90分だからこそ全力を尽くさなければいけない! カンブリア宮殿 岡田武史監督より

勝負哲学/岡田武史 羽生善治

¥1,575

カンブリア宮殿でワールドカップ日本代表で歴史に残る16強のチームを創り上げた岡田武史監督の特集を見ました。

 

■魔法の質問■

・あなたは、期限を意識していますか?

・あなたは、「くそう!」という魂を発揮していますか?

・あなたは、肝心なときに立ち向かっていますか?

_______________________________

<魔法のレシピ>

90分だからこそ全力を尽くさなければいけない

_______________________________

詩集 北国/井上 靖

¥2,548

◆岡田監督がワールドカップの試合前、選手に井上靖の詩集「北国」よりこの『詩』を紹介したそうです。

人生、地熱から算定して地球の歴史は二千万年から四千万年父は生まれて四十年、そしておまへは十三年にみたぬと。

私は突如語るべき言葉を喪失して口を噤んだ。

人生への愛情がかつてない純粋無比の清冽さで襲って来たからだ。

 

◆「90分のたかがサッカー」だと!

でも90分だからこそ全力を尽くさなければいけない。

自分は自分以上でも、自分以下でもない。

今の自分に出来ること以上はできない。

今の自分のすべてを出す以外、やれることはない。

自分は自分だし、自分以上でも自分以下でもない。

ありのままの自分をしっかり受け止めていたい。

『くそう!」という、そういう魂

 

◆「なぜ2度目のサッカー日本代表の監督を受けたのですか?」と聞かれ答えました。

98年ワールドカップの時は大変だった。

有名になるとは思ってなかったので電話帳に載せてたんですよ。

そしたら脅迫状や脅迫電話が止まらなかったですし、変な人がくるので、パトカーが24時間家の前で守っていたこともあるぐらいだったんでね。

本当はね、理屈ではのんびり暮らしていたいんだけど。

家族もかなり大変だったですね。

 

◆だから、家族もまさか(サッカー日本代表の監督を)もう一度引き受けることはない!と思っていたみたいで。

「やる」と言ったら

「本当にやるの?」と言うから

「やらせてほしい」っていった。

「自信あるの?」と聞かれて

「全然ない」と・・・。

「じゃあなんでやるの!」って怒られましたけどね。

 

◆なんか知らないけど、「くそう!」というそういう魂。

「お前、これに立ち向かわないのか!」と。

ボクの人生はよく「ジェットコースターみたいだ」と言われる。

97年の時は「ジョホールバルで負けたら日本に住めないかな・・・。」と思っていましたから。

「走れるようになっても走らなきゃ意味がないんですよ。」

「体幹トレーニングしていても体を当てなきゃ意味がない。」

「やれる限りのことをやった上で、勝負はやっぱり神様が決めるんだよね。また神様の話になっちゃった(笑)。」

『自分にとってそこで精一杯生きてきたかどうか?』そういう意味で後悔はしていない。

 

村上龍さん:  「今度はいつ代表監督に?」(笑)

岡田武史監督:「もうない!と思いますね。」(笑)

 

◆心理学で『死刑囚』と『無期懲役』の囚人の差を聞いたことがあります。

『死刑囚』も『無期懲役』も重い罪を犯したことは変わりませんが。

死刑を宣告された『死刑囚』は、その後の毎日を大切にして、卓越した芸術や作品を残したり、深い思索をする方が多い。

逆に『無期懲役』を宣告された囚人は、その後の毎日をだらだら生きて何も残さないことが多い。

アップルコンピューターの創業者で、数々の偉大な製品を生み出した天才イノベーターといわれる、故Sジョブス氏は、毎朝、自分にひとつの質問をしていました。

「もし今日が最後の日だとしたら、今日の予定を本当にするだろうか?」

『偉大なものは期限があるからこそ生み出される』という原理原則が作用しているのかもしれませんね!

そして私たち人間の魂がより深く成長して進歩向上するのも、もしかしたら『死』という最終期限があるからなのかもしれませんね。

■お薦めの書籍 『岡田ジャパン ブレない「組織脳」』はこちら

平常心是道 ~W杯16強に導いた岡田前監督を支えた言葉~ (マイコミ新書)/著者不明

¥819

_______________________________

<魔法のレシピ>

■ 肝心なときに『くそう!」という魂を発揮しよう!

■ 今、ここを精一杯生きよう!

■ 期限が天才を生み出す

_______________________________

<さくらのB級グルメ> ★★★★

名古屋から知多半田にあるどさんこ家庭料理のお店「天盛」にいってきました。

 

温かい大将が修行した、北海道の料理がメインですが料理のお味はどれも素晴らしく、まずは新鮮な「お刺身の盛り合わせ」を堪能させていただきました。

 

その後、すっきりとした地酒がどんどんすすむ「イカごろ味噌焼き!」や「めふんの醤油漬け」をいただきました。

「めふん」とは鮭の血合の塩辛だそうです。

そしてなんといっても『大将特性の卵焼き』は感動でした。

とび子とご飯が入っていて!

こんなに美味しい卵焼きを食べたのは始めてです。d(⌒o⌒)b♪

 

大将の人柄がよく、居心地がよいので、初めていったのですがカウンターに座っておもわずまったりとしたとても素敵な時間を過ごさせていただきました。

 

知多半田にあるお店まで、名古屋から50分くらいかかりますがいい感じの隠れ家的なお店で、温かい人柄の大将がつくる素材にこだわったおいしいお料理が食べたい!という方におすすめです。

 

■知多半田にある どさんこ家庭料理のお店「天盛」はこちら
https://loco.yahoo.co.jp/place/g-vdCzeMjXkoU/

最高のご馳走と素敵なひとときを有難うございます。

     
  

SNSでもご購読できます。