松下電器はものをつくる前に人をつくる会社である!

書籍『ほんとうは失敗つづきだった経営の神様 松下幸之助』
中島孝著を読みました!

内容を引用してご紹介させていただきます。

※お薦め書籍
『ほんとうは失敗つづきだった経営の神様 松下幸之助』より
ほんとうは失敗続きだった「経営の神様」/メトロポリタンプレス

¥1,785

■豊かさを創る質問■

・あなたは、従業員を厳しく教育していますか?

・あなたは、社会からお預かりしたヒトをきちんと教え導き、正しい仕事の価値観と一人前以上のスキルを指導して社会に還元していますか?

・あなたの事業は人をつくっていますか?
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<卓越のレシピ>

松下電器はものをつくる前に人をつくる会社である!

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◆会社は社会の公器である。

人、モノ、カネを社会から預かって経営しているから、松下幸之助はいつも社会を相手に仕事をしようと心がけてきた。

お客様はいつも社会であり、取引先はいつも社会そのものだった。

1人が豊かになっても、社会が豊かにならなければ所詮砂上の楼閣にすぎず簡単に崩壊してしまうほど危ういことも
幸之助はよく理解していた。

◆世間は正しい。絶対に正しい。

もし間違っているなら、それは間違っているということ自体が正しい、と幸之助はよく指摘していた。

「お客様をお育て申し上げる」という、聞き方によっては少し生意気な言葉もそこから出てきたのだろう。

社会は集合知であり絶対値でもあるが、社会を構成する1人1人のお客様は時に間違うことがある。

◆だから、製品や技術、あるいは販売のプロフェッショナルとして正しい情報を提供しなければならないというわけだ。

さらに言えば、広く人材を社会から求めているからこそ、従業員教育も本気で取り組まなければならない。

幸之助自身、従業員教育ではご機嫌取り政策は決して人のためにはならない、と徹底している。

◆なぜ従業員を厳しく教育するのか?

一人前でなければ得意先お客様が困るばかりか、当の本人が困るからだ。

リストラの憂き目にあって困るのは本人ではないか。良薬口に苦し。

上に立つものは耳が痛いこともあえて言わなければならない。

当の従業員が指導に手抜きをしてもらいたい、と願ってもそうは問屋が卸さない。

◆形の上では、会社が労賃と引き換えにとっているように見えるけれども、それは仮の姿に過ぎない。

実証は社会からヒトを預かっているのだ。

きちんと教え導き、正しい仕事の価値観と一人前以上のスキルを指導して社会に還元しなければならない。

産業人としての使命の1つはここにある。

優先して耳を傾けるべきは、「もっとハードルを下げて欲しい」「もっと甘くしてほしい」「もっと機嫌をとってほしい」という従業員の潜在的な要望ではなく社会の要望なのである。

そうでなければ、企業は社会の公器とはいえないではないか。

◆今、中国では不思議な現象が起きている。

欧米企業のそれに比べて、日本企業に勤務する中国人の賃金は2割も安いにもかかわらず、中国人は日本企業に勤めたがるのである。

何故か?  理由は簡単。

日本企業(工場勤務)に入ると、きちんと仕事を教えてくれるからだ。

製造訓練はもちろん、挨拶や整理整頓といった『躾』を叩き込んでくれるからだ。

こうして日本企業で働いたというキャリアを、欧米企業は高く評価して雇いたがる。

なぜなら教育訓練コストが省けるからである。

◆現場レベルの中国人はまず日本企業になんとしても潜り込んで懸命に仕事をしてキャリアを積もうとする。

それから2割高い給料のもらえる欧米企業の工場従業員として転職するというのが現場レベルの『チャイナ・ドリーム』となっている。

中国人から見れば、松下幸之助やパナソニックだけでなく、多くの日本企業が『社会の公器』として展開していることがわかる。

◆松下幸之助は、パナソニックの前身である松下電器について

『松下電器はものをつくる前に人をつくる会社である』ということを語っていました。

※以下,松下幸之助DVD『人づくりを語る』の一部分より

『私は、ずっと以前でございましたが、もう30数年前でございます。ふとしたことから、年若き社員に、お得意先に行ったらこういうことを言えと。

『松下電器は何をつくるところか』と尋ねられたならば、『松下電器は人をつくるところでございます、あわせて商品もつくっております、電気器具もつくっております』

こういうことを申せ!

ということを言うたことがございます。

◆韓国サムスンの会長も、松下幸之助を徹底的に研究し、幹部に松下幸之助の書籍を読ませていたというお話を聞いたことがあります。

企業は人なりということなのですね。

※お薦め書籍
『ほんとうは失敗つづきだった経営の神様 松下幸之助』より
ほんとうは失敗続きだった「経営の神様」/メトロポリタンプレス

¥1,785

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<魔法のレシピ>

■ なぜ従業員を厳しく教育するのか?

一人前でなければ得意先,お客様が困るばかりか、当の本人が困るからだ。

リストラの憂き目にあって困るのは本人ではないか。良薬口に苦し。

■ 形の上では、会社が労賃と引き換えにとっているように見えるけれども、それは仮の姿に過ぎない。

実証は社会からヒトを預かっているのだ。

きちんと教え導き、正しい仕事の価値観と一人前以上のスキルを指導して社会に還元しなければならない。

産業人としての使命の1つはここにある。

■ 世間は正しい。絶対に正しい。

もし間違っているなら、それは間違っているということ自体が正しい、と幸之助はよく指摘していた
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<さくらのB級グルメ>★★★★★ ★★

$さくらの「ウェルシーシェフ」

リンガーハットで『長崎ちゃんぽん』590円と『餃子』250円をいただきました。

$さくらの「ウェルシーシェフ」

『長崎ちゃんぽん』のたっぷり野菜は嬉しいですね。

$さくらの「ウェルシーシェフ」

餃子は柚子胡椒でおいしくいただきました。

$さくらの「ウェルシーシェフ」

ご馳走さまでした。

$さくらの「ウェルシーシェフ」

『リンガーハット』の社名は
長崎で幕末から明治初期の頃に活躍したイギリス人実業家のフレデリック・リンガー(1840年-1908年)の氏名から取っており、それに明るく・響きのいい小さな家(HUT)を絡ませて「リンガーハット」としたそうです。

素敵な社名ですね。

$さくらの「ウェルシーシェフ」

※『リンガーはっと』はこちら!
https://www.ringerhut.jp/

ありがとうございます。

     
  

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