書籍『ほんとうは失敗つづきだった経営の神様 松下幸之助』
中島孝著を読みました!
内容を引用してご紹介させていただきます。
※お薦め書籍
『ほんとうは失敗つづきだった経営の神様 松下幸之助』より
ほんとうは失敗続きだった「経営の神様」/メトロポリタンプレス
¥1,785
■豊かさを創る質問■
・あなたは、判断の基準をどこに置いていますか?
・あなたは、故松下幸之助が考える、会社や国を、「興す人」と「潰す人」の違いをご存知ですか?
・あなたは、「私心」と「公心」をどのようにコントロールしていますか?
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<卓越のレシピ>
経営者の仕事を1つだけ上げるならば、判断業務に尽きる!
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◆経営者の仕事を1つだけ上げるならば、それは判断業務に尽きると思う。何度も繰り返すが、経営者とは
『方向指示器付きお茶くみ業』なのだ。
方向を指示する = 判断である。
判断の難しさは、成功したから判断は正しかった、失敗したから判断が間違っていたとは言えないことだ。
成功、失敗はあくまでも結果に過ぎない。
経営者は常に結果責任を負わねばならないけれども、より大切なことは、何をもってそういう判断をしたかという根本である。
◆もしその根本に揺らぎがなければ、たとえ失敗であっても納得がいく。
たとえ納得がいかなくともたまたま成功した。
それで結果オーライと考えて何の教訓も導き出さなければ、いつか取り返しのつかない大失敗をするであろう。
経営者にとって、
・納得して、成功することがベストなら、
・納得して、失敗することはベター、
・納得せずに、成功することはグッド、
・納得せずに、することはワースト
ということになろうか。
◆こういう法則を頭の片隅に置いて幸之助の話を味わうならば、必ずや啓示のようなものを得ることができるであろう。
幸之助は80歳のときに名古屋青年会議所で講演をしたことがある。
「賢い人は会社を興しもするし、国を興しもます。
しかし同時に、賢い人は会社を潰しもするし、国も潰しもします。
平凡な人は興しもしないかわりに潰しもしません。
まあ無難に行きますな。(笑)
◆賢い人は一面非常に希望が持てる。けれども、一面非常に危険である。
ではこの興す人と、つぶす人との間にどれだけの差があるかと言うと、これはもう紙一重の差もないんです。
今まで多くの人を使ってきて、まあ概ねうまくいきましたけれども、時にやっぱり失敗する人もあるわけです。
あのしっかりした人がなぜ? というのようなことがあるわけですな。
■いったいどのような違いがあるかを煎じ詰めて行きますとね、失敗する人には結局、私(わたくし)があるんです。
一方、成功する人には私(わたくし)がない。
賢さは一緒だが、ちょっと私心が入る。
そうすると非常に大きく差が出てくるのですね
◆80歳を過ぎた松下幸之助が、今もなお、私心と公心との間で揺れ動いている、と発言している。
モグラたたきゲームのように、私心が出る。叩く。
私心がまた出る。また叩く。
この繰り返しだという。
会社は公器。
人材は天下の預かりもの。だからこれを大事にするのは当然である。
しかしそれはあくまでも公の立場に立っての行動でなければならない。
ところが、どうしても個人的な私心がでてきがちでいつも自分と葛藤しているというのだ。
◆京セラやKDDIの創業者で、JALを再建、再上場された稲森和夫会長のフィロソフィーに
『動機善なりや、私心なかりしか』
というものがあります。
以下、稲森和夫会長のフィロソフィーより転記
https://www.kyocera.co.jp/inamori/management/philosophy/20.html
(『心を高める、経営を伸ばす』より)
「動機善なりや」
私は、企業経営をする上で、こういうことを常としています。
それは、新しい事業に展開する場合などに、「動機善なりや」ということを自らに問うのです。
何かをしようとする場合、自問自答して、自分の動機の善悪を判断するのです。
◆善とは、普遍的に良きことであり、普遍的とは、誰から見てもそうだということです。自分の利益、都合、格好などだけでものごとは全うできるものではありません。
その動機が自他ともに受け入れられるものでなければならないのです。
また、仕事を進めていくに当たって、「プロセス善なりや」ということを問うています。
結果を出すために不正な行為もいとわないということでは、いつかしっぺがえしを食らうことでしょう。
◆実行していく過程も、人の道を外れるものであってはならないはずです。
言い換えれば、「私心なかりしか」という問いかけが必要なのです。
自分の心、自己中心的な発想で事業を進めていないかを点検するのです。
私は、動機が善であり、実行過程が善であれば、結果は問う必要はない、必ず成功すると固く信じています。
◆経団連が発表している、経営者に求められる3つの脳力は判断力、リーダーシップ脳力、実行力といわれています。
無借金ダム式経営を厳守していれば別ですが・・・。
99.8%が資本金1億円以下の中小企業の日本には個人で連帯保証を入れ融資を受けている中小企業が多くあります。
経営者に『公私混同するな!』といわれても、難しい面がでてくるかもしれません。
しかし長期的に偉大な業績を残した経営者の判断の基準には
『動機善なりや、私心なかりしか』
というフィロソフィーがあるのですね。
◆世界的な超優良企業のフィロソフィを考えるとジョンソン&ジョンソンのクレドが有名です。
※ジョンソン&ジョンソンのクレドはこちら!
https://www.jnj.co.jp/about-jnj/our-credo
76期連続増収
25期連続増益
47期連続増配
長期的な企業価値を創造している企業ジョンソン&ジョンソンのクレドにあるように求める状態を明確にして、『無理なく、無駄なく、美しく』望んだ思考を現実化してゆきましょう!
※お薦め書籍
『ほんとうは失敗つづきだった経営の神様 松下幸之助』より
ほんとうは失敗続きだった「経営の神様」/メトロポリタンプレス
¥1,785
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<魔法のレシピ>
■ 「賢い人は会社を興しもするし、国を興しもます。
しかし同時に、賢い人は会社を潰しもするし、国も潰しもします。
平凡な人は興しもしない、かわりに潰しもしません。
まあ無難に行きますな。(笑)
■ 80歳を過ぎた松下幸之助が、今もなお「私心」と「公心」
との間で揺れ動いている、と発言している。
モグラたたきゲームのように、私心が出る。叩く。
私心がまた出る。また叩く。
この繰り返しだという。
■ 失敗する人には結局、私(わたくし)があるんです。
一方、成功する人には私(わたくし)がない。
会社は公器。
人材は天下の預かりもの。だからこれを大事にするのは当然である。
しかしそれはあくまでも公の立場に立っての行動でなければならない。
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<さくらのB級グルメ>★★★★★ ★★★
吉野家で「牛鍋丼」と「お味噌汁」と「キムチ」のセット390円をいただきました。
「牛鍋丼」に「お味噌汁」と「キムチ」がついて390円というのはコストパフォーマンスもいいですね。
個人的には、牛鍋丼のお豆腐の味が大好きです。
吉野家では米国産の牛肉にこだわり、牛丼に最も合うショートプレートという部位だけを用いているそうです。
牛丼は激戦で、すき屋や松屋の様々なバリエーションのある牛丼や、定食の充実という作戦もありますが、吉野家にも顏晴ってほしいですね。
いつも美味しい牛丼や牛鍋丼をありがとうございます。ご馳走様でした。
■『吉野家』はこちら!
https://www.yoshinoya.com/
有難うございます。