ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則/ジェームズ・C. コリンズ
¥2,039
書籍『ビジョナリー・カンパニー』の『12の崩れた神話』からです。
◆ビジョナリー・カンパニーは比較対象企業に比べ社員研修や技能訓練、職業訓練にも熱心ですが・・・
「カルト(洗脳)のようだ」、つまり通常の企業の文化よりも強い「カルト(洗脳)」がある理由が見えてきます。
例えば、デイズニーランドでは新らしいスタッフは全員、何日にもわたる研修を受けて、以下のような言葉をすぐに覚えます。
・従業員 「キャスト」
・入場者 「ゲスト」
・群集 「観客」
・勤務 「パフォーマンス」
・仕事 「役」
・職務説明書 「脚本」
・制服 「コスチューム」
・人事部 「配役」
・勤務時間 「オンステージ」
・勤務時間外 「オフステージ」
◆独特の言葉を使い、綿密な脚本によるオリエンテーションセミナーで考え方を、新しい従業員に吹き込み強化します。
熟練したトレーナーは、新しいキャストに
『ディズニーランドの歴史・誕生・神話・特徴について質問してその背景にある理念への理解を深めていきます。
◆質疑応答は次のようにすすみます。
・トレーナー
われわれは、どのような事業を行っているのですか?
例えば、マクドナルドはハンバーガーを売っている。
それでは、ディズニーは何を売っているのでしょうか?
・従業員
「人々を幸せにする仕事をしています。」
・トレーナー
その通り、人を幸せにする仕事をしています。
相手が誰であっても問題はありません。我々は人を幸せにするために働いているのです。
ここでは、仕事のために雇われた人はいません。
全員が我々のショーのキャストなのです。
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<魔法のレシピ>
基本理念を生かそう
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◆神話9
「根本的な変化を促すには、社外からCEOを迎えるべきだ」
<現実>
ビジョナリーカンパニーは、1700年の歴史のなかで、社外からCEOを迎えた例は、わずか4回、それも2社だけだった。
ビジョナリーカンパニーは比較対象企業と比べて、社外の人材を経営者として雇用する確立は、6分の1しかなかった。
ビジョナリーカンパニーの根本的な変化と斬新なアイデアは社内からも生まれているのである。
◆神話10
「もっとも成功している企業は、競争に勝つことを第一に考えている」
<現実>
ビジョナリーカンパニーは、自らに勝つことを第一に考えている。競争に勝っているのは、最終目標を達成しているからというより
「明日にはどうすれば、今日よりうまくやれるか?」と厳しく問い続けた結果、自然に成功が生まれてくるからだ。
ビジョナリーカンパニーは、どれほど目標を達成しても、どれほど他社を引き離しても、「もう充分だ!」とは決して考えない。
◆神話11
「2つの相反することは、同時に獲得することはできない」
<現実>
ビジョナリーカンパニーは、手に入れられるのは AかBのどちらかで、両方は手に入れられないとは考えない。
ビジョナリーカンパニーは、AとBの両方を同時に追求する。
◆神話12
「ビジョナリーカンパニーになるのは経営者が先見的な発言をしているからだ」
<現実>
ビジョナリーカンパニーが成長を遂げたのは、経営者の発言が先見的だからでは全く無い。ただしそのような発言は多い。
ビジョナリーカンパニーが偉大な企業になったのは、今日、経営者の間に流行している『ビジョン、目的、使命、理念を書いた』からでもない。
しかし、これらを文章にしている割合はビジョナリーカンパニーの方が比較対象企業よりも多いし、それが流行する数十年前にそうしている。
『これらを文章にするのは、ビジョナリーカンパニーを築く上で役に立つ一歩になり得る。
しかしビジョナリーカンパニーでは基本理念を生かすために何千もの手段を使う、終わりの無い過程をとっており、これはほんの第一
歩にすぎない。』
◆ビジョナリーカンパニーは、基本理念を作ることは、第一歩にすぎず・・・
基本理念を生かすために何千もの手段を使う、終わりの無い過程をとっているということですが・・・
この「差」が「大差」となるのですね。
◆「あなたは、より幸せな毎日を生きるためにどんな 『差』を積み重ねますか?」
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<魔法のレシピ>
■ 根本的な変化と斬新なアイデアは社内から生まれる
■ 自分に勝つことに集中しよう
「明日にはどうすれば、今日よりうまくやれるか?」
と厳しく問い続けよう
■ AとBの両方を同時に追求しよう
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<さくらのB級グルメ>★★★
新宿センタービルの【楽釜製麺所】に夕食を楽しみにきました。
すると、なんと!
飲み放題90分に、茹でたてうどん、天ぷら、枝豆がついて880円というコースをやっていました。(*^。^*)
揚げたての、鳥の天ぷらや掻き揚げはお塩でいただくと、おつまみにも美味しいですね。
フレッシュレモンサワーや焼酎・黒霧島のお湯割りハイボールなどをいただきま、ほろ酔い氣分で帰りました。
有難うございます。