伊勢神宮には、年間600万人もの参拝者がこられるそうです。
宇治橋の下を流れる五十鈴川(いすずがわ)のせせらぎを聞きながら「俗界」から「聖界」へ。
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<魔法のレシピ>
魂を豊かにする、歴史に触れよう
◆伊勢神宮・内宮につづく宇治橋の中央線が少し高くなっています。
『冬至の日の太陽は、ちょうどこの中央線の延長線上に昇るそうです。』
宇治橋を作った人たちは、そんなことまできちんと計算していたのでしょうか?
宇治橋が完成したのは『室町時代初期』だそうです。
◆橋の両端には二つの大鳥居がありますが、これらは内宮、外宮の旧御正殿(きゅうごしょうでん)の棟持柱(むなもちばしら)をリサイクルしたものです。
さらに二十年経つと他の土地の鳥居に、さらにそのあとも他の神社へと、どんどんリサイクルされていくのだそうです。
ちなみに、宇治橋も二つの大鳥居も、式年遷宮の四年前に、新しく建て替えられます。
◆ここからは参拝法になります。
【1】参道
神社の一番外側にある「一の鳥居」をくぐって、参道へ入りましょう。
この時、軽く一礼します。「一揖(いちゆう)」と言います。
参道を進む時は参道の中央を進んではいけません。
参道の中央は「正中」といい、神様が通る道なので、我々が通るところではないのです。
※「一の鳥居」から内側にある鳥居を、順に「二の鳥居」「三の鳥居」と いいます。
【2】手水舎(てみずや、ちょうずや)
次に、参道の脇にある手水舎という場所で、身を清め禊(みそぎ)をします。
手水舎には、水が貯めてあり、柄杓(ひしゃく)が用意されています。
具体的な作法
(1)右手で柄杓を取って、水を汲み、それをかけて左手を清めます。
(2)次に、左手に柄杓を持ちかえて、右手を清めます。
(3)再び柄杓を右手に持ちかえて、左の手のひらに水を受け、その水を口に入れてすすぎます。
※この時、直接柄杓に口をつけてはいけません。(当然ですね。)
(4)すすぎ終わったら、水をもう1度左手に流します。
(5)使った柄杓を立てて、柄の部分に水を流してすすぎ、元の位置に戻します。
【3】見張り番の神様にごあいさつ
ほとんどの神社には、本殿へと続く道の右側に建物が建っています。
その建物の中には、祭司さん、宮司さんが使われる部屋があります。
その中には、神社の見張り番をする神様がおられます。
その見張り番の神様に心の中でご挨拶します。
【4】参拝
正宮(神様のいるところ)へ着いたら、神様に参拝します。
まず、一揖します。
次に、鈴があれば力強く鳴らしましょう。
神様に自分が来たことをこれで知らせるわけです。
今度は、お賽銭です。
お賽銭を投げつけるようなことがあってはいけません。
静かに「いつも見守っていただきありがとうございます。今日も一日よろしくお願いいたします。」
すべての基本は『感謝』なのです。
そして、「二拝二拍手一拝」を行います。
◆二拝
神様の前に立ちここに参らせていただけたことへの感謝を込めて行います。
神前に向かって、最敬礼を二回行います。
背中を平らにして、腰を90度折ります。
◆二拍手
神様に出てきていただきます。
ここでも自分の住所と名前を告げます。
(自分がどこの誰だか神様に知っていただくためです。神様といえども、
どこの誰だか分からない人物には対処のしようがないのです。 神様は、とても人間的なのです。)
両手を胸の高さで合わせ、肩幅程度に両手を開いて、拍手を二回打つ。
両手をあわせ、揃えて祈念をこめてから手を下ろします。
◆一拝
最後に深くおじぎをします。
「では、失礼します。●●神社の神々の皆様もお幸せであられますように」心の中で願いましょう。
本殿をあとにする時に、もう一度深く頭を下げます。
鳥居のところでも、本殿を振り返り、頭を下げます。
◆伊勢の地で天照大神を祀る最初の皇女は、
倭姫命(やまとひめのみこと。生薨年不明)で記紀に伝える古墳時代以前の皇族で第11代垂仁天皇の第4皇女。母は皇后日葉酢媛命です。
これが斎宮の直接の起源であるとも伝えられています。
伊勢神宮を創祀したときの天照大神から倭姫命への神託は『日本書紀』に次のようにあります。
■是神風伊勢國 則常世之浪重浪歸國也 傍國可怜國也 欲居是國■
(この神風(かむかぜ)の伊勢の国は常世の浪の重浪(しきなみ)帰(よ)する国なり。
傍国(かたくに)の可怜(うまし)国なり。この国に居(を)らむと欲(おも)ふ
ー 垂仁天皇25年3月丙申(10日)条ー
※この意味は
『伊勢は常世の国からの波が何重も寄り来る国であり、辺境ではあるが美しい国なのでこの国に鎮座しよう』ということです。
■豊かさを創る質問■
「あなたは清々しいパワースポットに行くことがありますか?」
「美しい自然の中で、心の声に耳を澄ましていますか?」
「環境を変えることはありますか?」
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<魔法のレシピ>
■ 大自然やパワースポットに触れよう
■ 美しい環境のなかで心の声に耳を傾けよう
■ 自ら環境を変えよう
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<さくらのB級グルメ>★★★
新宿小田急ハルクへお買い物に行くと地下中3Fに屋台村のような飲食街を発見しました。
そこでお好み焼・鉄板焼「こて吉」に座ってみました。
「こて吉」のお好み焼きは「外はサクッと、中はふんわり」という、旨味を引き出す焼き方だそうです。
オムそばや、豚玉のくしも、お酒によくあいます。
新宿小田急ハルクの地下中3Fは、新宿駅も近く屋台村のような配置なので、仕事帰りの会社員やOLには入りやすい場所のようです。
屋台村のような配置にしてあるのでお隣のお店のメニューも、注文できたらさらに愉しいでしょうね。
有難うございます。