今日のテーマは、あなたが オン ラインで働く時間を半分にして、年収を3倍にする、奇跡を起こす法則です。
夏に、アスファルトを突き破って、弱い草が伸びている光景を、見たことがありますか?
なぜ弱い草が、アスファルトを突き破れたのでしょうか?
普通に考えて奇跡ですが、その理由を考えていきたいと思います。
「信念」があって「奇跡」は起きる
まず、信念とは、ある思考が行動を支配した状態です。
私に信念を教えてくれた人は、一代でゼロから会社を築き、騙されてお金を盗まれて1回は倒産し、その後、日本で長者番付10位に入った、ものすごく豊かな人です。
営業や経営の世界でも、年収1000万、3000万、1億円を超えて、さらに伸びていく人や、資産10億や1000億、上場した人、何兆円の資産家たちもいます。
実際に、そういう人と普通の人との違いは、信念が違うのです。
信念の状態に入っている人は、機会が来たら無意識に行動しているのです。
ハーバード大学は最近、意識が5%、無意識が95%と提唱しています。
歩くとき左足を前に、次に右足を出すように、ほとんど無意識に行動しています。
ハーバード大学のウイリアム・ジェームズ教授は、20世紀最大の心理学者の一人です。
彼は、人間はその人が自分の心構えを変えることで、人生を変えることができると言っています。
信念になっている人は、その思考が行動を支配しているから、無意識に行動します。
多くの人は、この信念になる前に止めてしまうのす。
心の中にある、「自動失敗装置」と「自動成功装置」
私たちの心の中には、自動失敗装置と自動成功装置があります。
- すべて入ってくるものを心の中でプラスに転換できたら、自動成功装置です。
- だけど入ってくるものをすべてマイナスで捉えていたら、自動失敗装置です。
例えば、子供の頃からお母さんに「あなたは片付けができない、あなたは最後までできない」と繰り返し言われていると、その人は失敗をプログラミングされてしまいます。
どういう行動に出るかというと、いつも最後で失敗することを、大人になってもやり続けます。
自己暗示にかかっているのです。
信念を変えらない限り、一時的にメンタルブロックを解除しても、すぐ戻ってしまう人が多いです。
自動成功装置でなく、逆の自動失敗装置になっていることに気づかないからです。
本人にとっては「事実」ですが、上手くいっている人は、あなた「思い込み」ですよと言います。
「事実」か「思い込みか?」思い込みを崩すのは簡単!
失敗のプログラミングを崩すことは簡単です。
自分のマイナスの思い込みを、プラスに変えるだけでいいのです。
私たちが恐れているのは、現実ではなく、心の中のイメージなのです。
私はスティーブン・コヴィー博士の「7つの習慣」が大好きです。
本の中に、「出来事 → 反応」が出てきます。
例えば、人に「あなたは白豚みたいね」と言われると、「自分はダメ人間だ」と思ってしまう。
100のうち95%の無意識が反応しているのです。
すると、自動失敗装置がずっと繰り返し「私は白豚だ。だから結婚できないダメ人間だ」というマイナスの思考になります。
「7つの習慣」には、自分の想像力を活用して、出来事と反応の間にあるスペースのところで、人間として意思を持って考えなさいと書いてあります。
私に自動操縦について教えてくれた人が二人いました。
一人は、竹田和平さんという、中卒ですが、タマゴボーロというお菓子の会社を経営し、その後、個人投資家として100社以上の大株主になった方です。
2017年、竹田和平さんが主宰する知徳志士の会をご一緒にさせていただきました。
竹田さんからは、「ありがとう、という言葉を、毎日繰り返し3000回言っている」と教わりました。
竹田さんに、「ありがとうを言って、いいことがありましたか?」と直接聞いたことがあります。
「僕、サウナで、あるとき、人とぶつかっちゃったんだ。
自分はありがとう、ありがとう、ありがとう、と言って、ありがとうが癖になっているから、ぶつかったときに、ありがとうと言ったら、向こうもありがとうございますと言ってくれて、喧嘩にならなかったの」
つまり、竹田さんの場合、ありがとうが、自動操縦になっているのです。
ありがとうと、自分から意識して入れて、潜在意識を変えたわけです。
自分の無意識を、意識的に自動操縦にしてきたから、自動成功装置になったわけです。
竹田さんは、ありがとう3000回を5年言っていたら、日本一の個人投資家になっていたわけです。
また和平さんのタマゴボーロを作る会社は竹田製菓ですが、子供たちが、ありがとう、ありがとう、ありがとうと言ったのを録音して、ずーっと工場で流しています。
「水は答えを知っている」という本に書いてあるのですが、水にいい言葉をかけると、お水の結晶が綺麗になり、逆に水にバカヤローと言うと、汚い結晶になるそうです。
私たち人間の体の6割7割は水です。
竹田さんは、子供に食べさせるタマゴボールには、いい言葉をかけてあげようという愛なのです。
もう一人は斎藤一人さんという、歴代納税額173億円と、経営の神様の松下幸之助さんを抜いて日本一になった方です。
斎藤一人さんは、「ついてるを毎日1000回言うといい」と教えてくれました。
そして、ついてるを毎日1000回、3ヶ月言い続けたら、私の売上が安定して上がってくるようになりました。
また、斉藤さんが言うには、例えばテレビのチャンネルを3チャンネルにすると、3チャンネルの電波が入るのと同じように、ついてると言うと、ついてることが、だーっと入ってくるそうです。
自動失敗装置を自動成功装置にするのに、まず一番簡単な最初のステップは、例えばついてるを1000回言うことです。
信じてられなくても、ついてると1000回言ってみませんか。
100日続けて習慣することから始めていけばいいのです。
奇跡を起こす法則はすごい簡単なのです。
成功と失敗とは、この紙一重
トーマスエジソンは、発明王といわれて、GEという会社をつくりました。
白熱電球を、発明しました。
だけど1万4000回失敗しています。
失敗してる間、ずっとお金をお金持ちに借りてやっていたので、借金が溜まっていました。
1年経っても失敗しているときに、若い新聞記者が来て、「いつも失敗ばかりじゃないか。電球を長く作って完成しない。お金を貰っておまえは詐欺師か?」と罵ったのですが、エジソンは何も反論せずに、淡々と研究を繰り返しました。
そして、あるとき電球が点きました。
完成記者会見で新聞記者は、「エジソンさん、なぜあなたは1万4000回も失敗して、諦めなかったのですか?」と聞くと、エジソンはこう応えました。
「私は1回も失敗などしていない、私はこれではダメだという発見を1万4000回して、1回の正しい発見をしただけだ。」
エジソンは、その後、蓄音機や映写機を発明していきますす。
発明王になり、新聞記者から「エジソンさん、なぜ、あなたは今度は発明王となり、大成功したんですか?」と聞かれて、こう答えています。
「1%のひらめきと99%の汗です」
翌朝の新聞に新聞記者全員が「努力の発明王、エジソン、発明でお金持ちになるには、努力が必要、99%の汗」と書きました。
エジソンは「私が言いたかったのは全く逆だ」とすぐに反論しました。
電球が点くという1%のひらめきの確信がなければ、99%の努力は無駄になる、ということを言いたかったのです。
「1%のひらめき」が先に来るのです。
例えば1万4000回失敗してる間に、エジソンは初めは電球は点かないと思ったかもしれませんが、実験している間に、必ず点くと確信に変わったのです。
つまり信念ができたんです。
電球は必ず長時間点くという思考が、行動を支配し始めたんです。
よく諦めるなと言いいますが、意志の力ではなく、イメージの力が大事なのです。
意志の力は弱く、圧倒的に強いイメージの力が働くのです。
うまくいったときのイメージが潜在意識に染み込み、思考が行動を支配しているので、無意識に、機会が来たら行動しているだけなのです。
エジソンは、電球は必ず点いて、お母さんの暮らしを豊かにできる、世界の人たちの暮らしを豊かにできる、というイメージができていたから、実験を続けられたのです。
だから、これは失敗ではない、これは発見だ、と言い続けられたのです。
過飽和入力でマイナスをプラスに変える
過飽和入力といって、マイナスがあなたの潜在意識に入ってきても、プラスにどんどん変えていけばいいのですす。
例えばあなたの心の中にコップがあり、苦いコーヒーが入っているとします。
そこに上から真水を注いでいく。
一滴だったらまだ苦い味がする、これは失敗の味です。
だけどコーヒーが半分のコップに、水が半分入ると、苦味は薄まります。
失敗経験の味が、感情が、薄まります。
さらに、きれいなおいしい水を入れ続けていく、コーヒーのコップはどうなりますか?
きれいなお水になります。
これぐらい人生を変えることは簡単なのです。
思い込みが変わると、何が変わるかというと、行動が変わります、判断、ジャッジが変わります。
100のうち95の無意識が、プラスの言葉、思考、感情となり、プラスの結果が出やすくなります。
- 成功は成功を確信する人のもとへ訪れます
- 自分ができると確信してる人のもとへ訪れます
- 少しでも失敗を意識している人は失敗に引き寄せられます
成功には成功する考え方がり、成長には成長する考え方があるのです。