思い切って物事を決断することを『清水の舞台から飛び降りるつもりで』と言いますが清水寺の古文書調査によれば、実際に飛び降りた人が1694年から1864年の間に234件に上り、生存率は85.4パーセントあったそうです。
明治5年(1872年)に政府が飛び降り禁止令を出し、柵を張るなど対策を施したことで『清水の舞台から飛び降りること』は下火になったそうです。
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<魔法のレシピ>
真理を愛する心を磨こう
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ここからは『音羽山 清水寺』について
※https://www.kiyomizudera.or.jp/about/index.html
◆「清水寺」という寺名は、音羽山中より今もなお途切れることなくこんこんと湧き、音羽の滝に流れる霊泉に由来しています。
この霊泉は「すべての人を救う」観音さまのご利益とあわせ、古来より無病息災、立身出世、財福、良縁、子授けといった現世利益を願う善男善女を集め、「清水の観音さん」の名で全国に広く信仰を得てまいりました。
御本尊である十一面千手観世音菩薩をはじめとする、観世音菩薩は通称「観音さん」と呼ばれ、日本で最も馴染みのある仏さまです。
◆『清水の観音様の教え』
観世音とは「心で自由自在に世の中の音を観る仏」といわれ、その観音さまの心とは、次の五観です。
1、 真実を求め真理を愛する心、真観。
2、 清く澄んだ、私利私欲に走らず、利他を重んずる心、清浄観。
3、 あらゆるものを平等に観ずる心、広大智慧観。
4、 他の苦しみを自らの苦しみとして共感できる心、悲観。
5、 他の楽しみ、喜びを共に観じられる心、慈観。
◆「観」とはわたしたちの主観、心のことであり、「音」とはわたしたち以外の周りのことで、観音さまの心である五観をもって、「音」を観じることにより、様々な困難や苦しみを克服しようとする。
言い換えると、観音さまのお心、お姿とは、わたしたちの理想とするべき心の有様を、体現していただいているのです。
観音さまは、そのお姿を三十三身に変え、一切衆生を救済されようとしています。
普段お参りしている観音さまのお姿だけが、観音さまだとは限らないのです。
◆例えば、町内を走り回っている小さな子どもたちも、観音さまが正しい道を伝えようと姿を変えて出現されているのかもしれません。
すなわち、観音さまとは遥か遠くにあるのではなく、「音」であるわたしたちの日常の中におられるのです。
その観音さまに出会うには、普段の生活の中でなるべく沢山の有難さ、感謝を見つけようと五観をもって勤めることです。
そのためにわたしたちの心、「観」が、少しでも観音さまの五観に近づける精進が必要なのです。
毎日の暮らしのなかで、どんなことでもいいから、「ありがたい」と思うことを見つけてください。
それが、観音さまのお心に近づく道、幸せへと続く道なのです。
◆清水寺の開創は宝亀9年(778)、奈良時代の末で、山号は音羽山。
宗派は北法相宗です。
「北」は南都・奈良に対して北の京都に立地するという意味をもっています。
東山・音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内に、国宝、重要文化財を含む15の伽藍が建ち並びます。
そのほとんどが江戸初期の再建であり、平成6年(1994)にユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されました。
「清水の舞台から飛び降りる」の語源となった本堂の舞台、音羽の滝などが特に知られていますが、緑深い境内には、様々な意匠の堂宇があります。
◆清水寺を参拝していると、ホトトギスの美しい声が聞こえてきました。
心が安らぐ自然のなかで感謝の心を感じることができてとても癒されました。
有難うございます。
『音羽山 清水寺』はこちら
※https://www.kiyomizudera.or.jp/about/index.html
■豊かさを創る質問■
「あなたは今日、何に感謝していますか?」
「あなたは今日、誰に感謝していますか?」
「あなたは今日、誰に感謝を伝えましたか?」
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<魔法のレシピ>
■ 私利私欲に走らず、利他を重んずる清く澄んだ心をもとう
■ あらゆるものを平等に観ずる心をもとう
■ 他の苦しみを共感できる心と他の楽しみや喜びを共に観じられる心をもとう
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