カンブリア宮殿 村上龍×経済人 (日経スペシャル)/村上 龍
¥1,680
カンブリア宮殿で、2011年3月10日放映買い物に来ると楽しくなる「Francfranc(フランフラン)」を展開する。
バルス社長の髙島郁夫社長(54歳)の特集を観ました。
「Francfranc(フランフラン)」
グループブランドを含め、年商333億円・国内外に152店舗を展開する家具・生活雑貨の大手企業です。
※従業員数600人、平均年齢31歳
「女性のハートをわしづかみにする秘訣とは?」
■フランフランはこちら♡o。.(✿ฺ。 ✿ฺ)ポッ
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<魔法のレシピ>
トレンドをとらえるのではなく同調しよう
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◆「Francfranc(フランフラン)」は「楽しさ」をキーワードに豊富な品揃え・低価格・顧客目線を徹底することで、女性たちの熱烈な支持を集めています。
髙島郁夫社長はいいます。
「プロに喜んでもらう商品よりも、渋谷を歩いている若いお姉さんに、喜んでもらうほうが、よっぽど価値がある。」
「生活臭が溢れているなかで、朝のコーヒーを可愛いピンクのマグカップで飲んだら、少し楽しくなるんじゃない?」という感じです。
◆高島社長はターゲットを、25歳の独身女性から精神的に25歳の女性に変更したそうです。
「50歳でも、気持ちは25歳、そういう人です。」
「500円のマグカップやキャンドルを立てるだけで、幸せな気持ちになるなら、それはそれで価値ががあるのじゃないか?」
と思います。
◆商品のコピーも楽しいです。
・鍋持ち手袋に
「君の手を僕が守る!」
・石鹸に
「泡立て。泡立て。女子力倍増!」
こういうコピーは、照れていたら書けないそうです。
高島社長は、
「カッコいい!というよりも、楽しい!」
といってもらいたいですとのこと。
◆商品は毎月、入れ替わる商品は1000種類ということで、常に新商品が必要になります。
そこで㈱バルスの高橋社長は拠点を香港に移して、工場のある中国との連絡をより密にするようにしています。
商品の判断基準は?
「自分がグッとくるかどうか?」です。
「自分が欲しいかどうか?」です。
お客様の声を聞くよりも、こちらから商品提供してリードしてあげた方がいいと考えるようになったそうです。
◆高島社長は、54年間の生活体験や経験から「Francfranc(フランフラン)」の商品を選んでいるそうです。
そして、良い商品を提供するために、社員に「もっと遊べ!」といいます。
「早く帰れ」「まっすぐ家に帰るな」「休みとれ」といいます。
映画でも、スポーツ観戦でも、絵画鑑賞でも!
「知る」「見る」「食べる」ということです。
日常に、より深く入ることが感性を育てるのです。
「お休みの日に食器が可愛いと、ちょっと氣分がハッピーになる。」
◆高島社長は
「Francfranc(フランフラン)」の社員との会合で・・・
「不景気なんて、いつでもある。世の中が変わっただけで、お客様が変わっただけ、”それに”、自分達が合わせていくことだ。」といいます。
リーマンショックの前、会社が良い時期に
「Francfranc(フランフラン)」はどんどん商品が増えてさらにお店もどんどん出た。
その時、少し鼻が高くなっている氣がした・・・。
だから「その鼻をおらなきゃ」と思った。
そんな時は・・・
「商品を創るな、店も出すな、寝てればいい!!」
なぜなら、アイデア浮かばない時、下手な鉄砲を数うってもあたらないですよ。
だから2年間「商品をつくるな、店を出すな!寝てろ!」と社員にいいました。
◆高島社長はプライベートでもトライアスロンやサーフィンをして身体を鍛えていました。
高島社長は
「身体が鍛えられると、精神的にもタフになりピンチに強くなる。」といいます。
そして趣味のサーフェンをコンセプトにしたお店も出しました。
◆大学卒業後、出身地の福井で家具メーカーの営業マンとして働いていた髙島郁夫氏は、1992年、新たな湾岸スポットとして注目を集めていた天王洲アイルに「Francfranc(フランフラン)」1号店をオープン、こうして高島社長の経営するバルスは、25歳の独身女性をターゲットに、オリジナルの家具と生活雑貨を武器に「Francfranc(フランフラン)」を展開して破竹の勢いで成長を続け、2002年にジャスダック上場、2006年に東証一部上場を果たしました。
高島社長はいいます。
「人が楽しくしたいところは、『なにげない』ところ例えば、ピンクのまぐカップで朝のコーヒーが飲みたい!みたいなことなのですよ。」
◆村上龍さんの最後のコメントが響きました。
女性に圧倒的な人気がある小物・雑貨店の経営者は、感性などという曖昧なセンサーではなく肉体で思考する人物だった。
初対面だったが、まるで学生時代の友人に会ったような感じで収録はとても楽しかった。
客の潜在意識を掴む為には無意識下を探らなければならないが、それは作家の作業と共通している。
高島さんは太陽や海や波、そして風や木の葉の揺らめきにアンテナを向け、トレンドをとらえるのではなく同調しようとしているように思えた。
「感性でなく、肉体で」 村上龍さん
■豊かさを創る質問■
「あなたのビジネスで、何気なく、人が楽しくなるところはどこですか?」
「あなたが、生活の中でぐっときた商品やサービスは何ですか?」
身体を鍛えることで、心を鍛えましょう(^O^☆♪
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<魔法のレシピ>
■ 人が楽しくしたいところは、「なにげない」ところである
■ 自分の生活体験や経験から「ぐっとくる商品」を選ぼう
■ 感性という曖昧なセンサーではなく、肉体で思考しよう
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<さくらのB級グルメ>★★★
朝マックでマックグリドルをいただきました(^O^☆♪
マックグリドルは「パンケーキサンド」という感じ。。。( ゚^∀^゚)σ゚。
ちょっと奇抜な味だけど、くせになるおいしさ。
メイプル風シロップ入りのパンケーキにソーセージパティを挟み込んだ
新感覚のパンケーキサンドです。(#^.^#)
マクドナルドは、いつも「グッとくる新商品」を出し続けてくださるのでついついお店に入ってしまいます。
さらに、一日の個数限定ハンバーガーや、期間限定の商品などがあると
「今、買わないと・・・食べれないかも。。。( ゚^∀^゚)σ゚。」などと衝動的に購入したくなりますね。
マックもモーニングは、『ソーセーマフィンとドリンクのセットも200円』です。
リーズナブルでうれしいですね~(^O^☆♪
景氣が低迷する中で、多くの人が家計をきりつめ「割安」で「お得」なものを求めるトレンドの中で、マクドナルドが支持される理由がわかるような氣がしますね。
有難うございます。