優れた文化や歴史から学び実践しよう

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)/ヤマザキマリ
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ベストセラー編集者お薦めの漫画ヤマザキマリさんによる『テルマエ・ロマエ』(コミックビームに連載中)を読みました。

題名の「テルマエ・ロマエ」は、「ローマの浴場」の意味でお風呂や銭湯、温泉に入るのが3倍楽しくなりますね。(#^.^#)

 

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<魔法のレシピ>

優れた文化や歴史から学び実践しよう

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ここからは「テルマエ・ロマエ」のあらすじです。

 

◆「テルマエ・ロマエ」の舞台はハドリアヌス帝時代、西暦130年代の古代ローマ。

浴槽を専門とする設計技師ルシウス・モデストゥスは、革新的な建造物が次々に誕生する世相に反した昔ながらの浴場の建設を提案するが採用されず、失業状態に陥ってしまいます。

 

◆友人マルクスと共に公衆浴場に入浴に行くものの、周囲の騒々しさに耐えかね雑音を遮るため湯中に身を沈めたルシウスは、壁の一角に奇妙な排水口が開いているのを見つけ、仕組みを調べようと近づいたところ足を取られて吸い込まれてしまいます。

 

◆不測の事態にもがきながらも水面に顔を出すと・・・

そこにはローマ人とは違う「平たい顔」の民族がくつろぐ見たこともない様式の浴場に移動していました。

これ以降ルシウスは自分の意志とは無関係に度々「平たい顔族」が住む世界のお風呂へ訪れて

そこで得たアイディアをローマでの浴場設計に活かし名声を勝ち得ていきます。

実は「平たい顔族」とは、現代の日本人であり、ルシウスは浴場を使ったタイムトラベラーとなっていたのでした。

 

◆「テルマエ・ロマエ」は古代ローマ人の浴場設計技師のルシウスがタイムスリップすることで、現代日本のお風呂文化にカルチャーショックを覚えるというギャップが愉快で笑えます。

ルシウスは日本の現代お風呂文化で優てれた点は謙虚にさらに貪欲に学び、そのアイデアを古代ローマに持ち帰り、取り入れることで大人氣となります。

 

「テルマエ・ロマエ」の単行本のコラムを読んでいると日本の大衆お風呂文化の熟成度の高さを感じます。

 

◆辞書によると『学ぶ』という言葉の意味は、

「教えを受けて知識や技術、芸を身に付けることや勉強する、学問する」

ということですが・・・

その語源は『真似る(まねる)』と同じ語源だということです。

古代ローマ人の浴場設計技師のルシウスが、現代の日本のお風呂文化から学んで、ローマでそのアイデアを活用するという発想は大きな学びになりますね。

 

優れた文化や歴史から良い点を学び実践していきましょう。

有難うございます。

 

◆「あなたはどんな優れた文化を学び、より豊かな毎日のために活用しますか?」

 

■「テルマエ・ロマエ」の単行本には、風呂に関する歴史資料や、作者の体験が書かれたコラムが掲載されています。

書店員の選ぶマンガ大賞2010、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞作品。

 

書店の店頭での宣伝などを通して部数を伸ばし、『コミックビーム』の連載作品としては例外的に女性読者の支持も集めているそうです。

 

東京都浴場組合による推薦や、イタリア・ローマ関係の学術的な問い合わせといった、

あまり例のなかった形での反響があり、2010年に受賞が相次いだ際には展覧会や旅行会社とのタイアップも企画されたそうです。

2010年5月現在、「テルマエ・ロマエ」の単行本1巻はすでに約50万部発行されています。

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<魔法のレシピ>

■ 優れた文化に触れよう

■ 優れた文化から真似よう

■ 優れた文化を活用しよう

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<さくらのB級グルメ>★★★★

 

「吉野家」さんのキャンペーンで牛丼(並)と温泉卵をいただきました。

業界2位の「吉野家」は1月11日から創業111周年を記念して牛丼並盛り(定価380円)を270円で、17日までの期間限定で発売しています。

 

ところが・・・他の牛丼チェーンもキャンペーンを開始しています。

・業界3位の「松屋」さんが“業界最安値”の240円、

・業界首位の「すき家」さんも250円

低価格競争を繰り広げる3社の価格競争は今年に入りさらに激しくなっているのですね。

吉野家さんの牛丼を温泉卵と一緒にいただくと美味しいですね。

いつも有難うございます。

     
  

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