今回の潜在意識を活用して成功するお勧め本は
「もう、不満は言わない」
著者はウィル・ボウエン、高橋由紀子訳
サンマーク出版です。
著者ウィル・ボウエンは、教会の牧師です。
「不平不満を言わないようになれば、
良いことがたくさん起きるはずだ」
だと考えました。
紫色のブレスレットを配って、人々にこう呼びかけました。
「自分が不平不満を口にしていることに気づいたら、このブレスレットをもう一方の手にはめ換えてください。
そして21日間ブレスレットをはめ換えずにいられた時には、必ず大きな変化が起こるはずです」と。
実際21日間を達成した人々の人生は好転しているそうです。
しかも、今はなんと全世界で600万人の人がこの運動を行っているのです。
「もう、不満を言わない」お勧めの理由
書籍「もう、不満をいわない」をお勧めの理由は、
1つ目は、
「不満」を言ったら左手につけたブレスレットを右手に付け替える、
また「不満」を言ったら、今度は左手に付け替えるのです。
自分がどれだけ「不満」を言っているのか気づくことができます。
21日間「不満」を言わなくなったら卒業という「ゲーム」で楽しめるのです。
2つ目は、
自分だけで楽しむだけではなく、仲間に教えることで、 会社や コミュニティーがすごく良くなるのです。
みんなが楽しめる「ゲーム」になるのです。
3つ目は、
みんなが「不満」を言わない、他人に対して悪口を言わない、
穏やかな世界が広がるからです。
自分が一日、どれぐらい不満を言っているか
数えてみたことがありますか?
能力開発の会社で、3万5000人以上の方のサポートをしており、
50代から「潜在意識の本」を読むようになって、人生がすごく豊かで良く
なっているハネーシャさんからも、この本の感想と実践してみた
結果について、お話を伺いました。
ハネーシャとは、インドのガネーシャ(インドでは現世利益をもたらす神とされ、非常に人気がある「富の神様」として商人などか絶大な信仰を集めている)からなぞらえた愛称です。
自分が一日、どれぐらい不満を言っているか数えてみたこと
がありますか?
「自分はそんなに不満は言っていない」と思っているあなたに、
是非、試してみて欲しいです。
最初、私も「不満」を言わずに、21日間過ごすことは、
簡単だと考えていました。
しかし、著者で牧師のウィル・ボウエンも、
21日間「不満を言わない」から卒業するのに、
8カ月の時間が必要でした。
ウィル・ボウエンが、礼拝で話している時も
ブレスレットをはめ換えているのを、信者が見て
「牧師さん、ブレスレットをはめ換えていましたね」
と、言われたそうです。
そのぐらい、「不満」を言わないことは難しいのです。
そこで、私も21日間「不満を言わないゲーム」を
実践してみました。
本についてくる「紫のブレスレット」は大きいので、
私は髪の毛のゴムを手首につけています。
ゴムではなく、パワーストーンでもいいかと思います。
実際やってみると、なかなか難しいことに気づきました。
こんなに、不満を言っていた自分に驚きました。
「もう、不満を言わない」ゲームが社内で拡散
なんと、会社の中でも、21日間「不満を言わないゲーム」が
広がってきています。
最初は、席の近い同僚と2人で始めたのですが、
私たちの会話を聴いていた新入社員たちも始めました。
徐々に、参加する人が増えてきて、
新入社員が、朝礼で21日間「不満を言わないゲーム」を紹介したら、
社内に一気に拡散しました。
現在、社内はとても良い雰囲気になりました。
私たちは、1日クリアしたら、1レベ。
2日クリアしたら2レベ・・
と言っています。
「今日は何レベ?」と、
笑顔で言い合いながら、楽しく実践しているです。
実は、私もまだ6レベなのですが、
社内でも10レベまで到達した方はまだいません。
それだけ、「不満」を言わないことは、難しいのです。
人間って、こんなに「不満」があるのかと思い、
驚いています。
21日間「不満を言わないゲーム」のルール
21日間「不満を言わないゲーム」のルールは、
「不満」を心の中で思うのはいいのですが、
「不満」を口に出して言ってはダメなのです。
ところが、つい「不満」を声に出して言ってしまうのです。
例えば、
(例1)晴天で気温が上がってきた時に、
「今日は暑いね」
というのは、事実なのでOKなのです。
「今日は暑くて、いやになっちゃうよ」
とういのは、「不満」なのです。
「いやになっちゃうよ」という言葉が「不満」なのです。
(例2)「あの上司は口うるさい」
というのは、「事実」ではなくて「不満」なのです。
「口うるさい」という言葉が「不満」を表しています。
また、建設的な「不満」ってあるかと思います。
「こうしたら、もっと良くなるよね。」などです。
(例3)「本棚が汚れているので、綺麗にしようね」
は、代替え案を提案しているので、「不満」ではありません。
「本棚、汚れているよ、掃除していないでしょう」
というのは、汚くて嫌だなという感情があるので、「不満」なのです。
(例4)子どもが道路に飛び出そうとした時、
「飛び出したら危ないので、飛び出すのはやめようね」
は、代替え案を提案しながら注意しているので、「不満」ではありません。
「危ないでしょう、飛び出してはダメよ、あなたという子はね・・・」
というのは、注意ではなく怒っているので、「不満」になるのです。
つまり、代替え案まで言えば「不満」ではなく、指摘するだけは、「不満」になるのです。
(例5)「今日の上司は機嫌が悪い」
というのは、自分の感情がどう思うかによって、「不満」であるか、否かになるか変わるのです。
「今日の上司は機嫌が悪いわ、嫌だな」
というのは、「嫌だな」というのがマイナス感情なので、「不満」です。
「今日、何か嫌なことがあったのかな」
と言うのは、上司を観察した結果なので、「不満」ではありません。
つまり、マイナス感情があると、「不満」なのです。
現在、私は6レベなので、6日間「不満」を言っていません。
21日間「不満を言わない」未来が楽しみです。
しかし、3日毎に試練がやってくるのです。
どうしても、「不満を言わざるを得ない」状況が、3日毎に訪れるのです。
「不満」を言いたくなる状況に局面するのですが、、、
「不満」を言わずに乗り越えていくことが、段々出来るようになってきました。
「もう、不満を言わない」はマイナス言葉のパターン認識
「不満」を言ったら、もう一方の手に付け替えるという作業は、
久家さんが教えているゴムパッチンとよく似ています。
ゴムパッチンとは、マイナス言葉を認識した時に、
手に付けているゴムをパッチンとしたり、
指をならしたりして合図することをいいます。
自分のマイナス言葉のパターン認識をした時に、
ブレスレットを付け換えるのではなく、
ゴムパッチンをするのです。
もしあなたの周りで、不安や怒り、
自分への自信のなさで、
深く悩み、落ち込み
傷ついている人がいたら、、、
その人を
変えようとするのではなく
まずは
あなたご自身の「マイナス言葉」を認識して
「プラス言葉」に転換する
習慣をつけることです・・・
と、久家さんは「言葉から自分の感情をコントロールする5つのステップ」
で、教えています。
「言葉から自分の感情をコントロールする5つのステップ」
Step1 まず、自分の感情をコントロールしようと思うことである。
Step2 「マイナス言葉」を認識する。
Step3 「マイナス言葉」を認識したら、
手首につけているゴムパッチン(ゴムを弾く)をしたり、
指を鳴らしたりして、
自分のマイナス言葉を認識する。
Step4 「マイナス言葉」を「プラスの言葉」に転換するために、
「ありがとう、ありがとう」という言葉を言うことで、
マイナス感情を浄化させる。
Step5 習慣化するために、100日間継続する。
早い方で21日間で習慣化できます。
しかし、、、カウンセリングのスクールをしていると、
自殺を考えている方など、悩みが深い方もいらっしゃいます。
そこで、悩みの深い方に合わせて、私は100日間継続することを
勧めております。
そして、人に教えることで、「パターン認識」を強化するのです。
ウィル・ボウエンも同じことを言っています。
21日間「不満を言わないゲーム」
Step1 もう「不満」を言わないと、決める。
Step2 「不満」を言ったら、「不満」言葉を認識し、
ブレスレットをもう一方の手に付け替える。
Step3 「不満」を言わないゲームを、他人に教える。
Step4 「不満」を言わずに、21日間ブレスレットを
はめ換えずにいられたら卒業である。
「言葉から自分の感情をコントロールする5つのステップ」や
21日間「不満を言わないゲーム」どちらも、
マイナス言葉の認識し、継続することで
習慣形成することができます。
マイナス感情を変えたければ、
まずは「言葉」を変えることです。
マイナス言葉に気づくことで、
マイナス感情に気づくことができるのです。
そして、他人に教えることで、シェアすることが出来て、学びが深まるのです。
書籍「もう、不満は言わない」をお勧めする方は
書籍「もう、不満は言わない」をお勧めする方
自分を高めたい方、
人生を良くしたいと思っている方、
不平不満を言っている自分を変えたいと思っている方、
自分の家族や会社をもっと良くしたいと思っている方
にお勧めです。とてもわかりやすいです。
私も以前は指をパチパチ鳴らしており、
「ネガティブですね、
また、マイナス言葉を言ったでしょう」
と、良く言われていました。
自分で思っている以上に、マイナス言葉を言っている
自分を認識することができます。
牧師のウィル・ボウエンですら、
8カ月かかったということが、良くわかります。
しかし、継続することで、
徐々にマイナス言葉を言わなくなるのです。
マイナス言葉を認識しないと支配されるのです。
流されてしまうのです。
本質とその影響を理解すれば、
プラスに活用することができるのです。
書籍「もう、不満は言わない」をお勧めしない方
逆に、お勧めしない方とは、
他人の話を素直に聞けない方です。
不平不満をたくさん言っている方は、
私が勧めても見向きもしなかったです。
勧めたとしても、
そう言う人は
「私の言葉はマイナス言葉だからと自覚しているから無理だと・・」
と変えようとしない人です。
そういう方は、今がタイミングではないのです。
「いい本でお勧めだよ」などと、シェアすることはいいことですが、
やるかやらないかは、その人自身で決めることです。
まとめ
自分の言葉で不平不満を言っていることを認識し、
ブレスレットを付け換える行動することでパターンを認識できます。
認識することで、不平不満を言わない世界となるのです。
そして、みんなでゲームとしてやると楽しく実践できます。
コミュニティや学校、会社、教会など、
みんなが豊かで幸せで良くなっていくのです。
ウィル・ボウエン著の「もう、不満は言わない」を
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。