こんにちは! 久家 邦彦です。
変化の激しい現代!
ドッグイヤーということが言われてひさしいですね。
「犬の一年」
つまり成長の速い犬にとっての1年は、人間の7年に相当するという意味です。
さらに最近では「ラットイヤー」という言葉までつかわれています。
ラットの寿命は2~3年程度である。
つまりヒトの20分の1以下であり、ラットにとっての1年は人の20年以上に相当する。
これは現代の電子計算機の進歩は、かつてより遥かに速くなり、感覚としては20倍以上進んでいるように感じることから、この現象をラットイヤーと呼んでいるのです。
◆ここで一つの疑問が生まれます。
『この激しい世の中の変化に、どのように対応すれば良いのでしょうか?』
過去を振り返ってみると・・・。
環境や人々の変化に、ただ振り回されて、右往左往してカスカスになっていた時期がありました。
人生の中心に何をおけば良いのかがわからなかったからです。
◆ところが、ある日・・・。
ひょんなことから、人生の中心に置くべきものに氣づいてしまったのです。
時代の変化について深く考えさせられるスタジオジブリのアニメ『平成ぽんぽこ』を観ました。
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時代の変化を味方にする!
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ここからは『平成ぽんぽこ』のあらすじになります。
ネタバレがありますが、より深く内容を理解したい方にはお奨めかもしれません。
◆タヌキたちが平和にノンキに暮らしてきた東京・多摩丘陵。
自然の恵みも豊かで、人間との距離が適度に保たれた、タヌキたちにとっての理想郷だった。
しかし最近、森のあちこちで縄張り争いが起こり、遂に、気の荒いタヌキたちによる全面戦争が勃発!
◆激しい戦いが続く中、戦場に現れたおろく婆はバカなタヌキたちを一喝。
縄張り争いの原因は、人間が住宅地を作るために森を崩し続けていることにあったから。
このまま開発が進めば、タヌキたちが住むところも、食べるものも、すべて人間に取り上げられてしまう。
おろく婆の言葉で我に返ったタヌキたちは、ある夜、菩提餅山・万福寺の長老・鶴亀和尚のもとに集結する。
人間を森から追い出すために、先祖伝来の秘術「化学(ばけがく)」を復活させ、若いタヌキたちを育成することが決定する。
◆人間に興味を持っていた正吉や幼馴染みのぽん吉らも参加して、まずは初歩中の初歩「茶釜」に変化することから訓練がスタート。
お地蔵さんや招き猫を経て、人間に変身できるようになったタヌキたちは、街頭実習に繰り出すことになった。
しかし、正吉たちが訓練を続けている間も宅地造成は進み、武闘派の権太の住む鷹ヶ森もすっかり変わり果てた姿に…。
それを知った権太は怒り心頭!
◆遂に、人間撃退作戦を実行に移すことを決意する!
彼らのお陰で一度はマスコミからも開発の進め方を問題視する声が上がるが、そんな中、権太が大けがを負ってしまい、過激な作戦はフェードアウト。
穏健派のタヌキたちは、様々な怪奇現象を起こして人間を怖がらせる作戦に出ることに。
のっぺらぼうやお化けの目撃談は世間を騒がせるが、それくらいで開発が止まるはずもなく…。
タヌキたちが落ち込む中、四国を訪ねていた玉三郎が、3人の長老を引き連れて多摩に帰ってきた!
四国で神として崇められているという長老たちは、タヌキのパワーを結集した「妖怪大作戦」の遂行を提案。
作戦が成功すれば、人間たちがタヌキに一目置くようになり、開発もストップするはずだというのだが!?
そして遂に、タヌキたちがすべての力と希望を賭けた作戦が幕を開けた!
タヌキたちの、そして多摩丘陵の運命やいかに!?
◆結果的に人間との争いに敗れたタヌキは、化けられるタイプは人間社会にとけ込んで生活し、その他は細々と暮らすようになります。
人間のほうが優位に立ってタヌキは細々と暮らすことになります。
ラスト、ぽん吉が視聴者に以下のように語り掛けます。
「テレビや何かでいうでしょ?
開発が進んでキツネやタヌキが姿を消したって。
あれやめてもらえません?
そりゃ確かにキツネやタヌキは化けて姿を消せるのもいるけど、でも、ウサギやイタチはどうなんですか?
自分で姿を消せます?」
変化と成長と調和!深い氣づきがあります。
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◆先日、引退を正式に発表した宮崎駿監督はいいます。
・やっぱり日本人はシシ神を殺したんだと思いますよ、室町期くらいに。
そして森を恐れなくなったんだと思う。
本当に室町期かどうかは、地域差がずいぶんあるはずですから妖しいんですけど、少なくとも古代から中世のある時期までは、ここから先は人間が入っちゃいけない場所だっていう境界があった。
・ 森を壊し自然を壊す人間たちを悪人で、レベルが低くて野蛮な人たちだと言うなら、人間の問題というのはずいぶん解決しやすいんです。
そうじゃなくて人間の最も善なる部分を押し詰めようとした人間たちが、自然を破壊するところに人間の不幸があるんです。
・ 私たちが、貴いと思うものはみな自然界から手に入れたものではないでしょうか。
雲間から光が差し込むと“荘厳”な感じを抱き、雲の向こうに何かがいるのではないかと思う。
人間の力を超えた何かがある。
それは不条理で圧倒的な力を持つ存在なんです。
◆さらに宮崎駿監督はこんなことも話しています。
・ あなたは消費者になってはいけない。
生産する者になりなさい。
・創造的人生の持ち時間は10年だ。
君の10年を力を尽くして生きなさい。
・人に運命を委ねない。
◆ドストエフスキーはいいました。
人間はなにごとにも慣れる存在だ!
・カーライルはいいました。
変化は苦痛だ。だが、それはつねに必要なものなのだ!
・イギリスの自然科学者であるチャールズ・ダーウィンはいいました
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である!
・ W・ダイアーはいいます。
「過去のせい、誰かのせい」を捨てたときから、人生は好転する!
・ ジンメルはいいました。
至上の処世術は、妥協することなく適応することである!
◆ 書籍『7つの習慣』の著者である、S.コビー博士はいいます。
激流のように変化の激しい時代でも変わらないものが三つあります。
①「変化」
いつの時代でも必ず「変化」は起こります。
②「原則」
「原則」はいつの時代もかわりません。
③「選択の自由」
どんなに時代や環境が「変化」しても、私たちには「常に選択の自由」があります。
その中でも、底辺には変わらぬ「原則」が存在しています。
激流の時代にこそ、原則を軸に、変化に対応して、選択ができることが大切なのです。
◆それでは「原則」とはいったい何でしょうか。
それは一言でいえば「変わることのない軸になる考え」「ブレない軸」といったものです。
スティーブン・R・コヴィーは原則についてこう語っています。
「実践とは「何をするか」であり、100の状況があれば100通りの方法がある。
そして『原則』とは「なぜそれをするか」であり、「実践や実行の源、理由となる要素」である。
◆与えられた環境などの要件、与件は時代の変化とともに変化します。
そこで『原則』を理解していなければ、つまり変化の中で、「選択」をする際に「なぜそれをするか」や「実践や実行の源、理由となる要素」を理解していなければ状況の変化のなかで、他の実践方法をとる必要に迫られたときなどに効果的に対応ができない。ということです。
自分自身、人生の中心に原則を置くようになってから・・・。
√ 環境に振り回されることがなくなりました
√ 嫉妬する必要がなくなりました
√ 好きなことを好きな人とできるようになりました
√ 自分が大好きになりました
√ 豊かでありながら、健康で楽しい毎日になりました
√ 朝起きるのが待ち遠しい毎日になりました
√ 真に望んだ夢や願望を叶えられるようになりました
原則を中心に置き、変化に対応し、選択をすることで、時代の変化を味方にしてまいりましょう!
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<魔法のレシピ>
■与えられた環境などの要件、与件は時代の変化とともに変化する
■『原則』とは「なぜそれをするか」であり「実践や実行の源、理由となる要素」である
■激流のように変化は激しい時代にこそ「原則」を軸に、「変化に対応」して「選択」をしよう!
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<<編集後記>>
やった! 東京オリンピックだ!!
これからの7年間がさらに楽しくなりましたね。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
『脳力革命で人を幸せに!』
久家 邦彦
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