先週、著名な登山家 小西浩文さんのお話しをうかがいました。
世界には8000m峰が14座ありますが、に無酸素で登頂する挑戦をされ、現在6座の登頂を成し遂げられている唯一の日本人です。
8000mになると、酸素は地上の約30%しかなく、登山仲間が命を落すこともすくなくないそうです。
でも、なぜ?そんな危険をおかしてまで、山に登るのでしょうか?
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<魔法のレシピ>
「何をやるか?」よりも 「何故やるか?」
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◆「なぜ? そんな危険を冒してまで登るのですか?」という質問に
この著名な登山家は「好きだからですね。」と答えられました。
そして、静かに話しを続けました。
◆「死と向いあっているからこそ、生を強烈に感じることができることもあるのです。」
1996年エベレストで、ネパール人のシェルパと雪山に挑んだ、突然、そのシェルパの指笛が聞こえた。
危険を感じ、その瞬間とっさに氷壁にしがみついた。
大きな雪崩だった。
雪の大波をしのいだあと、そのシェルパを探したが、彼は見つからなかった。
山で命を落とした、先輩や仲間たちは「もっと登りたかった」と思っていただろう。
生き残った自分が、彼らの供養のためにも登るのは使命だと感じている。
◆「人間は生死の近くにいると感覚が研ぎ澄まされる」
たとえば犯罪者など、追われている人間は5感が発達する。
そして、少食になる。
たまに経営者の方が「登山家だけでなく、経営者も命をかけている」と言われることがある。
しかし、たとえ倒産したり、借金があったとしても、自分で自殺しないかぎり、ほとんどの場合、死なない。
ところが雪山では、自分が死にたくなくても死ぬことがある。
◆日本では1998年から、毎年、3万人以上の人が自殺をしているときくが、ネガティブな情報を断食をすることと、歩くことで、「自殺は減る」という。
現代は情報が多すぎる、しかもニュースを聞いていると暗い気持ちになることが多い。
気分が下がると免疫が弱る、だから、ネガティブな情報の断食をして身体を動かすことです。
◆そういう良い習慣がつけば、毎日の気分が変わる。
気分が変われば、行動が変わり。
行動が変わると、日々の結果が変わる。
日々の結果が変わると、人生が変わる。
◆登山家として「生きる意味」を尋ねると。
「人の役にたつことだと思います」
たとえば格闘家は、観客がいない野原で闘っているのでは、自分の満足以外の意味がない。
格闘家は、怪我や生命にリスクがあっても身体や精神を鍛え、観客の前で戦うことで、観客に勇気や希望など、様々なインスピレーションを与えることができる。
登山家の自分も、挑戦や経験という「山で得た宝物」で多くの人へ「勇気」や「元気」を送れたら嬉しいと話されました。
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<魔法のレシピ>
■逆境が人間の感覚を研ぎ澄ます
■好きなことに、力となる意味を見出そう
■生きることは、人の役にたつことである
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<さくらのB級ぐるめ>
ランチに「トマトとベーコンとにんにくのパスタ」を作りました。
にんにくとベーコンをオリーブオイルで炒め、いい香りがたち始めたところで、白ワインとホールトマトをまぜて煮ます。
パスタを、芯が少し残るように茹でてから、よくお湯を切り、フライパンでソースと合わせます。
白ワインと一緒にいただきましたが、このあと夏の昼下がり、いい気もちで昼寝しました。
すっきり。