自分の考え方を変えれば、人生は変わる! 『クリスマスキャロル』より 

こんにちは。久家邦彦です。今日も一日元氣で顏晴ろう!

◎あなたは、 自分の言葉や考え方、生き方をより良く変えていますか?

■今からでも、自分の言葉や考え方、生き方をより良く変えれば、人生はより良く変わる!  
        久家 邦彦

○「人間が、より良く変わる最初のキッカケは、どんな時でしょうか?」

これは信じなくてもいいのですが・・・。

人間が変わる、最初のきっかけは、「夢」や「志」や「目標」をもったときではありません。

18年間で、延べ71.070以上の研修や企業の顧問、カウンセリングやコンサルティング、ワークショップやセミナー、結婚式のMCを担当して、見てきた事実です。

「人がより良く変わるキッカケ」を学ぶために、毎年、クリスマスを迎える前に必ず見る映画があります。

その映画とは・・・。

『クリスマスキャロル』です。

『クリスマスキャロル』は、英国の文豪チャールズ・ディケンズが1843年12月17日に出版した小説を映画化したものです。

この映画『クリスマスキャロル』は、人生の選択や、豊かで幸せで健康的な生き方、を考える上で、重要なインスピレーションを得られるだけでなく、イメージ(想像力)の効果的な活用方法の原則が描かれています。

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今からでも、自分の考え方を変えれば、人生は変わる!

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ここからは映画『クリスマスキャロル』の「あらすじ」になります。『ネタバレ』がありますが、内容をより深く理解したい方には、おすすめかもしれません。

 

◆スクルージという老人は、金銭第一の守銭奴で暖かみや、愛情とはまったく無縁の人物です。

スクルージは、薄給でボブ・クラチットを雇用し、血も涙もない、金儲け一筋の商売を続け、隣人からも、取引相手の商人たちからも嫌われています。

 

◆クリスマスイブの夜、自宅に戻ったスクルージは、かつての共同経営者で、十年前に亡くなったマーレイの亡霊の訪問を受けます。

マーレイの亡霊は、金銭欲や物欲のみに取り付かれた人間が「死後」いかに悲惨な運命となるか、生前の罪に比例して増えた鎖にまみれた自分自身を例としてスクルージを諭し、スクルージの前にこれから、三人の精霊が出現すること伝えます。

スクルージを訪ねる三人の精霊は

・「過去のクリスマスの精霊」
・「現在のクリスマスの精霊」
・「未来のクリスマスの精霊」
です。

 

◆最初に現れた「過去の精霊」は、スクルージが忘れきっていた、少年時代に彼を引き戻し孤独のなかでも、夢を持っていた時代を目の当たりに見せます。

また青年時代のスクルージの温かくわくわくする心、金銭欲の塊となる以前の心を持っていた過去の姿を示します。

青年の頃のスクルージは、恋人イザベラ(スザンヌ・ニーブ)との楽しい日々を思い出す。

そこでスクルージのかっての恋人との出会いから、すれ違いによる破局を示す。

イザベラを愛しながらも、お金のことで意見が合わずに別れた追憶の青春をスクルージは思い出し、そして悔やんだ。

スクルージはその光景を観ているのが耐え切れなくなり、過去の精霊から帽子を奪い、無理矢理それを被せて過去の光景を消した。

 

◆次に現れた「現在の精霊」は、スクルージをロンドンの様々な場所に導き、貧しいなかでも明るい家庭を築き、愛で結ばれているクラチットの家族の姿を見せます。

クラチットがスクルージのために祝ってくれるのを見て良心が疼いた。

この時、クラチットの息子のティムは、脚が悪く、病がちで、長くは生きられないことをスクルージに示唆します。スクルージはティムが重い病を患っているのが哀れであった。

また現在の精霊はスクルージに、伯父であるスクルージを呼べなかったことを惜しみながらも、知人達と楽しいクリスマスの夕食会をしているフレッドの姿を見せる。

スクルージは「無知」「貧困」の子供達の口からヒドイ言葉を投げかけられる。

それはスクルージが寄付を頼みに来た紳士に対して発した言葉の一部だった。

スクルージは『人間の善意』について考えた。

 

◆そして最後に「未来のクリスマスの精霊」がスクルージを待っています。

スクルージは、そこで評判の非常に悪い男が死んだという話を聞きます。

評判の悪い男のシーツに包まれた無惨な死体や、その男の衣服まではぎとる日雇い女。

また、盗品専門に買い取りを行う古物商の老人や、その家で、盗んできた品物を売りに老人と交渉する三人の男女の浅ましい様などを見ます。

そしてスクルージは未来のクリスマスには自分の姿がないことに氣づきます。

またクラチットの末子ティムが、両親の希望も空しく世を去ったことを知ります。

そして荒れ果てた墓場で、見捨てられた「墓石」の表に記されていた「スクルージ」という自分の名前を読みます。

「誰も助けに来てくれない。」

自分の名前が書かれたお墓を見てスクルージは、泣き叫び死神に尋ねた!

「今からでも、自分の生き方を変えれば、将来は変わるのですか?」

 

◆スクルージが目覚めてあたりを見廻すと、自宅のベッドにいた。

その日は、Xmas当日でした。

そこでスクルージは、悪夢のような未来を、自分自身で、まだ変えることができる可能性があることを知ります。

自分自身の『過去』や『現在』や『未来』をみてきたスクルージは心から感謝して、改心の誓いをたてました。

すぐにご馳走である七面鳥を買いクラチット家に匿名でプレゼントします。

さらに寄付を申し出て、フレッドの夕食会に出向きます。

その翌日、スクルージはクラチットの給料を上げるとともに彼の家族への援助を決意しました。

こうしてクリスマスを心からお祝いし、楽しみ、町の人々へ与えることを始めたスクルージは幸せそのものだった。

心の鎖が解き放たれ、心が軽くなった。笑顔で明るくなった。

それは喜びだけでなく、悲しみをも受け入れることができる、大きな愛に満ちた姿であった。

のちにスクルージは病気も治ったティムの第二の父とも呼ばれる存在となり

「ロンドンで一番クリスマスの楽しみ方を知っている人」

と言われるようになるのだった。

 

◆廻りの人はスクルージに言います。

「ありがとう。スクルージ!!」

スクルージはいいます。

『お礼を言うのはこちらだ! 感謝しています。』

『お金は墓場までもってはいけない!』

『皆、思い切り楽しめ! 生きてるうちにな!』

『神のお恵みを!全ての人に』

クリスマスは、同じ時代を生きてる人々と共に『感謝』と『大きな愛』と『慈愛』という『真心(まろ)』と『真心の輪(まろわ)』に戻る日なのですね。

 

◆人間が変わる、最初のきっかけはどんな事なのでしょうか?

大切なことなので繰り返しますね。

・人間が変わる、最初のきっかけは、「夢」や「志」や「目標」をもったときではありません。

          ↓    

・多くの場合は「もうこんな人生は嫌だ!」「絶対に変わるんだ!」と考えたときなのです。

 

◆自分の人生をよりよく変革していく『脳と潜在意識の効果的な活用法』に「ディケンズ・プロセス」という、手法があります。

これは、イメージ(想像力)のとてもパワフルで効果的な活用方法になります。

『ディケンズプロセス』

・ステップ①現在、問題点を明確にする。

・ステップ②現在の問題点を、何も改善しないで、放っておいた場合、未来で何を失っているのかを明確にする。

・ステップ③そして、その状況を「痛み」や「恐怖」という情動に結び付ける。

・ステップ④「自分はこういう人間になりたい」「自分はこれをやり遂げたい!」という自分が真に望む価値あるゴールや、目標、なりたい自分を明確にする。

・ステップ⑤ そして、その状況を「快楽」や「喜び」という情動に結び付ける。

・ステップ⑥ 自分の人生を「本氣」でよりよく変えていく決断をして、すぐにその場から実践を始める。

この「ディケンズプロセス」は,ゴールドコースとでA.ロビンズのセミナーでも直接、体験しましたが、目的に応じて、さらに具体的な手法として「タイムプロセス法」や「SPIN式」も学び実践すれば、より効果的に自己や組織を変革できるようになります。

 

◆心理学者A.マズローはいいました。

『想像力とは、あることを決意した人間が現実を支配する手段である』

・物理学者Aアインシュタインはいいました。

『知識なんて、二の次だよ、本当に大切なのは想像力だよ!』

・フランスのナポレオン皇帝はいいました。

『想像力は世界を征服する!』

 

◆『全ての成功は、アイデアから始まる!』という言葉がありますが・・・。

「映画」や「小説」から学ぶことは、本当に豊かなインスピレーションになりますね。

映画『クリスマスキャロル』の監督は『バック・トゥーザ・フューチャー』でタイムトラベルを見事に描いた、ロバートゼメキス監督です。

今回も時空を超えた壮大な旅を見せてくれました。

示唆に富んだ映画を、本当にありがとうございます。

Xmasそして、2014年、新たらしい年に向けて

『より良き未来を、豊かな仲間と生きてゆきましょう。』

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<強運のレシピ>

■人間が変わる、最初のきっかけは、「もうこんな人生は嫌だ!」「絶対に変わるんだ!」と考えたときである!

■豊かさや、幸せ、健康や強運など、全ての成功はアイデアから始まる!

「映画」や「小説」や「ワークショップ」、「メンター」など、卓越したロールモデルから学ぼう!

■想像力とは、あることを決意した人間が現実を支配する手段である
           A.マズロー

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追伸:日本屈指のパワースポット!熱海の来宮神社にきました。

来宮神社には樹齢2000年の天然記念物の大楠があります。

この大楠を1周廻ると1年寿命が伸びるそうです!!

さらにこの大楠は「口にださずに願い事を心の中で唱えるながら1周廻ると、願いが叶う!」という言い伝えがあります。
o(*^▽^*)o~♪

大強運や潜在意識トレーニングの師匠に教えていただいた初詣の予行練習をして参りました。

◆今年も残り10日ですね。
『大きな愛』や『感謝』、『希望』、『豊かさ』や『幸せ』『健康』『強運』などより良き『信念』に溢れた、素敵なクリスマス、そして新らしい年をお迎えください!

いつも最後までお読みいただきありがとうございます。

※この記事は特定の宗教を宣伝しているものではありません。あなたにとってより豊かで幸福で健康な生き方のインスピレーションになれば幸いです。

『脳力革命で人を幸せに!』

日本現実化戦略研究所(マルゲン)
   久家 邦彦

     
  

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