売り込まなくても売れる!信頼関係の作り方!

みなさんがよく知っている替刃式のT 字カミソリを販売して有名になった人で、「キングジレット」という人がいます。

有名な「ジレット」 という会社の創業者です。

売り込まなくても売れる仕組み

ジレットは元々売れない発明家でした。

彼は売り込みが下手で営業ができなかった。

彼はどうしたらいいか考え、替刃が付いているカミソリをアメリカ軍に無料で配りました。

アメリカの軍人達がジレットからもらったカミソリを使用し、刃が切れなくなったときにジレットから買う。

替刃をリピート使用してもらうことでジレットは豊かになり有名になりました。

アメリカ軍がジレットから替刃を買うようになった理由は信頼です。

ジレットはアメリカ軍にカミソリを配るとき「無料で配るのでコスト削減になりますよ」と提案しました。

アメリカ軍が喜ぶことをして彼は信頼を勝ち得たのです

同じようなビジネスでは「コピー機のリース」などがあります。

月々のリース代金は安いのですがインクを購入してもらい収入をあげているという仕組みです。

信頼の創造

売り込まなくても売ろうと思ったとき、「信頼」に焦点を当てるとビジネスが広がりやすくなるのです。

ピータードラッカーは「ビジネスの目的は顧客の創造」と言っています。

「顧客の創造」とは「信頼の創造」のことです。

「信頼の創造」がこれからの時代重要になってきます。

信頼を作ったら後は早い、それが売り込まなくても売れる仕組みです。

1回使った顧客がまた使ってくれるようになります。

こういった儲かる仕組みのことを「ビジネスモデル」と言います

その仕組みにより自然と目的を達成することです。

  • カミソリを配れば、配った会社から替刃を買う
  • リースでコピー機を提供したら、 リース会社からトナーを買う

与えたものが得るものである

世界の大富豪「アンドリューカーネギー」の話です。

彼は電信の仕事から始めて、最終的に世界の鉄鋼王になりました。

彼の父はスコットランド出身の織物職人です。

1800年頃産業革命があり、彼の父のような仕事は機械に置き換わるようになりました。

そして織物の仕事は無くなり、一家はアメリカに移住したのです。

息子のアンドリューカーネギーはお金が無く、子どもの頃電信配達の仕事を始めました。

そこで彼は地域の地図を全部頭に入れ、他の配達員の3倍早く配達しました。

同じ会社で同じ仕事をしている他の人よりも

  • より質の高いサービスを
  • より積極的に
  • より大量に

提供した結果社長に気に入られ、大人と同じ給料をもらえるようになったのです。

これを「代償の法則」と言います。

社長に気に入られたカーネギーを見ていた他の社員達は嫉妬し、彼の電信を訳さないという嫌がらせをしました。

するとカーネギーは自ら学び、電信を訳せるようになったのです。

そんな彼に「プラスアルファの魔法」が起こりました。

どんどん成長していくカーネギーを見たペンシルバニア鉄道のスコット所長は感心し、 彼を鉄道会社に引き抜いたのです。

邪魔する人がいても諦めず、より質の高いサービスを 提供する、先払いで代償を払っている人は何倍も利益を得られます。

カーネギーがペンシルバニア鉄道で仕事をするようになったある日、大きな電車事故が起きました。

本来事故を収めることができるのは、スコット局長だけです。

しかしそのスコット局長が不在、そんなときカーネギーは「代償の先払い」をしました。

局長の代わりに若いカーネギーが指示を出し、事故を収めたのです。

カーネギーは局長の権限がないのに出過ぎたことをしたと、翌日辞表を書きました。

しかし局長は辞表を受け取らずこう言いました。

「この世で使い物にならない人間は2通り、ひとつは言われたことができない人間、もうひとつは言われたことしかできない人間だ」

カーネギーは自ら責任を持って問題を収拾していたので、スコット局長に認められたのです。

その後、彼は若くしてペンシルバニア鉄道ピッツバーグ管区で責任者の一人になりました。

  • 相手のために
  • 積極的に
  • 見返りを求めず

プラスアルファで提供していると、必ずそれを見ている人がいます。

スコット局長は次に「鉄の時代」が来るとカーネギーにアドバイスしました。

鉄関連の株を買うことを勧めたのです。

カーネギーは言われた通り株を購入したところ、株の価格は上がっていきました。

彼は局長からの信頼を得て独立し、カーネギースチールを創業します。

もうすでに顧客を持って独立したので会社は順調に成長しました。

彼には、相手のためにプラスアルファで

  • より質の高い
  • より大量に
  • より積極的に

仕事をする癖がついていました。

その信頼をもとに、やがて鉄鋼会社でアメリカのシェア半分を占めるまでになったのです。

彼は鉄鋼で世界最大の資産家となり、15兆円の資産を築きました。

カーネギーは亡くなる前にこう言っています。

「ビジネスで成功したければたったひとつやればいい。それはプラスアルファの魔法。より質の高いサービスを、より大量に、より積極的に提供することだ」

技術革新を利用できる

もし、あなたがビジネスで相手が求めていることを

  • より大量に
  • より積極的に
  • 見返りを求めずに

提供するとしたら何を提供しますか。

今技術革新によりすごくいい時代が来ています。

YouTubeなどで、相手の悩み、問題解決に役立つ情報を積極的に発信できます。

Zoomを使った場合セミナー会場は0 円、有料会員になっても16,000円程度です。

オンラインで1対1だけではなく、何十人、何百人のセミナーが行えます。

この金額でセミナー会場を1年間使いたい放題とであれば安いですよね 。

Zoomを使って、相手が困っている問題を解決する無料セッションをしてあげるといいのではないでしょうか 。

始めに相手が悩んでいることを理解して、それを相手が手に入れられる人の 役に立つ。

そこで信頼関係が生まれるのです。

 

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