真心の輪 経営 3


和平さんは、タマゴボーロというお菓子を製造販売している会社を経営されてきました。
タマゴボーロの原料には卵を使うのですがその卵には、有精卵と無精卵があるそうです。
タマゴボーロは原料に有精卵、無精卵のどちらをつかっても味はわからないそうですが・・・
コストは雛がかえる有精卵のほうが高いのです。
ところが和平さんは、1個あたりの利益を減らしても有精卵をつかっていたそうです。
「なぜ、なのでしょうか?」

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<魔法のレシピ>

お天道様を前に、にこにこ笑って歩こう

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◆和平さんは言います。
「お菓子に変なものはいれたくない。」
「味でわからなくても・・・天が見ている。自分がみている。」
「自分を欺くことはできないし、自分が嫌だよね。
天をごまかして、生きたくない。
お天道様を前に、にこにこ笑って歩きたいからね。」

◆また、竹田製菓の経営者が新しくなり同業他社がどうやっているのか調べるために、他社の事業やデーターを調べていたら・・・・
和平さんに言われたそうです。
「同業他社を調べるなんて、そんなことは、しないほうが良い。」
「そんなことをしたら、相手の会社の食いぶちがなくなる。
それより、タマゴボーロを、お年寄りに売るとか、もっと他のことを考えたほうがええ。」
といわれたそうです。

◆和平さんは「大恐慌」の本質は、「大きく慌てる」こと、こういう時代だからこそ、逆に真心の輪が大切なんだといいます。
リーマンショックの後、和平さんは金融資産を大きく減らしたはずなのに、普段と変わらず「にこにこ」していたそうです。
そして「困ったことは悪いことじゃないよ。薬なんだよ」
だってオイルショックの時も、日本人は燃費に良い車を開発して、世界一の自動車大国になった。
その昔に戦後の焼け野原のときも、そこから経済大国になった。

◆海で嵐の中、船にのっていたら「不安」だよね。
そこで、燈台の光が見えたら安心するよね。

だから今、嵐の中でも「希望の光」で照らすことが大切なんだよ。
すると暗闇に光に皆が集まってくる。
そして人が集まってくると「人気」がでてくるよね。
「人気」は浮き沈みがあるから、だからこそ「徳」を積むことが大切なんだよ。

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<魔法のレシピ>

■困ったことは悪いことではなく薬となる

■ニコニコと希望の光で廻りを照らそう

■浮き沈みをなくすためにも「徳」を積もう

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<さくらのB級ぐるめ>
大阪からの帰りの新幹線でボジョレーヌーボー(ヴィラージュ)をいただきました。

■ボジョレー・ヌヴォー(Beaujolais Nouveau)とはフランスのブルゴーニュ地方南部に隣接する丘陵地帯・ボジョレーで生産されるヌヴォー新酒仕様の赤ワインです。
新酒用のボジョレーは、ブドウを収穫したら速やかに醸造してボトルへ詰め、収穫したその年の11月に出荷を済ませる、新酒で軽い仕上がりの赤ワインです。

■これらはその年に収穫されたブドウ(ガメ種)を使用した、その年のブドウの出来具合を確認するテスト酒です。
毎年、その国の現地時間で11月の第3木曜日の未明、午前0時に一般への販売が解禁されます。

■今年は、景気低迷で消費者の節約志向が高まり「価格」も家電量販店のビックカメラは930円の独自商品を発売。
イオンが980円、西友が890円、ドン・キホーテが880円とそれを下回る価格を次々と発表しました。
ボジョレーヌーボは、やはり飲みやすいですね。
チーズやナッツとともに、楽しい旅のひとときを楽しませていただきました。

ありがとうございます。

     
  

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