【オンライン朝活・第6講座】信念と心構えで人生を変える方法とは

今日のテーマは信念の実現です。

私たちがここでいう信念とは、あるあなたの思いや思考が、あなたの行動を支配した状態を信念と言っています。

ある思考が行動を支配した状態に入ると、私たちは機会が来たら勝手に行動するのです。

無意識に行動するとはどういうことか、という話をしていきたいと思います。

信念と心構えがもたらす効果やメリット

実は、有史以来、言われていることがあります。

それは、『人間は心構えを変えることで人生を変えることができる』ということです。

これは、20世紀最大の心理学者、ウィリアム・ジェームズが言っている言葉です。

人間は心構えを変えることで、人生を変えることができる。

心構えは、どこにあるか?あなたの中にあります。

心構えは、あなたの中にあるので、簡単に変えられます。

みなさんは変えられないと思っていますが、心構えを変えるのは簡単です。

信念や心構えを変えることで、どのような結果が出るのか事例を交えてご紹介していきます。

アメリカで最大の損害保険会社を築いたオーナーの事例

アメリカで最大の損害保険会社を築いたオーナーがいました。

彼はタバコや葉巻を、バンバン吸う人でした。

だけど、101歳まで生きました。

その人は、葉巻をやめたほうが健康に悪い、という変な思い込みがあって、『リラックスできるから葉巻を吸っていた方がいい』と言っていました。

とんでもない親父ですよね(笑)。

彼にとって、タバコや葉巻は身体によくない、健康に対して害悪である、という『信念』は全く通用しません。

なぜなら、彼自身、『タバコや葉巻はリラックスできて、体にいい』という信念があるからです。

私は過去にある上場企業のオーナーと一緒に仕事をさせていただいたことがありますが、彼からは本当に多くを教わりました。

彼と一緒にセミナーのお仕事をさせていただいていて、彼はとても面白いこと言っていました。

彼は、いろんな経営者の会で、潰れていく会社の経営者たちと、うまくいく経営者の違いを知るために、アンケートをとったそうです。

すると、うまくいっている企業の経営者の8割が、朝は元気な掛け声で起きている、という結果が出たそうです。

上場企業のオーナーのAさんの事例

上場企業のオーナーのAさん自身も、『おはようございます!今日も一日元気でがんばろう!』と言って起きるそうです。

笑顔で鏡を見ながら、『今日も一日元気で頑張ろう!』と言って起きる。

彼の息子も、『今日も一日元気で頑張ろう!』と言って起きる。

奥さんも『今日も一日元気で頑張ろう!』と言って起きる。

弟も『今日も一日元気で頑張ろう!』と言って起きる。

そして、うまくいかない経営者は朝から不機嫌です。

うまくいっている経営者の8割は『今日も一日元気で頑張ろう!』と言わなくても、自分のテンションを上げてから1日がスタートしている、ということを覚えておいてください。

これは上場企業2社経営しているオーナーが、講演を一緒にやっている時に教えてくれた話です。

自分の心構えを変えると人間は人生を変えることができる、とウィリアム・ジェームズが言っています。

朝から気持ち悪そうに起きている人と、『今日も一日元気で頑張ろう!おはよう!まるー!』とやっている人がいたとしたら、みんなは元気な人から話を聞きたいですよね。

特に女性は花だから、女性は綺麗で笑顔の方がいいよね。

このように信念や心構えは、その人自身を変えることだけでなく、それにより周りの人にも良い影響を与えるからその人自身の人生が良い方向に向かう、ということも言えます。

あなたの信念を作り出す無意識や潜在意識の働き

わたしたちがいう信念とは、辞書に書いている定義ではありません。

信念とは、考え方があなたの行動を、無意識を支配している状態です。

どういうことかというと、ハーバード大学の研究では私たちが物事を判断して行動するとき、実は95%は無意識だということがわかりました。

歩く時に、右足と左足、どちらの足を順番に前に出すかを意識して歩いていますか?

無意識ですよね。

瞬きとか、呼吸も、無意識です。

その無意識のパターンが自、然に人から愛されて成功していくパターンだったら、どうなると思いますか?

あなたの無意識が、自動に成功する自動成功装置になります。

人間というのは、マイナスの情報ばかり入ってくると、自分にはできない、無理だ、と思ってしまいます。

情報が多すぎて自分には出来ない、失敗経験と過去の経験があるので、私たちは感情が脳に入っているので、それが無意識に入っています。

この無意識っていうのは、違う言葉で言うと、潜在意識と言います。

潜在意識という言葉は、もともと無意識のことを言っています。

潜在意識ということは、心理学用語にはありません。

心理学用語では無意識です。

無意識と潜在意識は、同義語で無意識下、意識下と言います。

意識しているところ、顕在意識と言います。

でも、潜在意識を活用して夢が叶ったなんて、怪しい話ですよね。

だけど、人生がうまくいっている人は、この世の中で成功している人と失敗している人の違いは、潜在意識をどれだけ活用しているか、ということに気が付いています。

神田正則さんから学ぶマーフィーの法則

神田正則さんは著書の中で、マーフィーの法則についての話をしていました。

マーフィーの法則はどんなことが書いてあるかというと、ここでは3つ紹介します。

  • 1つ目は、『あなたの人生はあなたが心に思い描いた通りになる』と言っています。
  • 2つ目は、『あなたが心で良いことを思えば良いことが起こる。悪いことを思えば悪いことが起こる』
  • 3つ目は、『この世で貧乏と裕福、成功と失敗を分けるのかは、あなたが潜在意識、つまり無意識をどれくらい意識して活用できたかである』と言っています。

多くの人が間違えているのは、潜在意識を活用するには、意識して活用しないと潜在意識は活用できないということです。

意識して潜在意識や無意識を活用することがコツです

朝起きたら『今日も一日元気でがんばろう!』と言ってみる。

これは意識しないとできません。

意識しているから、こんなうるさいのです。

だから、朝から『今日も頑張ろう!健康だ!最高だ!』と言うから、朝起きるのが楽しくてしょうがないですよ、毎朝。

意識して潜在意識を活用しているのです。

それだけの話です。

代償を決めて信念と心構えを強化する

2500年前、お釈迦様はこう言っています。

『物事はあなたの心に基づき作りだされる』

つまり、あなたが思っていることが現実をつくっていくということです。

ここでみんな勘違いするのは1億円欲しいと思っていたら空からお札がバサバサ降ってくるかというと、降ってこないですよ。

一番まずいのはあの信仰的アプローチ。

私大好きです。

お祈りしたら実現するってお礼に行きますが、プロセスで代償の法則のことを言っていません。

でもここは、ビジネスメンタルを学ぶ場ですからハッキリ言いますよ。

ビジネスというのは、お客様が喜ぶことを理解して喜ぶ商品やサービスを提供するからありがとうと言われて、対価としてお金を受け取るのがビジネスです。

何もしないで受け取ったら奪われているはずです。

例えば親が亡くなって遺産で入ってきたとか、大切な人が居なくなったとか。

2500年前もお釈迦様は言っています。

物事って心に基づき作り出されます

例えば今月売上いくらあげたいですか?

100万円をあげたいなら、そのための代償は何がありますか?

私は、独立した27年前は人脈もお金も資格も何もなかった人間です。

だから、少なくとも人の話を聞こうと思いました。

相手が悩んでいることを理解してあげよう。

何が辛いですか?どんなことを気になりますか?って聞いてあげていました。

それだけで喜んでくれます。

そして、悩んでいる人がいたらそれを解決するために全力を尽くす。

自分が私は無知だったので、学歴もない資格もありませんでしたから、お金を払って学びにいってそれを教えたりして、そういう先生を紹介したりする。

そして、自分で教えるようにしていました。

教えていたら、自分ができるようになります。

何かを得るにはその代償が必要です。

欲しい物だけ書いている人は奪われる、と覚えておいてください。

例えば、イエス・キリストも今から2000年前に同じことを言っています。

求めよ、さらば与えられん。

まず、求めてください。求めたら与えられます。

門を叩いてください、開けてください、という。

だから、門は開かれるのですよ。

 感情の力が信念と心構えを書き換える

100年前にアンドリュー・カーネギーという鉄鋼王の教えをまとめたナポレオン・ヒルが、1937年にThink and Glory Richという本を出しました。

どういう本かというと、頭を使って豊かになる。

これが『思考は現実化する』という日本のタイトルになりました。

このタイトルをつけた人は長者番付で入った人で、私はこの人とずっと日本全国を公演していました。

ある日、彼に『なんで思考は現実化するってタイトルにしたのですか?』と聞いたら、『本読んだら分かるよ』と言われました。

この本は10回読むと焦点がまったく変わってきます。

世界ナンバーワンコーチのアンソニー・ロビンズが、自分の師匠であるジム・ローンに独立する前に言われた有名な話があります。

アンソニー・ロビンズは、今は世界ナンバーワンコーチと言われていますよね。

修業時代に不動産王で100億長者のジム・ローンが『君は『思考は現実化する』を読んだかい?』と聞くと、アンソニーは『もちろん読みました』、『君は何回読んだ?』とジムが聞くと、アンソニーは『1回です』と答えました。

するとジムは、『ぼくはこの本を10回以上読んで違うことに気づいて、100億長者だ。君はまだ貧乏だ』と言われたそうです。

読んだ回数もありますが、もっと大切なことは焦点の当て方です。

自分の感情が、人生を左右していることに気づきなさい。

感情が入らないようなイメージなんて、全く意味がありません。

感情が変わった時に、人生は変わっていきます。

私はそれに気がついただけです。

自分の人生を自分の中にある感情が全部支配していることに、気が付きました。

感情のコントロールができる人が、自分の人生を支配するという点に気が付いたのです。

     
  

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