ビジネス潜在意識お勧め本・サピエンス全史「集団の思い込みが社会をつくる!」

こんにちは久家邦彦です。

お金や仕事、宗教、政治や国の成り立ちについて、わかりやすく書かれている歴史書でありながら、人類史を描き、高い視点を得られる書籍『サピエンス全史(上)(下)』をご紹介します。

書籍『サピエンス全史(上)(下)』は、イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏が書いた本です。

オバマ元大統領やマイクロソフト創業者のビルゲイツが絶賛してます。

すでに全世界で800万部売れており、2017年発売以来、世界的な大ベストセラーになっています。

ホモ・サピエンスだけが持つ「虚構を信じる」という特殊な能力から読み解き、「ビジネスは何のためにあるのか」に目を向け、潜在意識を活用して新たなビジネスモデルを考えさせてくれる1冊です。

『サピエンス全史』を読んで、3つの氣づき

サピエンス全史』を読んで、大きな氣づきが3つありましたので、そのお話をしていきたいと思います。

  • 1つ目は、なぜ、人間の祖先、アフリカで発見されホモサピエンスは生き延びることができたのか? そして、食物連鎖の頂点に、なぜ今、人間が今残ってるかというお話です。
  • 2つ目は、集団がつくり出した私たちの想い(集合無意識、潜在意識)こそが、私たちが生きるこの世界で、お金の価値や、集客、政治をつくり、社会を動かしてきたのです。
  • 3つ目は『サピエンス全史』が、なぜ。世界で800万部も売れたのか? その理由とは? というお話です。

『サピエンス全史』から考える「もうかる」という漢字

ここで、あなたに質問が一つあります。

あなたは「もうかる」という漢字を書けますか?

 

この質問は、海外でホテルを経営している、ある事業家から聞いた言葉です。

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「君は、「もうかる」という漢字を書けるかね?」と。

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どんな字だったかな…と考えて、実際に書いてみると

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「儲かる」

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こういう漢字ですね。

読んで字の意味を考えると、、、

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「信じた者が、儲かる」

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と考えることができます。

書籍『サピエンス全史』では、人間は自分たちがつくり出した物語(フィクション)の虚構を信じることができたから生き残り、発展することができたといっています。

たとえば、「1万円札がなぜ1万円なのかというと、、、」

その価値を皆さんが信じてるからなんです。

私たち人間が、お金の価値を信じることができるからこそ、お金が価値があるものとして、本当に使われることができるのです。

これは、『集合的無意識』と言われてます。

例えば、1万円の価値が下がり、ハイパーインフレで明日から100円の価値しかなくなるとします。

すると1万円でペットボトルのお水が、1本しか買え無くなります。

ペットボトルのお水を100本買うには、100万円のお金が必要になります。

こうなると1万円の価値は、ペットボトルの水に対して100分の1に下がるわけです。

これは、潜在意識の集合的無意識のレベルで、1万円の価値は「1万円の価値がある!と信じている」か、それとも「1万円の価値ではペットボトルが1本しか買えない!と信じているか?」ということになります。

ここからが集団の思い込み(集合的無意識)つまり潜在意識に関する大切なお話になります。

「信じた者が、儲かる」という考え方もありますが、では、何を信じたらいいのでしょうか?

これは大切な質問です。

なぜなら、私たちが信じるものにより人生が大きく左右されるからです。

また反対に、「信じさせた者が、が儲かる」という考え方もあります。

つまり「儲かる」という漢字は、解釈の仕方によっては「信じさせた者が、儲かる」という考え方もあるのです。

書籍『サピエンス全史』は、私たち人間の集合的無意識である「集団の思い込み」がこの社会をつくってきたのです。

そして、「集団の思い込み」が、お金や宗教、政治、国などもつくってきた。』ということを解き明かしています。

これって、ものすごくおもしろいですよね。

現代のような情報化社会では、知らず知らずのうちにでも毎日、大量の情報が送られてきます。

今の時代は、
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「情報を集める時代」ではなくなりました。

「情報を選ぶ時代」になったのです。

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私たちが「誰からの」、「どの情報を選ぶか?」そして「どの情報を、信じるか?」で、その後の「人生の結果」が全然、違ってきます。

当たり前のことですが「選ぶ情報」次第で、豊かに大成功していく人もいれば、逆に大損する人も出てきます。

ここで思い出して欲しいことがあります。

それは書籍『サピエンス全史』に書かれている

「集団の思い込み、即ち、集合的無意識が社会をつくっている!」という言葉です。

「これはどういう意味でしょうか?」

集団の思い込み、即ち、集合的無意識が社会をつくっている!

 

この言葉について、自分自身が、経験した、忘れられない、思い出があります。

20代のころ、ホテルマンの副業で結婚式の司会をしていたことがあります。

それは、司会のプロを派遣するプロデュース会社から直接、依頼された仕事でした。

そのプロデュース会社の社長は、本田社長という方で、一代で事業で成功したお金持ちで、上野の近くにビルを建てた人でした。

はじめて本田社長にお会いして驚いたのは、なんと黄色のポルシェに乗っていました。

本田社長は、仕事や事業について様々なことを私に教えてくれました。

その中で今でも強烈に印象に残っている教えがあります。

それは、

「どんなにビジネスで儲かっても、人から恨まれるビジネスをやるんじゃないよ。」

ということでした。

 

ある時、本田社長が私に言いました。

本田社長: 「なんで、ポルシェに乗るのか分かるか?」

久家:「いや、わからないです。」

本田社長:「ポルシェを運転するのが好きなのもあるが、ポルシェに乗って商談にいくと、ほとんどの相手がポルシェを見ただけで、こちらの話を聞いてくれるんだよ。」

久家:「・・・」

本田社長:「人間は相手がお金を持っていて、きちんとした身なりや格好をしていると思うと、相手の話を聞いちゃうんだよ。」

久家:「なるほど、そんなものですかね?」

本田社長:「ああそうだよ。ポルシェが信用になるんだよ。」

久家:「ポルシェが信用?」

本田社長:「なぜなら、ポルシェに乗ってるだけで相手に、『この人、お金を持っている豊かな人なんだろうな。』という畏敬の念を抱かせてしまうからだよ。」

久家:「畏敬の念ですか、」

本田社長:そうだよ。人が「畏敬の念」を抱いて、無意識に信じてしまうことを、俺は勝手に、ヌミノーゼ反応と呼んでいるんだよ。

久家:「なるほど。」

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※ヌミノーゼとは、ドイツの神学者ルドルフ・オットーが定義した概念で
オットーは「聖なるもの」のうち合理的な理解にかなう部分を除けた概念をヌミノーゼと呼んだ。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/ヌミノーゼ
〜〜

私たち人間は、自分が体験したことがないような物事に出会うと、、、

そこに「畏敬の念」を抱き、ヌミノーゼ反応が起こることがあります。

ポルシェに乗ってるだけで、、、

「この人すごい。」

とか勝手に勘違いしたりするのです。

本田社長が

「人に恨まれる仕事はしちゃいけないよ」

と教えてくれた理由は、本田社長が若い頃、何も知らずに、知り合いから誘われた「ネズミ講」に起因しているそうです。

注意して欲しいのは「ネズミ講」は、現在の日本では、無限連鎖講の防止に関する法律で禁止されている「犯罪」です。

現代のようにマルチレベルマーケティングで、健康食品や化粧品を販売するような形ではなく、本田社長がお話ししている「ネズミ講」は今から、40年前、1980年代に熊本から始まりモノを販売するのではなく「現金」を直接、出し合う形でダウンラインを増やしていくものでした。

本田社長が40年前に勧誘された「ネズミ講」は、どういうやり方かというと、自分でまず60万円の現金を払い加入して、その後、自分がダウンラインに二人60万円の現金を払う人を紹介する。

するとダウンラインもさらに2人ずつ60万円を払う人を見つけてくる。

「これを計算してみると、、、」

まず自分が60万円支払い、次に自分の下に2人60万円を払う人をダウンラインとして紹介する。

さらに、自分の2段下に4人、16人、32人、64人、128人、256人、512人と・・・60万円を払う人が増えてきたとしたら、、、

一番、最初のに60万円を支払った人に、ある時点で3000万円というお金が、報酬として手に入るという仕組みだったそうです。

 

本田社長は、今から40年前にこの「ネズミ講」に、まだ若い頃、お金が欲しくて、加入してしまったそうです。

当時はまだ無限連鎖講が日本の法律で禁じられる以前のお話です。

この「ネズミ講」を本田社長に紹介したアップラインの人は、「ネズミ講」で一時的にビルを建てたけど、最終的に人から恨まれて自殺したそうです。

本田社長は

「どんなにビジネスで儲かっても、人から恨まれることをやってはいけないよ。」

と言った理由を話してくれました。

〜〜

本田社長:「俺が40年前に誘われた「ネズミ講」は、自分がまず60万円を支払って、人を勧誘したら、さらにそのダウンラインがまた人を勧誘する。その繰り返して6段下まで、自分のダウンラインが勧誘した分のお金まで、最初に紹介した、自分に報酬(収入)が入る。

もちろん当時、自分がやっていることが後々、法律違反になる。なんてことはわからなかったが、「ネズミ講」はのちに、無限連鎖講が日本の法律で禁じられるようになり、今では犯罪になった。」

久家:「・・・」

本田社長:「俺はなぜ、ネズミ講で、自殺しないで済んだか分かるか?」

久家:「分からないです」

本田社長:「それは伝える前にこんなことやっちゃいけないよ、こんなことやらないほうがいいよって相手にやらないほうがいいよって伝えていたんだ。興味があって、どうしても聞きたいっていう人にしか話さなかったからなんだ」

久家:「どういう意味ですか?」

 

本田社長:「ネズミ講は危ない話だよ。よく考えてみたら、自分が60万円を払って、2名のダウンラインに伝えただけで、後はダウンラインが仕事をした中から、自動的に報酬を得るわけだから、、、もし、お金が入ってきても、あぶく銭だよ。」

「俺は、そのねずみ講では、見せ金としてアタッシュケースに入った3000万円の現金を持たされたんだよ。」

〜〜
「あなたは、現金で3000万円の現物(ゲンナマ)を見たことは、ありますか?

全部1万円札で、それが3000枚です。」

普通は、現金3000万円を見たことがないので、(ゲンナマ)で現金3000万円を観ると、思考が狂ってしまうのです。

本田社長はこのことを「ヌミノーゼ反応」と言う言葉で、表現していたのです。

つまり人間の性質として、自分が見たことも聞いたこともないスゴイものを観ると、知らず知らず(無意識)のうちに、思考が狂ってしまい、相手に「畏敬の念」を抱いてしまう。と言うことです。

  ↓

どういうことかご説明しますね。

当時の本田社長は、トヨタのクラウンという車が欲しかったのですが、お金がなくていつもピーピーしていました。

ですから、トヨタのクラウンどころか、トヨタカローラの中古車も買えませんでした。

当時、日本ではカローラはクラウンに比べれば安い車でしたが、本田社長は、いつも近くの中古車自動車屋さんで「あのカローラもう少し安くしてよ。」と、値切って、なんとか買おうとしていました。

ところが本田社長は、いくら値切っても、月賦で分割にしてもカローラすら買えないくらいお金がない状況だったのです。

ですから、中古車屋さんから「本田社長、本当にお金を持っていないね。」と言われていたそうです。

ところが、ネズミ講を始めた本田社長。「3000万円の見せ金」をお借りしてすぐに行ったのが、いつものカローラを値切っているその中古車屋さんでした。

そこで、「今日は、クラウンを買いに来た。そこにあるクラウンを売ってくれ。」と言ったのです。だから、

中古車屋さん:「本田社長、あんた何いってるの? カローラを月賦で買うお金もないでしょう、」

本田社長:「ちょっと、こっちにおいで。」

中古車屋さん:「何ですか?」

・・・本田社長は「中古車屋さんを、事務所のスミに連れていって、アタッシュケースに入っている見せ金の3000万円をガバッと見せたのです。」

すると、、、その中古車屋さんは言いました。

中古車屋さん:「本田社長どうしたの、このお金?」

そう聞かれた本田社長は、アタッシュケースをバタっと閉めて帰ろうとしました、

すると中古車屋さんが、もう一度、本田社長に聴きました。

中古車屋さん:「このお金、どうしたの?」

本田社長:「こんなことは、お前には教えられないよ。」

中古車屋さん:「ちょっと本田社長、そんなこと言わないで、教えてくださいよ。」

本田社長:「いや、こんなことは、やっちゃいけないから、お前にはお教えられないよ。」

中古車屋さん:「何ですかそれ、教えてくださいよ。」

本田社長:「どうしても聞きたい?」

中古車屋さん:「うん、どうしても聴きたいです。」

本田社長:「そんなにお前が聞きたいんだったら、教えるけど、自己責任だぞ。本当に大丈夫か?」

中古車屋さん:「はい。自己責任で大丈夫です。話を聴きます」

本田社長:「だったら今度の土曜日に、渋谷で、この話についてセミナーがあるから、そこに来るか?」

中古車屋さん:「はい。行きます。今度の土曜日ですね。」

〜〜

こうして、本田社長は、渋谷のネズミ講のセミナーに知り合いの中古車屋さんを勧誘したのです。

それからしばらくして本田社長は「ネズミ講」をやめたのですが、後々、人から恨まれることはなかったそうです。

理由は、相手をセミナーにお誘いするとき「無理に押し売りしたり、相手を引っ張ることを一切やらない。」と決めて、まず「こんなことやっちゃいけないよ。」と断り、本当に「興味がある人にだけ」に話していたからです。

そして「相手が100%自己責任で話を聞きたい」という人にしか「ネズミ講」の話をしなかったから、後々まで、嫌な思いをしなかったそうです。

結局、本田社長が加入していた、ネズミ講をやった人たちは、うまくいかなかったそうです。

大切なお話なので繰り返しますが、本田社長は人を勧誘するときに

  • 「この話はチャンスです!」とか、
  • 「スゴく儲かる!」とか
  • 「これ!やったほうがいいよ!」

とか言わなかったのです。

本田社長は、相手をあおりまくって、

  •  「今、買ったほうがいいよ。」とか
  •  「これをやらないと、損するよ」とか

押し売りをしなかったのです。

反対に、本田社長は

  • 「こんなことやっちゃいけないよ。」
  • 「もし話を聴きたいなら、100%自己責任だよ。」
  • 「それでも本当に聞いてみたいかい?」

と相手に聞いて確認して、「相手がそれでもどうしても聴きたい。」という方にのみにお話ししていたのです。

本田社長はその後、自分のビジネスがうまくいくようになって、子供の頃から夢だった東京の上野公園のすぐ近くに自社ビルを建てるまでになりました。

ここまでのお話は、普通の人は人生であまり経験することもないと思いますので、信じられないのが当然だと思います。

ですから信じる必要はありませんが、一つ大切なことがあります。

それはこれが私たちの思い込み。つまり無意識(潜在意識)の働きなのです。

私たちは、普段、見たこともない。3000万円の現金(ゲンナマ)をガバッと観せられたら、、、

普通の人は「なんかこの人すごい!」って、勘違いするのです。

そのことを本田社長は人間の無意識(潜在意識)にある「ヌミノーゼ反応」と表現していたワケです。

昔から、マルチレベルマーケティング(MLM)でトップになる人たちが、意識してか、無意識か、わかりませんが「ヌミノーゼ反応」を使い続けている「集客手法」があります。

ダウンラインに、自分の友だちをスカイラークとかデニーズみたいな駐車場があるところに連れてきてもらって、待ち合わせをするのです。

そこで講師やアップラインの人たちは30分くらいして真っ赤なフェラーリなどピカピカのスーパーカーで、お店から駐車場が見えるところに乗り付けて、駐車場から携帯(スマホ)で電話をするのです。

そして「今ついたよ。」と、ダウンラインと連れてきた友達が見ている駐車場で言うのです。

ダウンラインに連れてこられた友達は駐車場のピカピカのスーパーカーを見て、「あれ、お前の友だち? フェラーリ乗っているの。すごいね」となるワケです。

そして、それだけでその人の話を聞いてしまうのです。

これがあなたの思い込み。つまり無意識(潜在意識)に働きかける「ヌミノーゼ反応」ということです。

マーケティング用語では「コンテクスト(文脈)」と言うのです。

このお話はもちろん、冷静に聴くと、めちゃくちゃ嫌らしい話ですし、エゲツないお話です。

でも、多くの場合、私たち人間は、無意識に自分が普段、体験したことがないものを持ってる人がいると、無意識で
「この人すごい人」と「勘違い」するのです。

マーケティングのセミナーでは、このお話を

  • 「世界観」を観せることが大切。とか
  • 「コンテクスト(文脈)」が大切。

という言葉で教えられているのです。

このことを書籍『サピエンス全史』では、人間。ホモ・サピエンスの社会では、集団の思い込みがお金や、政治、宗教、国家すら作ってきた、さらに人間。ホモ・サピエンスが生き残れた理由の一つは、フィクション(虚構)を信じることができたからである。

と書かれているのです。

「もうかる」という漢字は、→「儲かる」と書きます。

  • 『信じたものが儲かるのか』
  • 『信じさせたものが儲かる』のか

その時と場合で結果はその時々です。

ただ、どうせ信じるなら、

  • 「ビジネスで一番大切なのは信用である」とか
  • 「人に感謝され、喜ばれるるビジネスをやる」とか
  • 「人生の中心に原則を置く」

など、あなたの人生で普遍的に役に立つことを信じることが大切ですね。

書籍『サピエンス全史』には、人間の集団の思い込み(集合的無意識)が社会を作ってきた。

そして、お金をつくり、宗教をつくり、国家までつくってきた。

人間。ホモ・サピエンスが生き残れた理由は、フィクション(虚構)を信じることができたからだ。

というお話がでてきます。

書籍『サピエンス全史』は、人間の集団の思い込み!つまり無意識(潜在意識)のレベルでつながっている集合無意識が、どのように私たちが生きる、この社会を作ってきたのか!そこを解き明かしている「本」です。

書籍『サピエンス全史』は、厚い本なので、いきなり書籍を読むのが難しい場合は、漫画版『サピエンス全史』も出ています。

まずは漫画版『サピエンス全史』が理解しやすいので、すんなり読めておすすめです。

本当に価値あるものに潜在意識を活用して心を燃やす

カナダの森林火災の話です。

ヨーロッパでもあるらしいですが、森林火災を予防する標語があります。

カナダとかヨーロッパには森林、山火事を予防する私の大好きな標語があります。

それがこんな言葉です。

「マッチ1本 燃える樹木は100万本」

マッチ1本をちゃんと消さなかったために、1本の木に火がつくとそれが100万本の木を燃やしてしまうそうなんです。

山火事って、すごいですよね。

たった1本の燃えたマッチが、100万本の木の運命を左右するのです。

実はその1本の木からつくれるマッチは100万本あるそうです。

どういうことかというと、

100万(1本の木から取れるマッチの本数)×(100万(燃えた木の本数)=1兆本(マッチの本数)

つまり、1兆本のマッチの運命を左右するということなんです。

 

この樹木とマッチの関係は、私たちの考え方、心の持ち方、潜在意識に繋がると思いませんか?

  • 相手の本当に役に立つことを情熱を持って伝えること
  • 私たちの心の持ち方、考え方が特に重要だということ
  • 自分が本当に価値があるもの、相手の本当に役に立つことを情熱を持って伝えること
  • 人の心を軽くして笑顔にすること
  • 本気で伝えて、熱く燃えていくこと

つまり、人のために役に立っていけば、その事は、他の人の心にも燃え移っていき、本当に人を幸せにする炎っていうのは燃え広がっていくという話なんです。

実際に私は何度もそんなビジネスマンや事業家を見てきました。

ぜひ、あなたも本当に価値あるものに、心を燃やしていただければと思います。

まとめ

今日はサピエンス全史について自分が感じたことをお話しさせていただきました。

即ち、潜在意識にある集合的無意識の話です。

人間の考え方って、本当におもしろいですよね。

信じたものが儲かる人もいれば、信じさせたものが儲かっている人もいます。

あなたはどちらでしょうか?

私たちの思いが原因、人生は結果です。

頭に浮かんだことは、必ず実現できます。

こちらの記事もお勧めです。

→潜在意識トレーニング・ユニクロ柳井正社長の「顧客の創造」

→潜在意識おすすめ本 中村天風「運命を拓く」

 

     
  

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