『サイゼリヤ』の正垣会長の大学時代の先生の教えに「1を聞いて10を知る」のではなく『1の中に10を知る』ようになりなさい。
それが社会に出てから役に立つ。
というお話しがあるそうです。
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<魔法のレシピ>
1の中に10を知る
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◆物理学の世界では、ひとつの対象をじーっと見ていくとその中にたくさんのものが見えてくる。
「1を極めることが10につながる」それが物理なんだと。
だから・・・
なんでもいいから、ひとつを極めろ、そうすれば10のことが見えてくるはずだ。ということです。
◆正垣さんはいいます。
例えば「おいしい野菜」を考えるとき野菜の90%は「水」です。
だから「おいしい野菜」のポイントは「いかにして水分を最適な状態に保つか?」ということ逆にいうと、どんなに高級な品種でも水がダメなら味もガタ落ちになってしまう。
◆水にとって最適な温度は「4℃」この時、水の密度が一番高くなる。これが水にとってベストな環境。
だから「サイゼリヤ」では収穫した野菜は、もう畑の中で冷蔵庫に入れちゃう。
野菜を運搬する冷蔵庫もぴったり「4℃」
調理場の温度も「4℃」
野菜を洗う水の温度も「4℃」
要するに、畑で収穫してから、お客様の口に入るまで『サイゼリヤ』の野菜は、すべてが「4℃」になっている。
◆だから野菜の品質が落ちない。
まさに採れたての美味しさなんだ。
このサイゼリヤの「おいしい野菜」をつくるプロセスは「1の中に10を知る」典型かもしれない。
◆そして、ここまでやると広告がいらなくなる。
イタリヤレストラン『サイゼリヤ』では、1回も宣伝をしたことがありません。
本当に美味しいものは食べたらわかるから、商品がそのまま広告になってくれます。
◆「1の中に10を知る・・・」
本当に、学校の勉強は意外なところで役にたつのですね。
有難うございます。
■『サイゼリヤ』はこちら
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※参考文献
ドラゴン桜 公式副読本
『16歳の教科書』勉強と仕事はどこでつながるのか?
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<魔法のレシピ>
■学校の勉強は意外なところで役にたつ
■商品が良ければ、そのまま宣伝となる
■深く穴を掘れ、穴の直径は自然と拡がる
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<さくらのB級ぐるめ>★★★★
また『サイゼリヤ』にきました。
「赤ワイン」と「ミラノ風ドリアの卵入り」をいただきました。
正垣会長のお話しに『サイゼリヤ』で一番人気があるのは「ライス」である。
『サイゼリヤ』の考える「おいしい」ものとは「毎日、食べられるもの」なのです。
というのがありましたが『サイゼリヤ』の「ミラノ風ドリア」やお野菜は、本当に毎日でもたべられますね。
有難うございます。
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