潜在意識を意識して行動すると、見えない理想の相手に出会えることも可能だと、私は思っています。
「思考は現実化する」という本もありますが、感じていることによって物事は作り出されるといわれています。
ですがそうは言われても、なかなか信じられないものです。
またマーフィー博士は、「あなたの人生はあなたが心に思い描いたとおりになる」とも言っています。
ただ、ここで間違ってはいけないことがあります。
願っただけで、うまくいくと思っている人が多く、そういった人達は「願ったけど、うまくいかない」と思っています。
実際、この世の中では心に願うだけでは思った通りにはなりません。
しかし、強く潜在意識の出会いを意識することで、人生が大きく変わることもあるのです。
では、なぜこのような差があるのか?
みていきましょう。
会いたいと思っていると、なぜか不思議に出会う事ってありませんか
私は兄妹三人の末っ子で、親からも大事にされ何不自由なく過ごしていました。
ところが10歳の時に、突然父が病気で亡くなったのです。
父が亡くなったことで、状況は一変しました。
さらに、それから数年後、今度は母が突然病気で亡くなりました。
突然一人になった高校2年の私は、これから先どうやって生きていけばよいのかと、頭がいっぱいでした。
悲しんでばかりはいられませんでした。
それからは「亡くなった両親に喜んでもらえる人間になる」この思いだけで生きていきました。
5年後10年後、自分が働くようになって余裕ができたらこんなことをしたい・・・。
こんな人間になりたい・・。
いつも理想の自分をイメージしていました。
心に理想を描き、実現するように努力もしました。
そんな私はいつも、「私には何もないけれど人が財産」だと言い切るほどでした。
人が大好きでした。
だからいろんな人に出会うことが毎日楽しみだったのです。
あの友達に会いたい、あの先輩に会いたいなどよく考えたものです。
それからというもの、自分が会いたいと思っていると不思議にその人に出会うようになったのです。
ここで私は気が付きました。
出会いを引き寄せるにはコツがあるのだと思います。
出会いを引き寄せるために、8つのポイント(コツ)をお伝えします。
ポイント1:マイナスをプラスのイメージに変えて生きていくと理想の出会いがある
私には兄がいます。
しかし、兄がいたとはいえ年が離れていたこともあり、甘えることも相談することもできませんでした。
家に帰っても話す人がいないので、夜に家に帰ると、静かに自分の心に問いかけることしかできませんでした。
ですが決して孤独を感じたことはありません。
未来の自分のために通信教育を受けたり、習い事をして理想の自分に近づく夢を見ました。
まさにイメージをするのが習慣でした。
愛情たっぷりに育った私は、亡くなった両親が、この場合はこう言うだろうなと考え行動していました。
両親に喜んでもらえる人間として成長することに決めたのです。
叱られた記憶がないのは、子供の時なのでいいことしか覚えていないのかもしれません。
しかし、母から言われていたことの一つに「何をするにも頭を使いなさい」「知恵を使いなさい」この言葉だけはが強烈に心に残っています。
もちろん、大学進学もあきらめました。
それどころか、就職も両親がいないという理由で、希望の就職先は受けられませんでした。
こんな時に、ピンチはチャンスと思えたとは言い難いのですが、私は自分の力を活かして生きていくことに決めたのです。
実力主義の会社の試験を受け合格したときは、そこで他人とは違う能力を活かすことを努力しようと思いました。
マイナスをプラスのイメージに変えて生きることは、潜在意識を活用して生きることに近いと思います。
学校の先生には無理だと言われましたが、私には強い思いができていました。
そのプラスの波動が、実力主義の会社の人事部長との出会いを、引き寄せたのではないかと思います。
理想の出会いの始まりのコツのようなもの。
始まりの一歩です。
ポイント2:光が差した経営者との出会いが道筋を教えてくれる
就職先の会社では管理能力を認められて、2年目でチームリーダーになりました。
仕事をする際、「どうしたら人より早く正確にできるのかを常に考え、工夫すること」で認められた、第一歩です。
おかげで、同期入社の男性よりも、高いお給料をもらうことができました。
社長は、一代で会社を大きくしたこともあり、頑固一徹、とても厳しい人でした。
人と協力して仕事を進めていくやり方を、教わった気がしています。
人生の決め手となる志を学ばせてもらった、私の恩人ともいえるすばらしい経営者でした。
仕事では営業部に入ったつもりでしたが、設計部に回されました。
人に接する方が好きだと思っていたので、設計の仕事は難しいのではと、躊躇していました。
しかし、半年間の実施訓練後には、設計の仕事が生きがいになってしまったのです。
生涯設計図を描くことを仕事にしようと、この時決めたのも、自分の潜在意識を他人に引き出してもらったおかげだと思います。
出会いに感謝です。
また、仕事に向き合う厳しさを学びました。
おかげで、最初の経営者との出会いは、勇気をいただき力強く人生をスタートすることになったのです。
ポイント3:光と影、マイナスをいかす!
人との出会いは、その後も次々と不思議なことが起きました。
一人ぼっちの私でしたが、いつも自分の財産は「人」だと言葉にしていました。
だから、友達も多く、どんなにつらくても幸せでした。
そんな時、今度は親代わりの兄が病気で倒れてしまいました。
まだ20代の私は、頼れる親戚もお金もありません。
どうして自分ばかりこんなことが起こるのだろうと思いました。
兄の生活を援助しなくてはならなくなりました。
結婚して子供が生まれたばかりで、勤めに出るわけにはいきません。
何とかしなくてはいけないので、必死の思いでした。
この話を聞くと大変と思われるかもしれませんが、この時も自分が援助される側でなくてよかった、援助できる力があるから頑張れと言われているような気持ちでした。
どうすれば家族にも負担なく病院通いができるのかと、知恵を絞りました。
知恵を絞るというのは、幼い時に母からいつも言われていた言葉なので、心の中にしみこんでいます。
忘れられない言葉です。
どんなに大変なことが起きても、心の中が「大丈夫」と言ってくれます。
自分ならきっと乗り越えられると、強い気持ちになることができます。
今考えれば、これも潜在意識の活用の一つだと言えるでしょう。
人だけではなく、起こる出来事も出会いです。
潜在意識の出会いを活用すれば、いいのだと思います。
みんな平等に、いいことと、悪いことが起きます。
諦めずに、これを乗り越えたら、きっといいことがあると信じていくことです。
ポイント4:チャンスをもらえた経営者との出会い
兄の病気で大変だった頃に、字を書くことが得意な人を探している会社があるからと、紹介されました。
区画整理や宅地開発の仕事をする設計事務所でした。
この会社が市内の殆どの団地作りを、設計していました。
私は山を切り開いて団地にしていく工程図面に感動し、心が躍りました。
未知の仕事でしたが、絶対にしたくて、タダでいいからさせてほしいとお願いしたのです。
本気でした。
半年間勉強しながら図面が書けるようになりました。
それからは在宅で仕事を請け負ってするまでになりました。
見たこともない特殊な仕事です。
始めから出来ない、無理だと諦めていたら、この後の私の人生は大きく変わっていたと思います。
出会いには意味があるのです。
少しでも出会いに感謝し、この出会いはなんだろうと考えて見ることです。
挑戦してみることに無駄はありません。
出来なかったとしても、この出会いから生まれた何かを未来に繋げることです。
そうすれば、チャンスは広がるものです。
子育てで働けない、収入は欲しいと思っていた私には、本当に助かりました。
今ではテレワークも当たり前ですが、当時は働くことさえ難しい時代でした。
始めからできないと諦めていたら、その後の人生も大きく変わっていたでしょう。
諦めていたらパートの仕事に出る事になり、子育てと仕事に追われて大変だったと思います。
不安はありましたが、この経営者と、未知の仕事との出会いを活かしたことで、また一つ大きく動きが変わりました。
結局は自由な時間を使って仕事も子育てもできることになりました。
いただいた報酬も標準金額よりも高く受け取ることができました。
思い願った通り、働く時間半分、収入三倍となったわけです。
「頭を使って豊かになれ」の本の通りだと思います。
2番目に出会ったこの経営者との縁は、病気の兄を抱えてしまった私を救ってくれと同然です。
今でも感謝しかありません。
このありがたい感謝の気持ちは、さらに自分の得意を生かして仕事をしていくことに拍車をかけました。
子育ての間に15年もフリーで設計製図の仕事を請け負ってできたのは珍しいことです。
平成、令和の時代では普通のことです。
でも今から40年前、昭和の時代では、女性が仕事を見つけることはまだまだ厳しいものがありました。
知らない設計事務所を、もしも訪ねていなかったら・・・。
したことのない難しい仕事だからできないと諦めていたら・・・。
今こうして自由に生きてはいられなかったと思うと、本当に出会いに感謝です。
私の潜在意識のチャレンジ精神が、この出会いによって顔を覗かせ微笑んでくれたようでした。
ポイント5:強烈経営者との出会いからのレベルアップ
宅地開発の仕事を終えたころに、兄が再度倒れ半身不随、植物人間となり亡くなりました。
情報が今ほど発達してなかった頃なので、わからないことを調べたり、とても苦労しました。
自分がとても困ったので、50代以下の若い人が倒れたり介護状態になった時にはどうすればよいか知っておく必要があると思いました。
私自身も知らなさ過ぎました。
今の時代だとネットですぐ検索すればわかりますが、携帯もまだ出始めたばかりです。
調べるのは、本屋さんでした。
病気や介護のことなど、もっと勉強して知っておかなくてはいけない。
実際に家族が倒れたときに、困る人が多くなるだろうと思いました。
家族が病気になった時に困ってる人に経験を伝えたい。
そう思っていた私の気持ちを察したかのように、次の出会いが起こりました。
そんな時に出会ったのが、3番目の経営者です。
当時、日中経済友好協会のボランティアをしていました。
中国、青島大学の教授方々との交流から、自分を表現するという事を教わりました。
人間関係の環境が、大きく変わり始めた時です。
中国との交流のお世話で知り合った保険代理店のオーナーから、仕事を手伝ってほしいと頼まれたのです。
情報発信ができるようになりたいと思ってはいたものの、これまでの設計図を描く仕事とは全く違う仕事です。
保険と聞いただけで、無理だと思いました。
しかも、事故も扱う損害保険です。
スピードも要求され、常に最新情報を学んでおく必要があります。
これまでと全く違い、「静」から「動」です。
即行動力と、判断力が求められる、男性社会の中に身投げするようなものです。
- 人は好きだけど、その仕事が自分にできるだろうか。
- またこの仕事が向いているのかどうか
と、悩みました。
自問自答しました。
損害保険の仕事にチャレンジすることにしました。
研修と試験の繰り返しの毎日でした。
泣きそうな毎日でしたが、少しずつ自分の中に変化が起きました。
本当は昔やりたかった理想の仕事かもしれない、営業の世界に入ってやってみるべきだと、心が叫んでいるような気がしてきたのです。
人との出会いで変わってきた、自分がそこにいました。
ここは心の叫びに素直になることに決めました。
厳しい保険の世界ですが、経営者のお客様を一番に考える姿勢と行動力、厳しい考え方に学びがあったのです。
この代理店が街で一番になるお手伝いをしようと目標を掲げ、ついに仕事をスタートしました。
出会いを一番に考えた結果です。
これまでの仕事とは真逆で、「静」から「動」への転換は驚きと恐怖のような毎日でした。
それは、経営者もこれまでとは違い、弾丸ロケットのように頭の回転も速く、喋りも速かったからです。
言葉を理解するだけでも無理なのに、イエスかノーか即決を求めてこられるような経営者だったのです。
日本中を講演して走り周り、毎日何人に会い、説明したのかをカウンターをもって活動。
その姿に私は圧倒されました。
しかし、自分流でいい、私なら絶対にできると言われ続けたのです。
自分では気が付かない心のポケットを引き出して、一歩ずつ広げていただきました。
それからは自分の理想像を胸に、お客様の輪を広げていきました。
人の役に立つ、お助けマンのようなこの仕事が、自分の大好きなことだと分かったこと。
3番目に出会ったこの経営者によって、
- 大きく自分が変化したことに、
- 自分の中で潜在意識が急速に動き始めた事に、
私は感動すら覚えました。
ポイント6:実現すると決めること
冒頭でお伝えしましたが、「願いは叶う」と言いますが、思っているだけではだめなんです。
目標に向かって意識して努力すること、自分はきっと実現すると決めることが、出会いを引き寄せると確信しました。
必ず叶う、自分は必ず幸せになる、理想を叶えると決めることです。
神様は、私に困難な道を与えました。
それはきっと私なら耐えられる人間だと、思われたからだと勝手に思い込みました。
私は、神様にチャンスを与えてもらったのだと思っています。
ポイント7:潜在意識の出会いを意識する
今、私は潜在意識の活用を学んでいます。
無意識ではなく、意識して潜在意識を使い、閉じ込めていた潜在意識をいかすようになりました。
昔からいつも私は、「運がいい、強運だから」と口にしていましたが、さらに実感することが増えてきたような気がするのです。
いい出会いが、引き寄せられるように周りに増えてきました。
どんな大変な問題や困難も、強い気持ちで立ち向かい、必ず乗り越えられると思えるようになりました。
潜在意識の出会いを意識することで、さらにもっといいことが起こる気がします。
ポイント8:潜在意識と出会い
もうひとつ私には、絶対に外すことのできない出来事があります。
まさに、潜在意識と出会いです。
小さな町に図書館がなく子供同士が触れ合う場所がなかったころのことです。
人との出会いを一番に考えていました。
本を貸し出しできる場所を作るために、40分かかる場所まで通っていました。
それは、二人目の子供がまだ生まれて半年の頃でした。
慣れない自転車に乗り、子供をおんぶしてその場所まで毎週通いました。
狭くてもいいから、いろんな人との交流の場ができたらいいなと、ただひたすら願っていました。
慣れない土地、知らない人達ばかりでしたが、不思議と多くの人が協力してくれました。
手伝ってくれる人達が増え、町をあげて協力してもらえるようにもなりました。
そんな時、助成金応募の話があることを知りました。
東京に本社のある、大手商社の財団でした。
すぐに応募しましたが一度目はだめでした。
審査は厳しかったのですが諦めず、三度目の挑戦で審査に合格。
本当に夢のようでした。
予算も本棚や図書購入費、カーペットなど高額な見積りでしたが、結果3回にわたり高額の助成金をいただくことができたのです。
おかげで立派な図書交流コーナーを作ることができました。
理想とする場所の絵を自分で描き、応募先に提出。
自分でも毎日眺めていました。
その夢、理想が現実となったのです。
本当に、夢がかなったのです。
まさかこんなことが起きるとは想像すらしていませんでした。
一途にこんな場所が欲しいと諦めないで、その場所をイメージして願い続け、努力した結果でした。
そしてまたここで、審査に来られた担当者との出会いが私の価値観までも変えました。
特に東京本社での授賞式やパーティーなど、世界中の人たちとの出会いは30代の私には衝撃的でした。
個人の小さな図書活動ですが、そのことによって出会った多くの人たちから得たものは宝物です。
このプロジェクトを成功させたいという強い思いが、人との出会いを引き寄せたと思います。
まさに、人は私にとって「宝」であり「財産」だと言い続けてきた証だと思います。
最後に
人との出会いは、私の人生を色濃くしてくれました。
限りある人生の中で、どこまで自分を引き出せるか、理想を手に入れることができるかどうかは自分次第なのです。
スタート時点では大きなマイナス袋をかかえての出発でした。
そのマイナス袋を出会いによって色濃くし、素直に行動することでプラス袋にいくつも味をつけて変化させる事ができました。
自分の潜在意識を引き出すことができる一つに、出会いがあるのです。
潜在意識を意識して使うことで、豊かな人生になることでしょう。
私は潜在意識を学ぶことで、これからさらに多くの人のお役に立ちたいと思っています。
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多くの人は自分で自分の可能性を狭めてしまうような「思い込み」を持っています。
そして、最もやっかいなのは、その思い込みを「事実だ!」と捉えてしまっていることです。
だから自分自身では、自分が持っている思い込みに気付かないんですね。
ではどうすればいいのか?
自分を客観的に見れるように「ビジネスメンタル」を身に付ける必要があるのです!
たった1つに思い込みを外してあげることで、無理だと思っていたことも、あっさりとできるようになることもあります。
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