言葉にすることから現実化が始まる?

こんにちは(まる現®)の久家邦彦です。

今日は、売上があがらず降格になった女性の営業が、全国2位の成績をあげた秘訣についてお話しますね。

ケイコ:はい。

◆佐藤さんという方なんだけど彼女は人一倍。真面目に長時間仕事をしていたんだけど、成績が上がらず降格されてしまったんだ。

ケイコ:へぇ~。

◆彼女は、マイナス言葉を言うクセがあったんだ。

ケイコ:どんな言葉ですか?

◆たとえば「この会社はもう先がない。」とか。

ケイコ:なるほど。強烈ですね。

◆うん。そこであるとき、佐藤さんと話をしたんだ。

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   営業の佐藤さんとの会話

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◆「佐藤さんは、いつもよく頑張ってるよね。長時間働いて。」

佐藤さん:「はい・・・。でも、力不足で。」

◆佐藤さんに一つ提案があるんだけど。

佐藤さん:「何ですか?」

◆マイナス言葉を言うのをやめようよ。

佐藤さん:「えっ、私、何かいってます?」

たとえば
√「この会社はもう先がない。」とか。
√「時代に遅れてる」とか、
√「うちの商品は、値段が高すぎる。」とか
√「他の会社と比べて、フォローがない。」とか
そういう言葉だよ。

佐藤さん:「だって事実じゃないですか。事実を言わなければ、改善されないですよね。」

◆もし佐藤さんが、それを事実だと思うなら「代替え案」を考えようよ。

佐藤さん:「・・・」

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ケイコ:本人は、愚痴やマイナス言葉を言っているとは思っていなかったんですね。

◆そうです。確かに、本人からみたら事実だからね。

そもそも「癖(クセ)」って、本人は無意識だよね。

ケイコ:ハイ、無くて七癖といいますからね。自分でも氣づいていないんでしょうね。

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<卓越のレシピ>

言葉にすることから、現実化が始まる!

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◆そうなんだ。
私たちは自分の行動の癖にも氣づかないことがあるくらいだから、無意識でやっている何気ない、言葉のクセとか、感情のクセとか、思考のクセに氣づいている人は殆どいないかもしれないね。

ケイコ:言葉のクセとか、感情のクセとか、思考のクセなんて考えたこともありません。

◆佐藤さんが話ている言葉も、「彼女の心の中では事実。」なんだよね。

ケイコ: 「彼女の中では事実、、、。」って。どういう意味ですか?

◆佐藤さんは、自分の心の中にあるイメージに怒っているんだ。

ケイコ:「心の中のイメージに怒っている」っていうのはどういうことですか?

◆例えば、ケイコさんが電車に乗っているときに、電車が大きく揺れたとするよね。

そのとき、スマホを見ていた隣りの男が、ケイコさんの足を踏んだとします。

そのときケイコさんどう思う?

ケイコ:「痛いなあ。よそ見してないで、ちゃんとつり革につかまろうよ!」と思います。

◆そうだよね。じゃあ、そのとき「ふっ」と、その男の顏をみたら、相手がトムクルーズだったら腹が立ちますか?

ケイコ:トムクルーズだったら、嬉しいです。(笑)

◆それって、変じゃない?(笑)

ケイコ:「・・・」

◆普通は、電車で足を踏まれたことに、怒るんじゃないの?

ケイコ:そうですけど、、、トムクルーズを生でみた瞬間。足を踏まれたことを忘れます。

◆(笑)

ケイコ:だって、世界的な有名人の、あのトムクルーズに会えるなんてラッキーじゃないですか?

◆そうだよね。
それは、ケイコさんの心の中に、どこかで「トムクルーズは世界的な有名人で、めったに会えない人だ。」という観念。
つまり思い込みがあるからだよね。

だから、「こんなところで会えるなんて!ラッキー」と感じて腹がたたないんだよ。

ケイコ:なるほど。

◆セミナーでこの質問をすると、だいたい受講者の80%以上が「足を踏んだのがトムクルーズだったら腹が立たない」と答えるんだ。

ケイコ:やっぱり、そうなんですか~!!

◆でも、これは、不思議な話だよね。
なぜなら本来は「足を踏まれたこと」に、腹を立てるはずなのに、なぜ、トムクルーズだったら腹が立たないのだろう?

ケイコ:「うん・・・。」

◆それは、その人の「観方(みかた)」が、一瞬でその人の「あり方」を変えるからなんだ。

ケイコ:「観方」が「あり方」を変える?

◆そうだよ。
つまり彼女が、怒っているのは、現実じゃないんだ!

ケイコ:えっ?じゃあ、何に、怒ってるんですか?

◆自分の心の中にある、イメージだよ。

ケイコ:心の中にある、イメージ?

◆この話については、ちょうどこの前、「卓越のレシピ」の読者の方からご質問をいただいたんだ。

ケイコ:質問ですか?

◆そうだよ。その質問は、こんな内容だったんだ。

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<ご質問>

「私たちが怖れているものは、現実ではない。私たちが怖れているものは、心の中にあるイメージです。」

というところを、もう少しわかりやすく説明してください。

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ケイコ:「私も聴きたいです。」

◆じつは「私たちが、怖れているもの」や、
「私たちが、怒っているもの」は、「現実ではなく、心の中のイメージ」なんだよ。

ケイコ:「・・・」

◆なぜなら、電車で足を踏まれたときに「トムクルーズはスゴイ人だ!」と思っている人は、「腹が立たない」けど、、、。

反対に、もし「トムクルーズはスゴイ人だ!」と知らなかったり、そう思ってなかったらどうだろう?

ケイコ:「やっぱり。痛いなあ。もう!」と思います。

◆そうだよね。

つまり「私たちが、怒っているものは、現実ではなく、心の中のイメージに対して怒りを感じているんだ。」

ケイコ:なるほど。

◆営業の佐藤さんの話に戻るけど、じつは、、、。
彼女が観ているものは、彼女の心のなかの事実なのであって、それが他の人の現実と同じではないんだ!

ケイコ:そういうことなんですね。

たとえば
√「この会社はもう先がない。」とかいうのは彼女の経験や記憶から考えると、彼女の心の中では事実なんだ。
でもそれが、他の人の現実と同じではないんだよね。

ケイコ:そうですよね。

◆だから佐藤さんは、「事実を言って、何が悪いの!」と思っているんだよ。

ケイコ:なるほど。

◆問題は、ここからなんだ?

ケイコ:問題ですか?

◆そうだよ。なぜなら、

√「この会社はもう先がない。」といって、そこで思考を停止してしまったら、改善することが難しくなるよね。

ケイコ:そうですね。

◆代替え案や改善案がない否定は、ただの、批判や愚痴や悪口と変わらない。

そこで思考を停止しないで、思考を伸ばすことが大切なんだ!

ケイコ:なるほど。「代替え案を考えようよ。」というのはそのことだったのですね。

◆そうです。自分もそうだったからよくわかるけど、私たちの多くが問題にぶつかったときに、無意識に思考を停止してしまうんだ。

ケイコ:思考を停止する、、、。

◆そう。そしてだんだん考えなくなっている自分に氣がつかなくなってしまうんだね。

その結果、自分自身がマイナス氣分で、マイナスの現実を引き寄せ、マイナスの現実を生きていることに氣づかなくなるんだ。

◆これは本人が、「なんか変だ。」と氣づかない限り、ずっと変わらないんだ。

ケイコ:ずっと変わらない?

◆そう。ずっと。

当時の佐藤さんはマイナス言葉をいいつづけていて、売上もあがらず、厳しい生活をしていたんだ。

ケイコ:それで今はどうなったんですか?

◆今は変わったよ。

ケイコ:変わったんですか?

◆そうだよ。
佐藤さんは、今はマイナス言葉を言わなくなりました。

マイナス言葉をプラスに転換する習慣から始めて、行動を変えたことで、全国で2位の売上を上げるようになりました。

ケイコ:そうなんですか?

◆そうです。
マイナス言葉を、プラスに転換する習慣を身につけたことで

√「ついてる」とか

√「なぜか、これがすべてうまくいきました。あり
がとう」とか

√「どうしたら、より良く改善できるか?」とか

√「これをクリアしたら、どんないいことがあるのか?」とか

自然に考えられるようになったからね。

ケイコ:佐藤さんは、何で変わったのですか?

◆気づいたのだと思います。
自分のマイナスの習慣に。

ケイコ:どうやったらマイナスの習慣に氣づけるのですか?

◆一番いいのは、理想のロールモデルから学ぶことです。
できればその分野で優れた実績を継続しているロールモデルに逢いにいくことがおすすめですね。

ケイコ:直接、逢いにいくのですか?

◆そうです。
始めは、本屋さんやAmazonで、自分が学びたい分野の書籍を購入して読むことから始めればいいと思います。

ケイコ:やっぱり「本」からなのですね。

◆そうです。
「本」は手軽に持ち歩けるし、質の高い「ビジネス書」になると、他の人が自分の変わりに、すでに人生で経験してきた具体的な「成功体験」や「失敗体験」を学べるからです。

著者が
・「なぜ、それをしたのか?」

・「何を、したのか?」

・「どのようにしたのか?」

・「いつ頃、それをやったのか?」

・「どのくらいの期間経験しているのか?」

・「どれくらいの深さで経験しているのか?」

・「すぐにやったことは何か?」

・「その結果は、どうなったのか?」

・「再現性はあるのか?」
など、そこにある智慧を学べます。

ケイコ:まずは人の経験から学ぶことは効率的なんですね。

◆そうです。
その智慧を実践して、自分に落とし込み、成果をあげることを考えれば、殆どの「本」が1512円以下で買えると思えば、すごく価値が高い投資だよね。

ケイコ:なるほど。

◆それから、読んだ「本」の中で「これは!」という著者がいたら、直接、逢いにいくのがおすすめです。

ケイコ:そうなんですね。

◆そうです。
なぜなら、理想のロールモデルと一緒にいると、自然に

・「普段、自分が使っている言葉」と、

・「ロールモデルが使う言葉」の「ズレ」を感じるようになるからです。

ケイコ:なるほど。それで自分のマイナスの習慣に気づくのですね。

◆そうです。
「言葉の習慣」は本当にプラスの人といると、マイナス言葉が自然に認識できるようになるのです。

ケイコ:自然に、言葉のズレに氣づくのですね。

◆そうです。ロールモデルに直接、お会いすることで、その人の無意識にある、感覚知(暗黙知)やエネルギーが伝わるのです。

ケイコ:「・・・。」

◆それから、教えて下さる方に対する礼儀を守ることも大切ですね。

ケイコ:はいもちろんです。
大切なのは習慣なんですね。

◆そうです。

ケイコ:「プラスの言葉を言うとこと」って、みんな案外、簡単に言えるじゃないですか。

だって「ついてる。」とか、「ありがとう。」とかアファメーションとかいう言葉を繰り返し言う人がいますよね。

◆そうだね。

ケイコ:でも「マイナスの言葉を言わない方がいいよ」といわれると、こっちの方が難しいですよね。

◆はい。そのとおりです。そこがすごく重要なことなんだ。

その秘訣はこちらをチエックしてみてくださいね。

⇒ https://marugen.tokyo/seminar

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<卓越のレシピ>

■ 私たちが、怒っているものは、現実ではなく、心の中のイメージに対して怒りを感じている!

■ マイナスの習慣を変えるには、理想のロールモデルから学ぶこと!

「本」を読み、その分野で優れた実績を継続しているロールモデルに逢いにいくことがおすすめです。

■マイナス言葉を認識して、プラスに転換する!

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追伸:昨日は、日本一の個人投資家といわれる竹田和平さんと、智徳志士の会でお会いして参りました。

和平さんが、「なぜ、インターネットで智徳問答をやられているのか?」深い氣づきをいただきました。

√ これから日本に、どういう時代がくるのか?

√ 今、日本に住む私たちにとって、何が大切なのか?

√ 投資や経営で、5年で5倍の利益をあげるポイントについて!

伺ってまいりました。

◆『備えたものが勝ちます』

『思いを言葉にするから、現実化し始めるのです!』

和平さんは、子供の頃、日本国の財政破綻を経験されているそうですが、そのときの

√「現金だめです。」

√「現金だめです。」

√「現金だめです。」

という言葉は、耳にタコができているそうです。

社会が大きく変わると、その時代を生きている人たちの生活も大きく変わります!

◆『未来は私たちが、今、どう生きるかで決めることができます!!』

これから迎える新しい時代が、『より真心や感謝で溢れる時代』になりますように今から築いて参りましょう!

◆いい選択が未来を変える!
豊かな未来を現実化する!!
日本現実化戦略研究所(まる現®)
    久家 邦彦

     
  

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