世界一わかりやすい潜在意識の授業
出版社: きこ書房
山田浩典
山田浩典さんは、京セラ㈱に20年間在職し、セラミック産業機械部品開発営業を担当。
セラミック包丁、ハサミをはじめ、多くの部品開発に携わります。
京セラの稲盛和夫会長の元で学びながら「思いの力」の研究を重ね独立。潜在意識を活用し、人間の夢や願望をかなえるため方法を広めています。
人は一度出来ないと判断すると成就しない
こんにちは、久家邦彦です。
今日の潜在意識のおすすめ本は「世界一わかりやすい潜在意識の授業」です。
著者の山田さんの潜在意識と出会いはなんと・・・
京セラ・・・?!
そうです!!セラミックの会社です。
京セラというと・・。?
そうです!!稲盛和夫会長です。
入社したばかりの山田さんは、稲盛和夫社長(当時)から
『セラミックで包丁を作る。』
という命題を与えられたました。
山田さんは、「セラミック包丁」を作ることを通して、「思いの力」「潜在意識」の素晴らしさを体験したのです。
稲盛和夫社長(当時)は、なぜ入社したばかりの山田さんに、何で命題を与えたのでしょうか?
それは、セラミックはガラスみたいな素材なので、『包丁なんてできない』という思い込みが社内ではあったそうです。
セラミックのことを知れば知るほど、挑戦しても無駄だと思い、みんな挑戦しなかったそうです。
〜〜 〜〜
人は一度出来ない、無理だと判断すると、その事柄は絶対に成就することはないそうです。出典:世界一わかりやすい潜在意識の授業 12頁
〜〜 〜〜
そのことを、熟知していた稲盛和夫社長(当時)は、セラミックの知識のない山田さんに命題したのですね。
さすが稲盛和夫社長(当時)ですね!!
人間の思考をよく理解していますね!!
繰り返し、繰り返し、強く思え!
山田さんの『セラミック包丁』完成への挑戦が始まりました。
試作品の包丁ができたので、山田さんはお寿司屋さんに『セラミック包丁』持って行き、 職人さんに巻き寿司を切ってもらったら、スッスッって切れてすごく良かったんです。
けれども、職人さんが『セラミック包丁』をいじっていたら、『プチン』って割れちゃったんです。
職人さんにも、「かけらが口に入ったら危ない。」と、当然の指摘をされたのです。
山田浩典さんは、この件を当時の社長に稲盛和夫社長(当時)に報告したわけです。
その時、稲盛和夫社長(当時)長から「君は本当にセラミックで包丁が出来ると思っているか?」と質問されたそうです。
山田さんは、正直セラミックで包丁ができるなんて考えていなかったそうです。(試作品が折れちゃったから、それを報告しただけと)
〜〜 〜〜
すると、稲盛和夫社長(当時)に言われたそうです。
- 「君自身がセラミックで包丁が出来ると思わないと、技術部門も製造部門も動かないし何も始まらない」
- 「包丁が出来た場面を思い描け、繰り返し、繰り返し、強く思え!」
- 「頭に描く映像がカラーになり、映像が動き始めたら実現が近いよ」
出典:世界一わかりやすい潜在意識の授業 14頁
〜〜 〜〜
鮮明に色付きでカラーでイメージできると!!
もちろん最初は、山田さんはイメージすることはできなかったそうです。
「セラミックの包丁が完成し、皆さんが喜んで使用してくれる」というイメージができなかったそうです。
しかし、繰り返し、繰り返しイメージすると、 だんだんイメージができるようになったのです。
そして、セラミックの包丁ができて、お客様が喜んでるところを、鮮明にカラーでイメージできるようになったそうです。
鮮明にカラーでイメージできるようになったら、どうなったと思いますか?
- 「セラミック包丁」は完成したでしょうか?
- 実用品として販売されていると思いますか?
- それとも、できなかったと思いますか?
はい、そのとおりです!!
完成したんです!!販売していますよね。
私も「セラミック包丁」を使ってますが、すっごい便利ですよね。
山田さんは、その時のことを言われてます。
~~
私はその時に人間の持つ『思いの力』というのはすごいなと思いました。同時に、京セラの「潜在意識まで透徹する強い持続した願望を持つ」というフィロソフィーを実感したのです。
出典:世界一わかりやすい潜在意識の授業 15頁
~~
*フィロソフィーとは哲学のことで、稲盛さんの哲学が京セラでは重要視されています。
体感で潜在意識?!
山田さんは、ご自分のことを
「医者でもないし、学者でもないけど、実践のビジネスや実際の体験から得た『潜在意識の使い方』に驚いて、教えるようになったんです」
と、言われています。
セミナーでは、体感で潜在意識を教えてくれるんです!!
体感で潜在意識?!
と、思われた方もたくさんいるかと思います。
繰り返し、繰り返し、同じことを繰り返すと、練習すると、行動のパターン化されて、体が同じ行動してしまうのです。
これは、潜在意識を使って、イメージ化できるようになると同じですね。
山田さんは、『潜在意識』」を体で体感できるのです。
セミナーで体感した方法を、書籍「世界一わかりやすい潜在意識の授業」でも、紹介しています。
- 皆さんの思いは人の心に確実に伝わる。以心伝心という言葉がありますが、体で体感できる。
- 悩んでいいる時に、それを小さく抑えるにはどうしたらいいのか。
- 「ありがとう」「感謝する」ことで、さらに夢の実現が可能。
- 言葉の使い方、つまり「感謝の言葉の力」を体感できる。
山田さんは、京セラから独立して「夢や願望を叶える」「売上を上げる」などの企業研修を、ソニー生命や大和証券などでも行っております。多くの方々が受講し、成果のある方法です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。私も、潜在意識の活用法をしたら、夢や願望が実現しました。
人は夢や願望を実現するために、そして感謝の心を知るために、生きているのですね!!
この本をおすすめする人は、このような人です。
- 潜在意識っていうのは頭だけで学んでおり、実際に体感したい人
- 体の使い方が全部図解でわかりやすいので、自分で実際にやってみたい人
- 言葉が体に現れて、人生を変えていくことを体感したい人
この本をおすすめしない人は、このような人です。
- 言葉の力を信じてない人。
- 潜在意識に興味がない人
時間がもったいないので、読まなくていいと思います。
経営者や会社のリーダー、部門長など、会社とか事業で成功したい人にも、
「世界一わかりやすい潜在意識の授業」はお勧めです。