「利他の心」をもとう 『運を掴む習慣 プレジデント』より

PRESIDENT (プレジデント) 2011年 8/15号 [雑誌]/著者不明

¥690

雑誌プレデントの『運を掴む習慣』にある『7つの習慣』の創始者のSコビー博士と、JALをV字回復させた稲森和夫会長の対談を読みました。

稲森和夫会長は2011年3月期の連結決算で、JALの更正計画を大きく上回る1884億円の営業利益を計上しました。

稲森会長は『その秘訣は「経営ノウハウの実践」とはもっともかけ離れたところにあった。』といいます。

スティーブン・R・コヴィー博士はいいます。

『稲森会長のフィロソフィの一つである『利他の心』をJALの皆さんはすぐに受け入れてくれましたか?

実は、そう簡単なことではなかったと思うのですが。』

$さくらの「ウェルシーシェフ」

■豊かさを創る質問■

・あなたには「相手を幸せにしたい!」という強い思いがありますか?

・あなたは、率直さやオープンさをもって目的や意義、目標を浸透させていますか?

・あなたは、どのように「利他の心」を実践しますか?

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<魔法のレシピ>

「利他の心」をもとう

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$さくらの「ウェルシーシェフ」

◆稲森会長はいいます。

確かに『利他の心』といっても最初から通用するとは考えていませんでした。

JALの社員は学歴が高く、プライドも非常に高い。

経営というものはテクニックと戦略でやるものだと思い込んでいました。

だから、単純に『利他の心』精神的なものを押し付けようとしてもとても素直な心で受け入れてくれるとは思っていませんでした。

$さくらの「ウェルシーシェフ」

◆ではどうしすれば、彼らがそれを受け入れてくれるようになるか?

稲森会長が考えたのは『JALは潰れたんですよ』ということをまず理解させることでした。

『本来なら皆さんは職を失なって路頭に迷はなければならない立場なのでスよ』とわからせることです。

JALは会社更生法の適用を申請し倒産したのですが、管財人の方々の『国民に迷惑をかけてはいけない!』というご配慮から飛行機を飛ばし続けることができました。

そのために驚いたことに幹部社員にも倒産したんだ!という意識は薄く危機感を感じられません。

 

◆きつい言い方になりましたが、稲森会長は

『皆さんは何を考えているんですか、皆さんの先輩も含めて、皆さんがこの会社を食い物にして潰したんですよ。本当は皆さんは職探しをしなくちゃならない。4万人からおる従業員が皆、路頭に迷わなければならない。わかっているんですか?なんとしてもそこから考え直さなければならないんですよ。』

と訴えました。

$さくらの「ウェルシーシェフ」

◆これが、まだ倒産していないところへ稲森会長がいって、頭がいいインテリばかりがいるJALの人たちに、何をいっても全然ダメだったでしょうね。

JALは潰れたという現実を目の当たりにつきつけ崖っぷちに老い込められた心理状態にして、フィロソィという
話をしたもんだから、みなさん受け入れてくれたのだと思います。

基本的にJALの人たちは賢いので、一度了解してくれたら後は上手くいきました。

◆Sコビー博士はいいます。

JALの従業員の方々に一緒に参加してもらって再建に取り組むときに大切なのは、稲森さんが見せたとうな率直さです。

皆さんを巻き込んで力を結集させるには、現在の状況を正直に従業員の方にわかってもらうことが必要でしょう。

そのためには率直さだったり、オープンさだったりという姿勢が鍵となります。

稲森会長にその姿勢があったからこそ、みなさんが耳を傾けてくださったのだと思います。

稲森会長の正直な心は本当に素晴らしい尊敬します。
$さくらの「ウェルシーシェフ」

◆稲森会長はいいます。

JALの経営を担うようになって、その目的や意義、そして目標を社員の皆さんに伝えることはそう難しいことではありませんでした。

なぜなら「再建させる」という『目的』は、はっきりしていましたし

「なぜ再建しなければならないのか?」ということについては

稲森さんが会長に就任したときから

『JALに勤めている全従業員の幸せを達成するためにはどうしても再建が必要』

と話していたからです。

 

◆これを、ただ単に経営のエゴや名誉のために、これをやりなさい!といったって社員は共鳴してくれません。

「皆さんを幸せにするために、この目的が要り、この目標が要るんです。」そう、それだけで十分つうじました。

これがテクニックだけを使おうとすると上手くいきません。

ベースに社員に対する思いやりがないからです。

つまり「利他の心」があれば、強制しなくても、みんなが「わかりました」となり同じ目標に向かえるはずです。

PRESIDENT (プレジデント) 2011年 8/15号 [雑誌]/著者不明

¥690

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<魔法のレシピ>

■ 力を結集させるには、現在の状況を正直にわかってもらうことが必要である

■ そのためには率直さだったり、オープンさだったりという姿勢が鍵となる

■ 目的や意義、目標を浸透させよう!

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<さくらのB級グルメ>★★★★

日高屋で『油そば』をいただきました。o(*^▽^*)o~♪
$さくらの「ウェルシーシェフ」

『油そば(あぶらそば)』とは、スープのないラーメンの一種で調味料を和えるラーメンで、どんぶりの底にわずかに入った濃いタレに酢などの調味料を好みでかけ、茹で上げた麺全体に絡めて食べます。

$さくらの「ウェルシーシェフ」

具はメンマ、チャーシューなどで、店によっては『油そば』ではなく「もんじゃそば」、「まぜそば」、「手抜きそば」、「あぶらーめん」などともいうそうです。

■日高屋はこちらv(*’-^*)-☆ ok!!
https://tabelog.com/grouplst/G00006/tokyo/l

有難うございます。

     
  

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