チャーリー・ウィルソンズ・ウォー [DVD]/トム・ハンクス,ジュリア・ロバーツ,フィリップ・シーモア・ホフマン
¥3,990
9.11のテロを起こした重要な容疑者として、アメリカの特殊部隊によって殺害されたビン=ラディン容疑者とアメリカCIAの関わりが扱われている映画『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』を観ました。
酒と女に目がないテキサス州選出の下院議員が政治活動に目覚めソ連軍に侵攻されたアフガンの人々に、アメリカの議会を通して裏から武器弾薬を援助して一躍“時の人”になるというストーリー展開はホントの話だとか?
この方が本物のチャーリー・ウィルソン?
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<卓越のレシピ>
「何をやるか」より重要なことは「何故やるか?」
◆1980年代の初期、テキサス州選出の下院議員チャーリー・ウイルソン(トム・ハンクス)は酒と女が大好きで、人間関係の構築に長けていました。
ちなみにチャーリーの秘書は美人ばかりそんなチャーリーがソ連がアフガニスタンに侵攻したのをきっかけにアフガニスタンの武装勢力に、アメリカ議会から資金や物資の援助を行います。
◆当時ソ連が進行していたアフガニスタンは、アメリカにとって冷戦の最前線と言える場所でした。
しかしチャーリーは「冷戦」なので、表立って戦うわけにはいかず、反ソ連のアフガニスタンの武装勢力に資金や物資を援助することに注力します。
チャーリーは500万ドルの予算を1000万ドルに引き上げることに成功する。
◆そんな中、チャーリーは、反共産主義者で大富豪の恋人ジョアンヌ(ジュリア・ロバーツ)にパキスタンに大統領に会いに行くことを薦められる。
ジョアンヌは共産主義のソ連の侵攻からアフガニスタンを守りたかったのだ。
現地に赴いたチャーリーはソ連軍の侵略から逃げる大量のアフガニスタンの難民たちの姿にショックを受け、ソ連軍と戦うゲリラたちに資金や武器をさらに援助する。
◆パキスタンから帰国したウィルソンは、CIA要員のガストや戦略のプロと協力して、アフガニスタンの武装勢力を援助する予算を増やし、武装勢力はアフガニスタンに侵攻したソ連軍のヘリや戦車を撃墜してゆきます。
最終的にソ連は撤退し、冷戦終結へと向かいます。
そこでガストは中国古典の「塞翁が馬」から引用してチャーリーに告げます。
「これが災いを招かなければいいが・・・」
◆この後、チャーリー・ウィルソンはこれらの功績によりアメリカCIAから『名誉ある同僚賞』を贈られますがアフガン再建のために学校を建てようとしたチャーリーの発案はアメリカ議会により却下され、イスラム原理主義者がテロなどをおこさないように教育する機会が失われてしまいます。
◆映画の最後に『字幕』が流れます。
These things happened.
They were glorious and they changed the world…
and then we fucked up the endgame. —Charlie Wilson
これらは本当に起きたことだ。
「輝かしい成果で、世界を変えた。でも、最後でしくじってしまった。」
ソ連が撤退した後、アメリカはアフガニスタンへの興味を急激に失います。
戦う相手がいなくなったのだから、当然かもしれません。
◆では、その後アフガニスタンはどうなったか。
アメリカが支援したイスラム原理主義のムジャーヒディーンは、アフガニスタン内戦を経てタリバンに姿を変えた。
そして国を支配し、反米に転じたビン=ラディンが組織するアルカイダに資金援助。やがて9.11へとつながった。
その報復として、アメリカはアフガニスタンを攻撃。
アメリカは戦い方を教えた連中と戦うという皮肉な状況になっている。
■豊かさを創る質問■
「あなたの夢を実現する動機はなんですか?」
「その動機は他の人にどんな影響を与えますか?」
「あなたの夢が、より長期的な繁栄につながるためには何が必要ですか?」
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<卓越のレシピ>
■ 万事塞翁が馬
■ 動機は真か? 私心はないか?
■ 動機が現実化する
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<さくらのB級グルメ>★★★★
釜揚げうどんの丸亀製麺で、釜揚げうどん280円となすの天ぷら80円、鮭のおにぎり120円をいただきました。
大量のお湯で、湯であげる熱々の釜揚げうどんは出汁におネギとショウガをいれていただきます。
なすの天ぷらの甘い香りがよくあいます。
丸亀製麺のおにぎりもふっくらしていてとても美味しくいただけます。
「不景気になると粉屋が儲かる!」という言葉もありますがビジネス街にある、丸亀製麺は、平日のランチの時間は長蛇の列ができています。
美味しいで茹でたてのおうどんを、いつも本当に
ありがとうございます。