歴史を理解することは、未来を創造する理由になる 『007 カジノロワイヤルより』

007 カジノ・ロワイヤル [Blu-ray]/エヴァ・グリーン,ジュディ・デンチ,ダニエル・クレイグ

¥2,500

DVDで『007 カジノロワイヤル』を観ました。

ジェームズ・ボンドには、任務遂行中は自分の一存で容疑者を殺めても不問にされる殺人許可証「殺しのライセンス」が与えられています。

 

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<魔法のレシピ>

歴史を理解することは、未来を創造する理由になる

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ここからは『007 カジノロワイヤル』のあらすじになります。

 

◆英国の諜報機関MI6の、ジェームスボンドは、裏切り者の始末など手柄をたてて007となった。

007が、ある敵を生け捕りするためにマダガスカルに飛ぶが、敵が治外法権の大使館に逃げ込んでしまう。

そこでボンドは大使館のなかに潜り込み敵を捕まえ、敵を殺してその資料をもって逃げた。

 

◆ところが、このことが世界各国のTVで大々的に報じられてしまい、MI6のボンドのボスである「M」がカンカンに怒る。

 

ボンドは「M」に謝罪めいたことをするが、手がかりからすぐにマダガスカルに向かう。

そして今度は現地で見つけたデミトリウスを追ってマイアミに向かう。デミトリウスとその仲間の男は、新しい飛行機を爆破して会社にダメージを与え、株を暴落させ、その株の空売りで大儲けを狙っていた。

だがボンドが、この新しい飛行機の爆破テロを止めた。

 

◆「M」はこの事件で、ソ連のフランスにおける工作員であるル・シッフルが空売りでも大儲けをしようとしていたことを知ってその話をボンドに伝える。

ル・シッフルは飛行機の爆破テロの失敗により組織の資金に1億ドル以上の大きな穴をあけた。

その穴埋めするためにカジノロワイヤルでポーカーによる一攫千金を狙っていた。

そしてル・シッフルは悪い人間たちの資金繰りをしていた。

 

◆イギリス秘密情報部員007、ジェームズ・ボンドは、上司「M」 からポーカーでル・シッフルを負かして破滅させるよう命令される。

ボンドは、カジノロワイヤルにて同僚の女性ヴェスパー・リンドと、フランス参謀本部2課のルネ・マティス、さらにCIAのフェリックス・ライターと連携し、一度は窮地に陥りながらもこの任務達成に成功する。

ボンドは、ル・シッフルの野望を打ち砕きヴェスパーと祝杯をあげる。

 

◆そんな彼女にマティスから連絡が入る。

ボンドが彼女の後を追うとその直後びヴェスパーがル・シッフルに拉致される。

 

ところがそこでル・シッフルにボンドも捕まり、ポーカーで勝った金を返すよう拷問にかけられる。

そこへル・シッフルに金を預けていたスメルシュの刺客・ミスターホワイトが現れる。

 

◆ル・シッフルはこの後、粛清され、ボンドは命拾いをする。

マティスの裏切りをMI6に告げてマティスは連行される。

ヴェスパーとの関係が密になったボンドは、ここで結婚とMI6からの引退を考える。

ところが、ここでヴェスパーは、ボンドが勝ちとった金をもってホワイトの仲間のところへもっていってしまった。

それに勘づいたボンドはヴェスパーを、追いかける。

ホワイトたちと沈みゆく建物の中で戦闘になり、そこでヴェスパーは命を落とす。

そしてホワイトは金をもって逃げる。

 

◆「M」がボンドと電話で話していた。

「実はヴェスパーは恋人をル・シッフルに捕えられていた。」だからボンドを裏切ったのだ。と告げた。

この後、ヴェスパーが残した電話番号からミスターホワイトの家を突き止めたジェームズボンドはホワイトに銃口を向ける。

こうして女に対してクールで、強靭な精神をもつ『007』ジェームズボンドが誕生するのであった。

 

◆ジェームスボンドが英国の諜報機関MI6にて「007」のコードネームをもつというのは、原作者であるイアン・フレミング(1908年~1964年)の設定です。

イアン・フレミングは、ジャーナリストをはじめとした様々な職業を転々としていました。第二次世界大戦中はイギリス情報部で対敵諜報工作に携わっており、この経験を活かしてスパイ小説『007』を書いたそうです。

イアン・フレミングはMI6時代の経験をもとにボンドの直接的なモデルとして選んだのは、デュシャン・ポポフというスパイだった。

MI6にいた頃のフレミングの任務は、ポポフの監視だった。

 

◆ポポフはユーゴスラビア出身のスパイであり、第二次世界大戦時にはMI6に所属していた。

ポポフはノルマンディー上陸作戦が行われる直前、ドイツに偽の情報を流し作戦の成功につなげた実績がある。

また、ポポフは女優たちと交際を持ったり、カジノで大金を使ったりなど、豪勢な振る舞いをしていた。

このポポフがボンドの原型になった。

 

◆イアン・フレミングの小説「007シリーズ」は1953年の第1作『カジノ・ロワイヤル』に始まって、フレミングが没する1964年まで書き継がれる。

当初はそれなりの評価を得ながらもあまり売れなかった。

その為、フレミングは何度もシリーズを終了しようと考えるが、その度に映像化の話が出てきて、シリーズは継続されることになった。

「007シリーズ」が本格的に売れ始めるのは1950年代後半で、そのきっかけは、フレミングと縁があったケネディ米大統領が『ロシアから愛をこめて』を愛読書のリストの中に入れたことだった。

(実際には007を愛読していたのはケネディ夫人のジャクリーンだったとも言われている)

007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)/イアン・フレミング

¥588

■ 豊かさを創る質問 ■

「あなたはどこから来て、どこに向かうのですか?」

「あなたは誰に感謝しますか?」

「あなたは何に感謝しますか?」

「あなたは先人からの贈り物を誰のために、どのように活用しますか?」

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<魔法のレシピ>

■ 人に歴史あり

■ 先人からの贈り物に感謝し、より効果的に活用しよう

■ あなたに力を与える意味づけをしよう 

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<さくらのB級グルメ>★★★★

六本木「東京ミッドタウン」の玄関口にあるカフェ&ダイニングラウンジ『A971』にランチに来ました。

 

「A971」は1Fと2Fでメニューが違います。

カジュアルな感じでランチを楽しみたいなら1Fがおすすめです。

 

野菜を中心としたヘルシーなメニューがいいですね。

 

パソコンでブログを書いたり、大切な仲間達とミーティングをしたりと便利で大好きな場所・・・家と職場につづくサードプレイスです。

「A971」はカフェカンパニーが六本木「東京ミッドタウン」の“街の縁側”として運営しています。

1Fは、昼はランチやティータイム、夜はお酒を片手にワイワイ楽しめるスタンディングバーとしてにぎわっています。

 

2Fでは、温かみのあるミッドセンチュリーインテリアを中心とした空間で、滋味溢れる産地直送の素材を活かしたお料理が楽しめるそうです。

ちなみに1Fのランチメニューはドリンクがついて900円と六本木「東京ミッドタウン」のなかでは比較的リーズブルナ価格でランチを楽しめます。

     
  

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