こんにちは!
まる現®TVの久家邦彦です。
今日は稲盛和夫会長の「潜在意識の活用法」のお話をしましょう。
稲盛和夫会長といえばJALの名誉会長、京セラ、KDDIなどの大企業を創業した日本でも著名な名経営者です。
現在 86歳で、経営哲学が学べる「盛和塾」を開いていますが、それも2019年で終わってしまうそうです。
ものすごく残念ですが「これからは稲盛会長から授かった教えを私たち自身が実践していく」それが大切なのだと思います。
稲盛和夫会長の成功の考え方
稲盛和夫会長の本で『成功への情熱』という本があります。
私はこの本が大好きで、何度も何度も読み返しました。
なかでも有名なのが「成功の考え方」です。
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- 成功とは「考え方×能力×その人の情熱」である。
- 考え方-100から+100まであり、情熱、そして能力は+100まである。
- どんなに能力があっても、どんなに情熱があっても、考え方がマイナスだったら、結果はマイナスになる。
この考えは本当にすごいと思います。
→稲盛和夫会長著「成功への情熱PASSION」潜在意識おすすめ本
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成功のための方程式
「成功のための方程式」は、実際に稲盛和夫会長から学んだ人の話です。
今日はその3つのポイントを話していきます。
- セラミックの包丁(京セラ)は、なぜ完成したのか?
- ゴールを繰り返し強く思い描くことに、どんな意味があるか?
- 不可能だといわれたJALの再建を成し遂げた稲盛和夫会長は、そのとき何を大切にしていたか?
京セラといえば、セラミックの包丁です。
私は調理師の免許を持ってるので、包丁を研ぐことがあります。
でもセラミックの包丁は研がなくても切れるので、本当に便利で使いやすいです。
セラミックの包丁誕生に1つの逸話があります。
稲盛会長がまだ京セラの社長だったとき、山田浩典さんという方が京セラに入ってきました。
彼は当時の稲盛社長から「セラミックの包丁をつくりなさい」という命題を与えられ、一生懸命研究して、セラミックの包丁の試作品をつくりました。
そして、その試作品の包丁をお寿司屋さんで使ってもらったところ、包丁が欠けてしまったんです。
お寿司屋さんの板前さんに「山田さん、ダメだ。使えないよ。食べ物屋さんで包丁が欠けるなんて危なくてしょうがない」といわれてしまう。
山田さんはガッカリして、稲森社長に「ダメだった」と伝えました。
すると稲盛社長は、
「君はセラミックで本当に包丁ができると思っているのか?」
と山田さんにいったそうです。
山田さんはセラミックの包丁ができる、とはっきりした確信が持てずにいた。
だから何もいい返せず、ただ立ちすくんでいたそうです。
すると稲盛社長は
「君がすべて悪い」
と続けました。
「君自身が本当にできる、と思ってないと技術部門も製造部門も動かないし、何も始まらない。包丁ができた場面を繰り返し、繰り返し、強く思い描け」といったそうです。
稲盛社長からこう告げられ、山田さんは繰り返し繰り返し、セラミックの包丁が完成してみんなから喜ばれるところをイメージし、映像化していきました。
例えば、お寿司屋さんが
「この包丁すごいね!使いやすいよ」
といっているところや、主婦が料理するために野菜やお肉を切っていて
「するする切れて、本当に便利」
といって使っているところを、ずっと繰り返しイメージしたんですね。
すると、どうなったのでしょうか?
普通は薄くすればするほどセラミックは安全カミソリのように切れます。
けれど、割れてしまう可能性がありました。
そこで、劇的に新しい素材が開発されました。
そしてこのセラミックの包丁が完成したんです。
そのあと山田さんは独立し、会社を持ちました。
『世界一わかりやすい潜在意識の授業』という本を書き、そのなかでこのエピソードを披露しています。
この本を書いたとき、彼は100億近くの売り上げを上げるようになっていました。
→『世界一わかりやすい潜在意識の授業(山田浩典著)』の感想【潜在意識の活用法】
潜在意識に到達するほど、強く持続した願望を持つ
山田さんは稲盛和夫社長から
「潜在意識に到達するほどの強く持続した願望を持つと、それが実現していくこと」
を学び、体験しました。
「潜在意識に到達するほど、強く持続した願望を持つこと。」
は、ものすごく重要なことです。
自分の潜在意識とはつまり無意識です。
「無意識に到達するほど強く持続した願望を持つこと」なんです。
稲盛会長自身がJALを再建するときにいっていたのは
「成就するには不屈不撓の一新にあり」
さらに
「ただひたすら再建したJALを思え。気高く、強く、一筋に」
ということです。
成功してる人はみんな同じです。
「思いが原因、人生は結果」
ということです。
どれだけ本当にゴールを強く強く思い描けるかが、ものすごく重要です。
実際にJALは再建に成功しました。
その強烈な願望を心に強くカラーで思い描く!
するとそれが動き出したとき、実現するんですね。
→潜在意識って何?自分を変えて!夢や願望を実現する方法とは!
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1人でも脳力革命で心を軽くして、笑顔にする
日本現実化戦略研究所(まる現®)では、5 step でゴールとプロセスを思い描くことをお伝えしています。
まずはゴールを明確化することです。
例えば毎月いくらの売り上げを上げたいのか?を明確化します。
- 5000万円なら5000万円
- 1000万円なら1000万円
- 100万円なら100万円
という具合です。
そのあとは5000万円を上げる目的が重要になります。
なぜそれをやるのか?この目的がいちばん重要です。
まる現®のミッションは、
「1人でも脳力革命(=自分自身の能力を高めること)で心を軽くして、笑顔にする。」
です。
1人でもいいから、心を軽くして笑顔にする。そのミッションを持ってやる。
40代50代まで一生懸命働いてきた個人が、家族や会社のために最短で豊かで幸せで健康になってくれたら、その周りの家族も豊かになる。
自分がまず豊かになって、幸せになって穏やかになったら、もちろん会社もまともに豊かに健全になっていく。
そうすれば国もさらに豊かになり、健全になっていきますよね。
そうすると社会や世界が豊かになっていく。
まずは個人が最短で豊かな富と幸せと健康を正当に手に入れることです。
そのために集客の仕組みや売れる仕組みをお伝えしている会社なんです。
そこが一番重要です。
そのための戦略として一点突破、全面展開です。
よくヘッドピンの法則といいますね。
ボウリングのピンが10本あったらどこを狙うか?というと、みんなヘッドピンを狙います。
なぜかというヘッドピンに当たると後ろも倒れるからです。
1つ倒すと、すべて倒れる可能性があります。
一点突破の最も簡単な方法は、その分野で成功している誠実で優秀な経営者、その分野で成功してる人に直接会いにいくことです。
時間でも、お金でも、直接代償を払って学んで、そして学んだことを自分で再現(オマージュ)するんですね。
それが効果的な戦略です。
戦略というのは
「自分のゴールを達成するために、どの道を通っていくか」
ということです。
最も簡単なのはヘッドピンを狙う。
そういった考え方をすることです。
そしてその戦略をどれだけ効果的にやるか。
PDCAという計画を立て、毎日実践したことを測定し、チェックし、また測定して改善していく。
それだけです。
ズームを使うと、簡単です。
私は今フリーランスを組織化しています。
月水金土と京都、福岡、京都、埼玉の方と朝7時半から9時までミーティングしています。
そこで例えばWEBの集客の仕組みなど、出てきたアイデアを約1ヶ月以内に事業化して、1か月の売り上げが1000万、3000万上がるようになっています。
この3カ月で20個以上の事業をズームで組織化しています。
それが簡単にできる時代です。
ズームを使うと自宅がすぐにオフィスになるから楽なんです。
朝起きてすぐに会議をやってチェックする。
そういったことができるようになっています。
本当に良い時代がきました。
私たちはこれを
「ビジネス潜在意識トレーニング」
でお伝えしています。
ゴールとプロセスが明確になったら、そのゴールは8割達成します。
今日は稲盛和夫会長の潜在意識の活用法ということでお話ししました。
人間の考え方って本当に面白いですよね。
ある人は一度失敗して「これはダメだ」とやめてしまう人もいれば、ゴールを鮮明にカラーでイメージすることで世の中に新しい包丁をつくり出し、世の中の人たちの暮らしを豊かにする人もいる。
同じときに同じ話を聞いて大成功する人もいれば、変わらない人もいる。
人生って本当に面白いですね。
それではまたお会いしましょう!まるです!