カンブリア宮殿 2012年5月24日放送ネット動画に革命を起こした『ニコニコ動画』を観ました。
◆ゲスト
ドワンゴ 代表取締役会長 川上量生(かわかみ・のぶお)氏
『ニコニコ動画』を運営するドワンゴは「利益を生み出すのは難しい!」
といわれてきたインターネットビジネスで、有料会員だけでも162万人を獲得して業界の内外を驚かせました。
ドワンゴの川上会長は、動画を武器に独自のビジネスモデルでネットビジネスに、どんな“革命”を起したのでしょうか?
※『ニコニコ動画』はこちらから☆彡ヾ(⌒∇⌒*)(*⌒∇⌒)ノ彡☆
https://www.nicovideo.jp/
■豊かさを創る質問■
・あなたは、「面白い!」というのを最優先していますか?
・あなたの事業は、楽しめる「場」をおもちですか?
・あなたの事業は、双方向で「反応を返す!」ことで「うざい!」に「嬉しい!」が勝る仕組みがありますか?
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<卓越のレシピ>
一見、変人なんだけど、凄く頭がいい!
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◆『ニコニコ動画』の最大の特徴はモニター上をコメントが画面上に流れる『弾幕』という機能です。
『ニコニコ動画』、通称『二コ動』は「小沢一郎議員の単独会見」や「スペースシャトル打ち上げ」など、次々と話題の動画を配信して注目を集めた。
これを運営するのが、川上量生氏が率いるドワンゴだ。
ドワンゴは、黒字化が難しいといわれてきた「ネットの動画共有ビジネス」で初の黒字化を達成、業界の内外を驚かせた。
「ニコ動」その利益の“源泉”は、増え続ける会員だ。
・有料会員だけでも160万人超。
・無料会員と合わせると、何と2700万人が登録している。
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◆「ニコニコ動画」の強さは、一般の人たちが自分で作った動画を投稿し共有し楽しめる「場」を作ったこと。
ユーザーが投稿した動画は777万本!まさに参加型メディアなのです。
その創作活動はまさに無尽蔵、無限大!
それでは、なぜ「二コ動」に人が集まるのでしょうか?
村上龍さんは、川上会長について語っています。
『川上さんは一見、変人なんだけど、凄く頭がいい!クールな人です。』
川上さんは、『この1年よくマスコミに出るようにした!』ということですが、資料を読んでみるとオーソドックスな経営者という感じがするんですよ。
◆今回のカンブリア宮殿の収録では、その一部を「ニコニコ動画」で生配信。
村上龍さんは番組放映前、「ニコニコ動画」の生配信でモニターにコメントが流れるのは憂鬱だった!という。
村上龍さんはいいます。
「僕は作家なんでインターラクティブ(双方向)はあまり好きではないのです。
インターネットは怖いんです。自分は作家なので一人で書く仕事なんで
書いてる最中にすぐに反応が返ってくると・・・怖いですね。」
川上会長:「みんなインターラクティブは、好きではないですね。」
村上龍さん:「モニター、うざくないですか?」
川上会長:「僕も、たまにうざく感じるときがあります。Wこれは慣れる必要がありますね。
コメントが多くて動画が見えなくなるのです。動画をみてるのに!逆にそれが面白いな!となりまして。W」
◆「ニコニコ動画」は、「反応を返す!」ということでユーザーが集まってくるんですよ。
ただ最初のころは、反応が返ってくるので「うざい!」というのもあるんだけど、「嬉しい!」という氣持ちが勝って「ニコ動」がはやったのです。
小池さん:このコメントが画面にながれる「弾幕」は誰が考えたのですか?
川上会長:「ユーザーのコメントを字幕にして、動画の画面に流したら動画を見る邪魔ができるよね!」ということだったのです。w
最初は、『ウソの字幕ごっこのサービス』をつくったらどうなる?という発想だったのです。
「そしたら皆が一斉にコメントしたら、画面がコメントでいっぱいになり動画が見えなくなるから意味ないじゃん!」
それが面白い!ということになったのです。W
◆小池栄子さん:初心者にはわかりにくい、モニターの「WWW」とか、「8888」はどんな意味なのですか?
・「WWW」は、「笑い」
・「8888」は、「パチ、パチ、パチ、パチの拍手」です。
小池さん:『ニコニコ動画』の参加者に質問です。
「皆さんは。今、どこでこの番組を見ているのでしょうか!」
弾幕・・・>「自宅」「大阪」「アフリカ」「ジンバブエ」
小池さん:「このコメントは全部、信じちゃいけないですね。」
川上会長:「以外に、正直なんです。」W
◆小池さん:他社は「弾幕」はしていないのですか?
川上さん:そうですね。「ニコニコ動画」を真似したサービスはいくつか出ましたが、そんなにはやっているサービスはないですね。
村上龍さん:動画が見えなくなるの面白いですね!W動画よりそっちの方が面白い!ということですよね。
川上会長:そうですね。うちの会社は悪ふざけが好きなんです!
村上龍さん:「面白い!」というのを最優先しているんでしょう!
川上会長:そうです。W
ネットの掲示板とか、今までの双方向のコミュニケーションは「重い」んですよ。
ネットの掲示板とかみていて「問題がある!」と思ったのは「コンテンツを真面目に読んじゃう!」じゃないですか!
例えば「2チャンネル」に、「1つ」のコンテンツを書き込むと、「その1つのコメント」に「1000個のコメント」が襲ってくるんですよ。
そうすると、ノイズのコンテンツが大きくなって、オリジナルの価値が下がってきますよね。
そうならない、ものを作ろうと思ったんですよ。
◆川上会長はいいます。
「現実社会であるもので、インターネットに無いものは何だろう?」
これを、いろいろ考えたんです。
そして『インターネットには、広場がない!』と考えたのです。
インターネットは『好きなものしか見ない文化』ですよね!
例えば、僕も子供の頃にTVを家族で見ていたんですよ。
そういうものをつくりたいと思ったんです。
インターネットで、どうやって「嫌なものをどう見せるのか?」を考えました。WWW
◆コミュニケーションは「ドッチボール型」と「キャッチボール型」があります。
一方的にこちらの思いを相手に伝える「ドッチボール型」よりもちろん多くの人は「キャッチボール型」が良いと思うかもしれません。
しかし、振り返ってみると、わたしたちのコミュニケーションは必ずしも「キャッチボール型」でないことに気づきます。
たとえば上司が部下に一方的に指示を与える。などなど
「キャッチボール型」は、相手が話したことを聞き、それについて自分も話す。
その繰り返しが「キャッチボール型」のコミュニケーションになります。
これをメディアで考えてみると、テレビや新聞、ラジオなど、多くの場合は「ドッチボール型」のメディアが主流でしたが、インターネットや「ニコニコ動画」などの登場で、「投稿者」と「閲覧者」がその思いを瞬時に共有できる広場が現れました。
特に「ニコニコ動画」の90%の有料会員が、「アクティブ」という衝撃の事実は、これからのメディアの行方を大きく示唆しているように感じます。
追伸:コミュニケーションでは、緊急性が高く、例えば危険があるようなとき、親が子どもに注意を与えるような場合には、もちろんティーチングが必要になります。
『豊かさとは選べることである!』サイゼリヤ創業者 正垣会長
多様性に感謝して、目的に応じてメディアを使い分けるように、コミュニケーションも時と場合により使い分けていきたいですね。
感謝をこめまして!✲゚。.(✿╹◡╹)ノ☆.。₀:*゚✲゚*:
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<魔法のレシピ>
■ 「面白い!」というのを最優先する
■ 「ニコニコ動画」は「反応を返す!」ということでユーザーが集まってくる。
「うざい!」に「嬉しい!」という氣持ちが勝って「ニコ動」がはやった!
■ 「現実社会であるもので、インターネットに無いものは何だろう?」
インターネットは『好きなものしか見ない文化』である!
インターネットで、どうやって「嫌なものをどう見せるのか?」を考えた
「ニコニコ動画」の強さは、一般の人たちが自分で作った動画を投稿し共有し楽しめる「場」を作ったこと。
・有料会員だけでも160万人超。
・無料会員と合わせると、何と2700万人が登録している。
・ユーザーが投稿した動画は777万本!
まさに参加型メディアである。その創作活動はまさに無尽蔵、無限大!
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<さくらのB級グルメ>★★★★★ ★★★
大戸屋の『海老カツ定食』を頂きました。
大きなエビのぷりぷりとした食感が、たまりません☆*.。((〃’艸’〃))。.*☆
海老かつは海老を寄せ集めた大きな1枚を揚げた後で4分割したもの。
海老のすり身とかじゃなくて、海老そのまんま100%!というのが売りだそうですヾ(@^▽^@)ノ
これをソースではなく、特製タルタルソースを付けていただきました。
揚げたてを食べてみると、サクサクっとした食感が良かったです。
このタルタルソースは、玉子を完全に潰すところまでいかずに玉子の形が分かるものです。
『海老カツ定食』の副菜はベビーリーフの他にポテトサラダもありました。
塩分が抑え気味のポテトサラダだったので、ジャガイモの甘さが感じられ、美味しくいただきました。
とんかつは町の中でもよく見かけますが、海老カツはあまり見ません。
やっぱりお店で食べる揚げたての海老カツは、熱々でおいしいですね。
お値段も860円とお値ごろ感がありました。( •ॢ◡-ॢ)-♡
※大戸屋はこちら!
https://www.ootoya.com/
最後までお読みいただき、ありがとうございます。