クイズ・ショウ [DVD]/ジョン・タトゥーロ,ロブ・モロー,レイフ・ファインズ
¥1,500
映画『クイズショウ』をDVDで観ました。
■豊かさを創る質問■
・あなたは、微差を大切にしていますか?
・あなたは、目標の前に目的を大切にしていますか?
・あなたは、良いものと良いものを目的にしていますか?
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<魔法のレシピ>
微差が大差!
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ここからは映画『クイズショウ』の「あらすじ」になります。
ネタバレがありますが、より深く内容を理解したい方にはお薦めかもしれません。
◆56年、アメリカ中がテレビのクイズ番組に熱中していた。
中でもその秋にスタートした“21(トゥエンティ・ワン)”の人気は、社会現象にまでなっていた。
番組で無敵を誇るチャンピオン、ハーヴィー・ステンプル(ジョン・タトゥーロ)が勝ち進んでいたが視聴率の伸び悩みから、スポンサーは(マーティン・スコセッシ)は、もっと見栄えのする人物に変更しろと指示する。
そんな折り、番組のオーディションを受けにきたコロンビア大学講師で、著名な詩人マーク(ポール・スコフィールド)を父に持つチャーリー・ヴァン・ドーレン(レイフ・ファインズ)をひと目見たプロデューサーのダン・エンライト(デイヴィッド・ペイマー)は彼に白羽の矢を立てる。
◆ダンはハーヴィーに別のクイズ番組への出演をちらつかせ、悩み抜いた末にハーヴィーは本番で間違った答えを口にして、劇的な負け方をした。
一方、チャーリーにはオーディションの際に出された問題が出され、彼は仕組まれた勝利に気がつくが、脚光を浴びる気分の良さと高額の賞金を前に理性をなくしていく。
ダンの目論見どおり、チャーリーは名門出で若くハンサムなクイズ王として『タイム』や『ライフ』の表紙を飾り、テレビ界の寵児となった。
◆だが、その裏には番組をよりドラマチックに演出し、高い視聴率を稼ぐために勝敗の不正な操作が行われていた。
ハーヴィーはついに、地方検事局に訴えを起こす。
やがて立法管理委員会が調査を開始、新人調査官のディック・グッドウィン(ロブ・モロウ)が関係者への聞き込みを開始する。
彼は調査を続けるうちに番組で不正が行われたことを確信するが、チャーリーには不思議な好感を持ち、友情さえ感じ始める。
彼はついに決定的な証拠を掴み、事件は全米放送史上空前の一大スキャンダルへと発展。一方、チャーリーは15週目の対戦でわざと不正解してチャンピオンの座を降りた。
◆立法委員会が開催され、ハーヴィーが証人喚問された。
全米のマスコミが注目する中、チャーリーは聴問会に証人として出席して不正の事実を認める声明を発表した。
ダンら製作陣は解雇されたが、チャーリーの態度は潔いものとして称賛される。
テレビという巨大なメディアは何も変わらないことに気づいたグッドウィンは、暗然たる思いに包まれた。
「叔父が、おばに浮気を告白したんだ!」
7年も前のことで問題ないのに、なぜ浮気を告白したの?
「その間の良心の呵責に耐えられないからだよ。」
◆チャーリーと関係者の会話が印象に残りました。
チャーリー:ステンペルは、あることないこといってるだけさ!
グッドウィン:巻き込まれるのではなく、真実を突き止めるだけさ!
チャーリー:俺たちみたいな子供は学校で虐められた!勉強ができたからだ!
チャーリー:『真実が全てだ!』
グッドウィン:『真実が全てだ!』
チャーリー:ポーカーをやったことはあるか?
「テーブルを見回して、カモがだれかわからないときは君がカモだ!」
◆チャーリー:クイズショウで、答えを教えてくれるのをやめてくれないか?
ダン:誰も悪い事はしていないんだ!皆が儲かるんだ!
チャーリー:質問だけでいい!良心の呵責を感じなくてすむ。
ダン:悪い事をしたか? たかが娯楽なんだ!
チャーリー:私は大学教授なんだ!「クイズショウの答えを教えてもらっていた。」
ダン:TVを見ている奴は勝手に騙されていただけなんだ!馬鹿どものいうことなんて知るか?
ステンペルの妻:あなたもクイズの答えを教えてもらっていたの?
ステンペル:2万5千ドルをくれるといわれて、断れる奴がいるか?「俺は金がいるんだよ!」
◆NBCの社長:チャーリー!世間では、えてして憶測が事実になってしまう。
君を優遇したろうチャーリー!NBCのファミリーとしてあつかっだろう!
君を信頼しているよチャーリー
グッドウィン:目的は、大衆を説得するためではなく、『TVの倫理を正すことだ!』
グッドウィンの妻:チャールズ・バンドーレがでない、聴聞会というのはハムレットがいない、ハムレットのようなものよ。
◆チャーリー:クイズショウの疑いがある。喚問された。
父:本当のことをいっとけばいいんだ!
チャーリー:本当のことは言えないんだ!ハッキリ言うよ。僕もそのインチキ野郎のひとりなんだ!
父:何だって、お前もインチキ野郎なのか?
チャーリー:どうすれば良かったんです。クイズショウの質問だけ教わり、調べていました。
それも面倒になりました。そして答えを教わっていました。それがTVです。
◆父:すべてがTVの責任か?とんでもない番組に引っかかったもんだな!チャーリー
チャーリー:でもそれも全て自分が蒔いた種です。
父:お前の名は、私の名だ!!
チャーリー:世にも醜きものです。すいません。お父さんもお母さんも巻き込んでしまい申し訳ありません。
父:えらいことだぞチャーリー、委員会でどうやって話す!
チャーリー:お父さん、一緒にいってくれますか?
◆『委員会』
「次にチャールズバンドーレ君を喚問します。」
委員長:あなたの氏名は?
チャーリー:チャールズバンドーレンです。
委員長:これからする証言において、真実を、そして真実のみを、真実のすべてを語りますか?
チャーリー:はい誓います。
委員長:あなたは声明文を冒頭に読み上げるということですね。
チャーリー:水を飲んでいいですか?
チャーリー:できることなら、何に変えてもこの1年の月日をやり直したいと思います。過去を変える事は出来ません。
しかし過去を学ぶことはできます。
私は人生を学び過去を学び、自分自身の責任を学び、善と悪が異なることを学びました。
私は学びました。
◆私は深く欺瞞行為にかかわりました。
私は友人を裏切りました。
この国に数千万人の友人にウソをつきました。
自分が知っていることと、知らないことの両方でウソをつきました。
しかし私は子供のように、自分のしたことは消えると思ってました。
でも馬鹿げた夢でした。
私は怖かった。私は確固たる信念がなかったからです。
私を救う道はひとつ、真実を述べることです!
陳腐な表現ですが、私はやっと自分を取り戻しました。
私は今迄、『役』を演じてきたのです。
私は、自分以上の実行力をもった男を演じてきたのです。
私は運に恵まれ、私は、自ら泥にまみれて、人生を築くことをしないで借り物の翼で舞い上がっていました。
その結果が今のわたしです。全てが安易にすぎました。
◆委員長:バンドーレン(チャーリー)さん、あなたの声明に感動しました。
A:バンドーレンさん、私もです。
B:バンドーレンさん、私もです。これほど感動的な表現は始めてだ。
C:バンドーレさん私も君と同じニューヨーク出身だが、君とは生まれが違う!だが他の人間と違い感動はしない。
私は、君ほどのの知性をもつものが真実を述べるだけで賛辞をうけるのはオカシイと思う。
拍手!拍手!拍手!拍手!
◆委員会終了後にマスコミからチャーリーの家族への質問!
マスコミ:今どんな気分ですか?
チャーリー:ホっとしています。
マスコミ:こんなことをした息子をどう思いますか?
チャーリーの父:いつでも息子を誇りに思っています。大学で授業を教える事に専念できる。
マスコミ:大学は、息子さんに辞任をもとめるそうですが?
マスコミ:ステンペルさん!チャーリーと一緒に写真はいかがですか?
ステンペル:それがマスコミか?標的にした男は、骨迄しゃぶりつくす!
◆「次の証人はダニエル:エンライト(ダン)です」
委員長:同一の回答者が毎回勝ち続けるように番組やスポンサーから圧力がかかりましたか?
ダン:「いいえ」
委員長:あなたが不正をしたことを知っていましたか?
ダン:いいえ、スポンサーもTV局も知りませんでした。誰もしりません。
◆委員長:ではあなたは、間違いを犯したとは思っていないのですか?
ダン:今回のクイズショウは、成功しすぎました!
スポンサーも、番組も、参加者も、大きな桁違いのお金が動き皆が大金を手にしました。
委員長:あなたは不正に加担したことを認めるのですね?
ダン:認めます。でも関係者は皆、おおいに楽しみました。誰が傷つきましたか?
委員長:この分野に政府の規制が必要だと思いますか?
ダン:これはショウビジネスなんです。公的事業ではないのです。
◆映画『クイズショウ』のその後!
映画『クイズショウ』は、今から60年も前の1950年代にアメリカで実際に起こったクイズ番組のやらせを元に作られた映画です。
TVが作りあげたクイズ番組のチャンピオン!
スポンサーに飽きられてTVのクイズ番組から去った元チャンピオンのステンペル!
自分に嘘をつき通せずに「やらせ」を聴聞会で告白するエリート大学の教授。
そこにある「やらせ」というインチキを暴く立法管理委員会のエリート調査官グッドウイン!
◆映画『クイズショウ』の関係者の人生は、その後どのように進んでいくのでしょうか?
映画の最後にナレーションが入ります。
・チャーリー・バンドーレンは、聴聞会の後、大学には戻らず百科事典の編纂を経て小説を書いている。
・ステンペルは、NYで職をみつけて、NYで暮らしている。
・クイズショウのプロデューサーだったダン・エンライトとジャック・バリーは、数年後にTV業界に復帰した。
そして財を築いた。
◆日本でも話題になったTV番組の「やらせ」問題!
一方的にTV番組側が悪いように取り上げられていますが「やらせ」による本当の被害者は誰なのでしょうか?
TVの「やらせ」番組で、視聴者が楽しめて、視聴率が取れてスポンサーが喜び、番組も大きく潤い番組の参加者たちも高額な出演料がもらえたら、誰も損をしてないのではないのか?
1950年から約60年が経った今でも、人間の本質に根づいているTVの「やらせ番組」の本質や「マスコミの危険性」は、基本的には何も変わっていないのかもしれません。
ベニスの商人「大きな善のための、小さな悪です!」
◆良い意味でも悪い意味でもTVに支配されている世の中。
大成功した著名な投資家は教えてくださいます。
ユーロで起きている経済危機の情報が、マスコミやネットをとおして日々届くようになりました。
国が混乱すると、犯罪が増えて治安が悪くなる。
すると国家は、社会主義的になってくる。
そして言論(マスコミ)を統制しようとする。
それが独裁やさらなる社会主義を生む。
これは過去人間が何度も経験してきた悲しい歴史です。
そうならないようにするには『真心を育てる』ことが大切なんだよ!
事業に投資するときには『徳』がある企業に投資することが必要なんだよ!
これがわかっていなければ、意味がないよ。
◆アメリカのデリバティブバブルの最前線で、数億円の年収を得ていた元外資系投資銀行に勤めていて人間はいいます。
『ペーパーマネーバブルの時代がいつまでも続くワケがない。
歴史から学び、待ち、真似ること。そして時代に乗ることだよ。』
人間の無意識(潜在意識)に大きな影響を与えるTVやマスコミからの情報は『怪物だ!』と教えてくれる方がいます。
なぜなら、人間は繰り返し繰り返し与えられる情報を無意識に受け入れ、それをもとに思考し、それが習慣となり、90%以上の行動に現れ、それがその人の人格、つまりその人自身になってくるからです。
一方的なマーケティングやコミュニケーションでは一時的に、相手を欺くことができても、それが長くはつづかずいずれは真実が明るみに出てきます。
TVやマスコミや新聞などの情報をただ一方的に受け入れるのではなく、価値ある目的から考えた、真に必要な情報を選択することが重要ですね。
◆「衣食足りて、礼節を知る!」という言葉があるとおり
「目的」や「正しいこと」は、その人の立場により「違う」場合があります。
「恒産なくして、恒心なし」という言葉があります。
ある程度の安定した財産がないと、心も動揺しがちで、安定した状態を保つことはできないものです。
清貧に甘んずることは、心構えとしては立派ですが庶民には難しいことだいう意味です。
「もしも今日、自分が食べていくお金を自分自身で生み出せていない人が、人に与え続けていたら・・・その人や、与えられていた人は、いずれはどうなるのでしょうか?」
人は大きな方向性では、良心にもとづき世界平和や経済的な豊かさ、健康や、心の平安という共通のものを求めています。
ところが、「目的」や「正しいこと」は、その人の立場や心の習慣その人が信じるもの、つまり心の真実により、「違う」ということです。
◆先日、『著名な経営コンサルタント』と『倒産した会社の経営コンサルタント』の新規事業に関する会話をお聞きしました。
A:『著名な経営コンサルタント』はいいました。
新規事業で最初に考えるのは「その事業でお金が儲かるかどうか?」です。
B:『倒産した会社の経営コンサルタント』がいいました。
新規事業で最初に考えるのは「その事業がやりたいかどうか?」です。
年商1億円を超えて事業を成長させてきた事業家の顧問をしていて感じるのは・・・。
事業家が
「そこまでして稼ぎたくない!」
「社会貢献に集中したい!」
と言いだしたら、要注意です。
無意識にお金を稼ぐことにブレーキを踏んでいるからです。
その人のセルフイメージは言葉に現れるのです。
■ナポレオンヒル博士はいいました。
『頭を使って豊かになれ!』
「微差が大差」ということかもしれませんね。d(⌒o⌒)b♪
器/サンマーク出版
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◆歴代納税額が日本一の商人である斎藤一人さんは教えて下さいます。
仕事の最初の目的は「お金を稼ぐこと」なんだよ。
「お金」と「友人」を比べたら駄目だよ。
「正しい道」と「楽しい道」があったら「楽しい道」を選ぶことだよ\(^o^)/
もちろん良心に反する必要はありません。
なぜなら世の中には、お金をもっていて、さらに幸福で、健康!
という強運な人がいるからです。
そのためには自分自身の「心の整理」をすることです。
人生の選択は「2者択一」ではなく、「一網打尽」でより大きく考えること!
まずは大局的に見て全て良いものを考えること!
そしてそのプロセスでも良いものと、良いものと、良いものを選べばよいのです。
そのためには自分自身が本当に欲しいもの!や自分にとって本当に人生で価値があるものを理解する自己鑑賞の視点と同時に
自分自身のセルフイメージを理解し、高めていくセルフマネジメント脳力が重要になるのです。
■マーフィー博士はいいました。
『良いことを考えれば良いことが起きる、
悪いことを考えれば悪いことが起きる』
富と幸せと健康と強運に感謝! 体力と精力と智力に感謝!
皆に感謝、自分に感謝、今日に感謝!
o(*^▽^*)o!
J・マーフィーの教え 最高の自分を引き出す法/きこ書房
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※お薦め映画『クイズショウ』はこちら!
クイズ・ショウ [DVD]/ジョン・タトゥーロ,ロブ・モロー,レイフ・ファインズ
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<魔法のレシピ>
■ 心の真実が全て!
■ 目標の前に目的を大切にしよう!
■ 良いものと良いものを目的にしよう!
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<さくらのB級グルメ>★★★★★ ★★★
眺めが良い新宿住友ビル49Fにあるレストラン「スカイ ギルド」へ行きました。
三ツ星フレンチ経験シェフがプロヂュースしているということで『サーロインステーキ エスニック風』をただきました。
柔らかくてたべやすい熱々のサーロインステーキが嬉しいですね。
「スカイ ギルド」のお薦めはサラダバーです。
サラダは、レタス、ゆでたブロッコリー、カリフラワー、ニンジン、コーン、かいわれなどのほか、中華風春雨サラダ、ポテトサラダ、卵サラダ、漬物などがある。
ドレッシングやトッピングもそれぞれ3,4種類あります。
ドリンクは、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、グレープフルーツジュース!
サラダバー&ドリンクバー付 ランチは 1050円
新宿スカイギルドは『大人の隠れ家』をコンセプトにしているそうです。
※新宿にお越しの際はお薦めです。
「スカイ ギルド」はこちら!
https://r.gnavi.co.jp/g098400/
ありがとうございます。