書籍『稲森和夫の実学』 を読みました。
京セラ、KDDIの創業者でJALの取締役名誉会長である稲森和夫会長が、自ら学び、作り上げた『会計学の原則』が経営者やビジネスマンにとても役に立つものなので、本文より引用しご紹介させていただきます。
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稲盛和夫の実学―経営と会計/日本経済新聞社
¥550
■豊かさを創る質問■
・ あなたは、会計データーから、今、会社がどこに向かって、どのような速度で、どのような状態で、どこにいるのかを理解して操縦していますか?
・あなたは、あなたの会社が健全に成長していくために、経営の状態を一目瞭然に示し、かつ経営者の意思を徹底できる会計システムを構築していますか?
・あなたは経営者として、会計を十分によく理解し、決算書を経営の状況、問題点が浮き彫りとなるものにしていますか?
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<卓越のレシピ>
会計がわからなければ真の経営者にはなれない!
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◆ われわれを取り巻く世界は、一見複雑に見えるが、本来原理原則に基づいた「シンプル」なものが投影されて複雑に写し出されているものでしかない。
これは企業経営でも同じである。
会計の分野では、複雑そうに見える会社経営の実態を数字によって、きわめて単純に表現することによって、その本当の姿を映し出そうとしている。
◆もし、経営を飛行機の操縦に例えるならば、会計データは経営のコックピットにある計器盤に現れる数字に相当する。
計器は経営者たる機長に、刻々と変わる機体の高度、速度、姿勢、方向を正確かつ即時に示すことができなくてはならない。
そのような計器盤がなければ、今どこを飛んでいるのかわからないわけだから、まともな操縦などできるはずがない。
◆だから、会計というものは、経営の結果を後から追いかけるためだけのものであってはならない。
いかに正確な決算処理がなされたとしても、遅すぎては何の手も打てなくなる。
会計データは、現在の経営状況をシンプルにまたリアルタイムで伝えるものでなければ経営者にとっては何の意味もないのである。
◆ その証拠に急速に発展している中小企業が、突然、経営破綻を起こすことがある。
会社の実態を即座に明確に伝える会計システムが整備されておらず、ドンブリ勘定となっているため経営判断を誤り、最終的に資金繰りに行き詰まってしまうのである。
中小企業が健全に成長していくためには、経営の状態を一目瞭然に示し、かつ経営者の意思を徹底できる会計システムを構築しなくてはならない。
◆京セラが急速な事業展開ができたのは、そのような会計システムを、早いうちから整備し、それによって経営を進めることができたからである。
そのためには、経営者自身がまず会計というものよく理解しなければならない。
計器盤に表示される数字の意味するところを手に取るように理解できるようにならなければ、本当の経営者とは言えない。
経理が準備する決算書を見て、たとえば「伸び悩む収益のうめき声」や、「痩せた自己資本が鳴いている声」を聞き取れる経営者にならなければならないのである。
◆京セラでは、まだ会社が小さかったころから、月次決算資料が部門別に出るようにしていた。
私は会社にいるときも、出張に出かける時も、細かい部門別になっているその資料にすぐに目を通すようにしていた。
その部門の売り上げ、経費の内容を見ていくと、 ひとつの物語のようにその部門の実態がわかってくる。
その部門の責任者の顔を思い浮かべながら、「こんなに無駄な費用を使っている」「材料代が売り上げに占める割合が大きすぎる」と経営上の問題がひとりでに浮かび上がってくる。
◆ このように注意深く月次決算書を見ていると、工場へ行き、問題のある現場を通りかかった時に、「ここは先月こうだったな」と思い起こし、どこが問題なのかを、即座に指摘することができる。
その現場の責任者が注意をした通りに対策を打っていると、翌月の月次決算にすぐ現れる。
こうして会社全体の実績が良くなっていくのである。
◆常識的には、月次計算書等の決算資料は、経理が一般的な形で作るものかもしれない。
しかしそれでは本当に経営者の役に立つ物にはならない。
経営者がまさに自分で会社を経営しようとするなら、そのために必要な会計資料を経営に役立つようなものにしなければならない。
それができるようになるためにも、経営者自身が会計を十分よく理解し、決算書を経営の状況、問題点が浮き彫りとなるものにしなければならない。
経営者が会計を十分理解し、日頃から経理を指導するくらい努力して初めて、経営者は真の経営を行うことができるのである。
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稲盛和夫の経営塾―Q&A高収益企業のつくり方 (日経ビジネス人文庫 (い1-2))/日本経済新聞出版社
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※ 稲森和夫経営 12か条はこちら!
https://www.kyocera.co.jp/inamori/management/twelve.html
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<魔法のレシピ>
■ 経営を飛行機の操縦に例えるならば、会計データは経営のコックピットにある計器盤に現れる数字に相当する。
計器は経営者たる機長に、刻々と変わる機体の高度、速度、姿勢、方向を正確かつ即時に示すことができなくてはならない。
そのような計器盤がなければ、今どこを飛んでいるのかわからないわけだから、まともな操縦などできるはずがない。
■ 会計データは現在の経営状態をシンプルにまたリアルタイムで伝えるものでなければ、経営者にとっては何の意味もないのである。
中小企業が健全に成長していくためには、経営の状態を一目瞭然に示し、かつ経営者の意思を徹底できる会計システムを構築しなくてはならない。
■ 経営者がまさに自分で会社を経営しようとするなら、そのために必要な会計資料を経営に役立つようなものにしなければならない。
それができるようになるためにも、経営者自身が会計を十分よく理解し、決算書を経営の状況、問題点が浮き彫りとなるものにしなければならない。
経営者が会計を十分理解し、日頃から経理を指導するくらい努力して初めて、経営者は真の経営を行うことができるのである
あなたの会社の会計データは、現在の経営状態をシンプルにまたリアルタイムで伝えるものになっていますか?
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<さくらのB級グルメ>★★★★★ ★★★
今日は、軍鶏系地鶏だしで鍋をしました。
お酒は、焼酎のお湯割りに梅干しをいれます。
身体がぽかぽか温まります。
前菜は、熟れたメロンをいただいたあとに大好きなアボガドをワサビ醤油でいただきます。
これが、梅干しのお湯割によくあいます。
いつもいく八百屋さんはアボガドを4個100円でわけてくれました。
美味しいグレープフーツも8個で200円!
商売になるのかな?
さらに商店街のいきつけのお肉屋さんで、地鶏のもも肉200gを300円で仕入れてきました。
鍋のだしには、ヤマキの“軍鶏系地鶏(阿波尾鶏)だしを使いました。
コクのある軍鶏系地鶏だしを活かし、高知産生姜をかくし味に加え、すっきりとした塩味の鍋つゆに仕上げています。
そこに鶏肉、白菜、ネギ、ぶなしめじをいれて鍋にします。
以前は、自分で出汁をいれて鍋にしていましたが、美味しい鍋のだしが市販されるようになり、嬉しい時代になりましたね。
鍋の出汁は薄めで、その人の好みで、おろしニンニクやおろしショウガ、柚子胡椒を入れていただけるのもありがたいですね
✿ヾ╲(。◕‿◕。)╱✿・゚
締めは、スープの味がしっかり楽しめる「太麺の縮れ麺ラーメン」を入れて、大満足のお鍋でした。
冬の鍋は、話がはずみますね。
ご馳走さまでした。
※『ヤマキの“軍鶏系地鶏(阿波尾鶏)だし』
◆会社名=ヤマキ
◆商品特徴=調味料。コクのある“軍鶏系地鶏(阿波尾鶏)だし”をベースに、濃厚な豚骨だしを合わせたうまみの強いスープ。
隠し味にショウガの風味を加え、すっきりとした味わい。
ストレートタイプ(3~4人前)。
◆発売日・仕様=9月3日、全国。700g・315円。
※「ヤマキの鍋つゆ」はこちら!
https://www.yamaki.co.jp/catalog/tsuyu/#nabe
ありがとうございます。