こんにちは!
今回は、自分の未来を想像することが得意な人におすすめの本、『「思い出す」だけで、人生に奇跡が起こる』ダニエル・バレット ジョー・ヴィターレ著(きこ書房)を紹介させていただきます。
潜在意識を活用して願望実現する方法として、既に実現したかのようにイメージする方法があります。
これによって、実現したときのイメージを潜在意識に刷り込み、現実と理想のギャップを埋めることができます。
この本に書かれていることは、具体的に実現したいことをイメージするだけでなく、既に実現したこととして「思い出す」ことで、願望実現する方法です。
自分の潜在意識に、イメージした欲しい結果が叶ったものとして想像できる人にはおすすめの本です!
この本の著者の一人は、潜在意識やスピリチュアル系の本に興味がある方なら、恐らく一度は目にしている本『ザ・シークレット』にも登場するジョー・ヴィターレ博士です。
この本をおすすめする理由は、考えていることが引き寄せられる「想起プロセス」をわかりやすく紹介されていることです。
「想起プロセス」は、一人で行うよりも、複数の人の間で分かち合い行う方が、より楽しく思い出すことができて、より願望実現しやすくなること
「想起プロセス」を行うことにより、実現したい目標に集中し、ぶれない行動ができるようになること
この本では、「あなたが想像できたことは、すでにどこかに存在している」という考え方が前提にあります。
過去・現在・未来は同時に存在していて、「現在のあなた」と同じように「未来のあなた」が存在しているとあります。
そして、その未来のあなたは、現在のあなたに未来からの情報を送ることができるとあります。
その過程が「想起プロセス」です。
「想起プロセス」で重要なのは、「既に実現していることを思い出す」ことなので、自分の望む結果を、いつもイメージする癖がある人、予祝をやったことがある人にはおすすめです。
・予祝について詳細にまとめている記事をご紹介いたします。
→【恋愛成就】潜在意識を制するものは、恋愛も制する!【予祝】
『「思い出す」だけで、人生に奇跡が起こる』ダニエル・バレット ジョー・ヴィターレ著との出会い
『「思い出す」だけで、人生に奇跡が起こる』との出会いは、私が無類の読書好きであることを知っている友人が「こんな本が発売されたんだけど、きっとあなたはこういう本が好きかと思って」とおすすめされたことです。
書店で手に取ってみると、わくわくしてきました。
私自身、子どもの頃から妄想にふけることが好きで、よく「こうなったらいいな」とイメージしたり、読んだ本のその後がどうなったのか?を自分でイメージした話をノートに書き出して遊ぶことがありました。
この本に書かれている「想起プロセス」は、既に実現した未来を思い出して、現在の自分の潜在意識に記憶させるものです。
これは、私みたいな妄想族…イメージして楽しむことが好きな人なら、この「想起プロセス」を行うことは、簡単に実践することができるのではないか?と感じました。
→【『ザ・シークレット』ロンダ・バーン著の感想】山川紘矢+亜希子・佐野美代子訳、潜在意識の活用法
仲間たちと自分の願望を共有し、自分の潜在意識により具体的にイメージを刷り込み、ぶれない行動ができるようになる、おすすめの本です!
この「想起プロセス」を実践するにあたって大事なポイントは「大いに、おどけながら、遊び心を抱いて思い出すことで、創造力が発揮され、より素晴らしいアイデアを浮かべられるようになる」というところです。
この、自分から制限をはずす、幸せは無限にあるというと知るというところがポイントであると感じました。
子どもは、自分で「これはできない」「無理だ」ということを感じずに自由に「これがしたい」「こうなりたい」と望みます。
でも、いつしか自分の潜在意識には「できない」「無理」という思い込みが積み重なります。
この本では、実際にオリンピックの金メダリストや、この本であるジョー・ヴィターレ自身が「想起プロセス」を活用していた事例が紹介されています。
私の好きな言葉の中に、「想起プロセス」を思わせるものがあります。
ひとつは、オノ・ヨーコさんの『ひとりで見る夢は夢でしかない。しかし誰かと見る夢は現実だ。』
もうひとつは、久家さんがいつもおっしゃる『思いが原因 人生は結果 浮かんだことは必ずできる』です。
また、宝地図の望月俊孝さんも『叶う夢だから心に宿る』とおっしゃっています。
あなたが想像できたことを思い出して、仲間たちと共有することは、最近よく見かける「予祝」にも繋がるかと思いました。
自分の中から制限を外し、無邪気に自分が望む未来を思い出す。
そして、周りの人たちと共有して、更に五感で実現した未来を感じる。
紙に書き出したり、自分への手紙を書くことで可視化する。
潜在意識に実現したい願望を紙に書いたり、ビジョンボードや宝地図等で見える状態にして、より鮮明に実現している自分を刷り込むというのは、「想起プロセス」以外でも紹介されている手法です。
そのため、仲間と願望が実現した自分を分かち合うことができる「想起プロセス」は、願望実現の方法としておすすめです。
→『なぜ、あなたの思考は具現化しないのか?(久家邦彦:著)』本の感想【言葉がネガティブな人におすすめ】】
→【なぜ、あなたの思考は現実化しないのか?(久家邦彦)】本の内容・感想!潜在意識を活用して成功する!
まとめ
いかがでしたでしょうか?未来の既に願望を実現している自分を思い出す「想起プロセス」は、なんだかわくわくしてきたのではないでしょうか?
「想起プロセス」は、願望実現だけではなく、緊張と解いてリラックスすることにも応用できるため、すぐに実践しやすいと思います。
ただし、他の本にも言えることですが、おすすめの本を読んだだけでは実現しません。
実践することで、はじめてあなたの潜在意識をうまく活用し、願望実現することができるのです。
この本をおすすめする人は、このような人です
・未来の自分を想像することが大好きな人
・仲間たちと成功を分かち合いたいと思っている人
・わくわくしながら、自分の制限を外して願望実現をしたい人
・『ザ・シークレット』も楽しく読めた人
・スピリチュアルなことに抵抗がない人
この本をおすすめしない人は、このような人です
・未来が真っ暗と感じて、いいイメージができないと思っている人
・想像するだけで、実現するとは思ってない人
・手柄は自分だけのものにしたいと思っている人
・スピリチュア興味がない、否定的な人
・潜在意識を活用するとうまくいくことが信じられない人
なぜなら、「想起プロセス」は、子どものように無邪気に自分の願望は実現すると信じて、どうやって実現させたか?
を思い出す、五感で感じることがポイントだからです。
あなたが「お先真っ暗」「自分にはできるわけがない」と思っていれば、そのあなたの潜在意識にある思いが現実化するからです。
自分だけではなく、仲間たちと楽しみながら成功した未来を「思い出す」そして、分かち合う、楽しくみんなで成功できたら、もっとよりよい未来が実現できると思います。
これからも、あなたが本当に欲しい結果を得るために、潜在意識を活用するうえでおすすめの本を紹介させていただきます。
次回もお楽しみに!