い出すのです。

その後、「なぜかこれが全てうまくいきました。ありがとう」と言うようにしたのです。

言ってもらってもいいですか?

「なぜかこれが全てうまくいきました。ありがとう」

私はこれを4回言うようにしました。

言うだけで、信じなくていいです。

心の中からマイナスを消して、マイナスをプラスに転換しているのです。

「ありがとう」というのは、難有り、有り難うです。

難しい感情をプラスに転換するとき「ありがとう」ということなのです。

委ねる(サレンダー)

最後が、委ねる(サレンダー)です。

  • ヨガでも何でも奥義は天に委ねる
  • 人事を尽くして天命を待つ
  • 手は田畑を耕して天に祈る

みたいに、委ねるということです。

みんな目標達成などをやっていると、最後は執着してしまうのです。

でも、最後はもうやることやったら、天にお任せして豊かに生きる。

委ねるというのは、どのような状態の感情で生きたいかを自分で先に感じてしまうことなのです。

ステップ2で「なぜかこれが全てうまくいきました。ありがとう」と言った後、

ステップ3の委ねる(サレンダー)というのは、

「豊かだな、幸せだな、健康だな、運がいいな」

と言って下さい。

このような気持ちで、毎日朝7時から夜寝るまで生きられたら、そこは天国ですか地獄ですか?

秋田さん:天国ですね。

久家:でも逆にいつも「お母さんが、悲しいよ」という気持ちで朝から寝るまで感じていたら、そこは天国ですか地獄ですか?

秋田さん:地獄ですね。

久家:ですよね。

だから朝起きたときに「豊かだな、幸せだな、健康だな、運がいいな」と先に感じることです。

行動できると自己暗示する

もう一つやらなければいけないことがあって、それだけ言っていたらただのお人好しで終わってしまうのです。

スピリチュアルな人たちはいい人が多いのですが、これだけやっていると、いい気持ちだから何もせずに行動できなくなってしまう人が多いのです。

だからもう一つ必ず対の言葉があります。

やってやれないことはない、やらずにできるわけがない

では、どうやるのかを言います。

言葉で自己暗示をかけていくときは、自己説得です。

役に立ったらやればいいし、役に立たなかったらやめたらいいです。

だけど、これと同じことをやると、皆さん本当に結果が出るのです。

「最初に言葉ありき言葉は神と共にあった」と聖書にあります。

私は宗教をやっていないですし、税金も払っています。

真理は同じです。

言葉から入るというのは、簡単です。

委ねるとは、こうやります。

私が言ったら、言ってもらってもいいですか?

「豊かだな」

豊かさを感じてください。

豊かさは選べることだと私は思っています。

今日、急いでいたら牛丼でもいいし、ステーキを食べてもいいし、ラーメンでもいい。

自分で選べます。

「幸せだな」

「健康だな」

どこか悪いところがあっても、健康なところもたくさんありますよね。

そこに感謝して「健康だな」

「豊かだな、幸せだな、健康だな、運がいいな」

「やってやれないことはない、やらずにできるわけがない」

これを4回言うのです。

まとめ

何をやっているかというと、自分の感情のコントロールです。

何をやったのかというと、

  • ステップ1で、浄化
  • ステップ2で、転換

です。

自分の感情を浄化するというのは、ホオポノポノで、

  • 嫌な気持ちにさせてごめんなさい
  • 嫌な気持ちに気づかず許してください
  • 嫌な気持ちに気づかせてくれてありがとうございます
  • 全てを受け入れ愛しています

なぜかというと、今回のことで一番傷ついているのは、実はお母さんではなくて、秋田さんご自身かもしれない。

秋田さんはそれだけ頑張ってきて、お母さんのこと愛していて、とても愛があるのです。

だけど、思ったようにならなくて辛い。

その自分を癒せるのは、お母さんではなくて秋田さん自身なのです。

だから、まず自分を浄化するのです。

次に「お母さん、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう」

毎日55回言うと、ありがとうの記憶に気付けるようになる。

愛と感謝から始まり、そして委ねる。

毎日私達は時間を感情で感じて生きているのです。

いつも怒っている、いつも悲しんでいる人は、その人の人生は怒りと悲しみなのです。

でもいつも豊かだな、幸せだなと感じていたら、小学生の子供でもその人の人生が豊かで幸せなのですね。

なぜかと言うと、時間を感情で感じているからです。

私達の人生は時間でできているので、いつも

「豊かだな、幸せだな、健康だな、運がいいな」

と、どのようなときでも感じられたら、その人の人生は天国になるのです。

そしてそれだけだと行動しないので、

「やってやれないことはない、やらずにできるわけがない」

と言ってほしいです。

100日あれば習慣は変わる

最後に、私がうまくいった、お母さんととても仲良くなった方法だけお伝えしておきます。

私は、お母さんに問題があるのではなくて、自分に問題があるのだということに気付きました。

これは間違えているかもしれないので、秋田さんはどう感じるか100日やってほしいのです。

なぜかというと習慣だからです。

パターンで反応的に起こってしまうのです。

でも、100日あると習慣は変わっていくのです。

人間の性格なんて自己暗示で簡単に変わります。

100日過ぎた後で、一つだけやってみてほしいのが、

「お母さん、ありがとう。交通事故のとき助けてくれて、本当にお母さんのおかげで感謝しているよ」

と本人に伝えてあげてほしいのです。

私は言ったことがあります。

会うたびに最後に言うと、お母さんは笑顔になりました。

うちのお母さんも少し認知症があったと思います。

当時はそのような病名はありませんでした。

「お母さん、子供の頃どんな悪いことをしても、あんたできる子だよと信じてくれたよね。だから今豊かに暮らさせてもらっているよ。ありがとうね」

それを会うたびに言うようにしたのです。

そうしたらお母さんは、段々顔がにこっとしてきて、私に会うのは今度はいつ?と楽しみにしてくれるようになって、本当に仲良しだったのです。

その後あまり他の人からお金を借りたりしなくなりました。

本当の話です。

ごめんなさい、正直に言います。

ゴミは片付けられませんでした。

これは亡くなった後に私達が片付けました。

それはやはり大切にしていて、捨てられなかったみたいです。

最期は、ピンピンコロリで、大往生しました。

ここまで聞いて1個やろうと思ったことを教えてもらってもいいですか?

まずは、自分自身を浄化します。

やはり自分の感情のコントロールができていないので、まずやってみて、今教えてもらったことを100日実行してみたいなと思います。

そして最後は、母に対して「ありがとう」をきちんと言ってみたいなと思います。

私も久家先生のように、母から笑顔が出てくるのを非常に楽しみにしたいと思いますので、ぜひチャレンジしていきたいと思います。

久家:100日続ける自信は、100%のうち何%ありますか?

秋田さん:よっぽどのことがない限り、99%あると思います。

久家:お母さんに「ありがとう」という自信は、100%のうち何%ありますか?

秋田さん:これは100%できそうです。

久家:秋田さんが、お母さんに70%感じていた悲しみの気持ちは、今の時点では何%減りましたか?

秋田さん:今はもう10%以下です。ありがとうございます。

久家:秋田さんは、もう大丈夫です。

秋田さんなら絶対できます。

応援しています。

ありがとうございました。

またお会いしましょう。

「思いが原因、人生は結果、浮かんだことは必ずできる、まる」

 

     
  

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