『無意識はいつも正しい(クスドフトシ・著)』本の感想【潜在意識の活用法】

無意識はいつも正しい

クスドフトシ著

ワニブックス

今回は、潜在意識という言葉はよく耳にするけれど、頭でなく身体を使って潜在意識が実際にどのように作用するかを体感したい!

と考えている人におすすめの本を紹介させていただきます。

潜在意識を活用した結果が体感できる!身体で理解できる本です!

このをおすすめする理由は、心と身体が繋がっていることが体感できる!身体を動かして理解できる、今すぐ実践できるメソッドを数多く紹介していること。

普段あまり本を読まない人でも、わかりやすい!短めの文章かつ、重要なポイントだけ拾って読むことができること。

実際に潜在意識を活用するとどうなるのか?どうしたらうまく活用できるのか?が書いてあること。

潜在意識を活用することで、自分が望む結果を出せるようになるとは聞くけれど、

✔︎具体的にどうしたらいいのか?

✔︎なぜそうするのか?

がいまいち理解できず、他の潜在意識に関する本を読んではみたものの挫折してしまった…

けれど、セミナーや講演会、塾へ参加するのはハードルが高すぎる…そう思っている、潜在意識活用初心者向けの本です。

紹介されているメソッドも、難しくなくその場でちょっとやってみようか、そう思えるくらいの簡単さなので、まだ潜在意識を胡散臭い…と、まだ潜在意識そのものを疑っている人にもおすすめです。

ちなみに、この本では「無意識」と書かれていることが多いですが、潜在意識と無意識は同じものです。

クスドヒトシ著『無意識はいつも正しい』との出会い

私は、潜在意識の活用について今まで数多くの本を読んだり、潜在意識の活用法について教えている先生から直接教わりに行ったりしています。

その中で、なんか、潜在意識って怪しい…変な宗教とかじゃないの?とか、潜在意識がすごいのは何となく理解できたけれど、実際にどのようにしたらいいの?

そもそも、具体的にどうやったら活用できるの?と聞かれることがありました。

体感できないから半信半疑だという人におすすめできる、身体で理解できるような本がないか?と書店巡りをしていた時に、偶然目にしたのが『無意識はいつも正しい』でした。

この本にも書かれていますが、潜在意識は宗教とか怪しいものではなくて、いつも自分の中にあるものです。

自己啓発書やスピリチュアル本を読んでも、何も変わらないと思っているとしたら、それは本を読んでやったつもりになっていて、実際には行動しないからです。

この本は、自分で自分の中にある潜在意識(この本だと「無意識」です)を呼び覚まし、自分で行動できるようになるためのトレーニング本です。

やってみて結果が出ないとすぐ諦めてしまう…でも実際はやる前に諦めてしまっているのです。

でも、冒頭で紹介されている実験を行い、まず本当に潜在意識ってこんな役割をしているんだ!と体感し、その後の16のメソッドをひとつひとつ行う。そこから自分で行動することを身に付けることで、少しずつ望む結果を得られるようになる、そう感じました。

実際に紹介されているメソッドの中のいくつかは、既に自分でも行っていること、かつ変化を感じたものでした!

ほんのちょっと変えるだけ!潜在意識はこう変える!がわかりやすい本です!

この中で紹介されていたメソッドの中で、特におすすめと感じたものは、

メソッド① 余裕シャクシャクメソッド

と、

メソッド③ リバースメソッド

です。

メソッド①の余裕シャクシャクメソッドは、身体を動かし、身体的なアプローチから心を変えていくものです。

たとえば、落ち込んでいるとき、あなたはうつむいて表情が暗くなっていませんか?それをブラフ(ふり)で変えていきます。

元気がないなら元気があるふり。笑顔になれないなら笑顔になるふり。

私も、一時期どうやっても笑えず、ふさぎ込んでいた時期がありました。

でも、当時は接客の仕事だったので、どうしても笑顔で振る舞う必要がありました。

その時に、鏡に向かって口角を上げる練習をしました。そうすると、そのうち自然に笑顔になれるようなことが起きてきました。

生きる力も湧き、現状を変えるんだ!と行動できるようになり、あっという間に環境を変える行動ができるようになりました。

また、メソッド③のリバースメソッドは、実際にやってみたいことがあっても自分に自信がなくて足踏みしていた時に有効なものです。

度重なるパワハラや嫌がらせなどで、自分に対しての自信がすっかりなくなってしまっていた頃、こんな人生はもう嫌だ!と思っているのに「できない理由」を並べて意気消沈していました。

その「できない理由」を「できる理由」に変える、とは言われていましたが、自信のメーターが0より下の状態だったので、そうはいっても…の状態でした。

その時は、潜在意識にあるコンプレックスなどをクリーニングして、少しずつセルフイメージを書き換えることで行動できましたが、この本には、もっと簡単な方法が紹介されていました!

たとえば当時は「潜在意識を活用できるようになるために、もっと勉強したい!けど、お金がないからできない…」と思っていました。

この前後の文章を逆転させるのです。

「お金がないからできない…でも、潜在意識を活用できるようになるために、もっと勉強する!」

これは、潜在意識の特徴をうまく活用しているものです。なぜなら、意識の終点を現象化(意識として上がってきて目に映る)するからです。

こうする!に意識が向けると、その意識を実現させるために必要なアイデアがやってきます。

言葉の順番を逆転させるだけなら、すぐにでもできます。それがこの本をおすすめする大きな理由です。

まとめ

いかがでしょうか?

無意識はいつも正しい」に書かれている内容のひとつひとつは、どれもわかりやすく、すぐにでも実践できるものばかりです。

しかし、どの本でも同じことが言えますが、どんなに素晴らしい内容が書かれていても、実践しなければ潜在意識は変わらず、あなたが望む結果を得ることは難しいです。

この本をおすすめする人はこのような人です。

・潜在意識に関する本を読んでみたけれど、具体的な行動をどうしたらいいかわからなかった人

・頭では理解しているつもりだったけれど、行動に結びつかなかった人

・潜在意識を活用して、どうなるかを身体で体感したい人

・心と身体が結びついていることを理解したい人

・耳慣れない言葉だと理解ができない人

この本をおすすめしない人はこのような人です。

・自分を変える気がない人

・楽していい人生を生きられるようになりたい人

・潜在意識を変えても何も変わらないと思っている人

・自分の人生を諦めている人

・こんなんで変わるわけがないと、疑ってかかっている人

なぜなら、こんなにわかりやすく、かつすぐにでも体感できる潜在意識を活用するためのメソッドが数多く紹介されているのに、素直に実践しないのはお金をどぶの中に捨てているようなものだからです。

潜在意識は、あなた次第で自動成功装置にも自動失敗装置にもなります。

今までの自分を抜け出して、新たな自分になりたいのであれば、素直に学び実践する、それが願望実現への一番の早道です。

これからも、あなたが自分の理想の人生を生きられるようになるために参考になる本を紹介させていただきます。

他の記事もぜひご覧いただき、自分にあった本を手にとって実践してみてくださいね。

どうぞ、お楽しみに!

 

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